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早大新記録も、2連覇ならず… | 早稲田スポーツ
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競走部

2011.10.30

第95回日本選手権リレー 10月28〜30日 神奈川・日産スタジアム

早大新記録も、2連覇ならず…

 27年ぶりの優勝を成し遂げた前大会から1年。男子4×400メートルリレー(マイル)のチーム皆が、今大会も必ず優勝するという強い気持ちで決勝の舞台に立った。タイムこそ早大新記録を塗り替えたものの、後半で粘り切れなかったワセダは最後の最後での逆転を許し、栄冠を手にすることはできなかった。

バトンを受け猛追する浦野

 1走・牧野武(スポ3=愛知・時習館)は得意のラスト100メートルから追い上げて2位と、順調な走りだしで2走・竹下裕希(スポ1=福岡大大濠)へつなぐ。竹下は予選を走った原嶋智大(先理4=埼玉・西武文理)とのオーダー変更で決戦に挑むも、わずかに失速し、追ってきた中京大に競り負けてしまう。続く濱野純平(スポ4=山口・豊浦)は安定した走りで中京大をかわし、順位を押し上げ2位でリレー。引退レースで4年生最後の意地を見せた。優勝を委ねられたアンカー浦野晃弘(スポ3=広島皆実)は、「射程圏内でもってきてもらった」と早々に先頭を走る中大に追い付き、バックストレートで首位へ躍り出たのだが、中大の猛烈な追い上げから逃げ切れずにゴール30メートル手前で2位に転落。優勝が目前まで迫っていただけに、「僕自身の力の無さ」(浦野)だと表情を曇らせた。

表彰式にて。上段左から浦野、濱野、下段左から牧野、竹下

 関東学生対校選手権、日本学生対校選手権共にあと一歩のところで逃してきた優勝を勝ち取るため、また4年生の引退に花を添えるため——。マイルチームがこの日本選手権リレー2連覇に懸ける思いはひとしおだったはずだ。しかし結果は大会記録、早大新記録を更新している中での2位。戦いは激しさを増している。全国の頂点を奪還するには、このハイレベルなレースを制さなくてはならない。今回の悔しさ、そして「リベンジしてほしい」(濱野)という先輩の言葉を胸に、浦野新主将を中心としたチームは、優勝への思いをより一層強く持ち、次なる戦いに備える。

(記事 和田真朱乃、カメラ 杉山幸美)

★久保田ラストラン、惜しくも4位…

 今季を締めくくるレースである4×100メートルリレー(4継)に、早大は1走・九鬼巧(スポ1=和歌山北)、2走・久保田裕是(スポ4=千葉・東海大浦安)、3走・竹下、4走・三原浩幸(スポ1=千葉東)のベストメンバーで出場。予選を4位で通過した早大は、チーム唯一の4年生である久保田が、「自分がレースの流れをつくらなくてはいけない」と自ら2走を志願し、決勝では走順を変更して挑んだ。しかし、スタートダッシュでうまくリードを奪えないまま、中盤からの必死の追い上げも及ばず、先行する他大学から僅かに遅れ4位でフィニッシュ。表彰台を逃した選手の表情からは悔しさがうかがわれた。久保田はこのレースを最後に競技生活に幕を下ろす。久保田の思いを受け継ぎ、九鬼、竹下、三原を中心とした新たなチームが、来シーズンの飛躍を誓う。

結果

▽男子4×400メートルリレー

早大(牧野-竹下-濱野-浦野) 3分05秒54(2位)早大新記録、大会新記録

▽男子4×100メートルリレー

早大(九鬼-久保田-竹下-三原) 40秒13(4位)

コメント

1走:牧野武(スポ3=愛知・時習館)

――きょうのレースを振り返って
 今シーズン最後で、先輩方と走れる最後のリレーだったのですが、必ず優勝したかったのにできなかったのが本当に悔しいです。でも記録は早大新記録だったので、良かったです。
――シーズンを振り返って
 ちょうど1年前のこの試合でマイルの3走を走らせていただいて、そこから優勝して、ことし1年をベストを更新できたので、なおさら優勝したかったです。あと11月3日にもう一試合あるので、そこで6秒台を出して、きれいにシーズンを終えたいと思います。
――今季は自己ベストを連発、また個人としても上位入賞に食い込むなど活躍が目覚ましかった牧野選手ですが、飛躍の要因は何ですか
 冬季練習と、夏に沖縄で合宿をやって。暖かいところでやった練習がとてもうまくいって、スピードを早めに出せるようになって、初めの試合からどんどん大学ベストなどを出すことができたので、立ち上がりが良かったのだと思います。
――来シーズンの目標は
 マイルも全部勝ちたいです。個人的にもことしの記録いろいろ標準を切ることができたので、グランプリや日本選手権などで結果をしっかり残したいです。

2走:竹下裕希(スポ1=福岡大大濠)

――きょうのレースを振り返って
 きょうの結果は記録は早大新記録だったのですが、2位ということで、本当に優勝したかったです。ワセダの伝統がわかった試合になったと思います。まだ1年生なので、ここまで重いものだと知らなくて、良い経験になりました。
――昨日の4継を振り返って
 4継は練習してきて、主将の久保田さんが最後の機会だったので、絶対に表彰台に上るという目標をもって走ったのに、届かなくて悔しかったです。でも久保田さんと走ることができて良かったです。
――先日の400メートル(日本ジュニア選手権)では、個人で自己新記録を出しました
 来年は400メートルを主体でやります。それでも4継は走りつつ、スピードを落とさないで400を組み立てていきます。
――来シーズンの目標は
 今回は競り負けたので、負けない選手になりたいと思います。

3走:濱野純平(スポ4=山口・豊浦)

――きょうのレースを振り返って
個人的には引退レースだったので、どうしても勝ちたい気持ちはありましたが、一人ではここまで来れなかったので、心強い後輩もいましたし、チーム全体の人々のサポートもあって、ここまで来れたと思うので、本当に感謝したいです。勝ち負けというよりも、その感謝の気持ちを結果で表せないのが、とても残念でした。でも勝てなかった分は来年下級生がやってくれると思うので、期待しています。
――早大での4年間は
9割くらいは苦しかったのですが、その分達成感というかやりきったという気持ち、残ったものは大きいと思っています。良い後輩がたくさんいたので、恵まれていました。
――後輩へ託すことはありますか
僕自身全然結果を出せなくて、下が走って引っ張ってくれるチームだったので、走力的なものは何も残せていないのですが。総合優勝はしましたが、マイルチームとしては勝てなかったので、中大が力をつけてきているので、リベンジしてほしいというのが1番ですね。(中大は)このメンバーで1人も引退しないので、強いと思いますが、頑張ってくれると思うので期待したいです。

4走:浦野晃弘(スポ3=広島皆実)

――きょうのレースを振り返って
 濱野、原嶋さんが最後だったので、優勝させてあげたかったのですが…。レース展開としても優勝の射程圏内でもってきてもらって、そこで最後抜かれたのはすごく悔しいです。それはアンカー責任だと思っているので、僕自身の力の無さと、4年生を勝たせたいという気持ち自体が他より薄かったのかなと感じます。
――これからはチームを引っ張っていく立場となりますが
 まだ世界で戦っている選手でもないので、引っ張っていくのは不安ですが、ことしのインカレを通して先輩たちから良いものを受け継いできているので、その流れにうまく乗りながら、自分のかたちを組織に浸透させて、良い結果を残していきたいです。
――良いものというのは
 教えだったり、先輩たちの背中を見て僕たちも感じることがあったので、それを絶やさずに下の代にどんどん繋げていければと思います。
――ことしの3年生は個性が強いように思われます
 そうですね、僕らの学年は個性がとても強いのですが、それが1つの方を向いて、皆がそれぞれの個性を出せば、たぶんワセダの中で、どの学年よりも、歴代1位くらいの結果が出せるくらいすごい力を持っている人が多いと思うので、それを僕を中心に束ねていきたいと考えています。
――個人としては世界を目指しているのですか
 ことしは世界陸上を目指していたのですが、ケガの影響だったりして、自分でもやっとまとまって走れるようになったくらいなので、来年はオリンピックもある年なので、目指し地です。出場するということがチームの中で影響になると思うので、目標にして頑張っていきたいと思います。
――ケガというのは
 3月の初めに、右足のハムストリングを痛めてしまって。すぐ治ったのですが、治るまでにかばっていた左足がに筋量がついてしまって。左をずっと引きずりながら走っていて、日本選手権にも間に合いませんでした。
――来シーズンの目標タイムは
 渡辺高博(平5人卒)さんという人がワセダの1番古い記録というくらい更新されていないのですが、それが45秒71なので、それは当然更新して、オリンピックのA標準まで伸ばして、ちゃんと出場したいと思います。

4継メンバー

――きょうのレースを振り返って
1走:九鬼巧(スポ1=和歌山北)
 メンバーがフルメンバーで走れたのが、関東学生対校選手権(関カレ)以来だったので、記録も狙っていたんですけど、思うように出ず、プラスで決勝に拾われて。満足のいく結果でないまま決勝にいき、表彰台には上りたかったんですけど、4位というのが現状です。自分が1年を通して走れなかったので、それに原因はあるかと思います。
4走:三原浩幸(スポ1=千葉東)
 練習でバトンの通しをやった時には良いタイムが出て、本番も30秒台、表彰台を狙って走ったのですが、4位という結果になって残念です。仕方ないという感じもあります。これが今の実力だと思います。
2走:久保田裕是(スポ4=東海大浦安)
 4年生として最後のレースだったので、チームをしっかり引っ張っていかないといけないなという意志があった中でのレースでした。予選では4走を走ったんですけど、自分がレースの流れをつくらなくてはいけないということで、礒先生(繁雄=昭58教卒、栃木・大田原)に言って2走に変えてもらいました。チームの流れをつくれたかはわかりませんし、4位という結果はワセダにとっては良いものではなかったかもしれませんが、自分以外は1年生だったので、そういった姿を見て、次に繋げてくれればいいなと思います。
――オーダー変更は久保田選手の意志ですか
 本来はきょうのオーダーなのですが、先生が来年を見越して予選は1走2走3走と1年生が繋いで、(自分が)最後アンカーを走るということでした。それでも良かったのですが、自分の役割としては良くないなと思って、先生にお願いをして、了承していただきました。自分の意志といっても、最後は先生が決定するので、自分の意志を受け入れてもらえたという感じですね。
――久保田選手は最後のレースでしたが、今シーズンを振り返って
 中学生の時から陸上競技を続けて10年目なのですが、いままでは自分の走りを感覚でつくっていて、体の調子が良いと陸上の調子も良いような状態でやっていました。でも4年生になって、自分の走りやチームの事をいろいろと考えるようになって。ピーキングをもっていくときに、自分の動きを冷静に分析でき、少なくとも昨年よりは結果に結びつけられたのではないかと思うので、冷静に分析できて、陸上を締めくくれた1年だったのではないかと思います。
――他の選手が1年生ですが、若いチームに期待することはありますか
 やはりいまは皆優秀な選手がたくさんいると思うので、自分のブランドにユニフォームを着せているような感じで走っていると思います。自分も1年生の時にそうだったので。その気持ちは忘れないでほしいのですが、チームとして動く、上級生になればチームとして戦うことを少しずつ意識してくると思うので、ワセダの看板を背負って走っている意識をもってもらえたらなと思います。でも、やはり陸上競技は個人種目なので、オリンピックや世界選手権を目指してほしいです。自分はできなかったので。
――短距離ブロック長が梶将徳(スポ3=福島・白河旭)選手になりましたが、託すこととは
 梶は1年生の時から日本選手権リレーだったり、関東学生対校選手権もリレーに関してはずっと勝ち続けていますし、とても優秀な選手なので、いまは少し落ち込んでいますが、もう一度息を吹き返してチームを盛り上げてほしいです。個人で結果を残してほしいと思います。
――1年生のお二人は1年間を振り返っていかがでしたか
九鬼
 1年を通して、ちゃんとした試合ができず、納得のいくレースも全くできませんでした。秋になっていいかなと思った時には、熱が出てしまったりとトラブルもあって、何の収穫もないまま終わってしまったかなと。冬はしっかりやりたいなと思っていますが、まずは自分の課題がまだ見つかっていないので、足元が見えないというか。いまはじっくり考えたいと思います。
三原
 高校を卒業して大学1年生として陸上をしているというよりは、練習の内容もそのままなので、高校4年生みたいな感じでいて。高校までは高校生を相手に通用する部分がありましたが、大学生相手だと、大学生としての練習が必要なのだと思います。そういった練習内容も少しは理解できてきました。まだ1年生なので、正直ワセダの重みもわからないですし、先輩がおっしゃっていたように、ただ自分の着ているユニフォームがたまたまエンジだったという感じなので。この1年を通して関カレの頃に比べれば、少しはワセダの重みなど体で実感できてきたのかなと思いますが。冬の練習を頑張って、来シーズンはリレーで勝てるようなチームにしたいです。
――久保田選手は早大での4年間はいかがでしたか
 あっという間でしたし、一言で言えば悔しい4年間でした。結果が出なくて。スポーツは何でも結果がすべての世界だと思うので、結果が出ないというのは悔しい4年間でした。
――その中で学んだことは
 高校生の時は、陸上に関して言えば、感覚で走っていたので、顧問の先生にもすごく目をかけてくれて、いま礒先生が目をかけてくれているとかくれないとかではありませんが、高校の先生にメニューを立ててもらって。スタートラインにつくまでを、監督やコーチにやってもらっていましたが、大学になれば、自分で選択する権利もあったり、いろいろな情報もあるので。そういった中で、自分の選択が3年生まではうまくできていませんでしたし。コミュニケーションをしっかりとるとか、陸上だけ強ければいい、部活だけやっていればいいというのではなく、私生活の面、挨拶などをしっかりしなさいという意味が理解できました。遅いんですけどね。
――九鬼選手と三原選手に、来シーズンの抱負をお伺いします
九鬼
 トップアスリートで入学させてもらったのに結果として、全然不甲斐ないものばかりでしたので。そこの自覚をもって、少しでも上のラウンドにいけるように、トップアスリートで入ったからには、それなりの覚悟もしなくてはいけないと思います。何が目標かと聞かれても、まだ答えられませんが、自覚をもってやっていきたいです。
三原
 個人としては、二百メートルを20秒台か21秒台で走りたいです。リレーはやはり中大が強いんですけど、先輩たちに負けないように、リレーで勝ちたいです。