ラクロス部

2014.09.22

第27回関東学生リーグ戦 対立大 9月21日 埼玉・立大新座多目的グラウンド

立大に逆転勝利 ファイナル4進出決定!

1Q 2Q 3Q 4Q
早大 10
立大
▽得点者
畑田3、堤2、有村、佐藤大、岸本、高橋、伊藤

 いよいよ第4戦、関東学生リーグ戦(リーグ戦)のブロック戦も終盤を迎えた。第3戦で強敵・一橋大を破りヤマ場を越えたワセダはこの日、立大と対戦。勢いそのままに快勝といきたいところであったが、前半は相手にリードを許し苦しいゲーム展開となる。それでも第3クオーター(Q)でリズムをつかみ逆転に成功。第4Qでは猛攻を見せ5得点を挙げる。10-5で試合を終えたワセダは、この勝利でファイナル4進出を決定づけた。

 第1Qから相手を圧倒したかったワセダ。開始から5分、ゴール正面でMF有村裕次郎(先理4=栃木・宇都宮)がショットを放つとボールはゴールネットを揺らし、幸先よく先制点を奪う。しかし、第1Q残り5分となったところで、自陣ゴール付近にいた立大の選手にフリーでボールが渡り失点。追いつかれると、第2Qに入ってもなかなかペースをつかめなかった。ミスが重なるとそこを立大につかれ連続失点し、勝ち越しを許してしまう。DF中林惇主将(スポ4=東京・城北)は「ディフェンスが耐えたいところでした」と反省。第2Q終了間際にMF佐藤大(スポ2=東京・調布北)がロングショットを決め1点差に詰め寄るも、リードされたまま前半を終えた。

自身初得点が相手の流れを断ち切る重要な得点になり、笑顔を見せる佐藤大

 このままでは終われない――。流れを変えたいワセダは第3Q、序盤から積極的にショットを放つ。すると開始9分、AT畑田峻希副将(スポ3=福井・若狭)が振りぬいたショットが決まり同点。喜ぶ間もなく相手の攻撃が始まるも、「本調子が試合の中で取り戻せた」と語るG服部俊介(スポ4=東京・早稲田)が好セーブを見せ、相手に流れを渡さない。そして13分、自陣でボールを奪ったMF池田直人(人3=東京・筑波大付属)がランでゴール付近まで運ぶと畑田にパスし、最後はAT岸本僚介(政経4=東京・早実)が決めて勝ち越し。ようやくワセダのペースとなった。第4Qも攻撃の手を緩めず、開始早々AT伊藤大貴(教4=東京・早実)のゴールでリードを広げる。その後連続失点で1点差まで詰め寄られるが、ここから畑田が得点を連取。MF堤光一副将(商4=東京・国分寺)も「ゴールに対しては貪欲になっていました」と積極的にショットを放ち、残り5分のうちに2得点を挙げる。そして試合終了を告げるホイッスルが鳴り、この瞬間ワセダのファイナル4進出が決まった。

好セーブを見せた守護神・服部

 ファイナル4進出を決めたという安堵もある中で、「しょっぱい試合をしてしまいました」(中林)と試合内容には満足していない。またリーグ戦1位通過に向け大事になってくるのが得失点差だ。最後の東海大戦を大差で勝ちファイナル4へ弾みをつけるべく、選手たちはここから2週間でさらに力をつけるであろう。栄冠を目指し、ワセダの戦いはまだまだ続いていく。

(記事 中丸卓己、写真 田島光一郎)

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コメント

平山直ヘッドコーチ(平19人卒=東京・桐朋)

――きょうの試合を振り返っていかがでしたか

苦しかったですね。本当は序盤に点差を開きたかったのですが、途中まで苦戦をしてしまい、苦しかったです。でも、とりえずファイナル4は決まったので良かったです。

――苦戦した理由などあれば教えてください

オフェンスで点を取れなかったことが最大の原因かなと思います。なかなか勝負どころというか、相手の攻めどころを探るのに時間がかかってしまったので、そこの修正がポイントだったかなと思います。

――ハーフタイムでどのようなことをアドバイスされましたか

第2Qが終わっても点差がなかなか付かなかったので、ライドなどで相手を落としにいって、自分たちのペースに巻き込もうという話をしました。そこからオフェンス機会が徐々に増えて、点が重なったことがきっかけで流れを変えることができたのだと思います。

――ファイナル4進出の感想はいかがですか

正直、ホッとしたというのが最初の感想ですね。ヘッドコーチを嶋田さん(雄二現監督、平7政経卒=神奈川・桐光学園)が10年やって、自分が初年度で、ここで止めるわけにはいかなかったので、とりあえずファイナル4へ行けて良かったです。

――次のファイナル4に向けて

あくまでもワセダの目標は全日本選手権での優勝なので、ファイナル4だけのことを見据えているわけではないのですが、確実に勝つというのが最低限の目標でやっていきたいと思います。

――DF中林惇主将(スポ4=東京・城北)

――ファイナル4進出が決まりました。感想をお願いします

もっと大勝して(ファイナル4進出を)決められたらすごくうれしかったんだと思うんですけど、ちょっとしょっぱい試合をしてしまいました…。ファイナル4進出自体はうれしいんですけど、試合結果のことはやっぱり気にしてしまいますね。なので素直に喜べない部分もあります。

――実際に前半は劣勢に立たされる時間が続きました。立大優位に進んだ原因は

パス回しが速くて、オフボールのときの動きも頻繁にしてきていたので自分たちがやりたいディフェンスをセットできませんでした。ある程度は把握していたつもりでしたが、実際グラウンドに入ってみてから改めて(相手のパス回しが)速いということがわかって、そこは相手のうまいところでした。

――その速さに対してどのように対応していくべきだったのでしょうか

試合前にも止めどころを作ろうという話をしていたんですけど、なかなか自分たちがうまく機能できませんでした。練習不足なのかなというのもありますし、速いパス回しを止める工夫というのはもう少しできたんじゃないかと思います。

――前半、思うように決め切れず得点を重ねられなかった点も苦戦した原因でしょうか

そうですね。何回かポストをたたく場面があったんですけど、ちょっときょうに関しては苦しかったかなという印象はありました。でも、あれだけシュートを打てていたという点で悪くはないとは思いましたし、ディフェンスが耐えたいところでした。

――しかし第3Qに逆転し徐々に早大ペースに持ち込みました。持ち直していった後半について

オフェンスに関しては相手がミスをしてくれたというところもありますが、(そのミスに)うまくつけ込めたりして得点を重ねられたので良かったです。ディフェンスに関しては耐えながらのかたちにはなりましたが、失点されても(ボールを)奪うこともできましたし、悪くはなかったと思います。

――この試合で見えた課題点は

一橋戦から一週間で迎えた試合だったんですが、チームとしてやりたいことの意思統一ができていなかったと思います。自分たちがやってきたことを練習の中だけでなく実際の試合で実践できるかというところが重要だと思っているので、全体でもう一度意思統一を図ってピッチで発揮したいです。それが自分たちの課題です。

――ブロック1位抜けのために得失点差も気にしながらの試合が続きますが

きょうの試合で僕たちが東大より2点上回っていると思うんですが、東大も(東京)理科大戦ですごく稼ぐと思いますし、全然余裕がない状態なので、自分たちが圧倒して得点を稼げるようにしたいですね。

――続く東海大の印象は

基礎レベル、特にクロスワークのレベルは高いと思いますし、守るのではなく攻めてくるチームだと思います。きょうの立教もかなり攻めてくるチームでしたが、そこで崩れないように、そしてそこをかいくぐれば得点チャンスも多いはずなので、そこでしっかり稼ぎたいです。

――あらためて次戦への意気込みを

自分たちが勝つ。1位突破しか考えていないので、次こそ圧倒できるように残り2週間気合を入れて臨みたいと思います。

MF堤光一副将(商4=東京・国分寺)

――ファイナル4進出が決定しました。いまのお気持ちは

やっぱり最後のリーグ戦なので素直に、ファイナル4進出を決められたことをうれしく思っています。

――きょうの試合はどのような意気込みで臨みましたか

個人として得点するのもそうなのですが、春の六大戦(東京六大学交流戦)苦しめられた相手なので、しっかり勝つということを目標に取り組みました。

――序盤は苦しい展開でしたね

やっぱり、オフェンスが決め切る所で決め切れなかったという部分が本当に大きい原因かなと思います。

――後半に向けてはどのように立て直しましたか

いままでは回すということを若干意識していたのですが、最後のクオーターは貪欲にゴールへ向かうということを意識して臨みました。

――堤選手は最後に2得点を挙げられましたね

やっぱり4年生として、リーグ戦に臨むにあたって、個人として点を取らなければいけない立場でもあるので、ゴールに対しては貪欲になっていましたね。

――次戦は東海大との試合ですが、グループ1位通過に向けては得失点差が重要になってきますね

東大との得失点差もすごく重要な部分ですし、やっぱりディフェンスもやることをやれば失点も抑えられますし、オフェンスもやることをやれば得点できると思うので、そこはしっかり10月4日の試合に向けてチームとしてもう一回立て直して、良いチームを作っていければいいなと思います。

――個人としてはどのようなプレーがしたいですか

MFとしてディフェンスとオフェンスをつなぐという部分もすごい大事なのですが、やっぱりオフェンスの場面で得点を取ることをこだわってやっていきたいと思います。

AT岸本僚介(政経4=東京・早実)

――きょうの試合を振り返っていかがでしたか

本当にひどい試合だし、試合前に掲げた目標が全然達成できなかったと思います。

――試合前の目標はどのようなものでしたか

まず試合とクオーターの立ち上がりを慎重にして自分たちのペースで試合を進めることと、崩れ状況の切り替えを早くして崩れ状況で点を取ることの2つでした。

――前半では2点、後半では8点と流れが大きく変わりましたが、ハーフタイムに何か話し合ったのでしょうか

特に変えたことはありませんが、積極的にATから仕掛けることを意識して第2Q終了間際から第3Qにかけてペースはつかめた感じでした。

――きょうの攻撃陣の連携はいかがでしたか

試合前から相手のDFの動きは予想できていたのですが、それに対して特にMFが連携をとれていなかったので次の東海大戦に向けて課題ができたなという感じです。

――これでファイナル4への進出が決定しましたがいまのお気持ちはいかがですか

よかったです。よかったですが1位通過のためにはもっと点を取らなければいけないですし、ここから続いていく上でまだまだ個人技術なども磨いていかなければならないということを痛感させられた試合でもありました。なのでこれからもっと頑張っていきたいです。

――きょうご自身は勝ち越し点を挙げられましたがその時の感触はいかがでしたか

あまり覚えていませんが、第3Qで勝ち越すぐらいではまだまだ遅いと思うのでもっと気合いを入れないといけないと思います。

――最後に次の東海大戦に向けて意気込みをお願いします

2月からシーズンが始まってからひとまず一区切りの試合だと思うので、いままでやってきたことを全て出し切れるように頑張りたいと思います。

MF佐藤大(スポ2=東京・調布北)

――苦しみながらの一勝でした

六大戦で対戦した時も同じような展開になったのですが、今回は最終的に点差を離して勝ちきれたので良かったです。

――前半はリードされましたが焦りはなかったですか

結構ミスから失点していたので少し焦りはあったのですが、それをベンチから盛り上げて立て直せたのは良かったと思います。

――やはりベンチから雰囲気を変えようという声があったのですか

そうですね、出ていない選手も含めて一体となって雰囲気を高めていこうという流れはあったので、そこから良い流れにつなげていけました。

――苦戦した要因はありますか

相手のMFのディフェンスが良くて、流れをつかめず(早大の)オフェンスの流れが悪くなり、ミスが出ました。それがそのまま失点につながったと思います。

――2点ビハインドからまず自身の初得点が生まれました

上級生がいる中で2年生として(試合に)出してもらっていて、あの場面は思い切りよくいこうと考えた結果、得点になりました。

――2年生の中でも出場機会は多いですが

自分が試合に出て活躍することで同期も勢いづくと思うので、プレーで引っ張っていけたらと思います。

――試合に出ている上級生で刺激を受けている選手はいますか

同じセットで出ている先輩は意見なども対等な立場として交わしてくれるので刺激になりますね。

――この勝利でファイナル4の出場も決まりましたが

決まりはしましたが、試合は残っているので気を引き締めてしっかり勝ちきって次につなげていきたいです。

――次の試合までに修正したいことは

きょうはうまくいかなかったMFの1対1から良い流れをつくっていけるようにしたいと思います。

――次戦への意気込みをお願いします

きょうはまぐれのようなかたちで点が入ってしまったのですが、これがまぐれじゃないと言えるように、また点が取れるように一生懸命やりたいと思います。

G服部俊介(スポ4=東京・早稲田)

――この試合を振り返っていかがでしたか

最初に相手に流れをにぎられてしまいました。こっちは得失点差がかかっていたので、少し辛い試合でした。

――苦しんだ要因はどこにあると思いますか

相手がどうこうというより、自分たちがやりたいことをできなかったという部分が大きいと思います。

――それでも終盤突き放し、ファイナル4進出が決まりました

今回のように最後辛くなった試合でも、こうして流れを持って来られるということは力がある証拠だと思います。ファイナル4を決めたことは一安心ということですが、決まっても得失点差で1位か2位が変わってくるので、次の東海大戦ではもっといい試合をして、点差をつけて勝てるよう頑張りたいです。

――好セーブが随所にありましたが、自身のプレーについてどう思いますか

前回の試合は途中でケガをしてしまったり、東大戦でも最後の1点を決められてしまったりするなど、調子は悪くないのですが、気持ち良く終われていませんでした。なので、やっと昨年通りの本調子が試合の中で取り戻せたかなと思いますし、気を引き締めて毎回このようなプレーを出せるようにしたいです。

――ケガの具合はいかがでしょうか

軽傷なので大丈夫です。

――1位突破をかけた次戦への意気込みを教えてください

失点を抑えより多く得点機会を作ることで、得点を取り失点を減らして、1位通過を決めたいので、応援お願いします!