バドミントン部

2014.09.18

関東大学秋季リーグ戦 9月15日 神奈川・日体大健志台米本記念体育館

ルーキーが躍動!良いかたちで前半戦を締めくくる

 関東大学秋季リーグ戦は3日目を迎えた。男子は日大、女子は法大との対戦。共にシングルス3まで勝負の分からぬ激闘を演じる。男子は勝ち越しに成功し、通算成績を2勝1敗として後半戦へ。一方の女子は敗北したものの、強豪・法大に善戦し前半戦を折り返した。

 前日は法大に惜敗した男子。この日はシングルス1、2で連敗し、白星を挙げるためにはこれ以上負けることのできない展開に追い込まれた。絶対的な強さを誇る古賀輝(スポ3=埼玉栄)・齋藤太一(スポ3=福島・富岡)組がファイナルゲームまでもつれこむ試合を制す。勝利への望みをつなぎたい早大からは、富岡寿将(社1=熊本・八代東)・中里裕貴(スポ1=埼玉栄)のルーキーコンビが出場。序盤は相手に主導権を渡し、第1ゲームを落としてしまう。「(コートの中に)しっかり入れていこう」と話し合ったという二人。第2ゲームは打って変わって粘り強いプレーでポイントを重ねる。スマッシュが決まる度にガッツポーズも繰り出されるようになり、気迫のこもったプレーでイレブンを先取。「自信を持ってやっていたら球が見えるようになった」(富岡)という言葉通り、畳み掛けるような攻撃で相手を突き放していく。21-10と大差をつけ、迎えたファイナルゲーム。中盤の勢いを失うことなく貴重な勝ち星を挙げた。勝敗の行方を左右するシングルス3には古賀が登場。第3ゲームまでもつれ込む展開となったが、1勝をもぎ取った。

ガッツポーズを決める富岡・中里(左)ペア

 シングルスは1勝1敗としたものの、続くダブルス1の清水恵(スポ3=宮城・聖ウルスラ学院英智)・金森望(スポ2=福岡・九州国際大付)組が敗戦。後がない女子はダブルス2で渡辺梨沙(スポ4=北海道・札幌静修)・中西貴映(スポ1=埼玉・大宮東)組が逆転勝ちを収める。2勝2敗でシングルス3の我妻美沙紀(スポ2=宮城・聖ウルスラ学院英智)に勝負が託された。冷静だった我妻は「勝ちを意識せず、自分のプレーをしようと思った」と東日本学生選手権王者から連続ポイントを奪う。だがミスが続きリズムを崩される。何とか食らいつき、着実に得点を重ねた。18-21と惜しくも第1ゲームを手にすることはできない。続く第2ゲームはラリーに持ち込んで自分のペースをつくるという我妻の持ち味も発揮され、一進一退の攻防が繰り広げられる。18-19とし、ここで痛恨のサーブミス。マッチポイントを与えてしまう。最後は惜しくもアウトとなり、チームを勝利に導くことはできなかった。

粘りを見せるも惜敗した我妻

 苦しみながらも1勝を手にした男子。日体大が3勝と一歩リードするも後に続く早大、日大、法大が2勝1敗で並び、優勝への可能性を残した。一方の女子は接戦の末勝利とはならなかったが、実力のある法大を追い詰める試合ができた。上田真帆女子主将(スポ4=埼玉栄)が「(ケガで離脱していていまは)いない人たちをみんなでカバーしていこうというチーム力がプラスに働いている」と話すように、逆境を力に変え上位を目指していきたい。

(記事 佐藤亜利紗、写真 八木瑛莉佳、井口裕太)

結果

▽男子団体○3-2日大
シングルス1 松本康平(スポ1=埼玉栄)●0-2(13-21、14-21)
シングルス2 和田治久(スポ4=埼玉栄)●1-2(17-21、21-18、19-21)
ダブルス1 古賀輝(スポ3=埼玉栄)、齋藤太一(スポ3=福島・富岡)○2-1(18-21、21-19、21-14)
ダブルス2 富岡寿将(社1=熊本・八代東)、中里裕貴(スポ1=埼玉栄)○2-1(12-21、21-10、21-13)
シングルス3 古賀○2-1(21-17、20-22、21-14)

▽女子団体●2-3法大
シングルス1 上田真帆(スポ4=埼玉栄)●0-2(20-22、14-21)
シングルス2 中西貴映(スポ1=埼玉・大宮東)○2-0(21-14、21-14)
ダブルス1 清水恵(スポ3=宮城・聖ウルスラ学院英智)、金森望(スポ2=福岡・九州国際)●0-2(15-21、19-21)
ダブルス2 渡辺梨沙(スポ4=北海道・札幌静修)、中西○2-1(12-21、21-13、21-12)
シングルス3 我妻美沙紀(スポ2=宮城・聖ウルスラ学院英智)●1-2(18-21、19-21)

コメント

古賀輝(スポ3=埼玉栄)

――きょうのダブルスの試合を振り返って

東日本(東日本学生選手権)や関東学生選手権でもやったことのある相手でした。両方とも勝っていたので、自信を持って臨んだのですが第1ゲームを取られ追う立場になってしまったので自分たちが守りに入ってしまう展開が多かったです。途中から思い切っていって切り替えられたので良かったです。

――次にシングルスの試合を振り返っていかがですか

(マッチカウント)2-2で自分の順番が来たのですが、2ダブの後輩が勝ってつないでくれたので、またきのうのように負けるのは嫌だったのできょうは絶対勝ちたいという気持ちでやりました。

――2日目の法大戦、3日目の日大戦と接戦が続いています

自分たちの接戦は当たり前ですが、他の大学も接戦が続いているのでそこを勝ち抜いて、優勝できれば良いなと思います。

――関東大学秋季リーグ戦(秋季リーグ)後半戦への意気込みをお願いします

(後半戦の)最初は中大戦なのですが、シングルス3本安定していますし、ダブルスも穴がないと思うのでやはり一つ一つ勝てる試合は確実に勝っていきたいと思います。それで勝ったとして、1敗で日体大戦に臨めたら優勝も見えてくると思うので、とにかくどちらも勝ちたいです。

富岡寿将(社1=熊本・八代東)

――きょうの試合を振り返って

最後先輩につなげるように頑張ろうと思って、パートナーと一緒に追い上げて追い上げて勝ててすごくうれしかったです。

――第1ゲームから第2ゲームで、どのように気持ちを切り替えましたか

自分は1ゲーム目に気持ちが切れてしまって受け身になっていたのですが、パートナーが気持ちを切らすことなく「大丈夫、大丈夫」って自分を落ち着かせてくれて。自信を持ってやっていたらいつのまにか球が見えてきて、やっていけたのでよかったです。

――一球決まるごとに声を上げている印象でしたがいかがですか

2ゲーム目からは気持ちで押していた感じなので(笑)、とりあえず一本一本とる気持ちでした。自然と(声が)出ました。

――3ゲーム目のマッチポイントでは何を話し合われたのですか

もう最後は「どこに打とう」とか「ああしよう」とかではなく「勝つぞ」と声を掛け合いました。

――ワセダに進学した理由は

自分の小学校のクラブチームから先輩2人がワセダに入られて、その二人から「ワセダがいいよ」と聞いたからです。あとは勉強もスポーツも両方できる環境があるのでワセダを選びました。

――嘉村昌俊選手(平26スポ卒=現東海興行)と同じ出身校ですね

そうですね。高校では代が被っていないのですが、クラブチームでは小学校と中学校は一緒に練習していたので。

――そのときに一緒にプレーされたのですね

(嘉村さんの)お兄さん(嘉村健士、平24スポ卒=現トナミ運輸)とも一緒でした。

――勉強とスポーツとおっしゃっていましたが、勉強の方はいかがですか

社会科学部なのですが、単位は大丈夫です(笑)。

――最後に、きょうの試合で前半戦が終わりました。後半戦への意気込みをお願いします

一つ一つ大事な試合が増えていくと思うので、周りの方に迷惑をかけないように頑張っていこうと思います。

中里裕貴(スポ1=埼玉栄)

――きょうの試合を振り返って

第1ゲームはうまく動けず、攻め切ることができませんでした。第2ゲームを取れたことで、負けないという気持ちでいけば勝てるという自信につながりました。富岡(寿将、社1=熊本・八代東)と二人、気持ちで相手に向かっていったところ、ミスも減っていったので良かったと思います。最後は相手にミスが多かったので、そのまま勢いでやっていけば勝てると信じて戦いました。

――第1ゲームを取られる展開となりました。どのように気持ちの切り替えをしましたか

自分の中で、ゲームを取られて焦りなどはあまりありませんでした。まずはしっかり入れていこう、勢いで相手に負けないようにしようと話しました。

――春とはペアを変えてのリーグ戦となりましたが

全く問題ないです。何度もペアを組みかえてきたのですが、(富岡とのペアは)合っていると思います。二人で頑張って行きたいと思います。

――後半戦に向けて意気込みをお願いします

自分のプレーが出来るように頑張っていきたいと思います。

上田真帆女子主将(スポ4=埼玉栄)

――きょうのご自身の試合を振り返っていかがですか

いままで(秋季リーグ)の試合は自分の力が全然出せていなくて、悔しい思いをしていて、きょうどれだけ吹っ切れて自分のプレーができるかなと思いながらプレーしました。1ゲーム目はあれだけ自分のプレーができて追いついたにもかかわらず、最後は自分のミスで流れが向こうに行ってしまったので本当に悔しいと思うしかないです。

――チームとしての秋季リーグの前半戦を振り返っていかがですか

いま1年生の中西(貴映、スポ1=埼玉・大宮東)の活躍のおかげで、本当にチームも負けたとしても2-3という接戦で落としたり、勝つときはたくさん取って勝てたりしたので、まだ上位を目指せる位置にいると思います。今後が楽しみだと思っています。

――チームの状態はいかがですか

(ケガで離脱していていまは)いない人たちをみんなでカバーしていこうというチーム力が結構良い方向、プラスに出ていると思います。

――秋季リーグ後半戦への意気込みをお願いします

来週はチーム全体としてもそうですが、私自身も1勝して、チームもどんどん盛り上がっていけたらと思います。

我妻美沙紀(スポ2=宮城・聖ウルスラ学院英智)

――きょうの試合を振り返ってみて

相手が東日本で優勝している選手だったので、勝ちを意識しないで、自分のプレーをしようと思って戦いました。

――2-2で出番が回ってきたことでプレッシャーはありましたか

相手が強く、向かっていく気持ちしかなかったので、プレッシャーはなかったです。

――各ゲームとも僅差でしたね

自分はラリーをして、相手のミスを誘って点数を取るプレースタイルなのですが、やはり相手のほうが少し上手くて、最後の大事なところは相手のほうが上だったので負けてしまいました。

――第2ゲームは一進一退の攻防でした

途中まではラリーで我慢して点数をとれていたのですが、最後に一発のミスとサーブミスをして点をとられてしまったので、そこが相手のほうが強かったのかなと思います。

――リーグ戦前半の振り返りと後半へ向けての意気込みをお願いします

前半戦で筑波大に1勝できたことはすごく大きいと思うので、残り2試合ありますが、どちらも勝てるように頑張っていきたいです。