庭球部

2014.09.12

関東大学リーグ 9月9日 東京・有明テニスの森公園

法大下し王座出場へ

 法大との戦いとなった関東大学リーグ(リーグ戦)第四戦。勝ちを収めれば全日本大学対抗王座決定試合(王座)への出場権を獲得できるこの日、多くの試合が均衡した勝負となった。結果はダブルス2-1、シングルス4-2で早大が勝利。王座への出場が決定した。

敗戦し悔しい表情の古田・今井(左)組

 古田陸人(スポ4=愛知・名古屋)・今井慎太郎(スポ3=神奈川・湘南工大付)組は悔しい結果となった。両ペアともにキープを続け、迎えた第7ゲーム。古田・今井組はジュースを制しブレークに成功した。しかし第10ゲームはブレークバックで5-5。続く2ゲームも奪われ、第1セットを逃してしまった。後がない第2セットは白熱した展開となる。互いに譲らず、タイブレークへと突入した。「絶対に勝たなければいけないと思っていた」(古田)という二人だったが、小さなミスを繰り返し相手にポイントを与えてしまう。最後まで流れをつかめずに6-7(2)で敗退した。ダブルス3として出場した大城光主将(スポ4=埼玉・秀明英光)・小堀良太(スポ2=東京・大成)組はセットカウント1-1で並ばれたあと、積極的なスタイルで粘り勝ち。早大は2-1でダブルスを折り返した。

 シングルス6で起用された松崎勇太郎(スポ2=神奈川・湘南工大付)が明大戦での悔しさを晴らした。軽快なフットワークと安定した返球で相手を苦しめ、相手の攻撃を封じる。6-4、6-2のストレート勝ちを収めた。また、ダブルスでは苦い結果となった今井が公式戦で初めてシングルス1に出場。「自分の試合に集中しようと思って臨んだ」と、その言葉通り自身の持ち味を最大限に発揮する試合となった。序盤からブレークを連発し、第1セットは6-1。その後も今井の勢いは止まらず、走り回る相手に勝負を許さない。猛烈なウィナーが何本も飛び出した第2セットは6-0。完璧なスコアで試合を終えた。

圧巻の勝利を収めた今井

 王座への出場を決めた早大だが、「目標は王座優勝」(大城)とこの結果に満足してはいない。その目標に向けて弾みをつけるべく、次の慶大戦では勝利を収め、リーグ戦全勝優勝を成し遂げたい。

(記事 扇山友彰、写真 松下優)

結果

▽男子1部

○早大6-3法大

ダブルス1

●古田陸人・今井慎太郎(5-7、6-7(2))松森裕大・大友優馬
ダブルス2
○岡村一成・梶修登(6-1、6-2)小林理久・長田和典
ダブルス3
○大城光・小堀良太(7-5、0-6、6-4)中島佑介・塚越雄人
シングルス1
○今井慎太郎(6-1、6-0)竹内遥丞
シングルス2
○岡村一成(6-4、7-6(5))大友優馬
シングルス3
●大城光(6-1、2-6、3-6)小村拓也
シングルス4
●古田陸人(6-4、4-6、5-7)杉本椋亮
シングルス5
○栗林聡真(6-2、5-7、6-1)大塚拳之助
シングルス6
○松崎勇太郎(6-3、6-2)中島佑介

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コメント

大城光主将(スポ4=埼玉・秀明英光)

――ダブルスの試合を振り返って

良い勝ち方ではありませんでしたが、最後の方では思い切って自分のテニスをすることができました。均衡した試合でしたが、1勝を取れたことは大きかったです。

――第2セットを終えたあとにはどのように切り替えましたか

消極的になっていた部分があり、そのままのペースでいくと絶対に負けると思っていました。自信を持って自分たちのテニスをしようと話し合いました。

――シングルスの試合を振り返って

ファーストセットを良い感じで取れたので、その雰囲気をセカンドセットに持ち込められれば勝算はあると思っていました。しかしそこから自分のテニスができずに負けてしまったことを、悲観的にとらえています。

――サービスゲームを取得できない場面が目立ちましたが

ブレークしてチャンスがきているときに落ち着いてプレーできませんでした。サーブが入っていないなど、そういう技術的な問題ではないと考えています。

――チームの課題について

良い勝ち方をしている選手もたくさんいて、みんなが頑張ってくれていることに感謝しています。ただ、僕らの目標は王座(全日本大学対抗王座決定試合)優勝です。次の試合に勝つことによって大きな弾みをつけられるので、僕も含め、一人一人がチームに貢献するという意志で臨みたいと思います。

古田陸人(スポ4=愛知・名古屋)

――きょうの試合はどのような気持ちで迎えましたか

単複で出場すると聞いていて、絶対に勝たなければいけないと思っていました。特にダブルスは3-0でないとシングルスがきつくなるので、ダブルスは3-0にするという思いで臨みました。

――その中でダブルスは惜敗してしまいました

自分のサービスゲームが取り切れず、それが早慶戦(早慶対抗試合)のときと同じような感じでした。自分たちが硬くなってしまって、ミスが増えたり、相手に付け込まれたりしてしまいました。

――拮抗(きっこう)した試合展開で、1つのミスが大きく影響した試合だったように感じましたが

はい。そのような感じでしたね。

――シングルスにも出場しました

明大戦にも出ましたが、そのときよりは自分のテニスができました。ただ最後に勝ち切れないのは自分の準備不足が原因です。

――相手の良いショットが何本かありましたが

相手も普段は打つような選手ではありませんが、きょうはすごく打ってきました。以前に(自分が)勝ったことがあり、ノンプレッシャーだったのだと思います。終盤向こうのペースが落ちると思ったのですが、逆に自分が委縮してしまいました。

――最終日は慶大との優勝決定戦となります

王座出場は決定したので思い切ってやるだけです。しかし自分としては最後の早慶戦でもあるので、絶対に勝ちたいです。

今井慎太郎(スポ3=神奈川・湘南工大付)

――ダブルスの試合を振り返って

法大としてはここで早大に負けたら王座はないという状況だったので、いつも以上の力を出してきたと思います。相手のサーブも調子が良く、その中で自分たちは押し返さないといけませんでしたが、そこで引いてしまったのが敗因だと思います。

――ゲーム中に何を考えてプレーしましたか

ファーストセットを取られ、どう変えていくかということを話し合いました。しかし結局相手の勢いに押されてしまって試合が進んでしまったのが良くなかったと思います。これからはどんな勢いで相手がきても自分たちのテニスをして、押し切らないといけないなと思いました。

――シングルスの試合を振り返って

僕が試合を開始したときはまだ決着がついていなく、緊張の中での始まりでした。しかし、そこで緊張して引いてしまうのであればダブルスと一緒になってしまいますし、その反省を生かして勝ちをもぎ取っていかないと、と思っていました。周りの試合は関係なしに自分の試合に集中しようと思って臨んだ結果、良いプレーができました。皆さんやコーチの応援からも力をもらっていたと思います。

――相手が関東学生トーナメントの優勝者でしたが

もちろん彼が強いということは分かっていますが、自分の力を出し切れば絶対に結果はついてくると考えていたので、自分のテニスを最後まで貫くことだけを考えていました。

――順調にチームに貢献できていると思いますが

リーグ戦(関東大学リーグ)は、早大としても特に勝たなくてはいけない試合です。緊張する立場ではありますが、チームのために思いっきりやるということが大切だと思っています。