庭球部

2014.08.30

全日本学生選手権 8月24日 岐阜メモリアルセンター

今井が男子シングルス敗退も、男子ダブルス決勝は早大対決に!

 残すところあと2日となった全日本学生選手権(インカレ)。きょう行われた準決勝では、男子シングルスに今井慎太郎(スポ3=神奈川・湘南工大付)、岡村一成(スポ4=岡山操山)が、男子ダブルスに古田陸人(スポ4=愛知・名古屋)・今井組、岡村・梶修登(政経3=東京・早実)組がそれぞれ出場した。今井はシングルスでの敗退が決まったものの、ダブルスは勝利。岡村は見事に単複での決勝進出を決め、夢の二冠へと前進した。

健闘するも敗れた今井

 「自分のテニスの精度も未熟なのだと感じさせられる試合」(今井)。こう振り返る理由は勝負どころにおける相手との差にあった。第1セット、いきなりのブレークで2-0とし、序盤から試合を優位に進めていくかと思われた。しかし相手も甘くはない。途中2度のブレークを許すなど苦戦すると、勝負はタイブレークへ。第12ゲームで40-30から逆転された悪い流れを変えることができず、6-7(2)でこのセットを落とした。第2セットでは互いにキープを重ねて第10ゲームを迎えるも、集中力で勝る相手を前に本来の力を発揮できず、無念の準決勝敗退。2年連続のベスト4という結果に「成長を見せることができずに悔しい」と満足はなかった。しかし、気持ちを切り替えて臨んだダブルスでは危なげない試合運びを見せる。第2セットで一時逆転を許したが、焦らずに冷静なプレーを心掛け、ストレート勝ちで決勝に駒を進めた。

 今大会を通して好調を維持している岡村は単複ともに相手をまったく寄せ付けない戦いぶりで、勝利を収めた。あすの男子シングルス決勝では今井を倒した近藤大基(慶大)と対戦する。実はいまだ一度も勝利したことがない相手。インカレ決勝の大舞台でこれまでの雪辱を果たし、歓喜の瞬間を迎えたい。

早慶対決を制した岡村(左)・梶修組

 男子ダブルス決勝は早大対決となった。関東学生選手権で全てのペアが準々決勝までに敗退したことを考えると、短い期間でうまく立て直したといえる。経験のある古田・今井組か、今季急激に力をつけている岡村・梶修組か。互いを知り尽くしたペア同士の対戦であるだけに、熱戦が予想される。

(記事 井上雄太、写真 石丸諒)

※掲載が遅くなり、申し訳ありません

結果

▽男子シングルス

準決勝
○岡村一成(6-4、6-1)大友優馬(法大)
●今井慎太郎(6-7(2)、4-6)近藤大基(慶大)

▽男子ダブルス

準決勝
○岡村一成・梶修登(6-4、6-3)井上善文・近藤大基(慶大)
○古田陸人・今井慎太郎(6-2、6-4)高田航輝・上杉海斗(慶大)

関連記事

吉冨、安定したプレーで単複ともに準決勝へ(08/30)
力を尽くし順調な勝ち上がり(08/30)
4年の意地、山崎が次のステップへ(08/29)
明暗分かれる結果に(08/29)

コメント

今井慎太郎(スポ3=神奈川・湘南工大付)

――まずはシングルスについて。慶大の近藤大基選手が相手でしたが、どのようなイメージを持って試合に臨みましたか

残っている選手のレベルも段々と上がってきていて、近藤さんは今大会で対戦した中で一番レベルの高い選手だと思ったので、自分が全力で向かっていかないと勝てない相手だと思っていました。自分がどれだけ力を発揮できるかで勝敗が決まってくると思ったので、本当に1ポイント目から気合いを入れてやっていきました。

――第1セットではゲームカウント6-5で迎えた40-30の場面で勝負を決めにいったショットがネットにかかってしまいました。ここから流れが相手にいったようにも感じましたが

それだけではなくて、第1セットは2-0で自分のサービスゲームを30-0からブレークされて、3-1の30-0からもブレークされて、ほとんどチャンスを目前にしてのゲームダウンでした。そういったところで取り切れないのは自分のまだまだ甘いところだと思いますし、自分のテニスの精度も未熟なのだと感じさせられる試合でした。

――第2セットは互いにキープを続けていたものの、第10ゲームをブレークされ敗戦となりました。粘り切れなかった要因は

相手は実力も高いですし、勝負どころでの集中力にすごいものも感じました。逆に自分はここぞというときに力の発揮ができなかったかなと。今大会では割とできていたと思うのですが、きょうの試合に関してはそこが非常に甘かったので、敗因だと思っています。

――シングルスベスト4という結果に関してはどのように捉えていますか

正直、優勝を狙っていたので非常に残念な気持ちですし、昨年もベスト4だったので成長を見せることができずに悔しい思いです。でもそこで落ち込んでいても仕方ないので、しっかりと切り換えてダブルスに臨んで勝てたことは良かったです。ただシングルスの悔しさは絶対に忘れないで次に生かしたいと思います。

――ダブルスは第2セット中盤に一度逆転を許したものの、それほど危なげない試合運びでした

2人とも非常に調子が上がっていて、雰囲気も良くなっています。あの場面では少し焦りましたが、そこで焦っていても良い方向には持っていけないと思いますし、そのようなときこそ冷静にやっていくことが大切だと思ったので、そこで冷静にできたことが(その後の)逆転につながったと思います。

――あすはダブルス決勝です。相手は岡村(一成、スポ4=岡山操山)・梶(修登、政経3=東京・早実)組と早大対決になりますが、どのような戦いをしたいですか

春関(関東学生トーナメント)では負けていて、練習も何度もやっているので、お互いに知り尽くしながらの戦いになると思いますけれど、どれだけ自分たちの良さを出せるかだと思います。もちろん何をどうするといったことも考えますが、自分たちのプレーをしっかりするということを心掛けて勝負に臨みたいと思います。