バスケットボール部

2012.05.20

第46回関東大学女子選手権 対松蔭大 5月20日 東京・代々木第二体育館

最終戦を白星で飾り、準優勝!

 関東大学女子選手権、最終日。決勝リーグを1勝1敗で迎えた最終戦の相手は松蔭大だ。前日とは異なり、序盤からワセダらしいインサイド主体のバスケットで積極的に攻め込み、95-75と快勝。戦績を2勝1敗とし、今大会の結果を準優勝で終えた。

 試合開始直後、F金山舞穂(スポ4=神奈川・金沢総合)のシュートで活気づいたワセダは次々と得点を重ねる。きのうとは打って変わって、イージーシュートを確実に決めていい流れに。相手チームの身長があまりないため、C丹羽裕美(スポ4=愛知・桜花学園)にボールを集め、インサイドからの攻撃で相手を翻弄する。今大会を1年生ながら活躍しているG本橋菜子(スポ1=東京・明星学園)のブザービートで流れをつかんだまま、第1クォーター(Q)終了。続く第2Qも、堅実な守りで相手にシュートを打たせない。相手を2回24秒オーバータイムにするなど、守りの堅さが光る。45-33で前半を折り返した。

 迎えた後半、出だしが良くないように思えたが、丹羽の力強いインサイドプレーで徐々に積極性を取り戻し、安定したプレーを見せる。「滑り出しがよくないときでも、相手にのまれないで踏ん張れた」(萩原美樹子コーチ、平17二文卒=福島・橘)。しかし第4Qになると、相手のディフェンスが堅く、なかなかシュートを打たせてもらえない。松蔭大が得意とするスリーポイントが次々に決まっていき、悪い流れになる。残り5分のところで第4Qの得点が7-15とかなり押されている状況に。ワセダはタイムアウトを請求し、悪い流れを払拭(ふっしょく)しようとチームの連携を図る。すると丹羽、F本多真実(愛知・桜花学園)を中心に、連携プレーが次々飛び出し、最後は松蔭大を押し切るかたちで試合終了。最終スコアを95-75と、20点差で快勝を収めた。

 ワセダの試合の前に行われていた試合で、拓大が勝利したため、試合開始前から優勝の可能性が消えていた。しかし選手たちは一切気持ちを緩めることなく試合に臨んだ。連覇とはいかなかったが、今大会で得たものは大きかったに違いない。「もう負けたくない」(金山)。今回の悔しさをバネに、リーグ戦優勝へ――。躍進し続けるワセダから、今後も目が離せない。

(記事 梁瀬智帆、写真 近藤万里奈、穂積麻衣)


第46回関東大学女子選手権大会

早大

95

25-16
20-17
22-19
28-23



75

松蔭大
【スターティングファイブ】
G 森  仁美(スポ3=大阪薫英女学院)
F 金山 舞穂(スポ4=神奈川・金沢総合)
F 本多 真実(スポ3=愛知・桜花学園)
C 傳田みのり(社4=神奈川・金沢総合)
C 丹羽 裕美(スポ4=愛知・桜花学園)

◆コメント

萩原美樹子コーチ(平17二文卒=福島・橘)
――きょうの試合はいかがでしたか
きょうはみんなきのうの敗戦を切り替えて、しっかり戦ってくれたかなと思います。
――点をとれるところでしっかりとった試合でしたね
うちの前の試合の結果次第ではまだ優勝の可能性があったので、いずれにせよ勝たないと優勝の可能性がなかったですから、前の試合がどうあれちゃんと戦おうっていうことは言っていました。
――インサイド主体のバスケットでしたが
相手はあまり身長がないチームだったので、丹羽にボールを集めるように指示しました。
――後半滑り出しがあまりよくなかった原因は
やっぱりハーフタイム空いちゃうと、ちょっと休んじゃうんですよね。滑り出しがよくなかったですけど、そういうときでも相手にのまれないで踏ん張れたかなと思います。
――相手のスリーポイントシュートの対策などは
相手に入る子が2人いるので、そこはしっかり守って、ドライブに関してはみんなでヘルプしなさいと。スリーポイントでやられるのはダメだよって言いました。
――今大会で成績したなと感じる選手は
信頼もしていますけど、やっぱり神崎とか本多あたりは今大会を通じてまたさらに安定したかなって感じはします。
――新たな課題は
やっぱり確実に点を取るところはしっかり取るっていうことが大事かなと思いましたね。ノリがいいときとか、勢いがあるときにオフェンスが機能するだけじゃなくて、苦しいときにでもしっかり点数を取ってくる。結局拓大の1Qで出来なかったのはそういうところなので、引き続き課題かなと思います。
――次の新人戦に向けて
有力な1年生も沢山いますし、その1年生をゲームで育てる良いチャレンジの場だと思ってみんなでしっかり頑張りたいと思います。

金山舞穂副将(スポ4=神奈川・金沢総合)
――きょうの試合を振り返って
勝ったのですごくよかったというのもあるし、自分たちのやってきたリバウンドとか自分たちがやってきたことが出せたのでよかったです。勝てたのはすごく嬉しいです。
――チームの試合の入りはどうでしたか
きょうはよかったと思います。きのうの拓殖との試合がすごくだめで。負けたのも出だしがすごく悪かったというのもありましたし。だからきょうは、出だしから自分たちのやることをしっかりやるというのはみんなわかっていたので。きょうはよかったと思います。
――高校の後輩でもある篠崎選手とのマッチアップはどうでしたか
そうなんですよ。高校からずっと一緒です。うまいんですよね。でも負けたくないという思いでついていました。きょうは篠崎を抑えれば勝てると思っていたので、キーマンは篠崎でした。だからチームとしてという意味でも後輩としてという意味でも勝ちたいという思いでつきました。
――チームとして篠崎選手の対策は
わたしが抜かれた時にまわりがカバーすると言ってくれていました。そういう意味では思いっきりディフェンスの仕掛けなどをできたのではないかと思います。みんなすごくカバーしてくれたので助かりました。
――きょうの勝因を挙げるとすると何でしょう
ディフェンスと…あとわたしたちのチームはサイズが大きくて。インサイドで攻めるというのはすごく言われていました。インサイドで攻めているときはいいプレイが多くて。インサイドを中心に攻めたことが勝因だと思います。
――今大会の結果を受けて、今後はどのような所を強化していきたいと思いますか
試合の出だしとボックスアウトですね。リバウンドしてボックスアウトするんですけど、つかむところまでというのがなかなか出来ていなくて。あとはイージーミス。ゴール下のシュートや簡単なパスミスをなくしていかないといけないと思っています。あとリーグでは拓殖にもう負けたくないので。きょうの悔しい思いを忘れずに次のリーグではリベンジできたらいいと思います。

丹羽裕美(スポ4=愛知・桜花学園)
――きょうのゲームを振り返って
きょうのゲームは悪くはなかったと思います。けど、きのう勝ちきれなかったのが…。切り替えはできてたんですけど、勝ちきりたかったですね、きのうは。
――前の試合で優勝の可能性が消えた状態での最終戦でしたが
それはあまり関係なくて白鴎が勝ってくれたら優勝の可能性があるけどという話はしていたんですけど、結果関係なしにやるからねとは話していました。チーム全員で勝つよと、切り替えはできていました。
――今大会を振り返ってはいかがですか
きのうの試合が…だけですね。悔いが残ります。
――個人のプレーとしては
プレー自体にそんなに波があったわけではないと思います。ただ、連戦が続いて最終試合とかはやっぱり足に(疲れが)きてくるとひざがうまく使えなくて飛べなくてシュートが落ちてしまうところがあったのでもう少し脚力はつけないと、とは思いました。
――今後の課題は
私より大きい選手がすごく多くて白鴎大だったり、拓大だったり、自分より大きい選手がくると吹っ飛ばされちゃうのでパワーが全然足りないっていうのと、大きい選手に(マークに)つかれたときにどうかわして得点するかとか。オーさん(萩原コーチ)は自分中心に作ってくれているので、そこで託してくれたボールは絶対決めてこれるようにはしたいです。

本多真実(スポ3=愛知・桜花学園)
――きのうの試合で負けたあとのミーティングではどのようなことを話し合いましたか
私、基本負けたあとってあまり話聞いてないので、ちょっと何を言われたか覚えてないですね(笑)
――気持ちの切り替えはすぐに出来ましたか
昨日はすごい悔しいなって思ったんですけど、帰ってから1人になって考えてみるとこのままじゃダメだなってなったんで、昨日中には切り替えました。
――今日の試合は入りから良かったと思うのですが
そうですね。昨日と違って出だしがすごい良かったと思います。
――本多さん自身今日の試合調子がよかったですね
そうですか(笑)比較的、自分の得意なプレーで点を取れたかなとは思います。
――敢闘賞を獲得したことについては
皆さんのおかげですね。個人の力だけではないと思うので、チームメイトの力があって取れた賞だと思います。
――上級生になってなにか変わったことはありますか
精神的にはチームを支えていく側になったと思います。プレーでももちろん引っ張っていくんですけど、チーム状況が悪い時とかに積極的に声を掛けるだとかそういったところまで気を配れる選手になりたいなとは思います。
――では、今大会全体を振り返ってどうだったでしょうか
そうですね。やっぱり拓大戦の出だしが悔やまれるので、拓大のように最初からかっ飛ばせるようなチームに今後なっていきたいなと思いますね。

本橋菜子(スポ1=東京・明星学園)
――今大会を振り返っていかがですか
まだまだ自分は力不足で先輩たちにも及んでいないので、早く追いついて試合で力になれるようになりたいと思います。
――具体的な課題は見つかりましたか
気持ち的にもまだまだ弱いですし、ディフェンスもオフェンスもついていけてないところがあるので、そういったところを頑張っていきたいです。
――高校と大学の違う点を教えてください
当たりの強さが全然違いますね。
――次は新人戦がありますが意気込みをお願いします
優勝できるように少しでも力になれるように頑張りたいと思います。