スケート部

2014.10.26

第21回全日本距離別選手権 10月24日 長野市オリンピック記念アリーナ

新シーズン開幕戦で良好な滑り出し

 10月24日から長野市オリンピック記念アリーナ(エムウェーブ)にて、スピードスケートシーズン到来を告げる全日本距離別選手権が幕を開けた。この大会はW杯前半戦の派遣選手を選考するための重要な大会であり、日本全国からトップレベルの選手が参加するためメディアからの注目度も高い。大会初日は男女共に1500メートルが行われ、早大からは男子2人の選手が出場。両者ともに前回大会よりタイムと順位を伸ばし、新シーズン開幕戦で良い滑り出しを見せた。

早大勢で最初に登場した三村

 早大から最初に登場したのは三村亨太(スポ3=北海道・釧路北陽)。スタートから安定した走りをするも、「コーナリングでの上体の動きが結構目立っていた」と本人が語るようにコーナーでタイムを伸ばすことができず。最終順位25位という結果に終わり、上位争いに加わることはできなかった。それでもタイムは1分54秒90と昨年行われた前回大会における自己のタイムを上回り、確かな成長が見られた。

 男子11組目で早大から2人目の小田卓朗(スポ4=山形中央)が出走した。1500メートルを得意とするエースの小田はスタートダッシュに成功し、1周目で好タイムをマーク。その後少しタイムを落とすも1分49秒50でフィニッシュし、三村と同じく前回大会からタイムを縮めた。ウィリアムソン師円(日本電産サンキョー)が大会新記録を出すなかで、小田は最終順位3位という結果を残し、表彰台に。しかし本人は「自分の思うようなレースができなかったので不完全燃焼という気持ちです」と自分の結果に納得しておらず、悔しい表情を浮かべた。

3位に入る走りを見せた小田

 新シーズン開幕戦初日で良い弾みをつけた早大。大会2日目の出場はなく、残すは大会最終日である3日目のみとなった。3日目には初日で登場した三村と小田に加え、由井大陽(スポ4=長野・佐久長聖)も出場する。「5000メートルは自分の種目なので、去年よりも良い結果が出るように精一杯頑張ります」(三村)、「このまま終わるのはちょっと悔しい」(小田)と両者ともに次のレースに向けての意気込みは十分だ。初日から成長を感じさせた早大勢、最終日も3人が成長した滑りを見せてくれるだろう。

(記事 芝原健輔、写真 増山祐史)

結果

▽1500メートル

小田 1分49秒50 3位

三村 1分54秒90 25位

コメント

小田卓朗(スポ4=山形中央)

――3位という結果でしたがどう捉えてますか

とても悔しい気持ちと、自分の思うようなレースができなかったので不完全燃焼という気持ちです。

――思うようなレースができなかったというのは具体的には

ラップも設定より遅かったですし、カーブも大きくなってしまったので、自分のいいところを出せませんでしたし、50、40点くらいしかあげれないですね。

――昨年に比べて2秒ほど縮まりましたが何か昨年と比べて改善した点は

昨年はトラブルもあったんですけどそれにしても出来が悪く、選考会でやっと調子を上げてきたので、ことしはもっと上を見てやってました。ただこういう結果になってしまってちょっと悔しいですね。

――今レースで修正するべき点はどういった部分でしょうか

コンディションはそんなに悪くなかったです。レースのペース配分だったりに問題があると思うので、これからレースを分析して改善していけたらと思います。

――年下のウィリアムソン師円選手が1位となりましたが刺激になりましたか

そうですね。全然追いつけないようなタイムでもないですし、ただ単に自分が撃沈してしまっただけなので、しっかり調整して残りのレースに合わせていきたいです。

――今大会に入るにあたって設定したタイムは

リンクレコードの47秒を切るくらいの気持ちでした。

――ここまでの今季の調整は順調でしたか

今季は狙い通りにやれてたんですけど、最後詰めが甘くて…。

――まだレースが続きますが今大会残りの試合への意気込みをお願いします

このまま終わるのはちょっと悔しいので、1500メートルのほうが得意ではありますけど、1000メートルでも表彰台狙って、自分の持ち味を出し切って勝ちにいけるように調整していきたいです。

三村亨太(スポ3=北海道・釧路北陽)

――新しいシーズン、どのような準備をして望まれましたか

昨年よりはスピードを付けたり、体力的な部分での改善の練習を積んできて、昨年よりはきょうのレースが良かったので、まあまずまずっていう感じですかね。もう少しタイムは欲しかったんですけど。直前に足を壊したりいろいろハプニングがあったので、それにしてはまあまあって感じですね。

――ご自身の調子自体はどうでしたか

特に良いとかはなかったんですけど、気持ちで何とか頑張ったって感じです。

――きょうのレースで見つかった課題は

コーナリングでの上体の動きが結構目立っていたので、そこを改善すればもう少し良いタイムが出たと思います。

――今季の目標を教えてください

インカレに照準を合わせて、もう一回優勝できるように頑張りたいと思います。

――最後に5000メートルに向けての意気込みをお願いします

5000メートルは自分の種目なので、昨年よりも良い結果が出るように精一杯頑張ります。