バスケットボール部

2014.09.14

第90回関東大学2部リーグ戦 9月13日 東京・東洋大総合スポーツセンター

全勝対決を制する

 関東大学2部リーグ戦(リーグ戦)、開幕3連勝と勢いに乗る早大は、同じく3連勝の日体大と対戦した。序盤からチームディフェンスが機能し最高の出だしとなる。その後もスターターのつくったいい流れを全員が継続。一度もリードを許すことなく、最終スコア88-62で勝利を収めた。これで開幕4戦にして早くも全勝は早大だけとなり、単独首位となった。

 リーグ戦に入り機能しているディフェンスが、きょうは出だしから好調だった。チームで守り相手のターンオーバーを誘発。G池田慶次郎(社3=東京・京北)がスティールからのブレイクで得点を挙げると、今リーグ戦好調のF山本純平(スポ3=福岡第一)のスリーポイントシュートも飛び出し、開始3分で10-0とリードした。最高の入りをした早大は、その後も相手に流れを渡さない。第2クオーター(Q)にはF小林裕太郎(スポ4=新潟商)が速攻に走ると、F平野哲朗(人4=京都・洛南)がドライブでバスケットカウントを決めた。前半残り5分を切ってから、相手に与えた得点はフリースローでの2点だけ。テンポのいいオフェンスで相手を突き放し、43-21と大量にリードして前半を終えた。

ジャンプショットを沈める木村

 後半はセカンドショットを許し、走られる場面もあったが、大きく崩れることはなかった。F木村晃大(スポ4=京都・洛南)がリバウンドからステップしてセカンドショットを決めるなど粘りのプレーで追い上げを許さない。第4Qに入ると、G木澤義椰(人3=京都・洛南)、SF新川敬大(スポ1=東京・京北)が速攻を沈めさらに日体大を離しにかかる。終盤、相手に続けて走られてしまったが、逆に2本続けてSF澁田貴大(スポ2=東京・京北)のスティールから、池田、山本とつなぐ速攻を決める。最後までリードを保ったまま、88-62で全勝対決を制した。

速攻に走る澁田

 早大らしいプレーが多く見られ、内容の濃い試合となった。勝因として選手たちが挙げたのは試合の入り。これまでは、試合の序盤から相手に主導権を握られ、なかなかリズムに乗れないという試合の入りに関する反省が多かった早大。しかし、きょうの出だしは理想に近いものだった。ディフェンスからブレイクという得意のプレースタイルを序盤から出し、リズムをつくった。試合の流れを決める序盤で早大らしいプレーをできるかが、あすの中大戦で勝利するためのカギとなってくるだろう。

(記事 加藤恵、写真 森健悟)

第90回関東大学2部リーグ戦 9月13日(vs日体大)
   1Q 2Q 3Q 4Q 合計

早大

18 25 20 25 88
日体大 13 20 21 62
◇早大スターティングメンバー◇
G#34 池田慶次郎(社3=東京・京北)
G#11 河合祥樹(スポ2=京都・洛南)
SF#36 澁田貴大(スポ2=東京・京北)
F#16 山本純平(スポ3=福岡第一)
C#38 宮脇隼人(スポ2=京都・洛南)
◇主なスコアリーダー◇
得点  山本純平:14得点
リバウンド  新川敬大:7リバウンド
アシスト  河合祥樹:3アシスト
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コメント

F平野哲郎副将(人4=京都・洛南)

――きょうの試合振り返っていかがですか

ワセダの持ち味のディフェンスからの速攻に持ち込めて、すごく相手のターンオーバーを誘発できたというのがよかったかなと思います。

――序盤から大きくリードできた要因は

きのうまでの練習は自分たちのバスケをつかみ切れてなかった部分があったんですけど、きのうミーティングをして自分たちのやるべきことを明確にできたのがよかったのかなと思いますね。

――ご自身のプレーもよかったのではないでしょうか

でもまだまだ4年生としてやらなきゃいけないこと、特にコート上でもっともっと表現していかないと思っているので、これからもっともっとチームに貢献してチームを勝利に導けるようなプレーをしていきたいです。

――今週は週3試合の変則的な週ですが疲れはありますか

月曜日とかは疲れているなと思ったんですけど、一人一人のプレータイムをシェアできているので、昨年ほど疲労は感じていませんね。

――今シーズンは3チームに分けてプレーしていますが、狙いはどういったところにありますか

倉石さん(平監督、昭54教卒=東京・早実)の考えとしては週3で昨年度ケガがあったというのがあって、そこでプレータイムをみんなでシェアすることによって疲労の部分を改善しようということと、ことしはエースがいないので全員で戦おうという意識でチームを作ってきたので、全員が出ることで一人一人が責任感を持てるという部分ですかね。

――個人的に夏に取り組んできたことは

山本(純平、スポ3=福岡第一)と宮脇(隼人、スポ2=京都・洛南)と一緒にウエイトをめっちゃしましたね。僕自身初めて5番のポジションで使われる機会が多いんですけど、全然やったことなかったんですけど、きょうだったら留学生相手に対して当たり負けしないような体になってきたかなと個人的には思っています。

――ことしが最後のリーグ戦になりますが意気込みは

絶対に1部に上がって後輩たちをらいねん1部でプレーさせてあげたいというのは、必ずやらなきゃダメだなと思っています。一試合一試合しっかり戦っていって1部に昇格というのは最初の目標だと思っていますね。

――あしたに向けて意気込みをお願いします

きょうはいいかたちで勝てたんですけど、あしたはあしたで出だしからしっかりワセダらしいバスケットをすればいい結果が付いてくるなと思っています。

G木澤義椰(人3=京都・洛南)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

両チームともここまで3勝で気も引き締まっていて、倉石さん(平監督、昭54教卒=東京・早実)もここが一つのヤマ場だということで気持ちも入っていました。結果を見ると外からのシュートが入っていなかったので、相手のミスを誘ってブレイクができたことが勝因なのかなと思います。

――試合開始からすぐに点差を離しました。良かった点はなんでしょうか

相手のターンオーバーがすごく多くて。逆にターンオーバーしてくれたとも言えるのですが、そこからブレイクにつなげられたのが非常に良かったです。プレスでディフェンスしてさらにミスを誘えたりしたので、そこも大きかったなと。出だしが良かったので僕たちも乗っていけたというのはあります。

――ご自身の出来はいかがでしたか

ドライブは結構いけたのですが、チーム全体を通して外のシュートの確率が低かったです。あしたの試合は個人としてもチームとしてもシュートの確率を上げていかないと駄目だと思います。きょうの試合も後半だけの点差で比べると接戦なので、あしたはもっとシュートの確率を上げたいです。

――木澤選手はこの夏はどのようなことを中心に取り組んできたのでしょうか

チーム全体で夏は合宿を通してリーグ戦(関東大学リーグ戦)、インカレ(全日本大学選手権)のために走り込んできて、どこよりも走っているという自信はあるので、そのスピードを試合に生かしたいと思います。個人としては、自分はガードなのでミスをしてはいけないので、ドリブルやハンドリングの練習を中心にやりました。

――ここまでを終えて3チームについてはいかがですか

いままでの3試合はどこかしらのチームが不安定で。1チーム目が良くても次のチームが悪かったりしてバランスが悪い傾向があったのですが、きょうは3チームともバランス良くできたと思うので、これを続けていきたいと思います。

――リーグ戦での個人的な目標はありますか

フィールドゴールの確率を上げることと、ガードなのでもっとアシストを増やしていくのと、自分はブレイクで点を取るのが持ち味なのでそれを出せればいいかなと思います。

――あしたの中大戦への意気込みをお願いします

中大はブレイクを出してどんどんシュートを打ってくるチームなので、そこを止めて逆にワセダがブレイクをしていきたいです。ブレイクがワセダの持ち味なので、そこを出していけたら勝てるかなと。まずはディフェンスからしっかりやってオフェンスにつなげられたらと思います。

SF澁田貴大(スポ2=東京・京北)

――きょうの試合を振り返っていかがでしたか

出だしでうまくリズムに乗ることができたので、試合に出ているメンバーもそうですし、ベンチにいるメンバーも一緒に盛り上がってくれたので、次に出てくるチームの人たちもいいリズムで入れたと思います。なので、出だしがすべてだったと思います。

――リーグ戦からプレータイムを全員でシェアしていますが、そのことに関してはいかがですか

必ず全員が試合に出るということで、試合に出ているメンバーだけでなくベンチのメンバーも常に気持ちの準備をしていなくてはいけないと思いますし、そういう意味では全員で試合に集中していうというのが大きいと思います。

――この4戦を通してディフェンスがうまく機能していますね

ディフェンスからブレイクというのを多く出していかなくてはと思っています。いい時はいいのですが、悪い時どこかで歯止めしなくてはいけないのにずるずるといってしまうので、そこは気をつけなくてはと思います。

――きょうの試合ではほとんど流れを相手に渡しませんでしたね

出だしが完璧に近いくらいだったので、その流れで最後までいけたと思います。

――逆にきょうの試合で課題となってくる部分はありましたか

細かいディフェンスのシステムが、後半気の緩みとかでできていませんでした。点差が離れた時にいかに離すかというのが重要だと思うので、細かいところも徹底していきたいです。最後は気を抜いているというわけではないですが、点差も離れているしもう大丈夫だろうという気持ちがどこかであったと思うので、最後までしっかり戦い抜くというのがこれからのリーグ戦で大切になると思います。

――これで4戦を終えて全勝は早大のみになりました

きょうも全勝同士ということで気合が入っていましたし、1部復帰という目標を掲げている以上、2部のリーグ戦は1つも負けてはいけないのかなという気持ちはあります。

――このリーグ戦を通して個人としての目標はありますか

ディフェンスですね。きょうも最後スティールを何本か狙えましたが、そのスティールから速攻というのを、僕が出ている時間帯に増やしたいと思います。

――あすの中大戦に向けての意気込みをお願いします

全勝がワセダだけということになりましたが、今までのいい雰囲気やリズムを継続していって、あすの中大戦もしっかりと戦っていきたいです。

G石原卓(社1=東京・京北)
――きょうの試合の結果をどのように評価されますか
日体大は強いんですけど、もっと点差を開けたかなと。ワセダの全員でディフェンスを頑張って走るバスケットができれば、もう少し離せたと思います。あとは最後に離れたときにゆるんでしまってスリーポイントとか連続で決められて詰められたところがあったので、点差が離れていても最後まで気を抜かずにできたらいいなと。でも、前の3試合と比べて点差を離せたので、良いことも増えたのかなと思います。
――前の3試合よりも良かった点は、具体的にはどのようなものだと思いますか
オフェンスよりもディフェンスで頑張って相手に点を取らせないで、みんなでリバウンドいって走って、と連続で取っていけるチームだと僕は思うので、ディフェンスを頑張ったのが良かったと思います。
――まだリーグ戦始まって4試合目ですが、全勝対決でした。意識されましたか
きのうの練習のときも、倉石さんが「全勝対決だから勝ったほうが勢いに乗れる」と言っていたので、きょうは負けられないと思っていました。先輩方もみんな気合いが入っていて、1年生はまだリーグ戦のことをよくわかっていないので、先輩についていくしかないと思って自分も頑張ってやりました。
――全勝対決を制して、チームの雰囲気も良いのではないですか
試合が終わってからも良い雰囲気であしたに向かえました。勝ったからこそきょうの悪いところを反省してあしたに活かそうと思えたので、勝ったことがなにより良かったと思いますね。
――リーグ戦で個人的に目標とされていることはありますか
自分はチームが勢いにのれるようにするのと、あとはターンオーバーを減らすことです。ガードなので、上手いプレーをするというよりもミスを減らして、シューターにパスを送る。そこで空いたらドライブとか自分で行けるようになりたいです。
――あしたは中大戦です。どのように戦いたいですか
倉石さんから、「試合中に声が出ていない」と言われていたので、ディフェンスでも声が大事だと思うので、あしたは入りからしっかりみんなで声かけて、ベンチも一緒に盛り上げて、あした以降につなげるためにももっと点差を開いた勝ち方をしたいと思います。