バスケットボール部

2014.10.26

第90回関東大学2部リーグ戦 10月25日 東京・東洋大総合スポーツセンター

入れ替え戦出場は夢と散る

 ついに最終週を迎えた関東大学2部リーグ戦(リーグ戦)。入れ替え戦出場を手にするためにもう後に引けない早大バスケ部は、前回の試合で大差をつけられ敗れた関学大との試合に挑んだ。好調な立ち上がりを見せるも、試合中盤で16点ビハインドをつけられる。一度は逆転するが、相手の勢いを止めることができず65-73で試合終了。これで早大は7敗目となり、入れ替え戦、全日本大学選手権(インカレ)出場権を手にすることはできなかった。

 最高の立ち上がりを見せた。F山本純平(スポ3=福岡第一)がゴール下で確実にシュートを沈め、課題となっていたディフェンスで奮闘すると24-19で第1クオーター(Q)を終える。さらに点差を広げたい第2Q。だがディフェンスの安定性を欠くと、思うように試合を運ぶことはできない。相手のペースに飲まれ、シュートを放てない時間が続く。時折G池田慶次郎(社3=東京・京北)、G河合祥樹(スポ2=京都・洛南)らがファストブレイクを仕掛けるも、ことごとくリングに嫌われ、ほぼ無得点のまま28-43で試合を折り返す。

チームに流れを呼び寄せた木澤

 迎えた後半。G武津祐太郎(文構4=大分舞鶴)が主将の意地を見せる気迫溢れたプレーでチームを引っ張ると、それに続くように池田が勢い余る速攻で得点を重ねる。さらにSF伊藤諄哉(人2=京都・洛南)が連続スリーポイントシュートを決め会場を沸かせる。再びペースをつかみ始めた早大。一時は16点ビハインドであったスコアも気付けば1点に。逆転劇を演出したのはG木澤義椰(人3=京都・洛南)。攻守共に積極的なプレーで早大にさらなる追い風をもたらし、試合はこのまま早大優勢の流れかと思われた。しかし、試合終了間際に相手にフリースローを与えリバウンドを逃すと、一瞬で関学大のペースに。そのままリズムを取り戻すことができずに65-73で試合終了。前回の大東大との試合に引き続き悔しい敗戦となった。

気迫のプレーでチームを引っ張った武津主将

 これで早大は7敗目を喫し、目標としていた入れ替え戦出場を果たすことはできなくなった。同時にインカレ出場権を手にすることもできなくなり、あすに控える神大との戦いが4年生の引退試合となる。泣いても笑っても最後の試合。早大らしいナイスゲームで集大成を飾ってほしいものだ。

(記事 渡部歩美、写真 黒田菜々子)

第90回関東大学2部リーグ戦 10月25日(vs関学大)
   1Q 2Q 3Q 4Q 合計

早大

24 18 19 65
関学大 16 27 15 15 73
◇早大スターティングメンバー◇
G#34 池田慶次郎(社3=東京・京北)
G#11 河合祥樹(スポ2=京都・洛南)
SF#36 澁田貴大(スポ2=東京・京北)
F#16 山本純平(スポ3=福岡第一)
C#38 宮脇隼人(スポ2=京都・洛南)
◇主なスコアリーダー◇
得点  山本純平:20得点
リバウンド  山本純平:9リバウンド
スティール  池田慶次郎:4スティール
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コメント

F山本純平(スポ3=福岡第一)

――きょうの試合を振り返っていかがでしたか

出だしは良かったのですが、第2Qが点数が全然取れなくて流れが悪いときに、立て直さなかったのが敗因だと思います。

――厳しい状況の中で、この1週間どのような練習に取り組みましたか

まず、ディフェンスが曖昧になっていたので練習からしっかりみんなで声を出して徹底するようにしました。

――開始早々、ご自身の連続シュートで会場を沸かせていましたが

最初得点できたのはたまたまだと思っていて、周りの人がチャンスをつくってくれて自分の得点があったと思うのでチームに感謝しています。

――第2Qでは思うように点が伸びない時間帯が続きましたが

やはりそこで立て直せなかったのがいまのワセダの弱さだと思うので、今後直していけるように頑張っていきたいです。

――最終Qに再び流れを取り戻し、逆転するシーンがありましたが

武津さん(G武津祐太郎、文構4=大分舞鶴)が気迫で引っ張ってくれたのと、交代で出場した伊藤(SF伊藤諄哉、人2=京都・洛南)がしっかり自分の仕事をしてくれたのが大きかったと思います。

――あすは、4年生最後の試合となりますが、意気込みをお願いします

今シーズン最後の試合になるので、ことしやってきたことをしっかりできるようにしてリーグ戦を締めたいです。

G木澤義椰(人3=京都・洛南)

――重要な試合でしたがどのような気持ちで臨みましたか

勝とう勝とうと思って今まで硬くなってしまってシュートが外れたりしていたので、緊張はあるかもしれないですが、それを楽しめるようにして臨みました。出だしはディフェンスからブレイクだったりと良かったですが、2ピリでシュートが入らなくなってしまい、結局シュートが入らないと勝てないんだなと思いました。今までもシュート練習をやってきましたが、それでも入らないので、どこかメンタルの問題もあるのかなと思いました。

――第2Q4得点に抑えられましたが、ベンチから見ていていかがでしたが

スタメンの5人がずっと出ていたということもあり、僕たち結構激しいディフェンスをしているので、その疲れもあったのか動きも少し悪かったですし、シュートも短いというか思い切りがなかったと思います。疲れたときにどれだけシュートを決めきれるかというのが重要だとベンチから見ていて思いましたし、そこでシュートが落ちた時にディフェンスでどう立て直して、ミスを誘ってブレイクを出すかというのが重要だったのかなと思います。

――ご自身、第4Qの勝負所での出場となりましたが、どのようなことを意識していましたか

いつでも出られる準備はしていました。出たら思い切りやろうと思っていて、一発目のシュートが入ったのでそれで調子が上がったと思います。準備していたからこそ、そういうプレーができたかなと思います。

――チームに流れを呼び込みましたね

自分の中で流れを変えるプレーヤーだと思っているので。ベンチからいつ出ようと、流れを変えられるプレーヤーになろうと思っていますが、このリーグ戦でなかなかできていなくて、自分が不甲斐ないばかりに出られない試合も多くあったので、きょうは勝たなくてはいけない一戦だったのでその気持ちが出たのかなと思います。

――第4Q追い上げていたにも関わらず、勝ちきれなかった原因はなんでしょうか

そこが僕らの弱さなのかなと思いました。チームが上がってきているときにターンオーバーだったり、弱気なプレーをしてしまったりというのがあります。クオーターごとに調子の上げ下げが非常に激しいチームで、1ピリ良くてもきょうのように2ピリで4点しか取れなかったり、そういう試合が多いので勝てないのかなと思います。2ピリも1ピリのように調子が良かったら10点以上差をつけて後半に臨めたと思うのですが、そこが僕らの弱さなのかなと思います。

――これで今季も残り1試合となってしまいました

結果は結果なので、それは受け止めないといけないと思います。今シーズンあしたが最後の試合になりますし、4年生も最後の試合になるので、その4年生たちの分も頑張りたいです。勝ち負けとか関係なく、自分たちが1年間やってきたバスケットをあしたしっかりやるだけだと思います。

SF伊藤諄哉(人2=京都・洛南)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

前回30点差で敗れているので、どうしても31点差で勝ちたいと思ったのですが前半であんまりリズムがつかめなくて、苦しい展開になってしまいました。

――後半に入るにあたって意識した点はありますか

思い切ってシュートを打とうと思いました。

――ご自身のプレーについていかがですか

思い切りが前半足りなかったなとベンチから見ていて思ったので、自分は思い切りでいこうと。そういうプレーを心がけていました。

――後半は良い流れになったと思いますが

あの状況だとこっちは失うものがなくて、あっちは守りに入ってしまうので。こっちが捨て身でいったのが良かったと思います。

――第4Qでの接戦についてはどう思われますか

勝負どころで粘り切れなかったのは後悔しています。

――最終戦に向けて意気込みをお願いします

最後となってしまいましたが、勝ちにいこうと思います。