水泳部

2014.09.06

第90回日本学生選手権 9月5日 神奈川・相模原市立総合水泳場

インカレ初戦は白星発進!

TEAM 1P 2P 3P 4P
新潟産大
早大 16
▽得点者
戸張5、武田4、瀧川2、深田2、深川2、池水

 今季で第90回となる日本学生選手権(インカレ)が幕を開けた。優勝を目指す早大の1回戦の相手は新潟産大。第1ピリオドから得点を積み重ね、試合を優位に進める。最終ピリオドまで攻撃の手を緩めず、16-8で快勝。インカレ制覇へ幸先のよいスタートを切った。

 第1ピリオド序盤は、相手のループシュートから先制点を許してしまう。深川幹徳(スポ2=福岡工)のミドルシュートで1点を返すも、「前半がうまく乗り切れてなかった部分があった」(武田望、スポ4=富山北部)と話すように深川の退水(※)からまたも相手に得点を決められた。だが、戸張真寿主将(スポ4=埼玉・秀明英光)の技ありのシュートが決まり同点に追い付いてからはパスワークがさえ始める。また、オフェンス陣の連動した動きから立て続けにゴールを決めて第1ピリオドを5-2で終えた。

池水は積極的にゴールを狙った

 第2ピリオドは両チーム2点ずつ得点を加え、7-4で第3ピリオドを迎える。このピリオドで躍動したのは武田だった。右から瀧川峻也(スポ3=京都・鳥羽)のパスを受け、ゴール付近で競り合い8点目を決める。その後もカウンターから一人でゴールまで上がりシュートを決めるなど、3連続得点の目立った活躍を見せた。11-6で迎えた最終第4ピリオド。「自分たちのペースで水球ができた」(戸張)と試合後振り返ったように、失点をしても確実にその分を取り返す攻撃を展開し16-8で初戦を終えた。

第3ピリオドで躍動を見せた武田

 このチームが目指しているのは、半世紀近く遠ざかっている覇権を奪回することだ。きょうの試合の勝利はあくまでも、優勝への第一歩に過ぎない。あすは京大戦から準決勝までの2試合が待っている。着実に白星を奪い、頂点まで突き進んでほしい。

※重大なファウルを犯した選手は、20秒間ディフェンスに参加できない。

(記事 井口裕太、写真 田島光一郎、森健悟)

コメント

戸張真寿主将(スポ4=埼玉・秀明英光)
――日本学生選手権(インカレ)初戦を戦ってみて、感想はいかがですか
ことし新潟産大は関東学生リーグ戦(リーグ戦)に出ていなかったので、今季一回もやっていないということで若干謎なチームでした。相手の左サイドのエースの情報くらいしかなくて、やってみたかんじでは泳ぐしガツガツくるチームでした。でもことしからルールが変わったので笛に慣れるという意味もあって、外国人審判だったのでどういう感じでくるのかを試しつつというかんじでしたね。前半ちょっと危ないように見えたかもしれませんが、こっちからすると試合を上手く進められたし、自分たちのペースで水球をできたのかなと思います。
――主将から見て、いまのチームの状況はいかがですか
リーグ戦よりも仕上げたし、すごく良い状態でインカレに臨めていると思います。
――ディフェンスでもオフェンスでも連動した良い動きが見られました。詰めてきた部分なのでしょうか
一番詰めたのがディフェンスで、一対一だけで守るんじゃなくて、みんなで連動して守ってからしっかり攻めるというのを意識してやってきました。オフェンスに関しても、試合を重ねて意思の疎通が取れるようになってきたと思います。
――先ほど、初戦で緊張したと話す選手がおられましたが、やはり堅さがあったのでしょうか
全体的にあったのかなという感じですね。僕は正直緊張しなかったのですが、ミスが出た時などに堅さが見えましたね。
――インカレを戦う中でポイントになるのはどのような点でしょうか
トーナメントなので、一試合一試合をミスなく出し切る。一回負けたら終わりなので…。そういう難しさもあるし、あとは足をすくわれないように決勝に行くことが大事だと思います。
――インカレの目標を
優勝です。
――自身のほどはいかがでしょうか
もちろんあります!

武田望(スポ4=富山北部)

――最後の日本学生選手権(インカレ)になりますが、どのような気持ちで臨みましたか

最後なので優勝したい、という気持ちですね。

――日本選手権予選会から修正した点はありますか

細かいところを詰めていこうということですね。大きいところは時間もなくて変えられないので、細かいミスを止めていこうというところです。

――試合を振り返ってみていかがですか

前半がうまく乗り切れてなかった部分が目立ちましたので、そこが良くなかったです。その分後半はいい雰囲気になっていたのでこのままいきたいです。

――第3ピリオドでは全得点に絡む活躍でした。カウンターは狙っていましたか

はい。自分の中で1,2ピリのときは体が固まっていて、3ピリ目でやっと解放されたというか、緊張がほぐれた面があってそこからいけるようになりました。

――インカレの初戦として、この試合はどのように評価されますか

初戦としては70点ですね。きょうの相手だと前半がスロースタートでも間に合ったのですが、(大会)後半になればなるほど始めからしっかりいかないと勝てないので。

――あしたへ向けて一言お願いします

初戦は京大なのでそこには余裕で勝って、次どこが来るか分からないのですけど、いい流れで勝って決勝までいきたいと思います。

深川幹徳(スポ2=福岡工)

――きょうの試合を振り返ってみて

先制点をとれなかったことが(試合が)手こずった原因だと思います。

――自身のプレーの調子は

ケガをしてしまい、何日間か泳げず不安ではありましたが、調子もそこまで悪くなっていないので、この大会中に(調子を)上げていきたいと思います。

――インカレ初戦ということで緊張はありましたか

特になかったです。

――得点をとる場面もありましたが、味方に良いパスを供給していましたね

いまのポジションがそのような役割をするポジションということで、一番最初に敵の陣地内に入って、チャンスをつくってくれる味方にパスをアシストするのが僕の仕事になるのでそれを全うできたのかなと思います。もう少し質を上げたパスを出せるようにしたいです。

――チームとしての課題は

先制点がとれないこと、要は試合のスタートがよくないので、(最初の)スピードをもっとトップスピードに持っていって、結果につなげていけたらもう少し満足のいく試合ができると思います。

――あしたへの試合に向けて一言お願いします

僕たちの最終目標はインカレ優勝で、敵は日体大なので、そこにつながっていくような試合をしていきたいと思います。

池水勇太(スポ1=鹿児島南)

――初のインカレとなりました。どのような意気込みで臨みましたか

初戦ということもありまして、チームを勢いづけられるプレーができたらなと思いました。

――チームのコンディションは良かったですか

みんないい感じで仕上げてきたと思います。

――具体的にはインカレに向けて、どのようなところを重点的に練習してきましたか

やっぱり目標は優勝なので、上を見過ぎて落とさないように、しっかりとした謙虚さを持って臨みました。

――先制点を許してしまいましたが、試合の入りはいかがでしたか

先取点を取った方が流れも良くていいなと思ったのですが、それでもまた流れを変えられて良かったと思いました。

――その後は落ち着いた試合運びでした。要因は何でしょうか

やっぱり声が出ていて、失点した後に切り替えていこうということがしっかりできました。

――ご自身のプレーを振り返っていかがですか

いつもシュートを打てと言われていたので打ったのですが、調子があまり良くなくて、うまく入らなかったです。

――あすに向けて、意気込みをお願いします

次は打つ場面があったら、どんどん打って決めていきたいと思います。