ソフトボール部

2014.08.30

第49回全日本大学選手権 8月30日 岩手・石鳥谷ふれあい運動公園

見事な完封勝利!インカレ制覇へ

TEAM
早  大
奈良文化女短大
○常盤―山岡
◇(二塁打)大内

 岩手で開幕した全日本大学選手権(インカレ)。4学年が顔をそろえる大会は今季最後となる。初戦で奈良文化女短大と対戦したワセダは、初回に押し出し四球と赤澤真理乃(人4=静岡・浜松市立)の適時打で2点を先制した。その後は得点を奪えなかったものの、先発の常盤紫文(スポ2=千葉・木更津総合)が相手打線を3安打に抑える安定感抜群の投球を披露。見事な完封勝利で、悲願のインカレ制覇に向けて上々のスタートを切った。

 試合の主導権を握りたいワセダは初回、先頭の大内佳那(スポ2=千葉・木更津総合)が右翼手の頭上を越える二塁打でいきなり好機を演出する。その後安打などでつなぎ1死満塁とし、武内有紀(スポ2=埼玉・星野)に打順が回った。フルカウントで迎えた6球目、ボール球を冷静に見極め押し出し四球。欲しかった先制点は開始早々ワセダのものとなる。そして2死満塁で打席を迎えた赤澤。4年生、最後のインカレで初めてスタメンに名を連ねた。「思い切りいこう」(赤澤)。初球を振りぬくと打球はセンターへ抜け、その間に三塁走者が生還。1点を追加した。しかしその後は相手投手を打ち崩すことができず、初回の2点のみで試合を終えたワセダ。打撃陣の奮起が待たれる。

先制点を挙げ喜ぶ選手たち

 きょうの常盤には2点の援護で十分だった。「初戦ということなので緊張しました」(常盤)と試合後に語ったものの、先制直後の1回裏を三者凡退に抑え幸先の良い立ち上がり。その後もチェンジアップを織り交ぜた投球で相手打線を翻弄(ほんろう)し、付け入る隙を与えなかった。4回、2死を奪った後に安打と四球でこの試合初めて得点圏に走者を背負う。しかしここで崩れないのが常盤だ。渾身の一球を投げ込み、空振り三振を奪ってピンチを脱する。終わってみれば許した安打はわずかに3本。三塁を踏ませない素晴らしい投球を見せ、大事な初戦を完封勝利で飾った。

3安打完封と好投を見せた常盤

 4年生にとって最後の大会ということもあり、緊張感のある試合展開であった。そのなかで挙げた白星はチームにとって大きな価値がある。次戦の相手は東京国際大。先日行われた東日本大学選手権で苦戦を強いられた相手だ。「レベルの高いチーム」(赤澤)と警戒するように、初戦突破の喜びに酔いしれることなくワセダの選手たちはすでに先を見据えている。インカレ制覇への道のりは長く険しい。しかし、一歩ずつ確実に踏みだしていけば必ず道は開けるであろう。戦いはまだまだこれからだ。

(記事 中丸卓己、写真 東哲也)

コメント

赤澤真理乃(人4=静岡・浜松市立)

――初戦突破となりました。今のお気持ちはいかがですか

きょねん同じように2-0で勝っていて最終回に同点になりタッチアップで負けるということがあって、ことしもたまたまですが初回に2点入って同じ形できたので何としてでも勝とうと思って勝つことができました。よかったです。

――第1打席は2点目となるタイムリーヒットでしたが、打席に入る前の心境はいかがでしたか

私は4年目で初めてインカレのスタメンになれたので、悔いのないように思い切りいこうと思って打席に入りました。あまり当たりはよくなかったですが抜けてくれてよかったです。

――初回以外は無得点となりましたが何か要因はありましたか

相手の投手が打たせて取るタイプだったのでそれにやられてしまいました。初回はうまく引きつけて打てましたが、点が入ったことで安心ではないですが余裕ができた分打ち急いでしまった部分がワセダにはあったと思います。

――今チームの雰囲気はいかがでしょうか

インカレということでことしのチームになってから一番盛り上がっていると思うので、この調子であしたも頑張りたいです。

――4年生ということで最後の大会になりました。この大会に懸ける想いを聞かせてください

4年生は全部で10人いるのですが全員が試合に出られているわけではないので、少しでも多く点を取って4年生全員が試合に出られるような雰囲気づくりをしたいです。4年生に限ったことではありませんが4年生にとっては本当に最後なので、全員でできればいいと思っています。

――最後にあしたに向けての意気込みをお願いします

あしたはIPU(環太平洋大)か東京国際大というレベルの高いチームとの試合ができるので、レベルの高いチームと試合ができるということを楽しんで、そして勝ちたいと思います。

常盤紫文(スポ2=千葉・木更津総合)

――きょうの試合振り返っていかがですか

きょうは初戦ということなので緊張しました。

――インカレの初戦ということでしたが緊張はありましたか

私の場合はランナー出しちゃった時の緊張が大きかったなと思います。

――3安打完封勝利でしたがよかったことは

よかったことはチェンジアップをいつもより(相手が)振ってくれたのでそれはよかったんじゃないかと思います。

――初回以降得点が入りませんでしたが、どのような心境でしたか

初回に点を入れてくれたのは自分にとって大きかったので、その2点を守ろうという気持ちで投げていました。

――東日本選手権から非常に調子がいいように見えますが、ご自身の状態はいかがですか

インカレに向けて調整してきたので、自分の中でもいい方だと思います。ボールを動かすピッチングができてきているなって思います。

――チームの状態はいかがですか

全体的にいいと思います。打撃とかもみんな打ってくれるので、みんな調子が上がってきているんだと思います。

――あしたに向けて意気込みをお願いします

あしたも頑張ります。