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アーチェリー部

2012.04.15

関東学生リーグ戦 男子第3戦 4月15日 東京・農工大小金井レンジ

昨季の雪辱果たし圧勝!

 関東学生リーグ戦は第3戦を迎えた。男子の対戦相手は東大。昨季、東大に敗戦し2部リーグ残留を余儀なくされた早大としては、絶対に負けられない相手だ。ここまで絶好調の男子チームは、きょうも気負いや緊張を感じさせない圧倒的な強さを見せ、146点の大差で勝利した。

 早大は50メートルの前半こそわずかに出遅れたものの、すぐに立て直し50点台の点数を重ねる。試合中には応援の声とそれに応える選手の声が常に聞かれた。矢取りやミーティング時には笑顔が見られ、良い点数が発表されると拍手が起こった。明るいチームの雰囲気に押されるように、30メートルでさらに点数を伸ばし東大を突き放す。早大新記録の更新はならなかったが、昨季の悔しさを見事に晴らしてみせた。

 なかでも活躍が目立ったのはルーキーの山本周平(スポ1=山梨・甲府一)。チーム1の安定感で50メートル・30メートルともにすべて50点代に揃え、驚異の667点を叩き出す。また、岡崎晃太主将(政経4=東京・早大学院)や根本翔平(創理2=東京・早大学院)など上級生も、640点を超える記録を出し意地を見せた。1人1人がミスを減らし、着実に点数を重ねていけば、目標の3850点に到達できるだろう。

 1部リーグに昇格するためには、2部のBブロックで1位になり、1部の最下位チームと対戦するのが最も近道と言える。東大戦に勝利したことで、ブロック1位の座はぐっと近付いた。リーグ戦も残すところあと2戦。良い流れを断ち切ることなく、全勝優勝で入替戦に臨みたい。

(記事、写真 手塚悠) 

★女子はチーム新で勝利!

同日別会場で行われた女子のリーグ戦第3戦は早慶戦。エースの野村美加(スポ3=石川・金沢桜丘)を始め出場した全員が第2戦より点数を大幅に上げて圧勝した。課題をしっかりと修正し、2552点のチーム新記録での価値ある一勝だ。強豪・明大との次戦に期待がかかる。

◆結果

男子 ○早大3832-3686東大
女子 ○早大2552ー2457慶大

◆コメント
岡崎晃太主将(政経4=東京・早大学院)
――今日の結果はいかがでしたか
個人としては、昨日雨の中練習したのですが道具のケアが少し足りない部分があって、初めに少し点数を落としてしまい、それが次に向けての学びになりました。チームとしては前回に引き続き3800点というラインは超えたんですけれども、相手が東大で、きちんとアーチェリーをしてくる大学だったので、そこでみんな少し緊張していました。トータルで見れば、60点ぐらいです。
――東大戦はどのような位置付けですか
昨年東大に負けて2部に残留してしまったんですね。ですから、そういった意味でみんな気合いを入れていました。
――チームの雰囲気は
非常に良かったと思います。声が出ていましたし、選手が応援の声に応えて両者の間でアイコンタクトが取れていて一体感があったと思います。
――リーグ戦も後半に入りますが
やはり3850点を目指してやっています。もう少しで出そうなんですが、点数を意識してしまって少し硬くなっている場面があるので、まずはいつも通りの雰囲気をつくり、いつも通りのアーチェリーをして、点数をより伸ばして必ず一部に行けるように弾みをつけたいと思います。