バレーボール部

2014.10.09

秋季関東大学リーグ戦 10月5日 神奈川・日体大健志台キャンパス米本記念体育館

最終戦に敗れ、5位で終幕

 1ヶ月間にわたって熱戦が繰り広げられた秋季関東大学リーグ戦(秋季リーグ戦)もついに最終戦を迎えた。対するは日体大。春季リーグ戦ではワセダが大逆転勝利を収めた相手だ。第1セットをジュースにもつれ込む接戦の末に落とし、迎えた第2セット。専田和也主将(スポ4=神奈川・弥栄)の活躍もあってこのセットをものにし、試合を振り出しに戻す。このまま流れに乗りたいワセダだったが、日体大のセンターを中心とした攻撃に苦しめられ第3、4セットを落とし、セットカウント1-3(28-30、25-21、21-25、23-25)で敗北。最終戦を白星で飾ることはできず、5位に終わった。

 第1セットは序盤から一進一退の攻防が続き、ジュースに突入。互いに譲らず競り合いを見せるが、明大戦や東海大戦でのジュース同様、先にセットポイントを握ることができなかった。そして最後はスパイクミスでこのセットを落としてしまう。続く第2セットも点の取り合いとなる。そこで抜け出したのはワセダ。セッター山口頌平(スポ2=長崎・大村工)による専田を軸にしながらライトの山﨑貴矢(スポ1=愛知・星城)を効果的に使う攻撃に加え、ブロックポイントも重ねていく。結局第2セットはワセダが奪取し、セットカウントを1-1とした。

レシーブ賞を受賞した専田のレシーブ

 勢いそのままに連取したい第3セット。ワセダにミスが目立った。連係ミス、サーブミス、タッチネット。序盤こそ競ったものの、これらのミスによる失点も響き徐々に点差を開かれていく。最後もサーブミスで相手に25点目を献上し、このセットを奪われた。第4セットでは、相手に押されている状況でブロックポイントを含む4連続得点を挙げるなど良い場面をつくりながら、終盤に引き離されてしまう。セットポイントを取られてから2連続得点を奪うなど意地を見せたが、反撃もそこまで。選手たちは敗戦に肩を落とした。

秋季リーグ戦は不本意な結果で終わったが、2か月後のインカレに期待がかかる

 秋季リーグ戦連覇を掲げて挑んだ今季。結果は、6勝5敗で5位に終わった。課題は見えている。今季フルセットになった3試合すべてを落としていることからも分かるように、ワセダが突きつけられた、接戦の弱さ。その一方で、秋季リーグ戦でのルーキー山﨑の活躍など収穫もあった。下を向いている暇はない。ワセダはすでに全日本大学選手権連覇を見据えている。より強い勝ちへのこだわりが求められる、負けたら終わりのトーナメント。山口が「ことしは良い成績を残せていないので、挑戦者という気持ちで戦いたい」と語るように、失うものは何もない。次なる目標に向けて、ワセダはもう走り出している。

(記事 稲満美也、写真 佐藤亜利紗、谷口武)

セットカウント
早大 28-30
25-21
21-25
23-25

日体大
スタメン
レフト 専田和也(スポ4=神奈川・弥栄)
レフト 喜入祥充(スポ1=大阪・大塚)
センター 濱松啓陽(スポ4=佐賀商)
センター 福山汰一(スポ3=熊本・鎮西)
ライト 山﨑貴矢(スポ1=愛知・星城)
セッター 山口頌平(スポ2=長崎・大村工)
リベロ 後藤光明(社2=東京・早実)
最終結果

5位 5勝6敗(セット率1.30)

▼個人賞

レシーブ賞 専田和也主将(スポ4=神奈川・弥栄)

コメント

松井泰二監督(平3人卒=千葉・八千代)

――きょうの攻撃面を振り返っていかがでしたか

チームの状況としてはだいぶ良くなってきて、四つに組めるようになりました。ただ、基礎的なプレーでのミスが出てしまったことが痛かったです。

――山田脩造選手(日体大)への対応に関して、どのような指示をされましたか

山田君は得意なコースというのがあるので、そこを徹底的にマークして、相手の良さを消すことができたのは良かったです。ただ、最終的には自分たちのミスで得点を与えてしまったというところが負けにつながってしまったのかなと思います。

――相手のセンターの対応についてはいかがですか

小宮君は今回スパイク賞を取った選手なので、少し決定率を下げることができなかったのが敗因のひとつだったとは思います。

――今季のリーグ戦を振り返っていかがですか

山﨑が計算できるようになってきたということ、後藤(光明、社2=東京・早実)が後半自信をつけてきたことが収穫になりました。また、4年生もチームを引っ張るということができてきたので、インカレがすごく楽しみになってきました。

――インカレに向けて意気込みをお聞かせください

負けたら終わりなので、基本を大事に練習に取り組んでいきます。日本一取ります。

専田和也主将(スポ4=神奈川・弥栄)

――リーグ最終戦でしたが、振り返っていかがでしたか

勝ったら3位に入れた試合だったので、それを取りこぼしたというのは反省ですし、次回につなげないといけない課題です。それをインカレ(全日本大学選手権)までにどれだけ潰せるかが大事だと思います。

――どのような意気込みできょうの試合は臨まれましたか

そんなに気負いすぎてもよくないですし、いつも通りに自分たちのことをやろうという感じで臨みました。

――第1セットはジュースを取り切れませんでしたが、いかがでしたか

実力不足ですね。

――接戦への苦手意識などはありますか

苦手意識はないですけれど、多分うちの方がバレーが粗いので、そういうところでミスが出てしまうのがうちの接戦に弱い理由だと思います。粗いというのは、1本目のパスが下手だったりということですけれど、そういうところを直せば価値切れると思うので、その練習をやっていこうと思います。

――日体大のセンターに苦しみました

センターが止まらなかったのは、うちの両サイドがヘルプにちゃんと来なかったので、練習不足ですね。それと、例えばセンターとライトがしっかりしている時にレフトがライトに思いっきり跳ぶのか、それともヘルプに行ってから跳ぶのかというのは結構難しい問題なので、それに対応できていないうちの弱味が出てセンターでやられた感じですね。

――5位という結果でしたが、リーグ戦を総括していただけますか

春は6位で、ほとんど変わってないので、あまり成長が見られなかったです。もう少し頑張らないと、インカレは勝てない感じですね。

――インカレまでの残り2ヶ月、どのようなことに取り組みたいですか

粗いプレーをなくすことです。勝手に自分たちが点数を吐き出しているので、そういうことをなくすのが第一です。あとはサーブとライトの強化、2枚で打ち切る技術など、課題はたくさんあります。

――春に続きレシーブ賞を受賞されました

今回のレシーブ賞は多分名前でもらった感じなので。今回はあまりレシーブ上げられてないですし。レシーブ賞は毎回専田だから、専田で良いかなぐらいな感じだと僕は思います。だから本当にレシーブがすごかったわけではなくて、前回あいつが取ったし今回もあいつでいいだろうという感じだと思います。

――最後に、インカレに向けて一言お願いします

課題はいろいろありますが、他のチームが強いかと言われると、そこまでだと思います。力の差に関しては。なので、小さいことを潰していけば優勝できると思いますし、練習を頑張って優勝目指していきたいと思います。

福山汰一(スポ3=熊本・鎮西)

――きょうの試合を振りかえっていかがでしたか

きょうの試合は前半のミスと多分後半もミスが出てしまって結果的に相手はミスを出さないようにしていたので自分達で点数を吐き出した感じかなと思います。

――良かった点はありましたか

いつもよりキャッチはセッターに入っていたと思います、自分的にも。

――センターからの攻撃を振りかえっていかがですか

来るとはわかっていましたがちょっと相手の型にはまったりしてあまり決まらなくて・・・。やり直したいです。

――きょうが最終戦でしたが秋のリーグを振りかえっていかがですか

春負けて秋でちゃんとやることがはっきりしたのでこれからインカレに向けてしっかりチームをひっぱっていくことになると思います。

――5位という結果をチームとしてどう受け止めますか

春と変わらず、勝てるところを落としたのでもうちょっとミスを減らしてしっかり勝負できるようにチームをつくれたら良かったです。

――今後の意気込みを教えてください

全カレがあるのでそれまでにしっかりチームをつくってちゃんとしたチームのかたちで挑めたらなと思います。

山口頌平(スポ2=長崎・大村工)

――きょうの試合を振り返っていかがでしたか

どのセットも良い勝負はできたと思うのですが、やはり1、2点の差で負けてしまうというのがいまのチームの実力かなと思います。

――きょうの試合の、ライトやセンターからの攻撃に関してはいかがですか

尻上がりにライトの山﨑(貴矢、スポ1=愛知・星城)の調子が上がってきたので、先週あたりから本数も増やして、山﨑もそれに応えてくれたと思います。ライト線がこのリーグを通して次第に使えるようになったというのは収穫だと思います。自分ももっとコンビとかを工夫して、このリーグを通してのビデオなどを見直し、インカレに備えていきたいと思います。

――今季のリーグを振り返って、攻撃面の他に改善したい点はありますか

他のチームに比べて平均身長が低いので、サーブの精度を上げてミスをなくしていきたいです。サーブで崩してという展開に持ち込まないと、相手にコンビを使われてしまい厳しくなると思うので、サーブの効果を追求していく必要があると思います。

――インカレに向けて、意気込みをお聞かせください

前回優勝できたのですが、ことしは良い成績を残せていないので、挑戦者という気持ちで戦いたいです。また、4年生とできる試合もこれが最後なので、一試合でも長く、最終日まで戦って笑って終われるように頑張りたいと思います。

喜入祥充(スポ1=大阪・大塚)

――最終戦に向けてどのような意気込みで臨まれましたか

混戦だったので、優勝はなくなったんですけど、一つでも多く勝とうっていうことで、勝ちにこだわっていこうと意識して試合に臨みました。

――きょうの試合を振り返っていかがですか

点を取れるところで取りこぼしっていうところが2セット目にもあって、そういうのがあったらインカレ(全日本大学選手権)では勝てないので、課題が残る試合でした。

――ご自身のきょうのスパイクを振り返っていかがですか

決められてはいましたが、自分のコンディションもそんなに良くなかったんで、センターの濱松さん(啓陽、スポ4=佐賀商)とか福山さん(汰一、スポ3=熊本・鎮西)に助けられながらできたって感じです。

――5位という結果はどのように受け止めていますか

やっぱり目指していたのは優勝なので、悔しい気持ちはありますが、終わってしまったことは仕方ないので、インカレで優勝できるようにチームをこれからしっかりつくっていきたいと思います。

――秋季リーグ戦全体を振り返っていかがですか

フルセットで落とすっていう試合があったので、その試合をどう取りきるかっていうのが今後課題になると思うので、フルセットになっても負けないように勝ち切るっていうことが今後の課題だなと思えるようなリーグ戦でした。

――インカレへ向けて意気込みをお願いします

目標は優勝なので4年生を中心に、4年生が考えるようなチームに少しでも近づけるように練習を今まで以上に意識して頑張っていきたいと思います。