レスリング部

2014.08.30

全日本学生選手権 8月28日 岐阜メモリアルセンター

強豪相手に中井、敗れる

 全日本学生選手権(インカレ)は3日目を迎え、各階級でグレコローマンスタイルの準々決勝まで行われた。早大からは10人の選手が出場。優勝が期待された71キロ級・中井堅太(社4=南京都)など多くの選手が苦戦を強いられ敗退となった。最終日の準決勝以降には130キロ級・前川勝利(スポ4=茨城・霞ヶ浦)が勝ち進んだ。

 優勝候補として挙げられていた中井は順当に予選を通過し、準々決勝で早くも強豪の屋比久翔平(日体大)と対戦する。1ピリオド(P)開始1分半で投げ技を決められ、追いかけるかたちでのスタート。2Pでは場外への押し出しでさらに失点。相手に動きを読まれ、持ち味の投げを披露できずに0-5で敗れた。悔しい結果となったが9月には連覇のかかる全日本大学グレコローマン選手権があり、中井の巻き返しに期待したい。

準々決勝で屋比久(日体大)と対戦する中井

 両スタイルに出場した66キロ級・桑原諒(スポ4=静岡・飛龍)は4年生として最後のインカレにかける思いは強い。3回戦では投げ技やローリングが決まり、テクニカルフォール勝ちを収める。続いて行われた準々決勝では開始早々に場外で先制。その後バックポイントを奪われたが、投げ技で逆転し2点リードで前半を終えた。しかし2Pでは開始から相手の動きを封じることができない。試合の主導権が握れないまま時間が過ぎていく。組み手が思うようにいかず技を繰り出せないまま、バックやローリングで立て続けに失点し逆転される展開に。健闘を見せたが惜しくも準々決勝敗退となった。

グレコローマンでも健闘した桑原

 あすはインカレ最終日となり、前川の準決勝や女子の試合が行われる。フリースタイルで優勝を逃した前川は今度こそ学生王者になるべく本職のグレコローマンでリベンジに挑む。しかしその前にはまたもボルチン・アレッグ(山梨学大)が大きなカベとなり立ちはだかる。女子では明治杯全日本選抜選手権4位の53キロ級・田中亜里沙(スポ4=埼玉栄)など4選手が登場し最後まで目を離せない戦いとなる。

(記事 戸田郁美、写真 三尾和寛、谷田部友香)

結果

男子グレコローマンスタイル

▽59キロ

青木祐聡(スポ2=岐阜・岐南工)  3回戦敗退

伊藤奨(スポ1=長崎・島原)    3回戦敗退

藤川聖士(スポ2=埼玉栄)     2回戦敗退

▽66キロ

桑原                準々決勝敗退

丸山大三郎(教2=埼玉・早大本庄)  2回戦敗退

吉川航平(社2=秋田商)       2回戦敗退

▽71キロ

中井                準々決勝敗退

▽75キロ

今村聖(スポ3=群馬・太田商)   準々決勝敗退

▽80キロ

堀江一馬(社2=富山・高岡商)   準々決勝敗退

▽130キロ

前川                 準決勝進出

コメント

太田拓弥コーチ

――中井堅太(社4=南京都)選手は準々決勝の屋比久翔平選手(日体大)との試合がヤマ場でしたか

中井の攻撃パターンが相手に読まれていていいところ組ませてもらえなかったところと場外際ちょっと強引に技を仕掛けてしまってそこをかわされた、相手にうまくタイミングを合わされてしまいました。決してうつむくことはなくて1か月あれば借りは返せる手応えは感じたと思います。桑原(諒、スポ4=静岡・飛龍)も同じように日体の選手に負けたんですけど、十分戦える内容でやっていたのでこの2人に関してはうちはグレコローマンスタイルは片手間にやっているところがあるので本職でやっている日体大とは力の差が出たと思います。

――桑原選手は相手の横についてから攻めを展開していましたが

腕を取って横についてからポイントを奪われるシーンがあったのであそこをコントロールしていれば…。あれくらいの差ならつめていけるのでリーチを生かしたレスリングをもっとやってほしいです。

――今村聖(スポ3=群馬・太田商)選手、堀江一馬(社2=富山・高岡商)選手についてはどうでしょうか

もう1試合やってもらいたかったのが正直なところです。もったいないかなと思いました。今村に関しては2日までのフリー(フリースタイル)3キロ以上オーバーしている中で減量してグレコ(グレコローマン)で4試合できたのでその点に関しては良かったと思います。2人ともあと1つ勝つことはなかなか難しいですけど、収穫は得られたんじゃないかと思います。

――軽量級では苦戦となりました

伊藤奨(スポ1=長崎・島原)の投げ技がキレていたりしたんですけど、59キロ級に関しては力の差がありましたね。軽量級は特に体重などパワーアップが必要かなと感じました。

――あすに向けて期待することはありますか

前川(勝利、スポ4=茨城・霞ケ浦)はフリーのリベンジをしなきゃいけないですし、女子に関しては田中亜里沙(スポ4=埼玉栄)が最後の大会となるので優勝してほしいと思います。