バレーボール部

2014.09.21

秋季関東大学リーグ戦 9月20日 早大戸山キャンパス記念会堂

慶大に快勝!秋季リーグ戦2連覇も射程圏内に

 秋季関東大学リーグ戦(秋季リーグ戦)も5試合を終え、折り返し地点に差し掛かった。現在早大は4勝1敗と本調子ではないものの結果を残し、秋季リーグ戦連覇も狙える位置にいる。これからさらに勢いをつけるためにも負けられない、今季三度目の早慶戦に臨んだ。試合は第3セットまで競った展開となるが、最終的に攻守で慶大を圧倒。セットカウント3-1(25-23、24-26、25-23、25-13)で勝利した。早大はリーグ2位をキープしたまま、あす行われる中大との首位攻防戦を迎える。

 第1セット序盤は、慶大のサーブに翻弄(ほんろう)される。サーブレシーブがうまく返らず、専田和也主将(スポ4=神奈川・弥栄)にトスを上げざるを得なかった。その先に待ち構えていた3枚ブロック。スパイクを決めきれず、思わぬ苦戦を強いられた。そんな専田の負担を減らそうと、ルーキーたちが奮起する。レフト方向にブロックが集中していた分、ライトの山﨑貴矢(スポ1=愛知・星城)へのマークは薄かった。山﨑がスパイク、ブロックと攻守で躍動。喜入祥充(スポ1=大阪・大塚)も負けじとスパイクを決め、この二人で5連続得点を稼いだ。一時最大で7点あったビハインドも、この二人の活躍で13-14と1点差に。その後は一進一退の攻防が続くも、最後は専田がコースを狙った鋭いスパイクで締め、第1セットを先取した。第2セットも序盤のうちに連続得点で追い付き、その後は点の取り合いと第1セットと同じような流れとなる。最終的にジュースに持ち込むが、このセットは惜しくも取れずに終わった。

本調子ではなかったが、喜入の活躍は光った

 第3セットは専田のバックアタックで幕を開けると、山﨑や福山汰一(スポ3=熊本・鎮西)のブロックが決まり、いきなりの8連続得点。慶大はエースの柳田将洋主将が不在だったということもあり、これまでより容易に攻めることができた。その一方で、専田が「気持ちが緩んだ」と語るように、チーム全体に油断が生まれてしまっていた。その隙を突かれ、終盤についに23-23と追い付かれてしまう。このセットはなんとか取れたが、今後の課題にもなる内容となった。第4セットはそれまでとは一転、出だしから幅の広い攻撃で慶大を圧倒。連続得点を重ね、大量リードを奪う。終わってみればセットカウント3-1で快勝を収めた。

第3セット途中、けがの喜入に代わりリーグ戦初出場を果たした田中健翔(スポ2=熊本・鎮西)

 内容は評価のしづらい試合となったが、ここから先の強豪校との試合ではとにかく勝利することが重要となる。「(あすの中大戦は)内容がどうのこうのというよりもフルセットでもジュースでもとにかく勝ち星を」(山口頌平、スポ2=長崎・大村工)。たとえ泥臭くても、一勝を――。混戦状態の秋季リーグ戦。はたして勝利の女神はどのチームにほほ笑むのか。連覇へ向け、ここからが早大の正念場だ。

(記事 谷口武、写真 渡辺新平、中澤佑輔)

セットカウント
早大 25-23
24-26
25-23
25-13

慶大
スタメン
レフト 専田和也(スポ4=神奈川・弥栄)
レフト 喜入祥充(スポ1=大阪・大塚)
センター 濱松啓陽(スポ4=佐賀商)
センター 福山汰一(スポ3=熊本・鎮西)
ライト 山﨑貴矢(スポ1=愛知・星城)
   セッター 山口頌平(スポ2=長崎・大村工)
リベロ 後藤光明(社2=東京・早実)
コメント

専田和也主将(スポ4=神奈川・弥栄)

――きょうの試合を振り返っていかがでしたか

相手のエース(柳田将洋)が不在というのが気持ちに反映してしまい、なんとなく締まりのない試合をしてしまったという感じです。

――第1、2セットは山﨑貴矢(スポ1=愛知・星城)選手の活躍などもあり、連続得点で接戦に持ち込めましたが、いかがでしたか

正直誰を使っても決まる印象はあったので、セッターの山口(頌平、スポ2=長崎・大村工)はきょう調子悪かったですけれど、それで距離が短くてあけやすい方にトスを上げていた感じだったと思います。

――第3セット、スタートはよかったですが、最終的に競ってしまいました

気持ちの緩みです。反省しなくてはなりません。

――満足のいく試合ではなかったのでしょうか

そうですね。サーブ入らないしレセプションは返らないし、スパイクもミス多いですし、試合の内容としては今季でも悪い方でした。

――あすは中大との首位攻防戦ですが、どのように戦っていきたいですか

あしたに向けてしっかり準備して、あしたも全力でぶつかって勝てるようにしたいです。

山口頌平(スポ2=長崎・大村工)

――慶大相手に快勝でしたね

そうですね。あっちのエースがいないというのもありますし、内容的にはストレートで勝たなければいけない試合だったかなとは思いますが勝ち星を付けられてとりあえずは良かったです。

――2セット目を取られてしまった原因は何でしょう

やはりキャッチで崩されてしまったことですかね。ワセダに絶対的なエースはいないので、もうちょっと踏ん張るところで踏ん張れないと連続失点が多くなってしまうのかなと思います。

――きょうは普段よりライトの山﨑選手にトスを振る回数が多かったように思います

スパイクに関してはだいぶミスも減ってきたのもありますし、きょうは内容も少し余裕があったので使っていきました。

――春と比べて専田主将頼りではなくなってきているのだと思いますが、変わったところはありますか

夏の合宿で真ん中を基点にやっていくという大きな課題をもとに2週間合宿をやってきてその成果も出ていると思うし、信頼するところはしっかり専田さんを頼ってというのもあるし、チームとしてはいい感じでまとまってきていると思います。

――あすに控える中大戦のポイントはどんなところでしょう

中大もきょう負けて1敗同士の対決ということで、あしたは内容がどうのこうのというよりもフルセットでもジュースでもとにかく勝ち星を付けられたらなと思います。

喜入祥充(スポ1=大阪・大塚)

――きょうの試合を振り返っていかがでしょうか

内容としては良くなかったです。自分たちのサーブミスが続き、リズムを作り出せなかったので、普通の慶大以外のチームだったら負け試合でした。

――足の調子はいかがですか

法大戦あたりからちょっと足の調子が悪くて、きょうも途中抜けましたが、コートに戻ってやれたのでよかったです。

――チーム全体として相手のサーブに崩される場面が見られましたが、サーブカットはいかがでしたか

慶大自体はデータでサーブが良いということが出ていたので、そこは想定内でした。サーブの良いチームに対してどうするのかというところでまた課題が見つかったと思います。

――あしたは中大との首位攻防戦となりますが、意気込みをお聞かせください

中大はきょう負け、1敗同士で並んでいて、順位につながると思うのでしっかりと勝ちたいと思います。