ハンドボール部

2014.08.31

関東学生秋季リーグ 8月30日 東京・日女体大総合体育館

後半持ち直すも、初戦は黒星に

 関東学生秋季リーグ(秋季リーグ)がついに開幕。関東学生春季リーグ(春季リーグ)5位からの巻き返しを狙う早大は、東海大と対戦。早大は守備から流れをつくりたかったが、序盤から東海大の素早いパス回しに翻弄(ほんろう)され、大きく点差を広げられてしまう。リードを許して迎えた後半は互角の戦いを見せただけに、前半でつけられた点差が最後まで尾を引いてしまった結果に。早大は22-28で初戦を落とした。

 いきなり出鼻をくじかれた。夏に練習してきた「ディフェンスから速攻」(足立未奈主将、人4=東京・文大杉並)で東海大ゴールに迫った早大。しかし、なかなかかみ合わず、逆に相手に得点機を与えてしまう。5分過ぎから6連続失点。早大は追いかける展開で試合を進めることになってしまった。数少ないチャンスに岡田紗代子副将(スポ4=愛知・名経大市邨)や中村光代(スポ4=東京・文大杉並)の一撃で反撃の糸口を模索したが、その差を埋め切ることはできない。8―14。早大は6点ビハインドで前半を終えた。

攻守で活躍を見せた足立主将

 「最初のほうにリズムに乗れました」(岡田)と言うように、後半は徐々にペースをつかんでいく。守備がうまく機能し始めると、そこからスピード感にあふれるアタックを披露。前半敵に突かれてしまった穴を修正し、重苦しかった空気を一新した。だが一方で、その時間も長くは続かない。相手選手が一時退場で早大有利の場面でも、焦りからかパスミスや連携不足などでシュートまで持ち込むことができなかった。中盤以降は両チームが点を取り合うシーソーゲームに。その中でも安藤万衣子(教1=東京・文大杉並)、内海菜保(スポ1=香川・高松商)の2人のルーキーが思い切りの良いプレーで得点を挙げチームに貢献。後半のスコアは14-14の同点だっただけに、やはり前半の結果が悔やまれた。

岡田副将も必死に相手ゴールに迫る

 初勝利を逃した早大。波に乗っているときは一体感が生まれ、良い雰囲気の中試合を運べている。いかにしてその時間をつくり出すか、継続させていけるかに今後の結果が左右されそうだ。次戦からも春季リーグで早大よりも順位が上だったチームとの対戦が続く。一戦一戦切り替えて、上位進出を目指していきたい。

(記事 御船祥平 写真 松田萌花)

関東学生秋季リーグ
早大 22 8−14
14−14
28 東海大
スタメン
GK 高田美沙(スポ3=千葉・昭和学院)
CP 岡田紗代子(スポ4=愛知・名経大市邨)
CP 宮本夏澄(スポ4=熊本・松橋)
CP 森本方乃香(スポ3=愛知商)
CP 足立未奈(人4=東京・文大杉並)
CP 中田知江(スポ4=東京・佼成学園女)
CP 中村光代(スポ4=東京・文大杉並)
コメント

足立未奈主将(人4=東京・文大杉並)

――秋季リーグ初戦でしたが、振り返っていかがですか

前半の早い段階でディフェンスを修正できず、オフェンスでは攻めきることができませんでした。やはり(ディフェンスを)修正できなかったことが反省です。

――前後半通して、ミスが目立ったという印象ですが

そうですね、ここを決めれば流れをつかめるというところで、自分たちでミスをしてしまいました。けれど、それでは勢いづかないので、明日からの試合はそういったところを注意していきたいと思います。

――最終スコアは22-28ということで、前半の6点差を最後まで奪い返すことができませんでした。前半のディフェンスの反省点は

前半のディフェンスはラインを上げすぎてしまい、私たちの裏のスペースをうまく使われてしまいました。後半はラインを下げたので守りやすくなったんですけど、そこの修正をもっと早くできればよかったなと思います。

――夏にチームで重点を置いて練習したことは

この試合では成果があまりでていなかったかもしれないんですけど、ディフェンスからの速攻っていうのを練習しました。

――いまのチームの状態、仕上がりは

良い状態でリーグ戦に入ったつもりだったのですが、こういった結果になってしまいました。それでも、きょうでリーグ戦の雰囲気や相手のスピード感っていうのを自分たちに叩き込むことができたと思います。

――最後に秋季リーグの目標をお願いします

やはり優勝を目指してやっていますが、初戦を落としてしまったので、明日から全勝できるようにまた頑張っていきたいと思います。

岡田紗代子(スポ4=愛知・名経大市邨)

――試合の総括をお願いします

最初から勢いに乗っていきたかったのですが、あまり波に乗れませんでした。私たちはディフェンスができないと、オフェンスも波に乗れないので、ディフェンスからもっと締めていかないといけないと思いました。

――前半は6連続失点もあり流れに乗れませんでしたね

やっぱり高めのディフェンスにしているので、ディフェンスから速攻で点を取りたかったんですけど、ディフェンスができないとスローダウンしてしまうので、もっとディフェンスを修正してつなげていかないといけないと思います。

――後半は流れに乗れている場面も多かったと思いますがいかがでしょうか

後半は最初のほうにリズムに乗れました。でもなんだかんだ点差が縮まなかったですし、速攻とうまくつなげなかったと思います。波に乗ってるときにルーズボールに対してだったり、ガツガツいく気持ちが必要になってくるのかと思います。

――波に乗る時間帯も短く終わってしまうように見受けられましたがその要因はありますか

サイドでやられてもいいというルールをつくったんですけど、結局サイドシュートで点を決められ続けちゃうと、気持ち的に落ち込んでたわけではないですが、一本取られたからまた取り返そうという意思にみんながなれていなかったのかと思います。

――試合終わってからどのようなお話しがチームでありましたか

この試合はこの試合で反省するところは反省して、次も同じようにならないように、次のことだけを考えてという感じでした。

――夏にチームで強化してきた部分を教えてください

ディフェンスから速攻を中心にずっと練習してきました。高めのディフェンスは自信を持ってはいたんですけど、そこでディフェンスが崩されちゃうとこのような試合になってしまうので、とにかくやられていいところとかをはっきりさせていきたいです。

――最後のリーグ戦が始まりましたが、意気込みを教えてください

最後という実感もあまり無いんですけど、これでもう東海大とも試合することもなくなったかもしれないですし、後悔だけはしたくないのでどんなかたちであっても出し切って、このチームでこのメンバーで悔いのないようにやっていきたいです。

森本方乃香(スポ3=愛知商)

――秋季リーグ戦開幕への意気込みは

春季は5位というかたちで終わってしまったので、自分たちの本当の力というのは出し切れなかったです。力は良い時はどこの大学にも負けないくらいの力を持っていると思っています。しかし、いつも崩れる時は相手のせいではなく、自分達から崩れていき春はあのような結果になったと思います。なので、雰囲気づくりからしっかりやっていこう、 練習してきた通りに実力を出そうという気持ちでプレーに臨みました。

――開幕までの練習については

今までやっていなかった1対1から、2対2からというきっかけからの攻め崩しなどをやりました。自分たちは1回の攻撃だけで攻めるので、それを無くしきっかけをつくって攻め崩していくというのを意識して練習してきました。しかし、今日の試合で出せたかと言うと、出せなかったので課題として残ります。

――その他に反省や課題はありますか

ディフェンスなら1回はまだやられていいというのを2回、3回と同じところで同じやり方で攻撃されたのは試合の中で修正しなければならなかったと思います。オフェンス面だったら気持ちが前に行き過ぎて、速攻の前のパスミスが起きたり逆速攻で相手にやられたりというのがありました。それは前からのワセダの課題であったにも関わらず、試合の中で修正出来なかったことは課題だと思います。

――反省点が多く見つかる中で良かった点はどういったところでしょうか

後半が同点だったので、力の差はそんなに感じないと思います。後半はこんなに競れるというのが分かったので、前半の出だしのアップから相手より盛り上がりが劣っていたので試合前が肝心だと思いました。

――リーグ戦での目標

優勝です。きょう負けたからといって優勝出来ないわけではないので良い意味で明日の日体大戦につなげたいと思います。

中村光代(スポ4=東京・文大杉並)

――今日の試合を振り返っていかがでしたか

春季リーグが5位という結果で終わってしまい、秋季リーグは優勝を目指して頑張ってきました。目標達成のために試合の入りもチーム全体で盛り上げて初戦を勝ち取りたかったのですが、自分たちのハンドボールができずに終わってしまいました。

――初戦の相手・東海大の印象はどうでしたか

とにかく走ってくるイメージが強かったのでその走りに負けないよう、すぐ全員で戻るというのを徹底してやってきました。東海大は右サイドを起点に攻撃して来るので、そこをなるべく抑えることを意識していました。

――夏はどのような練習をされてきましたか

春季リーグが終わってから個々の力をアップできるように体力作り、身体作りを強化してきました。秋リーグ前は、オフェンス、ディフェンスともにチーム力アップを意識してやってきました。

――この秋リーグでのチームとしての目標は何ですか

初戦で負けてしまいましたがまだ望みはあるので、残りの試合を全て勝つ気持ちでやること、また自分たちのハンドボールをして良いかたちでリーグ戦を終えることです。

――ご自身の目標は何ですか

とにかくなにも恐れずに、自分のチームの中での役割をしっかり果たすことです。