ラクロス部

2014.10.06

Bリーグ 関東ファイナル4 10月4日 東京・東大農学部グラウンド

東大に雪辱を果たし、関東制覇を目指す

1Q 2Q 3Q 4Q
早大 12
東大
▽得点者
馬場4、土井3、齋藤友2、寺本、髭本、石田

 BリーグはAチームの関東学生リーグ戦より一足先に関東ファイナル4に突入。Aブロックを1位通過したワセダの前に立ちはだかるのは昨年のBリーグ全日本選手権決勝で敗北した宿敵・東大。敵地・東大農学部グラウンドでのアウェー戦だったが、「落ち着いてプレーできた」(DF河野太紀、国教4=埼玉・早大本庄)と話す通り、臆することなく積極的な攻めを見せる。結果は123と圧勝し、関東制覇に向け王手をかけた。

 フェイフオフ直後から激しいボールの争奪戦を繰り広げるも、第1クオーター(Q)中盤相手に先制され、昨年の悪夢が頭をよぎる。しかし、ことしのワセダは一味違う。失点するとすぐさまMF寺岡稜平(スポ4=東京・武蔵)がクロスを大きく振りぬき相手ゴーリーの真正面からミドルシュートを決め得点。ワセダに流れを引き寄せ、第1Qを2-1で終える。第2Qでは両者の一歩も引かない攻防が続き、何度も相手のゴールに襲い掛かるが、相手の好セーブに苦しめられる。しかしワセダは細かいパス回しで相手のDF陣を揺さぶり、前半終了間近にAT髭本慎吾(政経2=東京・早大学院)が華麗なショットを決め、5-1の4点リードで前半を折り返した。

この日チーム最多の4得点をたたき出した馬場

  迎えた後半、前半に引き続きワセダの流れが続くと思われたが、昨年の王者である東大から白星を勝ち取ることは容易ではない。一瞬も目を離せない攻防が続き、試合はさらにヒートアップ。第3Q序盤ではMF齊藤友智(スポ4=東京・早大学院)、AT馬場浩樹(国教3=米国・パロアルト)が点を重ねるも、終盤に連続失点を許し第4Qへ。「ここで絞るのではなく、攻めのディフェンスをしろ」(G新町隼人、法4=東京・早大学院)の言葉通り、DF陣は粘り強く相手に食らいつき無失点に抑える。また、OF陣も東大の強固な守りにあらゆる角度からのパス回しで対抗し、チャンスを手繰り寄せた。そしてようやくワセダがペースをつかみ、サイドチェンジや相手の意表を突く後方からの攻撃など多彩な攻めを披露。最終Qでは敵陣での攻撃の時間が増え5-0で圧倒。最終結果は12-3で、昨年の悔しさを見事に晴らした

得点を決めた齊藤友を祝福する選手たち

 「最後まで気を抜かずにやろう」(髭本)という言葉通り、東大の素晴らしい攻撃や守備に対し終始落ち着いたプレーができたことがきょうの試合の勝因であろう。待ち望んだ関東制覇まであと1勝。最後まで諦めず冷静に試合運びをすることがカギとなる。「日本一を目指す上で関東で優勝することが必要不可欠である。チーム一丸となって優勝を取りにいきたい」(齊藤友)と決勝への意気込みを語った。日本一という大志を抱き、全員で突き進む。
 

(記事 戸出彩水、写真 後藤あやめ)

コメント

MF齊藤友智ゲームキャプテン(スポ4=東京・早大学院)

――ゲームプランはどのようなものでしたか

ディフェンスに課題がありましてチーム全体としてチーム全体として極力ディフェンスをしないというのを立てて、オフェンスをたくさんすることで点を取るというゲームプランを立てました。

――実際に試合ではできましたか

練習の成果が出て、戦術のミスをすることもなくゲームプランをたてられたことが良かったと思います。

――チーム全体としてはいかがでしたか

下級生が課題だったのですが、しっかりと指示を出してセットするところはセットしてというプレーができたので良かったかなと思います。

――リーグ戦ここまでを振り返ってみていかがでしたか

これまであんまり接戦というのがなかったので来週のケイオーに向けてこの2週間どうやって練習していくかというところが課題だと思います。

――Bチームの雰囲気は

あんまり口うるさくは言わないようにしているので各自でやるところはやる。自主的にやってもらいたいので。そういったところを意識しているのですが、下級生を中心にチーム一丸となってやれているので雰囲気的には良いと思います。

――次戦に向けての意気込みをお願いします。

日本一を目指すうえで関東で優勝するというのが必要不可欠だと思うので、チーム一丸となって優勝を取りに行きたいと思います。

AT土井一生(スポ4=東京・早稲田)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

第1Qで結構いっていたんですけど点がとれなくて、後輩がしっかりやってくれていました。

――試合中のチームの雰囲気はいかがでしたか

少しベンチの盛り上がりが足りなかったんですけど、Aチームも応援をしっかりやってくれていたので、よかったかなと思います。

――12対3という結果をどのように受け止めていますか

慶大が予選で11対5だったので、それを両方上回れてよかったです。

――ご自身のゴールシーンを振り返っていかがですか

3得点全てラッキーゴールだったので、次からは自分の実力でとれるように頑張っていきたいと思います。

――個人的な課題など見つかりましたか

個人的には、コンディション調整がうまくいっていなくて最後足をつってばかりだったので、今度からコンディションしっかり整えて試合に臨みたいです。

――チーム全体としては

なんだかなあなあで勝ててしまっていたので、もうちょっとここで点を獲るという場面を全員で共有してオフェンス仕上げていきたいと思います。

――次戦への意気込みをお願いします

次戦、関東ファイナルもそうなんですけど、僕らが目標にしているのは全日ファイナルで勝つことなので、そこに向けて関東ファイナル頑張りたいと思います。

AT馬場浩樹(国教3=米国・バロアルト)

――大勝という結果についてはいかがですか

先輩方とまた一緒に戦うことができるようになりうれしいです。

――相手は昨年破れた東大ということでしたが意識はしましたか

負けたくないという気持ちで全力でいきました。昨年はあまり(試合に)出ていなかったのですがことしは得点を決めることができてうれしかったです。

――どのようなプレーをしようとしましたか

バックフィールドでもハーフフィールドでもなるべく知恵を使うことを目指しました。

――攻撃を具体的に振り返っていかがでしたか

DF・MT・AT関係なく、ボールに寄るスピードやうまさなどが良かったです。

――ゴールを重ねられましたが、ご自身のプレーを振り返っていかがでしたか

オレンジジュースとおにぎり食べて元気よくプレーできました。

――次戦への意気込みをお願いします

きょうの2倍くらい頑張っていきたいです。

AT髭本慎吾(政経2=東京・早大学院)

――きょうの試合を終えての感想をお願いします

負けたら4年生が実質引退だということだったので、少なくともあと3週間ほど伸びたというのはすごくうれしいです。

――リーグ戦から戦ってきましたが、ファイナル4に向けてはどのような意気込みで臨みましたか

リーグ戦は点差が付きすぎて、最後まで集中しきれないというのがありました。しかし、きょうは点差は付いたのですが、相手が東大だということで最後まで気を抜かずにやろうということは言われていました。

――きょうの具体的な目標はありましたか

僕はATというポジションをやっているので、とにかく点を取って貢献するというのが毎試合の目標なので、点を取れたということは良かったです。

――シュートシーンを振り返ってみて

あのシュートは入るべくして入ったというシュートでした。その前も、その後も決めなければいけないシュートが何本もあって、外してしまっているのでそこは反省なのですが、点を取ったシュートは自分の思い通りのコースにいったという感じです。

――相手が東大でしたが意識したことはありますか

Aチームが開幕戦で引き分けている相手なので、その分勝ってやろうという気持ちはありました。

――次の試合に向けてチームで話したことは

1、2Qは結構点数を取ることができたのですが、3Qで点数を取れなくなってしまった時にDFが踏ん張ってくれたおかげでなんとか勝つことができました。たけど、停滞しているときに、いかにOF陣が相手DFを崩していけるかが重要だということを言われました。

――次戦に向けて意気込みをお願いします

次の試合は負けても上の試合に進めますが、関東で1位になって上の大会に行くというのが重要だと思うので、しっかり勝ちきっていきたいです。

MF寺岡稜平(スポ4=東京・武蔵)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

序盤は点数を重ねられたが、後半失速してしまったので課題が残ります。結果的には12-3という大差で勝つことができ、安心しました。

――昨年決勝で敗れた東大に対して意識したことは

きょねんの悔しさを晴らすために他大からDVDを借りて研究しました。

――相手に先制されてからすぐさま得点を決め、ワセダに流れを引き戻しましたね、その時のお気持ちは

チームを牽引する立場である4年生としての責任を果たしたいという思いでした。

――相手のDF陣はいかがでしたか

堅いDF陣に対し、あらゆる角度からのパス回しなどの対策を取りました。

――次戦にむけてのご自身の目標は

シュートの精度をさらに上げて要所で決めきることです。

DF河野太紀(国教4=埼玉・早大本庄)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

4年生で引退がかかっている試合なので、最初はとても緊張しました。しかし、その中でもいままでピリピリ感といのがなく、みんなにもそのような感覚があったようです。程よい感覚の中でプレーができたと思うので、それが最終的に落ち着いてプレーすることにつながったと思います。

――チームのディフェンス面を振り返っていかがですか

ディフェンスは個々の能力が高い選手が多く、みんな信頼できるので、非常にやりやすかったです。

――ご自身のプレーはいかがでしたか

個人的には自分の強みの1on1で相手を落としにいくことができました。自分のトイメンを周りが連携して張って落としてくれるという環境を作ってくれるコンセンサスが取れていました。その中でも比較的積極的にいけたと思います。

――第3Qで点差を縮められる場面もありましたね

第3Qに点差が縮まり、そのときにDFチーフに、ここで絞るのではなく引き続き積極的に攻めていくDFをしろと言われました。それを結果実践できたことが、第4Qの点差を開いて勝利することにつながったと思います。

――12ー3という結果には満足していますか

DF的には3失点はよく守り切ったと思いますが、それでも内容的にもっとどうにかできたのではないかと思います。同じようなミスや失点をしないように今後対策していきたいです。

――どのように対策していきたいですか

いままでは結構とんとんと来た試合でした。きょうは念入りに対策をして、緊張感をもって試合に臨んだのですが、この感覚を忘れずに練習に打ち込み、いままで以上に慶大対策に集中して取り組んで行きたいと思います。

――次に向けての意気込みをお願いします

昨年は全日の決勝で敗れた因縁の相手を今回倒したということで、このまま勢いにのって全日本選手権を制覇したいと思います。

G新町隼人(法4=東京・早大学院)

――きょうの試合を振り返って率直な感想を

最終的に9点差がつきましたが、第1Qや第2Qではそんなに楽な試合展開ではなかったと思います。東大は先にリードして逃げ切るという戦術なので、先に失点をしないようにと考えていました。それができて勝てたので良かったと思います。

――昨年はファイナル4で東大に3-6で敗れましたが、それを踏まえての対策はとっていましたか

きょねんはオフェンスが点を取れない時間にディフェンスが失点してしまって流れを東大に取られてしまったので、今回は試合の流れを取られないように先に勝ちにいきました。ディフェンスはしっかりと守って、オフェンスはしっかりとつなげる、という部分を意識して取り組みました。

――今回はオフェンスがうまく機能した印象ですか

そうですね。要所要所で点を取ってくれました。普段から練習をやっていく中で信頼をしているのですが、きょうは良い雰囲気でやっていたので、それが証拠となって(オフェンス陣を)信頼できていました。これから相手のレベルも上がってくるとは思いますが、絶対にうまくやってくれると信じています。

――ディフェンスの印象は

最近の練習では負けてしまっていたので、そこから引き締め、改善点を出してとりくんできました。きょうはその修正した部分ができていたので良かったと思います。戦術的な部分ではちょっとミスがあったので、そこの部分は詰めていきたいです。きょうは合格点だったと思います。

――ご自身のきょうのプレーを振り返ってみていかがでしたか

きょうは60点くらいですかね。セーブっていう役目に加えて、一番後ろから見て人を動かすという仕事が大切なのですが、第3Qで失点してしまった時にチームがターンオーバーで疲れてしまっているときにある戦術をしてしまってチームに負荷を掛けてしまったことで失点につながってしまいました。うまくコントロールできないという部分があったので、そこの部分を修正していきたいと思います。

――次戦に向けて修正していきたい点、意気込みをお願いします

ケイオーなのですが、ワセダは失点率では絶対に負けないと思うのでそこは絶対に勝ち切りたいです。逆転をしていくという試合ができていないので、しっかりと接戦の中でも勝ち切る力、自分たちで盛り上げていって試合の中で修正点を出していってしっかりと勝ち切り力をもって臨みたいと思います。