アーチェリー部

2012.04.29

関東学生リーグ戦 第5戦 4月29日 埼玉・東京電機大鳩山レンジ/東京・拓大八王子レンジ

男女ともにリーグ戦全勝!

 1カ月にわたったリーグ戦もついに最終戦を迎えた。第1戦から第4戦まで、男女ともすべての試合に勝利してきたワセダ。男子チームが岡崎晃太主将(政経4=東京・早大学院)の活躍もあり大差で勝利すると、いい流れを汲んだ女子チームが午後の試合で堅実なアーチェリーを見せ、こちらも圧勝する。女子はこれで4年連続のリーグ戦全勝を達成。男子は入替戦、女子は優勝決定戦に向けて、いい形でリーグ戦を終えた。

 男子の相手は法大。明るい雰囲気の中始まった試合だったが、日差しが強くなるとともに気温もどんどん上昇し、選手たちは4月とは思えない暑さに苦戦する。しかし、選手を日陰に入れるなど周りのサポートもあり、集中力を取り戻したチームは徐々に点数を上げていった。始めに出遅れたこともあり、「満足はしていない」と総合得点は前回を55点下回る3766点にとどまったものの、法大に94点差で勝利した。

 リーグ戦最終戦を最も良い成績で締めくくったのは、岡崎主将だった。30メートル、50メートル、総合の全てで距離賞(最高得点者)を獲得する活躍。654点の試合新記録を出し、チームの勝利に大きく貢献した。また、山本周平(スポ1=山梨・甲府一)と根本翔平(創理2=東京・早大学院)がそれぞれ630点、中川裕太(スポ2=岐阜・大垣西)が623点を出すなど、各選手の粘りが目立った。来週の大勝負に向けて層の厚さもポイントになってくるだろう。

 女子の最終戦は明学大との対戦となった。50メートルでは軒並み40点台後半から50点台が揃い、出だしは好調と言えたが、30メートルになってもあまり点数を伸ばすことができない。その中でこの試合も着実に点数を重ねたのは野村美加(スポ3=石川・金沢桜丘)や鈴木優香(スポ4=秋田南)であった。早大は点数こそふるわなかったが、野村が「打っていて楽しい」と語ったように、チームの雰囲気は他のどの大学にも負けない明るさを持っている。午前に試合を終えた岡崎主将らも応援に駆けつけ、チーム全員が一つの方向を向いていることを感じさせる試合だった。

 来週が本当の勝負だ。男子は一部昇格をかけて、現在一部リーグA・Bブロック最下位の一橋大、明学大、二部リーグAブロック1位の東京理科大の3校と対戦する。この4校の中で2位以内に入れば、念願の一部リーグ昇格が決まる。また、女子はBブロック1位の日体大と対戦。早大はこれまで何度も日体大に負けて優勝を逃してきた。「絶対勝ちたい」。良い雰囲気はそのままに、不足している部分を補い修正するという意味でのこの1週間の大切さを、選手たちはよくわかっている。岡崎主将、池内麻実女子リーダー(スポ4=兵庫・甲南女子)のもと、チーム全員が一つになって必ず目標を達成してほしい。決戦はもうそこまで迫っている。

(記事 手塚悠、写真 手塚悠、田中絢) 

◆結果

男子 ○早大3766-3572法大
女子 ○早大2518ー2373明学大

◆コメント
岡崎晃太主将(政経4=東京・早大学院)
――きょうの結果について
個人としては、この2週間ほどフォームを模索していて、試合で得点を伸ばせるように研究していたので、その成果が出せて試合新という結果になったと思います。団体としては、ここ数日で急激に暑くなったことと、連戦で疲れがたまっていたことで、この点数になったのかなと思います。あまり満足はしていないです。
――リーグ戦を振り返ってください
全勝して来週の入れ替え戦で1部に昇格するというのが目標だったので、全勝できたことには満足しています。
――来週の入れ替え戦に向けて意気込みをお願いします
結果を残すまでが主将の務めだと思うので、まずは個人として大黒柱となって引っ張りたいです。そしてチームのみんなを残り1週間でうまく調整させて、必ず良い結果を残します。

池内麻実女子リーダー(スポ4=兵庫・甲南女子)
――きょうの結果はいかがでしたか
チームのために雰囲気づくりをするとか、そういった面ではしっかりがんばれたかなと思うんですが、個人的な点数に関しては全然納得できないまま終わってしまったという感じですね。チームとしては先週、先々週に比べたら点数は低くて、いい点数ではないんですが、きちんとワセダらしさというものを保つことができました。最初から最後まで全員がチームのために何かしようと思っていて、1人1人の力が集結しているのを感じることができた試合だったので、そこはよかったと思っています。
――リーグ戦全体を振り返って
4月の始めの第1戦、第2戦では全然納得のいく試合ができませんでした。でも第2戦が終わった次の週に、「なんとかしなくちゃいけない」という感じで監督や同期と、また女子全員でミーティングをしたり、練習をたくさんして、やるべきことを全部やりました。その結果、第3,4,5戦は納得のいくかたちで試合を終えることができたので、切り替えることがきちんとできたという意味ではよかったかなと思います。でも来週の優勝決定戦や王座決定戦を迎えるには、まだまだ実力不足な部分もありますので、もっと頑張らなくちゃいけないと思います。
――女子リーダーとして迎えられたリーグ戦でしたが、いかがでしたか
そこが一番難しいところだったんですが、選手として点数は出さないといけないし、リーダーとして試合の雰囲気作りをしたり、しっかり下級生のことも見てあげて、調子が悪そうな子にはちょっと声をかけてアドバイスをしたりしました。振り返ってみると、やはり第1戦、第2戦はチームを上手く回すことができなくて、あれもこれもやらなきゃという焦りで空回りしてしまっていました。第3戦からは全部やるのは無理だと思って、きちんとやるべきこととやらないことを決めてやったので、みんながどう思っているかはわからないですが、しっかり役目は果たせたかなと思っています。
――来週の優勝決定戦に向けて意気込みをお願いします
目標は勝つことです。今まで4年間リーグ戦をやってきて日体大と(優勝決定戦で)対戦するのも4回目なんですが、まだ勝ったことはないので、今年は絶対勝ちたいと思います。この1週間にどういう練習をするかが勝負になると思うので、勝てる練習をしていきたいと思います。

野村美加(スポ3=石川・金沢桜丘)
――きょうの調子はいかがでしたか
良かったんですけど、もうちょっといけたなという感じはします。
――リーグ戦全体を振り返ってください
個人としては、今回は今までにないくらい良い点数を維持できていて、そこは成長できたかなと思っています。1年の時も、リーグの中で個人として関東で1位を取らせていただいたんですけど、第1戦がすごく良くて、回数を重ねるごとに点数が下がっていたんです。でも今年は今までと違って、回数を重ねるごとに点数が上がっていったというところが、本当に良かったと思います。
――チームとしてはいかがですか
第2戦までは少し伸び悩んでいて、点数を重視しすぎて、チームの雰囲気も、アーチェリーを楽しむことを忘れていたという感じだったんですけど、第3戦からは気持ちを入れ替えられました。練習はみんないっぱいしてきているので、自信を持って楽しもうということを心に置いてやってみたら、チーム新がでたりもしたので、回数を重ねるごとに、疲れはたまっていきますが、全員が成長できたのかなと思います。
――今のチームの雰囲気はとてもいいですか
すごく良いと思います。打っていて楽しいです。
――来週の日体大との優勝決定戦に向けて、意気込みをお願いします
せっかく良い雰囲気で来れていると思うので、日体大は強豪ですけど、自分たちの空気を保てるように、楽しい雰囲気でやりたいと思います。