アーチェリー部

2012.05.16

関東学生リーグ戦 女子優勝決定戦 5月13日 帝京大八王子レンジ

あと一歩でまたカベを破れず

 先週とは打って変わった厳しい日差しの中、女子優勝決定戦の再試合が行われた。悪天候のため試合途中で中止、再試合となった先週。第5エンドまで日体大と僅差で争っていたために今週も接戦が期待されていたが、調子を戻してきた強豪・日体大に歯が立たず、力負けする結果に。101点の大差を付けられ今年も準優勝に終わった。

 「日体大と戦うのは4年めですが、一度も勝ったことがありません」と池内麻実女子リーダー(スポ4=兵庫・甲南女子)が語ったように、早大はこの優勝決定戦や全日本学生王座決定戦(王座)で何度も日体大と当たり、そして敗れてきた。今年こそ絶対に勝つ。その思いで臨んだ試合だったが、序盤から出遅れてしまった。優勝決定戦は通常のリーグ戦とは異なり、的までの距離が70メートルと長い。その中でも日体大は1エンド目から確実に上位4人が50点台を並べてきた。一方早大は50点に達したのが野村美加(スポ3=石川・金沢桜丘)と鈴木優香(スポ4=秋田南)の2人のみ。その後も相手が高得点をキープし、点数がなかなか安定しないワセダはどんどん突き放されていった。

 この試合は、もうひとつ普段の試合と異なる点があった。会場である帝京大八王子レンジが、近隣との兼ね合いから声を出して応援できないレンジであったことだ。再試合ということもあり男子チームも応援に駆けつけていたが、声を出せない状況でチームの雰囲気を上げるのはかなり難しい。これも序盤に点数が出なかった原因にあげていいだろう。しかし、中盤以降は徐々に明るい雰囲気が生まれ、ルーキーの吉峰さやか(スポ1=香川・高松東)が6エンド終了時点でチーム1位の309点を出すなど健闘した。だがそれも日体大を追い上げるには至らず、2406対2507でまたしても優勝を逃してしまったワセダ。リーグ戦の幕引きはほろ苦いものとなった。

 しかし、まだ女子チームには本物の優勝を狙う機会が待っている。6月24日に開催される王座決定戦だ。リーグ戦でAブロック1位となった早大は王座への切符を手にした。関東だけでなく関西の強豪校も集まるこの大会に向けて、今回の敗戦も大きな糧になるだろう。今度こそ頂点に立てるかは、これからの練習にかかっている。自分たちの強さを信じることができた時、ワセダはもっと強いチームになることができる。すべては日本一になるためだ。

(記事、写真 手塚悠) 

◆結果

早大2406-2507日体大

池内麻実女子リーダー(スポ4=兵庫・甲南女子)
――今日の試合はいかがでしたか
全体的に最初から波をつくっていけなくて、全員の点数が出だしたのが中盤からだったので、その辺りのチームとしての課題が浮き彫りになりました。あとは個人個人の問題というか、うまくこの一週間調整しきれなくて、あまり満足のいく点数を出せた人がいなかったのかなという感じですね。
――各選手の調子はどうだったのでしょうか
決して調子が悪いというわけではなかったと思うんですが・・・。わたしは4年目なんですが、(日体大に)全試合負けているんですね。なので、今日こそ絶対勝つぞっていう目標を立ててやってきたんですけど、やっぱり心のどこかで日体さんには勝てないと思ってしまう部員がいたのかなと。それが気持ちの弱さとして現れたのかなと思います。
――コンディションは
天気は良くて、風もなく打ちやすいコンディションではあったので、点数はきちんと出せて当たり前だったと思います。その分日体さんはきちんと点数を出していたっていうのもあります。
――王座に向けて
まずは気持ちの面です。王座も優勝を目標にしているんですが、まだ優勝したことがないので、やっぱり心のどこかで優勝できるのかなと不安に思っている部分がそれぞれあると思うんです。絶対優勝するという気持ちを持って挑みたいので、そこの部分の気持ちの強化をしたいです。あとは、王座は本数の少ない中での試合で、最初から中てていくことが必要になるので、今回の課題である出だしでしっかり点数を出していくために、個人の練習メニューを考えたいと思います。