ソフトボール部

2014.10.22

秋季リーグ戦 10月19日 埼玉・早大所沢キャンパスグラウンド

タイブレークを制し、連敗ストップ

TEAM
早  大
東女体大
常盤、○泉―大内

 秋季リーグ戦(リーグ戦)第4戦目、対する相手は東女体大。序盤は両校一歩も引かない攻防を展開。中盤、ワセダは無死三塁の危機を迎えるも、先発・常盤紫文(スポ2=千葉・木更津総合)の緩急をつけた投球で危機をしのぐ。しかし、打線が続かず無得点のまま、延長戦へ突入。坂かれん(スポ1=愛知・星城)が適時打を放ち、1-0で勝利を飾った。

 前回の東京富士大戦に引き続き、先発は常盤。3回まで走者を出しながらも後続をしっかりと断つ安定した投球を見せた。しかし迎えた4回、先頭打者に右中間を抜く三塁打を打たれ、無死三塁の厳しい局面を強いられてしまう。そのまま先制点を許すかと思われたが、数多くの試合で投げ抜いて経験を積んできた常盤だ。フルカウントからチェンジアップを投げ込むなど、果敢に攻め続けて相手の凡打を誘う。続く打者も左飛、三飛と打たせて捕るかたちで確実にアウトカウントを稼ぎ危機を切り抜ける。その後の5回も3人で切って取る好投で無失点のままマウンドを後にした。続いて登場したのは泉花穂(スポ3=香川・高松南)。「0点で抑えた常盤のためにも負けられない」(泉)という言葉通り、6、7回を無失点に抑える。延長の8回に入っても集中を切らすことなく、夏から練習してきたというライズボールで相手打線を翻弄。最後の打者から空振り三振を奪い、勝利を飾った。

2番手でマウンドに上がった泉

 好投を見せた投手陣とは裏腹に攻めあぐねる展開が続く打撃陣。走者を出すものの、打線をつなげられず好機をものにすることができない。最終回まで得点することができず、0-0のまま勝負はタイブレークへ。8番、泉がきっちり走者を送ると、ここで魅せたのが今回初出場の坂。「落ち着いた気持ちでピッチャーと向き合えた」(坂)と振りかえるように、相手投手のドロップ系の球をしっかりととらえて中前適時打。1年生ながらも冷静に投球を見極め、物おじしないスイングで決勝点を挙げた。

決勝の適時打を放った坂

 1年生の活躍もあり勝利をつかんだ今試合。しかし、「得点力」という課題が浮き彫りとなったのもまた事実だ。最終戦は攻撃力に定評がある国士舘大。この秋リーグを通じて得た力が勝負の鍵となる。4年生が引退した今、新たなワセダを作り上げることができるか。新体制でのチームの結束力に期待したい。

(記事 三佐川唯、写真 高畑幸、河野美樹)

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コメント

泉花穂(スポ3=香川・高松南)

――きょうの試合を振り返っていかがでしたか

勝てて良かったです。

――ご自身のピッチングを振り返っていかがでしたか

せっかく2年生の常磐が0点で抑えてきてくれたので、やっぱりここは常磐のためにも、チームのためにも負けられないなと思っていました。バックの声を信じて、投げました。

――後輩の常磐さんは

あいつはすごいです(笑)。よく遊びに行っていて、生意気なんですけど(笑)。可愛くて、ピッチングも上手ですし、良い奴です(笑)。

――最終回はタイブレークとなりましたが振り返っていかがでしたか

すごく緊張しました。でも、いままでにああいうシチュエーションが2、3回くらいあったんですけど、もうそれで負けるのは嫌だと思っていたので、いつもより集中して投げました。

――相手チームの印象はいかがでしたか

相手はやっぱり体育大学なので結構強いというイメージがありました。高めにいくと外野まで打たれてしまうので、キャッチャーが低く低くと言ってくれたので、低めに集めるようにしました。

――最後に三振を取った球種について教えてください

ライズボールといって上がる球なんですけど、2カ月程前から練習し始めました。インカレ(全日本大学総合選手権)まではなかったんですけど。とにかく上にという意識だけで打たれてもいいやと思って投げました。うまくいって良かったです。

――ついに最終学年となりますが、ここまで自分が成長したなと思う部分は何ですか

辛抱強くなったのかなと思います。やはりプレッシャーがかかる場面を結構任されるので、またそこで気持ちをもっと大きく持ってやらないといけないので。でも、まだ弱いので、もうちょっとメンタルトレーニングしないとなと思っています。

――ラストイヤーはどのように過ごしていきたいですか

後輩たちと一緒に、楽しみたいです!

――次戦の国士大戦に向けて意気込みをお願いします

後輩と一緒に、頑張ります。応援よろしくお願いします。

常盤紫文(スポ2=千葉・木更津総合)

――きょうの試合を振り返って

0-0だったのでちょっと怖かったです。いつ打たれるかなって。

――チェンジアップがよく決まっている印象でした

調子が良かったです。フルカウントから投げたんですけど、決まってくれて。ランナーが三塁にいたのですごく怖かったですけど。

――前回は上下のめりはりも意識したとのことでしたが、今回はいかがでしたか

やっぱり相手はライズ打ちがうまいので、膝下に投げるのは意識しました。

――無死三塁のピンチを迎えてどのようなお気持ちでしたか

余裕は無かったです。(三塁打を)打たれたのが高校の時の後輩だったので悔しさもありました。

――ピンチで相手が連続でバントに失敗する場面がありましたが、何か作戦があったのでしょうか

いえ、特になかったんですけど、少し浮いた球をバントしてくれたのでフライになりました。

――交代してからタイブレークはどのような気持ちで見ていましたか

正直、自分に回ってこなくて良かったなと思っていました(笑)。

――リーグ戦最終試合の国士舘大戦へ向けて、積極的に打ってくるチーム相手にどのような投球をしたいですか

ボールを変化させて、上下のめりはりをつけながら投げていきたいです。

坂かれん(スポ1=愛知・星城)

――本日は初のスタメンでした。どのような思いで臨まれましたか

緊張はしていたんですけど、初めての試合なのでできるだけ自分にできることを一生懸命やろうと思って試合に臨みました。

――1年生4人がスタメンでの出場でした。監督の意図は

先輩が怪我で出られないということと、1年生をまぜることで新しいチームを作っていくということで、1年生は思い切りプレーをしてくれということを言われていました。

――チーム全体として相手のピッチャーを打ち崩せない状況が続きました。原因は

皆、ピッチャーに対してタイミングが合ってなかったりとか、振り方が合ってなかったりしていたので基本的に同じような印象で凡打していたように思います。

――そのような印象を受けてご自身で意識していたことはありますか

タイミングをしっかり取ることと、打席の前に立って打つようにしました。あと、最後の打席では先生から「打ち方を変えろ」といった指示が出たので、そのおかげで打つことかできました。

――先生からはどのようなアドバイスをいただいたのですか

初めは普通に構えて打つだけだったんですけど、バントの構えを挟むことでしっかりボールを引き付けて打つことができました。

――タイムリーヒットを決めたときのピッチャーの球種は

低めでボール気味のドロップ系の球でした。

――最後の打席に入ったときは緊張しましたか

はい。回が代わったときに自分のタイミングでランナーが3塁にいるということは分かっていたのでずっと緊張していたんですけど、打席に入ったときには落ち着いた気持ちでピッチャーに向き合えました。

――次戦でも出場する機会があると思いますが、本日の試合を踏まえてどのような練習をしていきたいですか

きょう、最後にいいイメージを持って打てたので、そのイメージを忘れずに打撃練習を頑張りたいです。