野球部

2014.09.25

秋季リーグ戦 9月27、28日 神宮球場

明大戦展望

 

 上々の滑り出しである。開幕カードの法大戦で連勝し、勝ち点を獲得。5季ぶりの賜杯奪回に向けて突き進む早大の前に立ちはだかるのは、充実した選手層を誇る明大だ。幾度も死闘を繰り広げてきた強敵相手に、早大はどう対するのか。

 不調により絶対的エース有原航平(スポ4=広島・広陵)を欠く中で迎えた開幕戦。初戦の先発に大抜てきされた大竹耕太郎(スポ1=熊本・済々黌)は、プレッシャーをはねのけ見事、初先発初勝利をマーク。同じくルーキーながら強心臓ぶりを発揮したのは柳澤一輝(スポ1=広島・広陵)。救援として連投すると、安定感と球威を武器に打者をねじ伏せうれしい初勝利を手にするなど、新守護神候補として一気に名乗りを上げた。一方、2回戦で先発した吉永健太朗(スポ3=東京・日大三)
は4回途中4失点で無念の降板。救援の髙梨雄平(スポ4=埼玉・川越東)も1イニングを投げ4四球と、不安が残る内容に。明大戦では総力戦が予想される中、上級生の奮起は勝利への絶対条件。この2週間の取り組みがどう生かされるか。また、今カードで有原の復帰が見込まれており、早大にとってこの上ない力となろう。

法大戦に続き先発が予想される大竹

 開幕2試合で大量14得点と、投手陣を援護した打線。その好調ぶりは数字にも表れており、茂木栄五郎(文構3=神奈川・桐蔭学園)小野田俊介(社4=東京・早実)など、スタメンのうち7人が3割超え。全体として打撃の完成度の高さがうかがえる。それを象徴するのが法大2回戦。5点ビハインドから5連打と土屋遼太副将(教4=東京・早実)の満塁本塁打で逆転し、持ち前の爆発力を見せつけた。この勢いそのままに、明大を圧倒したいところだ。懸念されるのは、9打数でわずかバント安打1本と振るわなかった中村奨吾主将(スポ4=奈良・天理)
。リーグ戦通算82安打と高い実力を誇るだけに、主将としてもその打棒で勝利へ導きたい。

 春はエース山﨑福也の不調が響き、優勝を逃した明大。リベンジに燃える今季は第2週、東大に対して6-3、4-0と接戦を制し幕を開けた。この秋は現役最多の19勝を挙げている山﨑に加え、柳裕也や今岡一平を中心とする豊富な投手陣で迎え撃つ。また、東大戦で6打数5安打と大暴れしている高山俊を始め、共にチームトップの4打点を挙げている糸原健斗、石井元らが並ぶ隙のない打線は、早大にとって大きな脅威となる。

4番に座り、2試合で4打点を挙げている糸原

 夏季オープン戦、そして法大戦と調子の良さを維持している早大。そんな早大にとって、今週末の明大戦はヤマ場となる。各大学の実力が拮抗(きっこう)している現状、勝ち点を逃すことは絶対に許されない。一筋縄ではいかない強敵に対して、「一つのプレーに魂を込めて、執着心を込めてひたむきに」(岡村猛監督、昭53二文卒=佐賀西)、全員野球で臨む。

(記事 落合修平、写真 芦川葉子、井上雄太)

東京六大学秋季リーグ戦星取表
慶 大 早 大 明 大 立 大 法 大 東 大 勝ち点 勝率
慶 大 11/1、2 10/18、19 9/27、28 10/4、5

○7-0

○10-4

1.000
早 大 11/1、2 9/27、28 10/18、19

○7-0

○7-6

10/4、5 1.000
明 大 10/18、19 9/27、28 10/25、26 10/11、12

○6-3

○4-0

1.000
立 大 9/27、28 10/18、19 10/25、26

○1-0

○3-1

10/11、12 1.000
法 大 10/4、5

●0-7

●6-7

10/11、12

●0-1

●1-3

10/25、26 .000
東 大

●0-7

●4-10

10/4、5

●3-6

●0-4

10/11、12 10/25、26 .000