準硬式野球部

2014.09.15

9月14日 東京六大学秋季リーグ戦 早大東伏見グラウンド

延長13回の熱戦を制し立大に連勝

TEAM 10 11 12 13
早大
立大

 開幕から3連勝と勢いに乗る早大は勝ち点2とするべく、立大2回戦に臨んだ。序盤から両チームとも好機をつくるも要所で踏ん張り、5回まで得点板にはゼロが並ぶ。先発の向江洋光(人3=大分上野丘)が6回に先制点を許した直後の7回、代打の笹井健佑(社1=東京・早実)が2点本塁打を放ち、逆転に成功。だがその裏に、代わった沼座翔平(スポ3=広島なぎさ)が適時打を許して同点とされ、試合は延長戦へ。迎えた13回に相手の守備のミスを足掛かりに5点を挙げ、試合を決めた。

  何度もピンチを切り抜けた。先発のマウンドは向江。初回から何度も得点圏に走者を背負うもここぞの場面で一打を許さず、5回まで無失点に抑えた。だが6回、ついに試合の均衡を破られる。1死一、二塁の場面で二塁打を許し、先制点を許す。この回で向江はマウンドを降りた。7回から登板したのは沼座。味方の逆転打でリードした状態でマウンドに上がったが2死一塁から右中間を破る痛恨の適時二塁打を放たれる。試合は振り出しに戻り、このまま延長戦へ。点を取られれば負け、という状況の中、沼座はピンチを幾度も迎えたが、なんとか切り抜け12回まで本塁を踏ませなかった。5点の援護を受けた後の13回には、河合亮太(スポ4=茨城・茗溪学園)が登板し、三者凡退に抑え4時間の試合に終止符を打った。

延長に入ってから踏ん張りを見せた沼座

 1年生の一振りがベンチを沸かせた。早大打線は立大と同じように、序盤から好機を演出するが、あと一本が遠い。先制を許した直後の7回、早大は、2死二塁の好機で笹井を代打に送る。「普段通りの事をしよう」と考えて打席に立った笹井は、甘く入った球を振り抜き、打球は右翼手の頭上を越えてフェンスの向こうへ。1年生の逆転本塁打で一気に試合をひっくり返した。同点に追いつかれて延長戦に入ってからは打線が湿り、12回まで走者を出すことさえできない。迎えた13回、2死二塁で鈴木夏亥(社1=東京・早実)が放った打球が相手の失策を誘って勝ち越しに成功する。その後も打線はつながり、この回一挙5点を奪った。

逆転本塁打を放った笹井

 どちらが勝ってもおかしくない、一進一退の試合。延長に入ってからは、立大のほうが得点の気配を感じさせていた。最後に勝負を分けたのは、集長丁場の試合における集中力だろう。一打出ればサヨナラというピンチの場面での好守が見られ、今季の早大の『らしさ』が存分に発揮されていたように思う。春秋連覇へ、その視界は開けてきた。そればかりか春に成し遂げられなかった全勝優勝の可能性さえ、まだ残っている。

(記事、河島孝大 写真、杉田陵也)

コメント

笹井健佑(社1=東京・早実)

――今日の試合を振り返ってみていかがでしたか

ピッチャー陣が粘ってくれたので、必ずチャンスをものにしようと思っていました。とにかく勝ててよかったです。

――一発逆転の場面で代打として打席に立たれました。そのときに意識していたことはありますか

今までチャンスを貰っていても結果が出ないときもあったので、その(打席の)中で普段通りのことをしようと思っていました。自分のスイングをして結果が出て良かったです。

――昨日、そして今日も代打で安打を放ち、どちらも試合の流れを変えるプレーでした

自分はまだ1年生で、先輩についていっているだけなので、特にそのような(試合の流れを変える)ことは考えていません。与えられたチャンスで自分のスイングができればいいと考えていたので、それで今回は結果が出て良かったです。

――来週の慶應戦に向けて意気込みをお願いします

来週も2連勝していきたいと思います。

沼座翔平(スポ3=広島なぎさ)

――今日の投球を振り返って

そんな悪くはなかったと思うんですけど、松下(和樹、先理3=静岡・掛川西)のリードに従って投げようと思っていて。松下が上手いことやってくれました。

――9回からは点を取られれば負け、という状況で投げ続けましたがプレッシャーは感じていましたか

毎回、先頭バッターを出してしまっていたので、けっこうきつかったです。

――ご自身が任されている中継ぎとしての役割はどのように捉えていますか

ぼくはもうずっと中継ぎなので。これからも中継ぎとして、しっかりやっていきたいと思います。でも、きょうは向江(洋光、人3=大分上野丘)の勝ちを消してしまったのが本当に申し訳なくて。次からは、向江や河合さん(亮太、スポ4=茨城・茗溪学園)の役に立てるように頑張っていきたいと思います。

――これからの試合への意気込みをお願いします

もう、優勝を目指して、全力で、精一杯頑張ります。