アーチェリー部

2010.12.29

2011年度関東学生インドア個人選手権 12月21・22日 東京・駒沢屋内球技場

田多、野村が初のインカレインドアへ

 クリスマスを目前に控えた年の暮れ、東京・駒沢屋内球技場でことし最後の公式戦が行われた。全日本学生室内個人選手権(インカレインドア)の選考を兼ねた今大会、早大からは14名が出場。それぞれが結果を残した中で、女子部の野村美加(スポ1)と田多里絵子(スポ3)が高得点をあげ、上位に入った。

 室内競技は18メートルという近い距離で、40センチの小さい的を狙う。早大が普段専門とするターゲット競技とはルールが大きく異なるこの大会、1日目には男子6名、女子2名が出場した。この日出場した野村は試合を通して安定したスコアを記録。「最後に体力消耗して点数が落ちてしまった」と振り返るが、6位に入賞し、室内競技で550点以上を記録した者に与えられるゴールドバッジを手にした。男子部前主将の久保陽太(教4)にとっては今季最後の試合。「久しぶりに楽しめた」と場の雰囲気を楽しんだ様子で顔をほころばせた。

 2日目には女子主将を務める田多を含め計6名が競技に臨んだ。前半が「悪くて不安だった」と語った田多は深呼吸を交え自分のペースで的を射る。結果、後半に283点と高得点で自身の大会記録更新、8位につけた。また大学から競技を始めた太田由実(創理1)も488点と奮闘。「後半は点数が落ちてしまってすごく悔しがっていて、成長するなと感じた」(田多)と今後に期待を寄せられた。

 女子勢の奮闘が光る一方、男子部は残念ながら上位には食い込めず、悔しい結果となったが、「意識は変わっている」と主将の竹田瑶弥(先理3)は部員の様子に手応えを感じていた。1番の目標であるリーグ戦の始まりまであと3カ月と残りは少ない。「うまく時間見つけて頑張ってほしい」(久保)と言う先輩の応援を背に、チームは新たな春を迎える。

(記事 尾崎睦、カメラ 楽満賀奈子) 

 2月17・18日に大阪で行われるインカレインドア。選考の結果、野村、田多がその出場権を手にした。早大勢が出場するリカーブ部門では男子72名、女子36名が参加し、予選ラウンドと決勝ラウンドを行って室内競技の学生日本一を決める。今大会、好調だった2人の活躍に期待したい。

◆結果

▽男子
79位 岡崎晃太(政経2) 534点
128位 久保 517点
157位 上田将太(文構2) 508点
164位 竹田 505点
176位 瀬藤直樹(政経1) 499点
178位 竹下宗一郎(文1) 499点
187位 島田俊寛(政経1) 496点
256位 佐藤研(スポ1) 446点
262位 山岸幹(基理1) 440点

▽女子
6位 野村 556点
8位 田多 555点
22位 池内麻実(スポ2) 538点
23位 鈴木優香(スポ2) 535点
66位 太田 488点

◆コメント
久保
(きょうを振り返って)まあ4年生ということもあって真剣にというよりかは楽しむ感じで、久しぶりに楽しめたと思います。調子は最近練習していなかったんで、そこまで良くはありませんでした。(きょうの目標は)点数的には540点ぐらいを狙っていました。実際は517点だったんで全然足りなかったんですけどね。(競技生活も終盤に差し掛かっていますが、大学4年間を振り返って)競技としては2年生の最初あたりが一番強くて、その後あまり点数上げられなかったのが心残りですけれど、昔に比べれば人間的には成長できたので部活に入って良かったと思います。(4年生の同期の選手たちへ一言お願いします)6人ともいろいろ4年間で成長できたんですが、まだ助け合うときがあると思うのでそれはこれからも力を合わせていきたいと思います。(それでは後輩たちへ一言お願いします)そうですね、オフシーズンの過ごしかたというのもリーグ戦の結果に関わってくると思うので、練習する時間がなかなか取れないかもしれないけれどうまく時間見つけて頑張ってほしいと思います。

竹田
(きょうの内容は)だめでしたね、実力を発揮できなかったです。(普段と違う室内の試合だったからでしょうか)ターゲットでないというのは言い訳で…最近いい感じで調子に乗ってしまいました。(練習を増やした成果は)それは確実に出てきてます。きょうはちょっといまいちだったんですけど、部員の意識は変わっているのでリーグ戦へ希望は持てますね。(主将として望む来年の目標は)僕たちはリーグ戦が目標なので、今の代で1部に上がって次の代が王座(全日本学生王座決定戦)に出場できるようにあと4カ月頑張りたいと思います。個人としては自分の射をして、きょうのような悔しい結果にならないようにしたいです。

田多
 (今日の結果は)試合新でした。前半が272点で普段より悪くて、インカレインドアに出れるかどうかがかかっているので不安だったんですけど、後半から感覚も良くてとんとん射っていけました。(調子がよかったんですね)調子は…まあまあです。(今大会にはどんな目標を持って臨まれましたか)1、2年生時と学連インドアには出れていなくて、嫌な思い出しか残ってなかったんですけど、最近は調子が戻ってきていたので、いつも通り射とうと思ってました。(部全体の調子は)ケガで練習できなかった子も何人かいます。太田(有実=創理1)は前半は250点で未経験にしては良い点数だったのに後半は点数が落ちてしまってすごく悔しがっていたので、これから成長していくなと感じました。(次大会への目標をお願いします)インカレインドアにもし出れたら、出るのは初めてになるので、いつも通りの射ができるといいと思います。うまい人たちがたくさん出る大会なので、よく見ていいところを盗んで勉強したいです。とにかく集中して、いつも通りやることが目標です。

池内
(今日の試合を振り返って)あまり出来は良くなかったですね。(具体的に悪かった点などは)今回は練習でもあまり調子が良くなかったので、そのまま引きずってしまったのかもしれません。(今後どういった改善策を)やっぱり射形をどれだけ固められるかが大事になってくると思うので、まずは安定性を高めてプレッシャーのかかった中でも安定して点を取れるように調整していきたいです。(女子マネージャーにも就任されましたが、意識していることなどは)個人の試合ではあまり意識はしないんですけど、チーム戦になってくると雰囲気づくりとか、「ネガティブな発言はしない」とかして、雰囲気を高めていこうとは考えています。(今後に向けての意気込みを)目標は日本代表になることなんですけど、10月にあった、アウトドアの全日本選手権には出られず代表にもなれなくなってしまったので、インドアの方の全日本選手権で上位を狙っていきたいです。一気に日本代表を目指すと言うよりも、段階を踏んでまずは全日本選手権での入賞を狙っていきたいです。

野村
(今日の調子は)良かったです。前半すごく良くて、高校時代は前半良いと後半悪いというようなことがよくあったので心配だったんですけど、今日は当たるって気がして、後半も最初はいい感じでした。でも最後に体力消耗して点数が落ちてしまったので、そこが課題です。あと今回インドアのゴールドバッジを取れたことがうれしいです。(関東学生新人個人選手権以降どのように練習にとりくんできましたか)矢を替えたりしましたが、特に練習方法は変えてないです。早慶戦が良くて、その後もだんだん調子が上がってきてました。(意気込みをお願いします)きょうすごく良かったので、思い切って射っていきたいです。