バレーボール部

2014.09.08

秋季関東大学リーグ戦 9月7日 神奈川・専大生田キャンパス総合体育館

国士舘大にストレート勝ち!充実した内容に

 前の試合で専大に惜敗したワセダは、秋季関東大学リーグ戦(秋季リーグ戦)初勝利をかけて国士舘大戦に臨んだ。センターの福山汰一(スポ3=熊本・鎮西)、濱松啓陽(スポ4=佐賀商)の活躍もあり第1セット、第2セットと連取する。つづく第3セットは、序盤でミスも絡み苦しい展開となったが、僅差でこのセットをものにし、セットカウント3-0(25-18、25-16、25-23)のストレート勝ちを収めた。

 「ブロックがかなり決まっていてこちらにボールがあまり返ってこなかった」。試合後、専田和也主将(スポ4=神奈川・弥栄)は第1、2セットをこう振り返った。主将のこの言葉がこの試合のワセダを端的に表している。3セットを通じ、国士舘大のブロックポイントが6点であるのに対し、ワセダのブロックポイントは16点。相手の移動攻撃には手を焼いたが、福山、濱松の両センターを中心に、国士舘大のアタッカーを抑えた。ブロックで流れをつかんだワセダ。この試合の最後の得点も濱松のブロックによるものだった。

鉄壁のブロックで国士舘大の攻撃を封じ込めた

 

 連動性のある攻撃。チームの方向性が垣間見えた試合だった。セッターの山口頌平(スポ2=長崎・大村工)が「センターラインが生命線だと思って、合宿をやってきた」と語るように、センターからの攻撃を多用。福山と濱松のクイック攻撃が効果的に使われるようになると、レフトとライトからの攻撃もそれに連動して活性化した。負担の減った専田が試合の要所で着実にスパイクを決めると、喜入祥充(スポ1=大阪・大塚)も高い技術を見せつけそれぞれの役割を果たす。打数こそ少なかったものの、ライトからは山﨑貴矢(スポ1=愛知・星城)が力強いスパイクを打つなど、コートを広く使おうとする意識が見られた。

3枚のブロックに挑む喜入

 サーブやレシーブについてはやや課題が残るものの、センターを軸にしたバレーを展開しようとする意図は見てとれた。今後は、センターの福山、濱松の活躍とセッター山口の配球に注目が集まる。強力なブロックと、バリエーションの増えた攻撃で巻き返しを図るワセダ。秋季リーグ戦を制するうえで、この試合の勝利は大きな意味をもちそうだ。

(記事 渡辺新平、写真 稲満美也、山本葉奈)

セットカウント
早大 25-18
25-16
25-23

国士舘大
スタメン
レフト 専田和也(スポ4=神奈川・弥栄)
レフト 喜入祥充(スポ1=大阪・大塚)
センター 濱松啓陽(スポ4=佐賀商)
センター 福山汰一(スポ3=熊本・鎮西)
ライト 山﨑貴矢(スポ1=愛知・星城)
セッター 山口頌平(スポ2=長崎・大村工)
リベロ 後藤光明(社2=東京・早実)
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コメント

専田和也主将(スポ4=神奈川・弥栄)

――リーグ戦初勝利となりましたが、振り返っていかがでしたか

きょうはみんなのびのびと、プレッシャーも感じずに自分たちのプレーができたかなという感じです。

――第1、2セットを優位に進められたのも、プレッシャーを感じずにプレーできたということなのでしょうか

そうですね。ブロックがかなり決まっていてこちらにボールがあまり返ってこなかったので、ミスする状況も少なく、かなり楽でした。

――一方で第3セットは苦戦されてしまいましたが

相手がセンターを使いだして、サイドサイドを止めていたのにセンターを使われ始めて、そこでもたついてしまいました。

――第2セットではそのセンター線を封じていましたが、なにかサーブに関して指示などはあったのでしょうか

弱いところ、リベロを攻めていけと言われていて、それでうまく崩れてくれました。第3セットはそれができなかったということです。

――監督からの指示が多い印象でしたが、どのような指示が出ていたのでしょうか

キャッチが入ったらクイック飛んで、入らなかったらサイドで行けという指示の繰り返しでした。

――来週からはホームの早稲田での試合ですが、意気込みをお願いします

いろんな人が応援に来てくれると思うので、全部勝てるように頑張ります。

濱松啓陽(スポ4=佐賀商)

――きょうの試合を振り返っていかがでしたか

きょうは、キャッチが返っていない中でのBキャッチからの速攻であったり、いままで合宿で練習してきたBキャッチからのコンビが結構使えて、それが機能していたので、キャッチ率が低かったわりには楽な展開になっていたかなと思います。

――きのうの試合から調整したところはありますか

チームとしてはとりあえずキャッチを返すことで、サーブはミスをするんだったらちゃんとしっかり打つ。入れにいってミスするのをなくして、攻めるなら攻める、入れるなら入れるをしっかりやったところですかね。

――個人として改善した点はありますか

個人としては、きのうからスパイクの調子がよくて、サーブで崩せなかった分ブロックで止められなかったのですが、きょうはちゃんと止めなきゃいけない場面でしっかり止められたかな、という感覚はあります。

――第3セットがすごく競っている中で、タイムアウト明けの点だったり最後のポイントだったり、大事なところで点を取っていましたが、そのときの心境はいかがでしたか

チームの方針的には専田を中心に組み立てる、専田やセンターが中心で。その中でもやはり専田だけだと止められてしまうところもあるので、キャッチがしっかり返ったら全部俺のところに持って来いっていうことは山口に言って、2枚来ても止められない自信はあるので、自信を持っていつもいっています。

――次戦からはホームでの試合となりますが、意気込みをお願いします

ホームですけどホームでないという場所なので、この混戦のリーグ戦の中で、自分らのバレーをどれだけやれるかっていうのが大事だと思うので、知り合いの人たちもたくさん観に来る中で、変に力まずに自分らのバレーをして、3連戦ストレートで全部勝てるように頑張りたいと思います。

福山汰一(スポ3=熊本・鎮西)

――試合を振り返っていかがでしたか

国士舘はこの間(1部に)あがってきたばかりですけど、きのう中大からセットを取っていたと聞いて、気持ち的には別にそんなに弱いと思っていたこともなくしっかり自分たちのバレーができたなと思います。

――ブロックポイントが目立っていましたが

始まる前にデータでどの人がどこにつくかを全部頭のなかに入れていたので、きょうはそれにしっかり相手がはまってくれてやり易くいっぱい止められたと思います。

――きのうの試合から調整した点は

特にないですけど、きのうはサーブレシーブがずっと悪かったのでそこだけサーブの人にはお願いしただけです。

――第3セットでは競るかたちとなりましたが苦労した点は

特にないですけど、こっちのミスも多少あったので、そこはこれからの課題でもあるんですけど、自分たちがミスをしなければもっと楽に勝てた試合だったと思います。

――きのうからリーグ戦が開幕しましたが、チームの雰囲気はいかがですか

悪くないです。ちょっと合宿の途中からサーブレシーブが入らなくなったのでそこの修正をしっかり今週また土日までにできたらなと思います。

――次戦からはホームでの試合になりますが、意気込みをお願いします

ホームなので、しっかり勝って終わりたいんですけど、冷房がないので気候もよくなってくれると助かります。

山口頌平(スポ2=長崎・大村工)

――ストレートでの勝利でしたが試合を振り返って

きのうフルセットで負けてしまっていて、まず一つ勝ち星が欲しかったので勝てて良かったです。

――きのうから調整した点は

きのうはサーブミスが多くてリズムをつかめなかったので、きょうはまずサーブを一本一本集中して打っていこうという話をしていて。きょうは(サーブを)攻めたりせずにしっかりと入れていけばブロックで仕留められるということで、みんな入れることだけに集中して、そこからブロックで流れがつかめたと思います。

――第3セットは序盤に比べ競った展開でしたが、国士舘大の攻めはいかがでしたか

相手のセンターをサイドでは自分たちがブロックで止められたのですが、相手のブロード攻撃に対しては最後まで結構決められてしまっていたので、そこを早めに止められるように今後やっていきたいです。

――その中での勝因は

ブロックもそうですけれど、とりあえずサイドを重点的に絞ってしっかり止められていたので、作戦的によかったと思います。

――センターの濱松(啓陽、スポ4=佐賀商)選手や福山(汰一、スポ3=熊本・鎮西)選手を多く使っていましたが

リーグが始まる前の夏合宿では、真ん中の速攻などを中心に戦っていくという課題のもと2週間ずっとやっていました。自分たちはそのセンターラインが生命線だと思って、合宿をやっていたのでそれの成果が出た結果です。

――山﨑選手を使ったライトからの攻撃に関しては

春リーグではライトからの攻撃に課題点が多すぎてライト攻撃はほとんど使わずに戦っていたのですが、今回は合宿でライト攻撃も課題にして取り組んできたので、その成果が少しは出てきたのではないかなと思います。

――秋季リーグ戦への意気込みをお願いします

秋リーグはもちろん優勝を目指してチームみんなで戦っているのですが、いまの4年生と試合できるも一つ一つが残りわずかということで、4年生が中心となって今まで頑張って引っ張ってくれていているので、自分としては4年生のために勝つという思いで戦っていきたいです。

山﨑貴矢(スポ1=愛知・星城)

――きょうの試合を振り返って、いかがでしたか

まだまだミスが多いので、練習して修正したいと思います。

――サイドを広く使うバレーを実現するうえで、ご自身の役割をどのようにお考えでしょうか

(自分がスパイクを打つ場面では)相手のブロックが1枚か1.5枚になるので、そこをしっかりと決めきれるようにしたいです。

――きょうの試合ではサービスエースを決めていましたが、サーブの調子はいかがですか

おとといの練習までは全然うまくいっていなくて、まだ自分のサーブには納得できていません。

――次の試合に向けて意気込みをお聞かせください

次の試合は早稲田で行われるので、絶対に勝ちたいと思います。