ア式蹴球部

2014.09.21

第88回関東大学リーグ戦 9月20日 東京・味の素スタジアム西競技場

因縁の国士舘大相手に屈辱晴らす

 手痛い引き分けで終えた前節(△2-2)から1週間。逆転優勝へ向けて、勝利のみを求めるワセダは国士舘大と対戦した。アミノバイタルカップ2014の3回戦(●0-2)で負けを喫し、全国への切符を破られた因縁の相手に、ワセダは前半から猛攻を仕掛ける。チャンスをものにし、早々に先制点を奪うと、その後もワセダペースで前半を折り返した。後半も、ワセダは流れを渡さない。相手に1本のシュートも許さず、前半の1点を守り切り、見事勝ち点3を手にした。

 どうしても先制点が欲しいワセダは、立ち上がりから気持ちを全面に出したプレーで国士舘大を圧倒する。試合は19分、DF八角大智(社3=千葉・流通経大柏)のスローインをゴール前で受けたFW山内寛史(商2=東京・国学院久我山)が反転してゴール右隅に突き刺さるハーフボレー。相手キーパーも一歩も動けないようなスーパーゴールで先制点を挙げた。その後もサイドを中心に相手を押し込み、次々に好機を生み出すが、枠外へのシュートや相手の好セーブであと一点が遠い。そして前半終了間際の42分、ワセダにピンチが訪れる。自陣で右サイドからサイドチェンジされたボールをパスでつながれ、最後は相手FWの豪快なシュート。しかし、これに対して守護神、GK松澤香輝副将(スポ4=千葉・流通経大柏)が好セーブを見せる。直後の44分には、近藤洋の右サイド裏へのスルーパスにMF近藤貴司(教4=三菱養和SCユース)が抜け出しクロスを上げると、中央で山内がボールをキープ。戻したボールをMF近藤洋史主将(スポ4=名古屋グランパスU-18)がフリーでシュートするも、枠を捉え切れず、前半を1-0で折り返した。

決勝点を決めた山内。後期の成長が著しい

 後半は一進一退の攻防が続く。国士舘大の、右サイドを中心とした攻撃に必死に耐えるワセダだったが、ラフプレーが目立ちファウルも増える。それでも懸命の守備でシュートまで持ち込ませず、全員でゴールを守るエンジイレブン。すると81分、決定的なチャンスが訪れる。MF堀田稜(商3=浦和レッズユース)が左サイドで粘り、一旦八角にボールを下げる。その八角が入れたクロスを、PA内でつなぎ、最後は直前の選手交代で途中出場したFW上形洋介(スポ4=東京・早実)が1人かわしてシュート。しかしこれもキーパーに阻まれ、またしても追加点を奪えない。その後、試合終了間際にセットプレーのチャンスを与えたが最後まで堅い守りを続け、試合終了。前半の1点を守り切ったワセダに軍配が上がった。

相手FWを抑えた金澤

 「悔しさをぶつけてやろう」(近藤洋)。因縁の国士舘大を相手に、90分間攻めの姿勢を崩さなかったワセダ。きょうの勝ち点3は試合内容を考えれば、当然の結果と言えるだろう。それだけに、1得点というのが物足りない。押し込んでいる時間帯に追加点をあげられるかどうかがこれからの戦いの焦点となりそうだ。次戦は積極的なボール回しを武器とする筑波大との一戦。厳しい戦いとなることが予想されるが、ワセダは勝ち点3を取りに行く。

(記事 稲満美也、写真 大口穂菜美、大森葵)

スターティングメンバ―

関東大学リーグ戦第14節
早大 1-0
0-0
国士舘大
【得点者】(早)19山内 
早大メンバー
ポジション 背番号 名前 学部学年 前所属
GK 松澤香輝 スポ4 千葉・流通経大柏
DF 新井純平 スポ2 浦和レッズユース
DF 田中進之介 スポ4 湘南ベルマーレユース
DF 金澤拓真 スポ3 横浜F・マリノスユース
DF 12 八角大智 社3 千葉・流通経大柏
MF 奥山政幸 スポ3 名古屋グランパスU-18
MF ◎10 近藤洋史 スポ4 名古屋グランパスU-18
MF 近藤貴司 教4 三菱養和SCユース
MF 堀田稜 商3 浦和レッズユース
FW 宮本拓弥 スポ3 千葉・流通経大柏
FW →77分 上形洋介 スポ4 東京・早実
FW 14 山内寛史 商2 東京・国学院久我山
◎はゲームキャプテン
監督は古賀聡(平4教卒=東京・早実)
関東大学リーグ戦1部リーグ順位表
順位 校名 勝点 試合数 得点 失点 得失差
順大 33 14 10 26 10 16
専大 29 14 32 14 18
早大 28 14 19 11
明大 27 14 22 13
慶大 25 14 17 10
国士舘大 22 14 19 17
駒大 20 14 22 28 -6
流通経大 14 14 14 21 -7
桐蔭横浜大 13 14 16 29 -13
10 東京国際大 10 14 13 21 -8
11 中大 14 10 14 25 -11
12 筑波大 14 10 24 -15
※第14節終了時点
※上位5校は全日本大学選手権の出場権獲得
※6位は北信越大学リーグ2位のチームとプレーオフ
※流通経済大は総理大臣杯での優勝で全日本大学選手権の出場権を得たため、6位以内の場合下位チームが繰り上げ
※下位2校は関東大学リーグ戦2部に自動降格
コメント

MF近藤洋史主将(スポ4=名古屋グランパスU-18)

――試合をふり返っていかがですか

勝ち点3を取れたっていうのは大きかったですし、試合運びとしてはうまくいかない部分もありましたけど、しっかり勝ち切ったというのは評価できると思います。

――アミノバイタルカップ2014(アミノ杯)で敗れた相手でしたが(●0-2)、特別なモチベーションはありましたか

それはもう本当にありました。アミノ杯で敗れた相手でしたし、そういう悔しさをぶつけてやろうという気持ちはみんな持ってたと思います。

――前半はサイドを中心に攻め込みましたが攻撃を振り返って

相手もワイドに開いてきてサイドで攻撃してくるって分かってたんですけど、自分たちもサイドで先手を取れるっていうのは分かってたので、相手に広げさせず自分たちが逆にワイドに開いてボールを動かすっていうのを意識してました。

――相手の11番(FW平松宗)と20番(FW山口和樹)の縦関係は強力でしたが特別な対策はありましたか

あそこの11番のところに入れてそこから広げるっていうのが相手の強みであるっていうのは分かってたので、ボールが入った後にどういう風に対処するのかをみんなで共有してました。

――フリーでシュートを打つ場面もありましたが振り返って

貴司(MF近藤貴司、教4=三菱養和SCユース)とうまく連携してそこにヒロ(FW山内寛史、商2=東京・国学院久我山)がうまく競ってくれて最後自分にお膳立てするようなかたちでパスくれたんですけど、ちょっと力入りすぎてしまいました。チームに対して申し訳ないですし、自分自身もああいうシュート打ってては恥ずかしいので、もっともっと練習します。

――後半相手に押し込まれる時間帯もありましたが運動量が落ちてきたとなどが原因なのでしょうか

そうですね。相手も勝ち点3を取るために絶対負けられない状況の中でパワー出してやってくるってのは分かってたので耐えようとは思ってたんですけど、押し込まれるかたちになりましたし多少後手に回る場面もありました。ただ最後のところで体張って0点に抑えたのは大きいと思います。

――きょうはボールを触る回数も多かった印象でしたが

自分自身はあんまり触ってる印象はなかったんですけど、ただ駒大戦(△2-2)とかからも自分がボール受けてうまく動かしていければチャンスになるっていうのは分かってたので、90分間を通して自分がもっともっとボールに触って動かしていこうとは思ってました。

――終了間際には前線にプレスをかける場面もありましたが守備面はいかがでしたか

1-0という状況でラスト失点して勝ち点を失いたくなかったですし、引いて守っててもピンチが増えるだけだと思うので、チャンス見てできるだけ切り替えで前にいこうとはしてました。

――前半の押し込んでる時間帯で追加点を奪えなかったことがゲームを難しくしてしまった印象もあるのですが

そうですね。うまくコンビネーションで貴司やヒロがチャンスつくったり、宮本(FW宮本拓弥、スポ3=千葉・流通経大柏)も決定力あったり堀田(MF堀田稜、商3=浦和レッズユース)も一人で打開できる能力がありますけど、もっともっとコンビネーションを上げていかないと強いチームに対して得点できませんし、自分自身もチャンスで外してしまってるのでそういう部分も磨いていきたいと思います。

――次節の対戦相手である筑波大とはいつも難しい戦いになりますが、その試合にむけての意気込みをお願いします

必ず難しい試合になるっていうのは分かってるんですけど、前節駒大戦に引き分けた後も、スタメンやAサブだけでなくIリーグ(インディペンデンスリーグ)に出てる選手もみんながそれぞれ成長していこうと話してた中で、Iリーグに出てる選手らが必死になって高めていってた中で本当にAチームのメンバーにも刺激になりました。また来週に向けても全員で高めていけたらと思います。

GK松澤香輝副将(スポ4=千葉・流通経大柏)

――きょうの試合を振り返って

本当に難しい試合で、いつやられてもおかしくなかった拮抗(きっこう)した試合だったと思うんですが、何とか無失点で勝てて良かったなと思います。

――相手のセットプレーから恐さのある攻撃を仕掛けられる場面もありましたが

前日の練習で自分たちはそれをイメージしながら、また試合前にはきょねんの後期に国士大にセットプレーで2発やられた映像を見て、絶対セットプレーでやられたくないという思いで試合に入りましたし、実際気持ちを全面に出して体を張って守れたんじゃないかなと思いました。

――前期の試合やアミノバイタルカップ2014での敗戦(●0-2)もありましたし、その点での意識はやはりチーム内にあったのでしょうか

もちろんありました。実際試合前に一人一言話す時にみんながそれを口にして、その時の悔しさを絶対忘れたくないという風に言っていましたし、国士舘大に借りを返すという強い気持ちで試合に入りました。

――その点もあってか集中力も高くハードワークもできていた試合だったかと思いますが、いかがでしたか

試合全体を通して守備の部分で強みを出すことができたと思いますが、立ち上がりに相手のまったりしたプレスに合わせてしまって、入りのところはあまり良くなかったのではと思います。ただその中で厳しい声がチーム内で飛んで、そこからスイッチを入れて気持ちを入れ替えたのは良かったんじゃないかなと思います。

――結果的に勝ち切れたことは大きかったということでしょうか

そうですね。もう耐え切れたという、その一言に尽きると思います。

――きょうはボールを受けた時にやや持つ時間が長いように感じましたが、その点何か意図があったのでしょうか

FWの選手がキーパーにプレッシャーをかけてこない時間帯が前半特にあったんですが、ただ自分が持ち過ぎて相手にプレッシャーを食らうのは良くないと思っていたので、シンプルに前を狙うことを意識しました。

――夏を経て守備の意識が高くなったのかなと思いますが、いかがでしょうか

試合の中で相手に押し込まれるのはありますし、そういう時に自分たちが焦らずに、やられても守り切ればいいという前向きな気持ちで試合に入れているので、もちろんシュートを打たれる場面やゴール前で攻め込まれるシーンはありますが、粘り強く守れているんじゃないかと思います。

――この後も勝ち点を落とせない戦いが続きますが、次戦の筑波大戦への意気込みを伺いたいと思います

筑波大もいま最下位で崖っぷちの状況で、必死になってやってくると思いますし、自分たちは関東リーグ(関東大学リーグ戦)優勝に向けてやっています。その中で前期1―0で勝ちましたけれどあの試合も本当に苦しい試合だったので、次も苦しい試合になると思いますが、最少失点で勝ち点3を取れるように頑張りたいと思います。

FW上形洋介(スポ4=東京・早実)

――国士舘大が相手ということで、どのようなお気持ちで臨まれましたか

前期リーグ戦(関東大学リーグ戦)は勝っていた(○3―1)んですけどアミノ杯(アミノバイタルカップ)で負けた(●0―2)時の方の印象がみんなの中で強くて。総理大臣杯(総理大臣杯全日本大学トーナメント)優勝という夢をつぶされた相手ということで、一人一人の負けたくないという気持ちがいつも以上に強かったですし、一人一人戦うという気持ちが出せたと思います。

――いつもよりみなさんの集中力が高かったのでしょうか

そうですね。ワセダの強みを出せる時間はあまりなかったんですけど、その中でも勝ち切れたということは、一人一人が最初から最後まで集中を切らさずにやれたということなので、そのような気持ちの部分というのはあったと思います。

――ベンチで前半を見ていていかがでしたか

ヒロ(FW山内寛史、商2=東京・国学院久我山)がワンチャンスを決めて、それほどワセダの強みを出せなかったとは思うんですけど、その中でも一人一人が個の局面で負けないことだったり守備で体を投げ出すことだったりというそういうところが徹底できて、強みを出せないながらも点を取られないことと取ることを体現できたので良かったと思います。

――途中出場時に具体的な指示などは何かありましたか

監督(古賀聡監督、平4教卒=東京・早実)からは相手も前掛かりになっているので、相手の最終ラインでアクションを起こして裏のスペースからゴールを狙っていけという指示がありました。

――後半チャンスがたくさんありましたが決め切れませんでした

自分のところでも1回チャンスがあって貴司(MF近藤貴司、教4=三菱養和SCユース)から折り返しがあった時に、DFが来ているのが見えてそのDFをかわしてファーに打つふりをしてニアに打つというところまではイメージ通りだったんですけど、GKの手が伸びてきてしまって、自分では入ったつもりだったんですけどGKがナイスセーブをして。もう少しニアに打っていれば入ったと思うので、またトレーニングの中で練習してあのようなシュートを決められるようにしていきたいです。

――FWのスタメン争いについてはどのように考えていますか

夏の期間にワセダの練習にあまり参加できず、そのうちに山内などが調子を上げてきていて、少しチームを離れてしまったらポジションがなくなる厳しい世界なので。膝のケガというのも少しありますけど、そういうのは関係なしに、またスタメンの座を奪いにいくための努力をしていきたいです。きょうみたいな試合でもあのようなところで点を決められる選手でなければスタメンは難しいと思うので一つでもチャンスを決められるような選手にならなければいけないと思います。

――次節の筑波大戦への意気込みをお願いします

相手にボールを回されたりして守備に回る時間が多くなると思うんですけど、その中でも一瞬の隙が相手にも生まれると思うので、その隙をいかにつけるかというところが大事ですし、自分としても前期は点を取っているので後期も自分の点で勝利に導けるようにやっていきたいです。

MF近藤貴司(教4=三菱養和SCユース)

――きょうの試合を振り返って

チームとして勝ちたいという思いを90分間表現することができて、それが結果につながったので良かったです。

――相手の国士舘大はアミノバイタルカップで前回負けた(●0ー2)相手でしたが、この試合にかける思いはありましたか

チームとしても個人としても悔しい思いをしてきたので、それをきょうのピッチで表現しようということを今週1週間意識してやってきました。なので、結果が出たので本当に良かったです。

――1―0という結果については

チャンスが多くあったので、前半のうちにも2点、3点差をつけることができるチャンスもあったという意味では、全然満足はできていないです。

――サイドからチャンスメイクをしているという印象があったのですが、何か意識をしていましたか

特に意識はしていませんでした。でも、相手のサイドハーフの選手の守備意識が低かったので、純平(DF新井純平、スポ2=浦和レッズユース)が上がってきたら使おうかなと思っていました。

――相手の国士舘大の印象は

両サイドハーフの選手が良い個の力を持っているので、そこだけ警戒をして自分も純平と1対1の状況をつくらせないようにプレスバックをすることは意識をしていました。

――攻撃面ではご自身の思い通りのプレーはできましたか

全然できませんでした。前半のところでチャンスがあった中でシュートの場面もそうですし、アシストもできなかったので、全然満足してないです。

――守備面ではいかがでしたか

相手の左サイドバックの選手(DF藤嵜智貴)はわりと攻撃の好きな選手だと思うのですが、それに対しては全くやらせなかったので、手応えは感じています。

――次節の筑波大戦への意気込みをお願いします

筑波大とは毎回厳しい戦いになるので、次もそうなると思いますが、あしたからまたチーム内で競争することによって、勝つ確率というものも高くなると思います。きょうは勝ちましたけれど、チームの立ち位置としては首位とまだ差があるので、また勝てるように全員で頑張りたいと思います。

MF奥山政幸(スポ3=名古屋グランパスU―18)

――国士舘大はアミノバイタルカップ2014(アミノ杯)で完封負け(●0―2)を喫した相手でしたが、どのようなお気持ちで臨まれましたか

自分自身はアミノ杯の国士舘大戦は出場停止で出られなかったんですけども、そこで出ていなかった責任は感じていますし自分が出ていればという思いはあったので、きょうに懸ける思いには人とは違う悔しさを味わった分人とは違う感情がありました。チーム全体としてもその悔しさを晴らそうという気持ちが強くて、その気持ちが最後の体を張った守備などに通じたと思います。

――前期に戦った時と比べて相手の印象に変化はありましたか

特に変わった印象はなくて、国士舘大はサイドに広げてからの攻撃が特徴で一人一人の能力が高い選手が多いので厄介な相手だと感じました。

――1―0で勝利しましたが試合内容はいかがでしたか

相手に支配される時間もありましたけど、そこでうまく体を張って守れたことは前節(△2―2)との違いかなと思いました。厳しい時間でもしっかり耐えていれば勝てるというのが改めてわかった試合でした。

――引き分けだった前節からの具体的な修正点はありますか

前節はFWのところで起点をつくられてしまったので、そこで起点をつくらせないということと、あと前節はそこからサイドに振られてクロスを上げられるシーンが多かったので勝負させないくらいに寄せ切ろうと意識して1週間取り組んできたのでその成果は多少見られたと思います。

――前後半を通してワセダペースの時間帯が多かったように思えました

そうですね。セカンドボールを拾って2次攻撃や3次攻撃につなげられましたし、そういうところは自分たちが狙っている攻撃なので練習の成果だと思います。でも1点しか取れていないので精度の面でこだわっていきたいです。

――無失点に抑えましたが守備面についてはどのように評価していますか

守備をしている人にとっての0というのは非常にうれしいことですし、チームに勢いをつけられることでもあるので常に0にこだわっています。シュートを打たれた中でもマツくん(GK松澤香輝副将、スポ4=千葉・流通経大柏)が止めてくれたりセンターバックを中心に体を張って守ってくれたというのは非常に大きかったと感じています。

――次節の筑波大戦への意気込みをお願いします

筑波大はここ3試合の相手に比べて技術の高さがあると思うんですけど、そういった相手に対しても自分たちがやることは変わらないと思うので、またあしたからこの1週間で自分たちの強みに磨きをかけて必ず勝ち点3を取れるように頑張りたいと思います。

DF金澤拓真(スポ3=横浜F・マリノスユース)

――きょうの試合を振りかえっていかがですか

国士舘大が相手のサッカーがなかなかできずにいた中で、前半から自分たちがボールを持てる時間が長かったですし、その中でボランチのところでセカンドボールを拾えたのがすごく大きかったかなと思います。得点シーンも自分たちが狙っていたかたちではなく、少しラッキーなかたちでしたけど、ああいう風に先制点を取れたのも試合を優位に進められた要因だと思います。また、セットプレーだったり相手の強みに対して自分たちが集中力を切らさずに一試合を通してできたので、そういった意味ではすごく大きな一勝だったと思います。

――国士舘大にはアミノバイタルカップ2014(アミノ杯)で敗れていますが(●0-2)、その相手に対する意識は

練習からでしたりきょうの試合前のミーティングでも、アミノ杯の敗戦や、きょねんの後期に引き分けに持ち込まれた試合だったり、そういった自分たちの悔しさというか、そういうものを思い出してその悔しさを払拭しようと臨んでおり、優勝争いする上でも大事な試合だったと思うので、そう言った意味できょう勝利できたのはチームとしても大きな試合だったかなと思います。

――試合の入りから集中力高く臨めたのでしょうか

そうですね。前回の駒大戦(△2-2)で、後半の入りの時間に失点しましたし、勝負の時間を意識しようと言っていた中で、試合の開始だったり終わりだったり、得点直後だったり、そういう自分たちが集中力を切らしやすい時間に全員で共有してしっかりやっていこうと話していたので、そういった意味で入りの時間に自分たちのペースで自分たちのやりたいことができたのはすごく意味のあったことかなと思います。

――きょうはチーム全体のハードワークも目立ちました

自分たちから前に能動的にボールを奪いにいくという意味では、予測から相手にプレッシャーをかけるということが大きなファクターとして持っているので、そういったことを入りからできたことが自分たちが試合を優位に進めることができた大きな要因だと思います。これをどんな強みを持った相手にもできなければこの後の勝利をつかめていけないので、特に次の筑波大もうまい相手かもしれませんが、そういった相手にも自分たちからプレッシャーをかけてボールを奪っていく挑戦をしたいと思います。

――後半は少し息切れしてしまう時間帯がありましたが

ああいう時間帯があるというのもひとつ自分たちの中では共有していたというか、そういうことがあっても慌てずにやっていこうという話はしていました。そんな中でも失点を0に抑えられていたことは一番大きかったのかなと思いますし、そういったところで自分たちが崩れなければ、またああやって自分たちの時間ができてくるのも信じてやっていました。そういう時間は90分の中で絶対あると思うので、その中で自分が絶対崩れずにやっていけることが試合を勝つ上で必要なことなのかなと思います。

――きょうはパスの精度の高さが非常に良かったように思えますが、ご自身の感想はいかがでしたか

自分は元々そういったことが苦手な選手で、きょねんは自分から攻撃の起点になることができなかったという反省というか課題を持っていたので、ことし入る中で本当に意識して練習から取り組んでいます。今後もそうやって自分から攻撃の起点になれるようなボールの配球であったりセットプレーで自分が得点を取るであったり、そういった攻撃での貢献度を上げていかないと実際試合に勝つことはできないと思います。守備が大前提ですけど、どんどん自分の攻撃への貢献度を上げていきたいなと思います。

――次戦の筑波大戦についての意気込みをお聞かせ下さい

この間の金沢遠征でも決勝で筑波大に敗れているので(●1-1.PK7-8)、勝ち点3を積んで優勝できるようにまた1週間準備していきたいです。

――チームとしてもいいモチベーションを保てているのでしょうか

そうですね。きょう試合終わった後もすごく雰囲気が良かったと感じますし、紅白戦でBチームがAサブに勝ったり、この間のIリーグ(インディペンデンスリーグ)の中大との試合(△1-1)もすごくいい試合ができたという話もあって、本当にそういった意味ではチーム全体としてこの関東リーグ(関東大学リーグ戦)、いまは優勝を狙える大会がこれしかなくなった中でチームとしては前向きなエネルギーを出せていると思うので、本当にそれを続けて成長していかないと専大や順大を抜くことはできないので継続して、自分たちがいま成長できている要因としてとらえていきたいです。

――相手のFW平松宗選手(国士舘大)に対するチェックに厳しく行っていたと思いますがその点についてはいかがですか

スカウティングを通じて、相手の平松選手に入ってからが攻撃の起点というのが分かっていたので、そういった意味では自分たちはそこに対するプレッシャーだったり潰す意識を強く持っていました。先週は駒大の小牟田選手(洋佑、駒大)に起点を作られたこともありましたし、そういった意味できょうあそこで起点を作らせなかったというのが試合をうまく進める上で重要だと思っていたので、DFやボランチの選手としっかりコミュニケーション取りながら対応できたかなと思います。

DF八角大智(社3=千葉・流通経大柏)

――試合をふり返っていかがですか

絶対勝ちたかったので、勝てたっていうことが何よりうれしいです。

――サイド攻撃を有効に使えている印象がありましたがやっていていかがでしたか

サイドで運動量を生かして攻撃するのが自分の強みなので、そこは前半からできて良かったと思います。

――逆に相手もサイドを起点に攻撃してきましたが、守備面ではいかがでしたか

相手のサイドには速い選手が揃ってましたし、ボランチを経由してサイドチェンジしてから速く攻めてくるってのいうのがスカウティングにあったので、ボールが移動する間に素早く動いて相手に自由を与えない守備っていうのを意識してました。

――ハーフタイムの指示は

前半はどっちかというとワセダペースだったので、後半国士舘大の方が切り替えて激しく来るのは分かってましたし、そこに対し自分たちのサッカーを展開して負けないようにやろうとは話してました。

――完封という結果は守備陣としてどう評価してますか

前節駒大に2失点(△2-2)してるんできょうどうしても勝ちたかったですし、勝つためには無失点っていうのがキーワードになってくるので、そういった意味で0点に抑えられたのは良かったと思います。

――両足でクロスを供給する場面もありましたがクロスの精度はいかがでしたか

きょうはある程度狙ってるところに上げれてたんですけど、まだまだアシストできてないのでもっと精度を上げて、両足で蹴れるってのは自分の持ち味でもあるので、それをもっともっと生かしていきたいと思います。

――次節に向けての意気込みをお願いします

筑波大にはフェスティバル(ユニオンドリームチャレンジカップ)で負けている(●1-1、PK7-8)相手ですし、いつも戦うときは難しい試合になるので、また1週間しっかり練習して積み上げてレベルアップして勝ちたいと思います。

MF堀田稜(商3=浦和レッズユース)

――試合を終えて全体の感想をお願いします

前節(駒大戦、△2ー2)自分たちとしてはゴールに向かうということをやった中でそれを結果につなげられないということで、今節はスタートから全員でエネルギー出していこうということを共有して、その点においては前線からのプレスだとか奪ってから攻撃につなげるという点で表現できたかなと思います。

――相手はアミノバイタルカップ2014で敗れてしまった(●0―2)国士舘大ということで練習や試合前にチームで意識したことはありますか

自分たちとしては連敗は絶対に許されないということを全員で共有して、ただやることはまったく変わらずに自分たちの色を強く出していこうと考えて、そういうことを練習の中から意識してやってきました。

――前半 攻めている時間帯にしっかり先制点を取れたことに関していかがですか

あれは八角(DF八角大智、社3=千葉・流通経大柏)のロングスローからヒロ(FW山内寛史、商2=東京・国学院久我山)がしっかりゴールを伺っていて、本当にワセダとして理想のかたちというかシンプルなかたちでゴールが奪えたのですごく良かったと思います。

――後半 堀田選手にもチャンスがありながら無得点に終わったことに関しては

本当に自分自身の力不足だと思いますし、ああいうシーンで点が取れなかったことで1―0というスコアで苦しい時間になってしまったと思うので、とにかく自分自身これを教訓にしっかりトレーニングからやっていって、こういう大事なシーンでチャンスをものにできるだけの力を付けていきたいなと思います。

――試合を通して左サイドからのチャンスが多かった点については

自分自身これまでの最近の試合を振り返って11人のうちの一人でしかないなと強く感じていたので、本当にきょうの試合では自分が仕掛けて自分の力でゴールを生み出そうという強い気持ちで臨んだので、いつもだったらパスに逃げているところをきょうは仕掛けられたりとか、そういう姿勢は良かったかなと思います。

――結果として相手にファウルを与えてしまう場面が多かったのですが、球際に激しくいけていたことに関してチームとして何か意識したのでしょうか

国士舘大も聞いた話だと一対一にこだわってるチームですし、時にはシンプルにFWにボールを放り込んでそこに厚みを加えてという攻撃をしてくるので、そこで優位を与えちゃいけないということで、一人一人が自分がファーストディフェンスなのかそれともオフで準備をしておくのかというところを連続して切り替えてやっていこうと本当に意識していたので、そういうシーンが多かったっていうのはある意味それがはっきりしてボールに接点がつくれていたということだと思うので、ファールはよくないですけど、その点に関してはいい傾向かなと思います。

――しっかり1-0で勝ち切れたことに関しては

きょうしっかり守備陣が(失点)0で抑えてくれましたし、得点を奪えたシーンはもっとあったと思うんですけどそこはとにかくトレーニングでやっていくしかないと思うので、1-0という堅い試合でしたけどそういうところをものにしていくのが自分たちの強みだと思っているので、今後も苦しい時間の中でも自分たちは前向きにエネルギーを出してやっていかなくてはいけないと思うので、トレーニングから全員で前向いてやっていきたいと思います。

――次節筑波大戦に向けて抱負を

夏の金沢の遠征(ユニオンカップ2014)でも決勝でPKで敗れている(1―1、PK7ー8)相手ですし、駒大や国士舘大とは打って変わって本当に足元がうまくパスを細かくつないでくるチームだと思うので、自分たちとしては じゃあどういうふうに強みを出していくかということをしっかり全員で共有して、特別なことをするわけではないですけど、とにかく自分たちの強みに磨きをかけてやっていきたいと思います。

FW宮本拓弥(スポ3=千葉・流通経大柏)

――試合をふり返っていかがですか

率直に、勝ち点3を取れたのは大きいと思います。

――アミノバイタルカップ2014で敗れた(●0-2)国士舘大が相手でしたが、試合前の意気込みは

アミノバイタルのときの国士舘大戦は自分たちは何もできずに無抵抗のまま、されるがままの試合で屈辱的というか、何もできなかった印象なので、それはやめて能動的に自分たちから強みを出していこうといったなかでのきょうの試合だったので、90分間通して悪いシーンも何度かあったんですけど、ポジティブにできた試合かなと思います。

――前半、攻め込んでいる時間帯に先制点を奪うことができましたが

自分たちが攻め込んでいるときに先制点が取れれば勢いがつくと思ったので、そこは本当によかったです。

――前半はその後もワセダ優勢で進みましたが、追加点は奪えませんでしたが

追加点を奪えるシーンもあったんですけど、自分のシュートもキーパーに防がれたり、近藤洋史くん(MF近藤洋史主将、スポ4=名古屋グランパスU-18)のシュートも枠外だったりして、2点目は本当に欲しかったんですけど、それは自分たちの甘さかなと思います。

――おっしゃったように、前半、後半通して宮本選手自身にもチャンスが多くありましたが、得点への意識は

得点は本当に取りたかったんですけど、そこを決められないというのはまだまだ自分の実力ですし、でも自分的にはポジティブに捉えて、シュートまでいけるというのがまず大事なので、そこはポジティブに捉えて、筑波大戦も自分の強みを出してゴールを狙っていきたいです。

――中盤まで下がってボールを受けるシーンも多く見られましたが

途中、自分が前に張ってても、なかなか押し込まれるシーンもあったので、自分が下がって、後ろで起点をつくれば自分たちのペースになるかなと思ったのでやりました。

――守備の面ではいかがでしたか

前からのプレッシャーだったり、ボランチのプレスバックだったり、そういうところを意識してやれたので、相手の強みは出させずに終われたんじゃないかなと思います。

――次戦の筑波大戦への意気込みをお願いします

筑波もうまい選手たちが多いですし、つなげる部分では僕たちよりもはるかにうまいんですけど、そこは自分たちの強みでもあるのでまた一週間練習して、筑波大戦で勝てるように頑張ります。

DF新井純平(スポ2=浦和レッズユース)

――アミノバイタルカップ2014で悔しい思いをした(●0-2)国士舘大との対戦になりました。どんなことを考えて試合に臨みましたか

国士舘大と聞いて浮かんでくるのが前期のリーグ戦(関東大学リーグ戦)で勝ちましたけれど(○3-1)、その事よりもアミノバイタル(アミノバイタルカップ2014)で負けた時の悔しさの方が本当に強かったので。本当にその悔しさを晴らすにはきょう勝つしかないなと思って。そう自分に言い聞かせて試合に入りました。

――相手の10番の選手(MF進藤誠司)とのマッチアップになりました。試合を通して守備面での手応えはいかがでしたか

すごい選手だというのは知っていたのですけれども、それを意識した中で対応、貴司くん(MF近藤貴司、教4=三菱養和SCユース)との連携での守備という部分で、個人でやられる場面はなかったと思うので。そういった面ではサイドバックとしてのディフェンスの役割というのは果たせたのではないかなというのはあります。

――チームとして終始高い守備意識をもっていた印象があるのですが、チーム全体での守備に関してはいかがですか

スカウティングのところで、11番のFWの身長の高い選手(FW平松宗)に当てて、そこから落として、中盤が逆サイドに展開していくというのが強みということは共通理解できていたので。中盤で自由にさせないようにFWのヒロ(FW山内寛史、商2=東京・国学院久我山)や中盤のマサ(MF奥山政幸、スポ3=名古屋グランパスU-18)、洋史くん(MF近藤洋史主将、スポ4=名古屋グランパスU-18)とかが意識してやってくれたおかげで、簡単に逆サイドにサイドチェンジできる場面をつくらせない状況というのができていたのが、自分たちがこの試合でやられなかった一つの要因じゃないのかなというのは感じます。

――11分にはエリア内の新井選手がフリーでボールを受けるシーンがありましたね

打ちにいって、変な方向に行っちゃったので。前節の駒大戦(△2―2)でも確かああいったシーンがあったと思うのですけれども。それはまだまだ自分の得点力不足というか。自分の実力のなさというのが表れたシーンだったと思うので。あそこはサイドバックとか関係なく、ゴール前なので、あれは振り切って決めるようでないとまだまだ上には行けないのではないかなというのは試合終わって感じます。

――後半は相手の時間帯が続き苦しんだ中、シュートを打たせなかったというのが大きかったのではないでしょうか

厳しい時間帯が結構ありましたけれど、最終的にはシュートを打たせない、ゴールを割らせなければいいわけで。そこで最後に身体を投げ出すというところでディフェンスラインの選手はしっかりできていたのではないかなというのは感じます。

――前半は2人で挟んでボールを奪うことができていたと思うのですが、後半の終盤は運動量の部分でもなかなかボールを奪うことが難しい時間が続きました

90分通して、自分たちがいい状態というのが何分も続くわけでないというのはわかっているので。そういった中でどれだけ我慢して自分たちのよさというか、自分たちの流れに持って行けるかというところが重要だと思っているので。厳しい時間帯がある中でそこでどれだけ自分たちの中で耐えられるかというところが大きいので、きょうの試合だったらそこでしっかり耐えられたなというふうに感じます。

――後半にはDF金澤拓真(スポ3=横浜F・マリノスユース)選手からドンピシャでサイドチェンジのボールを受けるシーンが2回ありました。最近の試合ではサイドチェンジも多く使っている印象があるのですが

相手を見ながらですけれど、内側に集結していたので。あれはもう完全に拓真くん(金澤)の持ち方的にもこちら側にオープンに持っていたので。自分のところに来るなというのは感じていて。それを狙った中で1本目はかなりいいクロスを上げられたのではないかなというのは感じています。ただ、いつも言っていますけれどやはり得点につながっていないというところもありますし。2本目に関してはまだまだ質の部分で低いなと感じたので。そういったところをもっともっと突き詰めてやっていかないといけないのではないかなと思います。

――全日本大学選抜の追加招集メンバーとしてU―21日本代表との練習試合にも出場されていましたが、45分出場してみていかがでしたか

感想としては楽しかったです。相手もU-21代表ということで質の高い選手がたくさんいる中で自分がどれだけやれるのかという部分で楽しみでしたし。その45分間でやれることというか、アピールしようという気持ちはあったのですけれど、やっぱりまだまだだなというのは強く感じました。

――浦和レッズユース時代の同期であるMF矢島慎也選手(J1・浦和レッドダイヤモンズ)とのマッチアップはいかがでしたか

うまいっす。ヤジくん(矢島)は。ユースの時もドリブル、シュートとすべてできる選手だったので。本当にそれを警戒していたのですけれど、その中でも自分が対応し切れずにシュートを打たれたシーンとか結構危ないシーンをつくられてしまうところがあったので。やっぱりまだまだ上の基準に自分が行くまではまだまだやるべきことがあるなというところを強く感じました。

――U―21日本代表がアジア大会(第17回アジア競技大会)に出場しているのを見て、「自分も代表に」という思いはありますか

U―21は自分が年代別代表に選ばれていたときの選手というのがとても多くて。その中で自分はテレビ越しで見ている中で活躍している姿を見て、自分も負けられないなというのは日々感じていますし。追い越せるような存在になっていきたいなというのはあります。

――後半も多くチャンスがあった中で1点を奪えなかったかなという印象があるのですが、攻撃面でその部分はどう感じていらっしゃいますか

きょうはやっぱり危ない時間もあって、耐えられたのはデカいですけれど、決められるところでしっかりと決めておかないと、1―0だったらずっとヒヤヒヤしている状態ですし。点を取るに越したことはないと思うので。そこをトレーニングのときから全員が集中して、どのポジションでも決められるという状況を練習のところからつくっていかないといけないなと思います。

――次節・筑波大戦に向けて意気込みを聞かせて下さい

自分たちは関東リーグ優勝という目標がある中で、勝ち続けるしかないと思うので。この勝ちはただの通過点というか、途中経過にしかすぎないと思うので。最後に結果として優勝という結果になれるように、次の試合も必ず勝ちたいと思います。

FW山内寛史(商2=東京・国学院久我山)

――ご自身の得点で勝利を導きました。試合を振り返って感想をお願いします

早い時間に1点取れたのでよかったんですけど、まだもう1点取れたと思います。チームとして悪い時間もあった中でDF陣が守ってくれたおかげで勝てたと思いますし、自分自身としてはもっとできたかなという思いです。でも前節は引き分けて今節勝てなければ関東リーグ制覇から離れてしまうという状況で、チームとして気持ちを出して勝てたのでよかったと思います。

――引き分けに終わった前節からどのように立て直してきましたか

やることは何も変えていません。自分としては前節も得点できるところで取れなかったという反省があったので、FWとして得点を取らなければ出場機会もなくなると思って、その辺は整理して入れたのでよかったと思います。

――ゴールシーンを振り返っていかがですか

ロングスローで宮本くん( FW宮本拓弥、スポ3=千葉・流通経大柏 )が蹴ってくれて、相手も触らなかったですし、そのままボールが来たので、トラップして決めました。相手を見るというよりは自分のイメージ通りにスムーズに蹴ったら良いところに入ったのでよかったと思います。

――守備でも大活躍でしたが、ご自身ではどのように評価していますか

スカウティングしたところ、相手ボランチに自由に持たせて展開されるとサイドにいる速くて強い選手に回されてしまうし、そこで勝負されたら自分たちは危機的状況になってしまうと思ったので、ボランチケアは宮本くんよりも自分が引いてやる方がチームとしても良いと思って意識して入りました。最後の方の時間は上形くん(FW上形洋介、スポ4=東京・早実 )に前を任せて、自分は守備で1点守って勝てればいいかなと思ったので、守備もしっかりできて良かったです。

――フル出場となりましたが、体力面は大丈夫でしたか

フル出場は初めてかもしれないんですけど、途中35分くらいで替えられた前節とかもまだまだ走れると思っていましたし、きょうも最後まで走り切れたので、自分もフル出場で全然やっていけそうだなと思いました。

――国士舘大にはアミノバイタルカップ(アミノ杯)で敗戦を喫した(●0-2)ということで、特別に対策してきた点はありましたか

アミノ杯で本当に屈辱的敗退をしたので、そのビデオを改めて試合前に見たりして、戦術的な部分よりも同じ相手に2度負けられないし、負けたら優勝もないという思いをみんなで共有してから試合に入りました。みんな気持ちを込めてプレーできたかなと思います。

――きょうの試合から見えた課題はありますか

悪い時間になったときのFWの裏へのアクションだったり、1回収めることでDFの選手が上がってくるまでの時間を作ることだったり、自分も守備をするにあたって引きすぎて全体として前に人数をかけられない時間もあったと思います。守備の意識があってもただ下がるだけでは意味がないと思うので、そこに関してはまだまだ課題があるのかなと思います。

――次節の筑波大戦に向け、意気込みをお願いします

ユニオン杯の決勝(●1-1、PK7-8)で負けた相手で自分もあそこで勝ち切れなかったことはすごく悔やんでいますし、自分たちの力を出しづらい状況というのも多く生まれると思うんですけど、FWとして点を取ってチームを勝たせられるようにしっかりコンディションを整えておきたいと思います。