米式蹴球部

2014.09.05

秋季リーグ戦 9月6日~ アミノバイタルフィールドほか

リーグ戦展望

 『日本一』への挑戦がいざ始まる――。いよいよ9月6日から秋季リーグ戦が開幕。悲願の『日本一』を狙う早大BIG BEARSの戦いもいよいよ始まる。今季からリーグが再編。強豪校がひしめく、より厳しいリーグに身を投じる形となった。好調だった春季オープン戦から夏合宿を経て、どれほどの成長を見せてくれるのか。その戦いぶりに目を離せない。

 リーグ再編。これまでのシーズンとは全く異なる戦いになる。強豪校が2つのブロックに振り分けられ戦う、それまでの形から1つのリーグに統合された。総当たり戦で関東代表を争うという形になり、関東を勝ち抜く争いは激化。これまで以上にチームの総合力が試される格好となる。濱部昇監督(昭62教卒=東京・早大学院)の言葉からも常に「選手層を厚くしたい」という声が多い。序盤から強豪校との対戦が増えるため、チームとしてのピークをどこに持ってくるかも非常に大切だ。「チーム作りのスケジュールを見直さざるを得ない」(濱部監督)と語るも、一方で指揮官の調整力にも期待がかかる。

新シーズンに燃える中村洸介主将(スポ4=東京・日大三)(中央)

 課題の選手層は確実に厚くなっている。OL上石一輝(創理3=東京・早大学院)やDL村橋洋祐(スポ3=大阪・豊中)といった攻守のキーマンをケガで欠いた春だったが、初戦の早慶アメリカンフットボール対校戦(早慶戦)以外は全勝。立命大に創部史上初の勝利を飾るなど明るい話題が多かった。好調の要因には、まず濱部監督のフィロソフィーが確実にチームに浸透しつつあることが挙げられる。そして、積極的に下級生を起用し続けたことも大きい。上石のポジションでは、OL島崎貴弘(スポ2=神奈川・横浜立野)が台頭。U-19日本代表にも選出された。そして、ルーキーの活躍も忘れてはならない。QB坂梨陽木(政経1=東京・早大学院)やDL武上雅将史(社1=神奈川・法政二)といった1年生は春からに試合に先発出場。チーム内の競争は激しさを増す一方だ。

 やはりカギとなるのはエースの力か。過去BIG BEARSが甲子園ボウルに進出した年にはQB波木健太郎(平16法卒)やRB末吉智一(平24政経卒=現IBMビッグブルー)などといった絶対的エースが存在した。ことしのBIG BEARSにも絶対的エースになり得る選手が2人いる。RB井上広大(教4=東京・早大学院)とLBコグランケビン(商3=東京・早大学院)だ。井上広はエースRBだけでなく、キックリターナーとしての爆発力にも期待がかかる。コグランは大学日本代表に選出。大会でも1インターセプトを記録するなど、代表でも結果を残している。彼らがシーズン中にどういった存在に成長するかにも注目である。

最後のシーズンを迎える井上広

 まずは関東を制するために、初戦の明大戦を落とすことは許されない。その上で、中盤の日大戦、法大戦の連戦をいかに乗り切れるかが勝負になるだろう。そして最終戦では宿敵・慶大が待ち受ける。春の早慶戦で喫した屈辱を何倍にもして返したい。そうすれば自ずと優勝が見えてくるはずだ。「僕は逆に強いチームと戦うことを楽しみにしている」と語る中村主将。その目に迷いはない。今こそ『本気』を見せつける時が来た。出陣の時は迫っている。

(記事 井上義之、写真 井上義之、巖千咲)

特集

Step into the World ~海外挑戦特集~(08/23~08/25)

秋季リーグ戦日程
キックオフ時間 対戦相手 場所
09/06 14:00 明大 アミノバイタルフィールド
09/21 14:00 立大 アミノバイタルフィールド
09/28 17:00 日大 アミノバイタルフィールド
10/12 13:30 法大 アミノバイタルフィールド
10/25 16:30 中大 アミノバイタルフィールド
11/08 13:30 日体大 アミノバイタルフィールド
11/23 10:45 慶大 横浜スタジアム