野球部

2014.09.11

秋季リーグ戦 9月13、14日 神宮球場

法大戦展望

 今週末、いよいよ秋季リーグ戦の開幕を迎える。春は優勝を目前としながら、早慶戦で連敗を喫し天皇杯を逃した早大。軽井沢合宿や長距離移動の中でのオープン戦など苦しい環境に身を置いて、一層力をつけてきた。今度こそ栄冠をつかむために――。昨季と同じく、法大との開幕カードに挑む。

 今夏のオープン戦ではチーム防御率1点台前半と盤石の体制を築いている。その象徴は頭角を現しつつある大竹耕太郎(スポ1=熊本・済々黌)。打たせて取る投球でしっかりと結果を残してきた。一方で上級生の奮起も見どころとなりそうだ。共に不振のシーズンが続いている髙梨雄平(スポ4=埼玉・川越東)吉永健太朗(スポ3=東京・日大三)はこの夏球威に磨きをかけ、来るべき出番での活躍に備えている。また実戦登板は少なかったものの絶対的な存在感を放つのは、春季リーグ戦でリーグトップの5勝の好成績を残した有原航平(スポ4=広島・広陵)。プロも注目する大学最強右腕が今季も大車輪の活躍を見せてくれるだろう。今夏は春に比べて新戦力の活躍も見られ、投手陣の層に厚みが増した。激しい競争をくぐり抜けてきた新たな早大投手陣が相手打線に立ち向かう。

 打撃陣では中核を担ってきた4年生が最後に花を咲かせられるか。その筆頭は主砲の武藤風行(スポ4=石川・金沢泉丘)。打率、本塁打の二冠に輝いた強打者への期待は大きい。その他得点源になり得るのは現役最多の11本塁打を放っている小野田俊介(社4=東京・早実)と通算81安打の中村奨吾主将(スポ4=奈良・天理)の二人。経験豊かな主力打者の前に、重信慎之介(教3=東京・早実)らが出塁し、脚で相手をかき回すことができれば得点力も大幅に上がってくるだろう。

武藤のバットが勝利を呼び込む

 2季連続のBクラスに終わり雪辱を誓う法大。1戦目の先発は絶対的エースの石田健大が予想される。春は3勝4敗と物足りない結果だったが、ラストシーズンに向け鍛え直してきたに違いない。同じ広島出身である有原とのエース対決に注目だ。打線でのキーマンには春に3割を超える打率を残した佐藤竜一郎、畔上翔の実力高き3年生コンビが挙げられる。特に畔上は大学日本代表にも選出されており、その実績は誰もが認めるところだ。投打に役者はそろっているだけに、波に乗れば大きな脅威となる。

大学日本代表にも選出された畔上

 4季遠ざかっている栄冠。チームをけん引してきた4年生にとっては最後のリーグ戦を迎える。夏季オープン戦は8勝1敗3分けと、勝負どころでの戦う姿勢をしっかりと見直してきた。あとは培ってきた力を発揮するのみ。いま、目標とする10連勝での完全優勝へと歩み始める。

(記事 吉原もとこ、盛岡信太郎、写真 荒巻美奈、川口真由)

東京六大学秋季リーグ戦星取表
慶 大 早 大 明 大 立 大 法 大 東 大 勝ち点 勝率
慶 大 11/1、2 10/18、19 9/27、28 10/4、5 9/13、14
早 大 11/1、2 9/27、28 10/18、19 9/13、14 10/4、5
明 大 10/18、19 9/27、28 10/25、26 10/11、12 9/20、21
立 大 9/27、28 10/18、19 10/25、26 9/20、21 10/11、12
法 大 10/4、5 9/13、14 10/11、12 9/20、21 10/25、26
東 大 9/13、14 10/4、5 9/20、21 10/11、12 10/25、26