アーチェリー部

2010.08.29

関東学生個人選手権本選 8月24・25日 東京・駒沢オリンピック公園第一球技場

見事本選出場なるも、実力差痛感

 体感気温40度を超える過酷な暑さの中、駒沢オリンピック公園で行われた関東学生個人選手権本戦。見事予選を突破した若手早大選手三人は、集中力を切らすことなく落ち着いて矢を放ったが、上位との得点差は大きく開き、山田高史(先理1)は最終スコア1102点で43位、岡崎晃太(政経2)は1084点で50位、竹下宗一郎(文1)は1033点で58位という結果に終わった。

 強い日差しが容赦なく照りつける中での前半戦。1年生にとっては公式戦で初めてとなる90メートル射撃と70メートル射撃であったが、三人とも安定した射撃を見せ、山田は497点、岡崎は481点、竹下は480点で前半を終える。しかし後半戦の50メートル、30メートル射撃では風が出てきた影響か、三人の射撃に少し乱れが見えた。50メートル射撃で竹下は250点を下回り、山田と岡崎も280点には届かなかった。最後の30メートル射撃で持ち直すも、それぞれ自身の予選スコアを上回ることはできなかった。

 守屋麻樹新監督(平3政経卒)のもとで挑む初試合となった今大会で、山田、岡崎、竹下という若手選手が本戦出場を果たしたことは、同級生のみならず上級生にとっても大きな刺激になっただろう。その一方で、初めての本戦を経験した三人は、改めて上位選手との実力の差を思い知ったに違いない。最終スコアのトップとの差は150点を優に超えている。上位に食い込むためには50メートル射撃で300点台、70メートル射撃でも300点近くを狙う必要がある。もちろんどんな状況でも安定した力を発揮できる精神面の強さも不可欠だ。今後は各選手が少しずつでも着実に実力をつけていくことが望まれる。的を見据える鋭い視線の先には、目指すべき地点があるはずだ。

(記事、カメラ 楽満賀奈子) 

◆結果

▽本選
43位 山田高史(先理1)
50位 岡崎晃太(政経2)
58位 竹下宗一郎(文1)

★女子も活躍!
 25日に行われた女子の本選では池内麻実(スポ2)が3位に入賞。田多里絵子(スポ3)、鈴木優香(スポ2)、野村美加(スポ1)もそれぞれ8位、16位、19位に入った。池内は今大会上位64名が出場できるK.S.A.Fカップでも3位と好成績をおさめた。K.S.A.Fカップの結果により池内と鈴木は9月25・26日に開催される第20回 A.J.S.A.Fカップの出場資格を得た。

◆コメント
岡崎
(本選出場の率直なお気持ちは)インカレ出場への通過点としては出なければならないものですが、きょねんは予選で落ちてしまったので、ことしは本選に出られて良かったです。(きょうの結果についてどう思われますか)練習や合宿で出ていた点数にも及ばず、自分の実力の無さを痛感しました。(きょうの競技で印象に残った場面はありましたか)70メートルの後に昼休みを挟んで50メートル、30メートルの競技が始まるため、70メートルの最終エンドは50メートル、30メートルに繋げるためにいい射を心がけました。その結果6射50点を射つことができました。(途中から風が強くなりましたが、影響はありましたか)風の弱い時に思い切り良く射てたので、そこまで風の影響は感じませんでした。(監督、代が替わりましたが新チームはどんな雰囲気ですか)今まで以上に若く、のびのびとみんなで当てていけるチームです。ただ若干締まりが無い場面も見られるので、そこが課題です。(次の目標は)定期戦全勝、シングル1200点アップ、インカレインドア出場です。

山田
(本選出場の率直なお気持ちは)行けると思っていなかったので、行けてよかったです。(きょうの結果についてどう思われますか)通ったことは嬉しかったですが、もう少し点数が欲しかったです。(監督、代が替わりましたが新チームはどんな雰囲気ですか)賑やかです。(次の目標は)今回より良い点数を出すことです。

田多
(本選出場の率直なお気持ちは)インカレ出場するためには本選出場は通過点なので通過できてよかった。(きょうの結果についてどう思われますか)きょうはロングが悪くて、後半のショートでは気持ちを切りかえてリズム良く強気で射とうと思っていて、それが実行できてとても嬉しい。(きょうの競技で印象に残った場面はありましたか)ロングが終わった時点で本選に出場した早大女子の4人の中で私が最下位で女子はみんなインカレ出場できるレベルにあり、このままでは私はインカレに出場できないと思いそこで気持ちを切り替え踏ん張ることができた場面。(途中から風が強くなりましたが、影響はありましたか)後半風が強くなってきたけど、しっかりと引き付けを意識してかたくならずにポンポン射つことができた。(監督、代が替わりましたが新チームはどんな雰囲気ですか)新チームは1年生がとても多いのもあって、元気がよいのでいい雰囲気の中で楽しんで射てれば点数も同時に上がると思うので雰囲気作りをしっかりとしていきたい。(次の目標は)次の個人目標はインカレで決勝戦に進むこと、シングルの試合でしっかりと点数を出すこと。

池内
(本選出場の率直なお気持ちは)自分の実力を発揮すれば、インカレ出場はクリアできる目標でしたので、自分のやるべきことだけに集中しよう、という気持ちでした。(きょうの結果についてどう思われますか)点数の目標は1270点でしたので、それは達成できなくて悔しいです。しかし、やっと不調から抜け出し、3位になれたことはとても嬉しく思います。(きょうの競技で印象に残った場面はありましたか)70メートル終了時点ではトータルで1270点ペースで射てていて、射の感覚も非常に良かったので、その場面での体の感覚は今後も大事にしていきたいと思っています。(途中から風が強くなりましたが、影響はありましたか)風自体は大きな影響が出るものではありませんでしたが、少しの風も気にしてしまい、後半はリズムを崩してしまいました。(監督、代が替わりましたが新チームはどんな雰囲気ですか)とても良いです。声かけがしっかりとできていて、射っていてとても楽しいので、今の雰囲気を大事にしていきたいです。(次の目標は)全日本選手権へ出場することです。