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大迫、ユニバーシアードで凱旋!! | 早稲田スポーツ
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競走部

2011.08.19

第26回ユニバーシアード競技大会 8月13〜20日 中国・深センスポーツセンタースタジアム

大迫、ユニバーシアードで凱旋!!

 中国で行われている夏季ユニバーシアードにおいて、男子1万メートルの大迫傑(スポ2=長野・佐久長聖)が28分42秒83で金メダルを獲得した。同種目で日本人選手が優勝したのは1995(平7)年の渡辺康幸監督(平8人卒=千葉・市立船橋)以来で、指揮官に続く快挙となる。早大入学当初から国際大会のトラックレースで活躍することを掲げてきた大迫。昨季の世界ジュニア選手権8位から、また一歩大きく前進した。

歓喜の表情でゴールする大迫

 「ラスト1周の勝負になってくる。そこで自分がどこまで耐えられるかというのがポイント」(大迫)と大会前に予測した通りのレース展開となった。スタートからロシア人選手が飛び出したが、大迫は自身のペースを守り、2番手でレースを進めた。4000メートル手前で南アフリカ共和国の選手に追いつかれてからはその背中にぴったりとつき3番手に。前半をリラックスした表情で消化した。レース中盤、トップを走るロシア人選手がさらにペースアップ。6000メートルを過ぎで大迫は150メートルもの差をつけられた。しかし2番手の選手とともに落ち着いて前を追う。フォームを崩すことなく、勝負は後半へ突入した。

 レース序盤と中盤で体力のロスを抑えた大迫にはまだ余力があった。好機をうかがっていた大迫が、800メートルを残し、長いこう着状態を破るロングスパートをかける。大迫がギアチェンジをしたその瞬間、16秒先を走っていた先頭の選手に脱水症状と見られるアクシデントが起きた。脚がもつれ、苦しそうに顔をゆがめスピードを落とす。対照的にスピードを上げた大迫は先頭との差をみるみる縮めていく。ラスト1周の鐘が鳴り、残り300メートル。ついにトップに躍り出る。大きなストライドと力強いキックで、後方との差はどんどん広がった。無我夢中で走り続けた大迫がようやく勝利を確信したのはラスト20メートル。空を仰ぎ、両手を大きく広げてゴールラインを駆け抜けた。

金メダルを片手に微笑む大迫

 日の丸を背負い凱旋する大迫の表情には、達成感が溢れていた。世界の舞台で戦う意識を1年生の時から持ち続け、昨季の世界ジュニア選手権では8位に。しかし決して満足はしていなかった。「多くの選手に負けてしまったのでリベンジしたい」と意気込み手にした今大会の優勝は最高のものとなっただろう。今後も強い信念とともにさらなる高みを目指し、大迫は成長し続ける。

(記事 杉山幸美、カメラ 渡部拓真)

結果

▽男子1万メートル決勝

大迫傑 28分42秒83(1位)

コメント

大迫傑(スポ2=長野・佐久長聖)

――1位だった選手がラストで脱水症状を起こした上での優勝となりました

これで満足しないようにして、銀メダルでの優勝だと思うようにしていかないとなと思います。

――まさかあそこで1位だった選手が離脱するとは思わなかったのではないでしょうか

そうですね。ラスト600メートルからバーンアウトしてきて。よろけてましたね。

――それを見てスパートしたのでしょうか

そうです。もう行くしかないと思いました。

――脚はきつかったのでは

はい。後半は結構身体にきてたんですけど、給水があったのでなんとか持ちました。

――きょねんの世界ジュニア選手権のレースと比べてどうでしたか

きのうは別の国の人に負けてしまったので、きょうは結果的にですけれども優勝してこうやって勝つことができて、本当に良かったと思います。

――きょねんのレースからきょうに向けて得た教訓はありましたか

暑さがあったので、やはり後半になってから自分の気持ちをしっかりと持って粘ることが大事だなと思いました。

――早大競走部に一言

優勝することができて本当にうれしいです。本当に応援してくださった皆さんのおかげだと思っているので、これからも宜しくお願いします。

金子今朝秋監督(日本学生陸上競技連合理事・強化委員長)

――大迫選手の金メダルについて

素晴らしい結果で、非常に喜んでいます。

――レースの勝因は

もともと彼はスピードのあるランナーで5000メートルも走れる選手です。優勝できる実力はありました。ただたまたま前半ハイペースの選手がいたわけですが。レースを諦めずに、粘り強くよく頑張ったと思います。

――1位だった選手が脱水症状を起こしましたが

そうですね。ちょうど相手が脱水症状を起こしたアクシデントがあったんですけども、やはりそこ大迫本人にも力があってそれなりの位置にちゃんとつけていたからこそ、最終的に勝てたのだと思います。

――ユニバーシアードでの日本陸上競技初の金メダルが出たことについて

きのうは銀、銅で、きょうは金ということで。目論んではいたんですけれども、まず1つ取れてやはりうれしいですね。あと男女のマラソンなどもあるので、もう一踏ん張りしたいです。