バスケットボール部

2012.10.07

第62回関東大学女子リーグ戦 対筑波大 10月7日 埼玉・浦和駒場体育館

集中を切らさず、逆転勝利!!

 10月に入り肌寒い気候が続く中、コートでは熱戦が繰り広げられた。関東大学女子リーグ戦(リーグ戦)第5週2日目。後半戦に強豪校との試合を多く残す早大は、前日敗戦した筑波大との2戦目に挑んだ。試合は序盤から両チーム一歩も譲らぬシーソーゲームとなる。しかし、一進一退の攻防のなか迎えた最終クォーター(Q)、早大は連続ポイントで一気に流れを掴み72-61で勝利。優勝に向け望みをつないだ。

 第1Q、ジャンプボールを相手に奪われると立て続けにシュートを決められいきなり0-4と4点差をつけられてしまい、その後は筑波大を追う展開に。C丹羽裕美(スポ4=愛知・桜花学園)、F本多真実(スポ3=愛知・桜花学園)の活躍で同点にはするものの、勝ち越せない。第1Qではリズムを掴みきれず20-22とリードを許す。第2Q、途中出場のF神崎由香(スポ2=福岡・中村学園女)を中心としたボール回しから得点を奪い、徐々に早大らしさが出てき、一時は勝ち越しに成功した早大。しかし、筑波大にバスケットカウントを決められ31-33と再びリードを許して前半を折り返した。

 第3Qに入っても白熱した攻防が続き、スコアは47-50と3点差の接戦。そして迎えた最終Q、早大はアウトサイドでのパス回しから筑波大のマークを外し、丹羽のバスケットカウントを含む6連続ポイントで一気に逆転に成功。「オフェンスリバウンドをしっかり取れて、先攻できた」と本多が語るように、前半取られていたリバウンドをしっかりと奪うことで先攻し、筑波大に反撃の機会を与えなかった。筑波大のタイムアウトを挟んだ後も早大は集中力を切らすことなく、72-61と見事な逆転勝利。総合成績を7勝3敗とした。

 終盤まで一進一退のトランジションゲームとなったが、早大は最後まで集中を切らさずに戦う事が出来た。次週の相手は現在1位の松陰大。今後の試合について「どの試合にも優勝がかかってくる」と丹波は語る。優勝に向けてはもう一戦も負けられない。前半からリバウンドをしっかり奪い、攻めのバスケを披露出来ればおのずと勝利は見えてくるだろう。

(記事 市川祐樹、写真 梁瀬智帆)


第62回関東大学女子リーグ戦

早大

72

20-22
11-11
16-17
25-11



61

筑波大
【スターティングファイブ】
G 森  仁美(スポ3=大阪薫英女学院)
F 本多 真実(スポ3=愛知・桜花学園)
F 金山 舞穂(スポ4=神奈川・金沢総合)
C 傳田みのり(社4=神奈川・金沢総合)
C 丹羽 裕美(スポ4=愛知・桜花学園)

◆コメント

萩原美樹子コーチ(平17二文卒=福島・橘)
――きょうの試合はいかがでしたか
きょうは選手が本当によく頑張っていました。4Qのところの本多と傳田(みのり、社4=神奈川・金沢総合)のリバウンドがすごくよかったですね。
――接戦でしたがどのような指示を出しましたか
とにかく向かえっていうことと、このレベルになると小手先で戦略をどうこうというよりも、気持ちが上回るんですね。なので、シュートも金山(舞穂、スポ4=神奈川・金沢総合)と傳田があまり入ってなかったんですけどとにかく打ち続けろって。向かいなさいってことだけですかね。
――ベンチの雰囲気も良かったように思えたのですが、なにか意識していることは
きのうは負けた後、4年生全員に連絡をして、4年生が不甲斐ないと。かなりきつい言葉はかけました。そういうこともあって、浅原(三友、社4=福岡・中村学園女)がベンチを意識して盛り上げようとはしてくれたかなと思います。
――きょうスターターを神崎選手から金山選手にかえたのは
4年生に頑張ってほしかったっていうことですかね。きのう筑波大は4年生はがすごく頑張っていて。それに比べてうちは最後のクォーター残り何分かで4年生一人もコートに立っていなかったんですね。私は4年生中心でいきたいのに、それはちょっとおかしいから考え直せということを言いましたね。私の感覚でいくと、神崎は後からでてきたほうがいいんですよ。金山を先にして、神崎を後にだしたほうが安定するんです。4年生で戦ってこいって意味でもスターターをかえましたね。きのうの夜から金山はかなり葛藤があったと思います。
――これからカギになってくる選手は
うちはやっぱり丹羽で作っているので、丹羽がどう機能するか、丹羽をまわりがどう機能させるかが問題ですね。あとは4年生。どうやってチームをひっぱっていくかですね。

C丹羽裕美(スポ4=愛知・桜花学園)
――きょうの試合を振り返ってどうでしたか
きょうはずっとシーソーゲームで点差が開かない試合だったので、集中力を切らさないように心掛けていました。
――この前の試合から1週間あいての筑波大戦でしたが、どういった対策をしてきましたか
自分たちではなくて、出てない子達や上で応援してくれてる子達がアジャストといって相手の代役をやってくれたので、それを結構やり混んできました。実際、試合をやってみると練習してきたことがハマっていたのですごい守りやすかったです。
――きのうの試合ときょうの試合で1番の違いはどこだと思いますか
私はメンタルですね。どうしてもこれからの後半戦は昨季の上位チームとの試合になってくるからどの試合も厳しい試合になってくるので、どの試合にも優勝がかかってくる感じになっていきます。そうなってくると私自身がかたくなってうまくできなくなって先走ったのがきのうだったので、そこでしっかり気持ちを入れて1つ1つのプレーをすることが大事だと思います。
――毎試合ですが厳しいマークの中どういったことを考えてプレーしてますか
考えません。自分のプレーをするだけです。今までは考えやっていたんですけど、考えずにやった方が良いと言われたので。
――来週に向けての意気込みをお願いします
来週も気合いを入れないと勝てないです。来週はそれほど大きくない相手なので、自分がポイントゲッターとして外のシュートとかもやりこんで試合でも狙うようにしていきます。

F本多真実(スポ3=愛知・桜花学園)
――今日の試合を振り返って一言
単純に嬉しいっていう気持ちでいっぱいです。
――接戦になりましたが競っているときにチーム内で確認した事はありますか
逃げずに攻め続けるということと、昨日は流れが悪かった時にしゃべりきれなかったので、そこを意識的にコミュニケーション取ろうということを確認しました。
――第3クォーターまではリバウンドを獲られてしまう部分が目立ったように感じました。その点についてはいかがですか
リバウンドの部分は昨日からの課題だったのですが、後半までその課題をズルズル引きずってしまって。逆に4Qではオフェンスリバウンドをしっかり取れて、先攻できたんじゃないかなと思います。
――次週に向けて意気込みをお願いします
相手は今日の筑波大と違って速いバスケをするチームなので、この一週間でラリーを速くすることを意識していきたいと思います。