野球部

2014.10.21

秋季リーグ戦 10月20日 神宮球場

明大撃破し勝ち点を3に/明大3回戦

明大3回戦
慶大
明大
(慶)○三宮、佐伯、明-小笠原

◇(本塁打)谷田3号2ラン、横尾3号ソロ(二塁打)横尾

 3年生トリオの活躍がチームを勝利へ導いた。前日明大を下し1勝1敗のタイに持ち込んだ慶大。この日、勝ち点獲得を懸け勝負の3回戦に臨んだ。試合は3回に横尾俊建(3年)の適時打で先制に成功すると、谷田成吾(3年)の本塁打で追加点を奪う。投げては連投の三宮舜(3年)が完璧な投球を披露し、明大打線を7回零封。春の王者の意地を見せつけ、何とか優勝争いに踏みとどまった。

 好調な2人のバットがきょうも明大投手陣に牙をむいた。3回、2死一塁で打席には4番の横尾。2ストライクと追い込まれながらも外角の球を右翼線へ運び、先制の適時二塁打となる。リードを許した明大は、4回からエースの山﨑福也を投入し追い上げを図るが、それを物ともしないのがいまのクリーンアップ。迎えた5回、2死二塁の好機をつくると3番・谷田が変化球を捉え、右翼席中段への特大アーチ。高々と拳を突き上げ、何度もガッツポーズをつくりながら、悠々とダイヤモンドを一周した。この一発で点差を3点に広げると、8回には谷田に負けじと横尾が2試合連続の本塁打。ダメ押し点となる4点目を挙げ、明大を突き放した。

試合を決める本塁打を放ち喜びを表す谷田

 この日も先発のマウンドに登った三宮。前日に111球を投じた疲れを感じさせない快投で、立ち上がりの3回までを無安打に抑える。その後も持ち味の打たせて取る投球がさえわたり、7回を3安打無失点。連打を許さず四球も1つと、相手に付け入る隙を与えなかった。8回からは今季中継ぎ陣の大黒柱へと成長した佐伯瞭太(4年)が登板。2点本塁打を浴び、2点差に詰め寄られたものの、相手打線の反撃ムードを明大貴(4年)が断ち切り試合を締めた。

連投ながら7回まで好投した三宮

 投打がかみ合い、連日の接戦を制した慶大。勝ち点を3とし、優勝へのわずかな望みをつないだ。ついに佳境を迎える秋季リーグ戦。慶大にとって優勝の行方は他大学の勝敗が左右する状況となってくるが、それでもなすべきことはただ一つ。『陸の王者』のプライドに懸けて、最後まで死力を尽くして戦うことだ。ラストイヤーに燃える4年生、この日チームに勝利をもたらした3年生、そして勢いのある下級生――全ての力を集結し、最後のカード、早慶戦に臨みたい。

(記事 伊藤広真、写真 盛岡信太郎、川口真由)