野球部

2014.10.17

秋季リーグ戦 10月18、19日 神宮球場

立大戦展望

 今週末、いよいよ正念場を迎える。前節、投打がかみ合い東大に2連勝し、何とか首位争いに踏みとどまることができた。勝ち点を2とした早大が対峙(たいじ)するのは、ここまで開幕6連勝中の立大だ。無敗の強敵だが、賜杯奪回に向けて絶対に負けられない戦いとなる。

 現在首位の立大を支えるのは強力な投手陣。その中心にいるのが、現在勝利数と防御率で投手二冠の澤田圭佑。リーグ1位のチーム打率3割をマークする稲穂打線がこの難敵をどう攻略するか。復調の兆しを見せる中村奨吾主将(スポ4=奈良・天理)、主砲の武藤風行(スポ4=石川・金沢泉丘)、打率リーグ2位の小野田俊介(社4=東京・早実)と強力なクリーンアップを擁する早大。それだけに、この主軸三人の前に座る中澤彰太(スポ2=静岡)重信慎之介(教3=東京・早実)の1、2番の働きがポイントとなる。立大投手陣に対し、持ち味の機動力で揺さぶりをかけたいところ。昨季は二人で13個もの盗塁を決めたが、今季はいまだに1個のみ。この二人が本来の力を発揮すれば、攻撃パターンも厚みを増してくるはずだ。

打率は4割を超え、打撃好調の小野田

 好調な打撃陣に対し、投手陣にはいま一つ不安が残る。第1戦の先発は大竹耕太郎(スポ1=熊本・済々黌)が濃厚だが、それに続く先発候補が不在。やはりここで必要となってくるのは、エース有原航平(スポ4=広島・広陵)の力だ。前節ではマウンドに立つことはなかったが、立大戦では満を持しての登板が予想される。また、継投のタイミングも試合の行方を左右するだろう。東大戦で無失点の好投を見せた竹内諒(スポ2=三重・松阪)や、ルーキーながら救援陣の軸として活躍する柳澤一輝(スポ1=広島・広陵)らが流れを変えるような投球で、チームに流れを呼び込みたい。これらの調子のいい投手を送り込み、総力戦で挑む。

 主戦の澤田圭の他にも、ルーキーながらここまで3勝を挙げている藤田凌司など、投手層も厚い立大。だが、脅威となるのは投手陣だけではない。打線の起爆剤となっているのは、切り込み隊長の大城滉二。高い出塁率に加えリーグ単独トップの7盗塁と、バッテリーにとっては非常に厄介な打者だ。上位で好機をつくれば、3番の佐藤拓也、4番の岡部通織が本塁にかえすという型が出来上がっている。また、下位打線に座る田中和基にも警戒が必要。今季からスタメンに抜てきされると、ここまで3割を超える打率に2本塁打を放つ活躍を見せている。下位打線まで気の抜けない打撃陣には、早大投手陣も苦労するだろう。

0点台の防御率を誇るエース澤田圭

 この一戦を制するのは最強の矛を持つ早大か。それとも最強の盾を持つ立大か。早慶戦前最後のカード。連勝で勝ち切ることだけがただ一つ、栄冠に向けて残された道だ。「走攻守にわたって隙のないプレーをしていきたい」(岡村猛監督、昭53二文卒=佐賀西)
。総力を結集して、立大の盾を突き破る。

(記事 谷口武、写真 芦沢仁美、角田望)

東京六大学秋季リーグ戦星取表
立 大 明 大 慶 大 早 大 法 大 東 大 勝ち点 勝率
立 大 10/25、26

○4-1

○6-3

10/18、19

○1-0

○3-1

○4-2

○6-3

1.000
明 大 10/25、26 10/18、19

○8-3

○7-0

○5-1

●1-6

○3-2

○6-3

○4-0

.857
慶 大

●1-4

●3-6

10/18、19 11/1、2

○4-2

○4-0

○7-0

○10-4

.667
早 大 10/18、19

●3-8

●0-7

11/1、2

○7-0

○7-6

○11-5

○8-1

.667
法 大

●0-1

●1-3

●1-5

○6-1

●2-3

●2-4

●0-4

●0-7

●6-7

10/25、26 .111
東 大

●2-4

●3-6

●3-6

●0-4

●0-7

●4-10

●5-11

●1-8

10/25、26 .000