ラクロス部

2014.09.15

第27回関東学生リーグ戦 対横浜国大 9月13日 東京・駒沢オリンピック公園総合運動場補助競技場

リーグ戦連勝も、守備面に課題

前半 後半
早大 13
横浜国大
▽得点者
溝本5、小谷3、鈴木2、柿本、辻本、日置

 関東学生リーグ戦(リーグ戦)も第3戦、折り返し地点を迎えた。第2戦で今季リーグ戦初白星を挙げた早大は、この日横浜国大と対戦。序盤は相手陣内で細かくパスをつなぐなど自分たちのペースで試合を進め、7-2とリードして前半を終える。しかし後半は互いに主導権を握れず点の取り合いに。終盤持ち直して加点し13-6で勝利を収めたものの、守備面にやや課題の残る試合内容となった。

攻撃の中心となった鈴木

 開始早々、早大の選手たちが相手陣内に攻めこんでいく。中でも際立つ活躍を見せたのがMF溝本ほのか(政経4=埼玉・早大本庄)だ。相手のファウルからチャンスを作り先制のゴールを決めると、その後も積極的にショットを放ち3連続得点。最高の滑り出しを見せる。溝本は前半だけで4得点と、エースとしてチームを鼓舞した。その溝本の活躍に応えるように、早大攻撃陣も奮起。常にボールをキープし、相手に攻め入る隙を与えない。AT鈴木杏奈(スポ4=東京・日大二)のパスも随所で光り、アシストを連発した。その後一時4-2と2点差まで詰め寄られるも、そこから溝本、鈴木が連続得点。そして前半終了間際、AT柿本菜実(スポ4=東京電機大)が溝本の絶妙な縦パスにうまく反応し得点する。このゴールでリードを5点に広げたところで、前半が終了。このまま早大ペースで後半も試合が展開されるであろうと思われた。

ハーフタイムにはShockersのショーが行われ、会場全体が笑顔で包まれた

 しかし後半開始直後は一転、横浜国大がボールをキープする。ゴール付近でファウルを取られるもG南條文菜(スポ4=東京・吉祥女)が好セーブを見せ、なんとか相手の攻撃を凌ぐべく奮闘した。しかし後半7分、ゴール前中央の空いたスペースに相手のパスが通り、そのまま失点。その後溝本のフリーシュートと鈴木のフィジカルを生かした得点で追加点を挙げ波に乗ろうとするも、今度は相手選手の素早い動きに翻弄(ほんろう)され連続失点するなど、なかなか試合を決定づけられない。残り5分となったところで、ようやく早大のペースとなった。AT小谷英里(国教2=東京・大妻多摩)はこの日の自身3得点のうち2点をこの5分間で決めるなど集中力を発揮。終盤早大は4点を奪い13-6で、リーグ戦2勝目を手にした。

3得点の活躍を見せた小谷

 この試合の目標は「ワセダのラクロスをして圧勝すること」(溝本)であった。しかし、圧勝とまではいかない結果に選手たちは満足していない。6失点についても「そんなに点を入れられる予定はなかった」(南條)と振り返った。特に守備面はこのままでは「まだまだ日本一になれない」(溝本)と危機感を募らせている。まずは次の日体大戦を見据えてもう一度ディフェンスを立て直さなければならない。また、第2戦でも後半に失速したことが課題だったためその対処も急務だ。日本一に向け克服すべきことは多いが、早大の選手たちがこの試練を乗り越え、そして最後には悲願を達成することを期待したい。

(記事 中丸卓己、写真 久保田有紀)

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コメント

MF溝本ほのかゲームキャプテン(政経4=埼玉・早大本庄)

――関東学生リーグ戦(リーグ戦)2勝目となりました。きょうの試合を振り返っていかがでしたか

どの試合も負けられない試合というのは一緒なのですが、特にきょうはワセダのラクロスをして圧勝しようとずっと言ってきたので、勝ったことはすごく良かったですが逆に課題が多かったという風に感じています。

――どういった課題が残りましたか

特に守備面の課題が大きくて、本当はもっと失点を減らさなければいけない試合だったと思いますが、守備になった途端に流れで失点をしてしまうというのを次の日体大戦に向けて改善していかなければと思います。

――きょう溝本選手は5得点を挙げられましたがご自身の調子はいかがでしたか

攻撃に関してはチームでやってきたことをやろうという流れはしっかり作れていて、その時にチャンスがあればしっかり決め切ろうというのは思っていましたが、まだまだ決められるシュートがあったというのは私としてもチームとしても今後もっと精度を上げていかなければいけないという風に思っています。

――攻撃陣の連携はいかがでしたか

攻撃になったらしっかり1点取るという所はかなり練習してきたし、セットでも1点を取るという所はすごく良くなってきていると思います。ですがその中でも小さなミスがまだ目立っていましたし、ワセダのミスで流れをもっていかれそうになってしまう所はまだ改善の余地があると思います。

――その改善に向けてどういった練習をしていきたいですか

とにかくチームでやってきていることは間違っていないと思っています。まず攻撃は個人の精度を上げるというのにこだわっていきたいです。守備面は個人でもチームでもまだまだ日本一になれないと感じているので、特に守備についてもう一度考え直してやっていきたいです。

――最後に次の試合に向けての意気込みをお願いします

次の試合に向けてこの2週間はしっかり準備しないといけないと思っています。他のチームに対して日体大は点差をつけて勝利しているので、あまり固くならずにワセダのラクロスをして勝ち切れるように、そのためにいま言った守備と攻撃の課題をしっかりつぶしていって、万全の準備で臨みたいです。

AT鈴木杏奈(スポ4=東京・日大ニ)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

点数的には圧倒しようと言っていたので、点差を離して勝利することができたのは良かったですが、課題もたくさん見つかったので、次の日体大戦に向けてもっと頑張っていこうと思えた試合でした。

――具体的に課題とは

アタックでいえば、速攻を決めるとこやシュートを決め切るところがまだまだ課題だなと思いました。

――ご自身のプレーはいかがでしたか

点数を決められて、アシストもできたので、すごく良かったと思いますが、ゴーリーがセーブしてからゴール前にボールを運んで行くところにもっと絡んでいきたいと思いました。

――後半では相手に3点差まで追い詰められる場面もありましたが、どのように立て直していきましたか

最初のドローだけをしっかり取っていくということをずっと続けていました。そこを取ればしっかりシュートまで決め切れると思っていたので、ドローを取っていこうと声がけしていました。

――今後はどこを強化していきたいですか

シュートを決め切って、1点1点を重ねていくことを意識してやりたいです

――次の試合に向けての意気込みをお願いします

もっともっとオフェンスを引っ張っていって、点を取り、強いワセダをつくっていきたいと思います。

AT小谷英里(国教2=東京・大妻多摩)

――きょうの試合を振り返っていかがでしたか

きょうはいつも以上に応援が来てる中、結果をちゃんと出すことができてよかったです。これからの日体戦と日本女子戦に向けて課題もたくさん残っているので、それを潰さなきゃなという危機感と良かったなという気持ちが両方あります。

――具体的に課題とは

具体的には、細かいところでまだ個人個人で動いているところがあるので、そういうところをもっと連携して打っていけたらディフェンスもオフェンスもクオリティが上がるんじゃないかと思います。

――ご自身の調子はいかがでしたか

いままで3試合リーグ戦があって、2試合出場してきたんですが、そこでなかなか納得のいくプレーができなかったんですけど、きょうやっと少しでもチームに貢献できたと感じられたのでよかったです。

――きょうの7点差という点数をどう捉えていますか

正直、もう少し点差が開けたらよかったと思います。

――3得点あげられましたが、ゴールシーンを振り返って

3ゴールとも、全て自分がイメージしていたり、練習していたかたちでゴールできたので、練習の成果を試合で出すことができてよかったです。

――チーム全体としてディフェンスはいかがでしたか

チーム全体としては、ディフェンスでやることを決めてみんなやっていたんですけど、それをしたことによって、できなかったこととできたことの区別がついたので、それを次の試合に生かして一つの決まったことをやっていきたいと思います。

――次の日体大との試合の意気込みをお願いします

次の試合は、このリーグ戦の山だと思っているので、ずっとやってきたことをみんなで出し切れる試合にしたいと思います。

DF川勝美輝副将(法3=埼玉・春日部共栄)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

20点のゲームをしようとチーム内では話していたので悔しい部分が大きいです。

――どのような対策を練っていましたか

対策としては、DF面ではブレイクでの失点は0にしようと言ってきました。

――実際に試合をしてみていかがでしたか

あんまり覚えていないのですが、すごくブレイクでの失点はなかったかなと。セットに持ちよられた時にまだまだ詰められていないところが多かったのでまだまだ修正していかなければならない点だと思います。

――次への対策としては

もっとDFとして細かいところを修正して、個人の力をレベルアップして次の試合に臨みたいと思います。

DF西真理子(スポ4=茨城・竹園)

――試合を振り返って一言お願いします

(相手が)1部に上がってきたチームということで、どれだけ点を取れるか、抑えられるかというところを意識していたのですが、6点はDFとして取られすぎてすごく課題が残る試合になりました。

――具体的にどのようなテーマで臨まれましたか

ガンガンいって取れるだけ取ろうと、20点くらいを目指して行こうと言っていました。

――ディフェンス面全体を振り返っていかがでしたか

ずっと通してやってきたことがここでもまだできていなくて、まだまだファイナル4以降や次の日体大戦に対して守るというには課題が残ったかなと思います。

――ずっとやってきたこととは

もっと思い切って動くこと。自分で考えて動くこと、あとは連動して動くことについて思い切りが本当に足りないと思います。後ろを振り返ってしまうこともあり、小さなコミュニケーションなど基礎基本をもっと詰めていかないといけないなと思います。

――ご自身のプレーを振り返っていかがでしたか

前半ですごいファウルをしてしまって、そこでしっかり自分を立て直すことができなかったのが課題です。

――今後の意気込みをお願いします

必ず次までに課題を修正して、次戦の日体大戦では最少失点に抑えたいと思います。

G南條文菜(スポ4=東京・吉祥女)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

きょうは20点ゲームをしようと、大量得点をして圧倒して勝つということを目標にしていたのですが、その割にはあまり点差がついていなくて課題が多い試合だったなと思いました。

――13-6というスコアには少し不満が残るということでしょうか

そうですね。そんなに点を入れられる予定はなかったというか、得点されるつもりはなかったので、そこが課題かなと思います。

――相手の攻撃を想定しきれなかったということですか

相手の攻撃というよりも、こちらのスピードに乗ってこられたときのディフェンスだとか、そういうところがまだまだ詰めてレベルアップできることだなと思います。

――きょうの試合を通して良かった点はありますか

ATまでブレイクでつなげるところはつないで、ショットも良いコースで入っているときは入っていたので、そこは良かったかなと思います。自分としてはフリーシュートを止められたのが良かったなと思います。

――ご自身のプレーの自己評価は

良くないですね。まだまだ頑張ります。

――リーグ戦も残すところあと2戦となりました。意気込みをお願いします

次の日体大戦と日本女子大戦もしっかり勝って、負けをつけずにファイナル4、ファイナルに進んでいきます!

――個人としては次戦はどのようなプレーがしたいですか

自分はずっとテーマなのですが、流れを変えるセーブをしたいと思っています。しっかりチームが苦しい時にセーブをして逆にこちらが流れを作る攻撃のスタートになりたいと思います。