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水泳部

2014.08.26

日本選手権予選会 8月24日 埼玉・青木町公園プール

予選2位でシード権を手にする

TEAM 1P 2P 3P 4P
ブルボン柏崎 13
早大
▽得点者
武田2、池水、戸張、深田、深川
TEAM 1P 2P 3P 4P
早大 12
日大 10
▽得点者
深川6、武田3、戸張2、岩井

 3日間にわたって行われる日本選手権の予選会もついに最終日を迎えた。ここまで無敗の早大が予選1位通過を懸けて挑む相手は、ブルボン柏崎だ。強豪の社会人チームのカベは高く、結果は大差をつけられ敗戦。午後の日大との2・3位決定戦に臨むことになった。日大戦では、終盤で追い上げられるが最後までリードを守り抜いて勝利。予選の最終順位を2位で終え、日本選手権のシード権を獲得した。

 1試合目のブルボン柏崎戦では、格上相手に「挑戦者」(深川幹徳、スポ2=福岡工)の気持ちで臨んだ。東日本リーグ戦で対戦した経験を生かし予選1位通過を狙いたいところだったが、序盤からシュートを決められてしまう。試合の流れを奪われた早大の攻撃は、多数のパスミスもありなかなか得点へと結び付けることができない。第3ピリオドでは瀧川峻也(スポ3=京都・鳥羽)のパスで深川がループシュートを決め積極的に攻めていくが、本ピリオド5失点と大きくビハインド。このまま相手優勢で試合が展開され、6−13と力の差を痛感する結果となった。

連日の出場となった岩井はディフェンスで奮闘した

 続く日大との2試合目は、日本選手権のシード権を懸けた重要な試合となった。戸張真寿主将(スポ4=埼玉・秀明英光)がゴール付近のこぼれ球を逃さず先制点を奪うと、勢いづいたのは早大。第2ピリオドで武田望(スポ4=富山北部)と瀧川のワンツーパスからのシュートや深川のロングシュートが決まり、着実に得点を重ねる。8−3と大きくリードして前半を終了した。後半に入ると退水(※)のピンチを相手にものにされ、徐々に追われる状況に。だが、GK高島丈司(社2=東京・明大中野)の度重なる好セーブが輝く。最後まで前半のリードを守り切り、2位で日本選手権のシード権を獲得した。

日大戦、6得点を挙げた深川

 予選1位通過はかなわなかったものの、無事シード権を獲得した早大。「3日間の中では1番良かった」(武田)とチーム状態は上向きだ。試合後に行われた抽選会により、日本選手権の初戦で男子は桜泳会、女子は日体クラブと戦うことが決まった。また、10月の日本選手権の前に約1週間後には日本学生選手権(インカレ)が迫る。中嶋孝行監督(平13教卒=福岡工)は、インカレまでの調整点を「決定率」と語った。トーナメント式のインカレでは要所で点を入れ、確実に勝ち進むことが必要となる。そして、「決勝の日体大戦が勝負になってくる」(岩井雄太郎、文構2=東京・城北)と意識するのはやはり絶対的王者・日体大の存在。残された時間の中で選手一人一人が意識を高め、チーム一丸となって『優勝』をつかみ取ってほしい。

※重大なファウルを犯した選手は、20秒間ディフェンスに参加できない。

(記事 河野美樹、写真 笹澤桜)

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コメント

中嶋孝行監督(平13教卒=福岡工)

――1試合目の柏崎ブルボン戦、中盤に一気に引き離されてしまいました。試合を振り返っていかがですか

パワーはブルボンの方があるのでなんとか泳ぎ勝てればといいかなと、大差で勝つことはないと思っていたんですけど、いままでの経験の差も出ました。1位通過したかったんですけど、これからかなと思います。あと、インカレ(日本学生選手権)前のチームとして、修正すべき点、課題が見えた試合でもありましたね。退水の決定率も悪いですし、そこをちゃんと決めていかないと格上のチームとやるときは勝てないと思います。

――2戦目の日大戦では勝利し、シード権を獲得しました。2位という結果についてはどう考えているのでしょうか

まずは本戦に出るということが一番ではあるのですけど、ワセダは比較的厳しいトーナメントの山だったので、その中でしっかり勝つということで、敗者復活戦もありましたがトーナメントは負けたら終わりなので。日本選手権に出れずに終わるということは避けなきゃいけないところですし、インカレもトーナメント式なので、そういう意味ではインカレ前の良い経験になったと思います。なんとかワセダが所属していた山の方は1位通過できましたし、シード権を取るということは最低限の目標だったので、そこはクリアできて良かったなと思います。

――今大会を通じてサイドからの攻撃が目立っていた印象ですが、狙っていたのでしょうか

深田(隼輔、スポ3=鳥取中央育英)の肘の調子が良くないということで、中に集めるというよりかは周りが動いてカウンターの流れで点を決めるという攻めになったのかなと思います。でもそこできっちり決めないと逆にカウンターを撃たれるというリスクもありますから、そこは彼らの中で気づいて今後の課題になっていると思うので。やはりきっこうした試合の中でひとつの攻めだけやっていても、相手にパターンを読まれてきっちり守られるというかたちになるでしょうから、いくつか攻めのパターンができればそれがベストかなと思いますね。

――インカレまで僅かとなりましたが、ここからの調整点はどこになるでしょうか

やはり決定率ですね。退水においてもカウンターにおいても決められるところで決めないと、逆にカウンターをいかれたり攻められたりするので。大事な試合を落とさないということが必要だと思うので、そこはしっかりやっていきたいと思います。インカレもトーナメントでどこのチームと当たるかは勝っていかないと分かりませんけど、もしかしたら落とし穴があるかもしれませんし、勝てる試合をしっかり勝っていくことを大事にして決定率や気持ちの部分を最後はやっていかないといけないと思います。

武田望(スポ4=富山北部)

――1試合目のブルボン柏崎戦を振り返って

個人的にはもう少しミスを減らしたいなと思いましたね。最上級生として少しミスが目立ってしまったので、チームも乗れなかった面もありますし、もう少しうまくはまれば点差は縮まったかなと思います。

――相手は東日本リーグ戦でも戦った相手でしたが、何か意識されたことはありますか

やはりシュート力が強い選手は分かっていますので、できるだけそういう選手にはプレスしてシュート力のない選手に打たせようと意識していました。

――2試合目の日大戦を振り返って

きょうの1試合目は負けてしまいましたので、良い形で勝とうと挑みました。

――ご自身のプレーを振り返って

日大戦はメンバーをどんどん入れ替えていっている中で僕が入っていましたので、もう少しそのサブのメンバーが活躍しやすいように僕が動ければ良かったかなと思いました。いつも通りやってしまうと、やはりチーム力が落ちてしまうだけなので、サブのメンバーも出ることがあるのでその選手を生かせるようにしたいと思いました。

――おととい、きのうも試合があり、きょうは最終日でしたがチームの状態はいかがでしたか

3日間の中では1番良かったのですが、インカレ(日本学生選手権)まであと2週間なのでもう少し上げられればいいかなと思います。チームのムードと技術的なところももう少し詰められるところを詰めたいと思いました。

――具体的な改善点を挙げるとすれば何ですか

技術的なところは普通に上げるしかないのですが、意識して変えられるところとしては一人一人が声を出していくことで、試合中でも仲間たちがプレーをしやすいようにできればいいかなと思います。

――きょうの試合を終え日本選手権予選会の順位2位でシード権獲得となりましたが、この結果についてはいかがですか

このチームの中で2位になれたことはブルボンよりは下なのですが、他のチーム、筑波大などには負けなかったので、インカレに向けても良い結果が残せたかなと思います。

――最後にインカレに向けて意気込みをお願いします

僕が入学してからまだ日体大に1回も勝てていませんので、インカレでは勝ちたいと思います!

深川幹徳(スポ2=福岡工)

――1試合目のブルボン柏崎戦を振り返っていかがでしたか

全てにおいてレベルが高く、実力が違かったので、挑戦者という立場でいったんですけど、(点を)取れるところで取れなくて点数が離れてしまったという感じですね。失点が多かったかなと思います。

――強豪との一戦でしたが、どのようなことを意識して臨まれましたか

中の人が(日本)代表でめちゃくちゃ強い人で、そこを守ることが失点を減らす第一の策だったので、そこをチーム的に意識しました。

――日大戦を振り返っていかがでしたか

いつも勝っているチームなので、落とさないようにそつなくやっていきました。

――ご自身は6ゴールと活躍されていましたが、その点についてはいかがですか

センターフォワードの点を取れる深田さん(隼輔、スポ3=鳥取中央育英)が腕をケガしてしまっていなかったので、得点を取る、もしくはチャンスをつくる人が必要だなと思って積極的にゴールに向かって行きました。

――日本選手権のシード権を獲得されました

やっぱり上に行くとどうしても強いところと当たってしまうので、そこは関係無く1つずつ勝っていきたいなと思います。

――遠征に行かれていましたが、その成果はいかがでしたか

スペインとかにも行っていたので大きい人と戦うということには慣れたかなと思います。泳力も徐々についてきたかなと思います。

――インカレ(日本学生選手権)に向けての目標と意気込みをお願いします

インカレは優勝に向けての大きなカベが日体大なので、そこを倒すことに目標を置いてどうやったら倒せるかをチームで考えていきたいです。

岩井雄太郎(文構2=東京・城北)

――きょうの試合を振り返ってどう思いますか

ブルボンは格上だと分かっていたので、みんなを変えるつもりでいったんですけど、やっぱり実力の差が出てしまって。でも、退水を決めていたらもうちょっと点差は開かなかったと思ったのでインカレ(日本学生選手権)までに退水の決定率を上げていきたいなと思いました。日大戦は、普通にやっていれば負けない相手だと分かっていたので、前半に点差を広げることができたんですけど、後半、僕のだらしない守備とかもあって追い付かれてしまったので反省しています。

――2日連続の試合出場となりましたが、何かご自身の収穫などはありましたか

深田さん(隼輔、スポ3=鳥取中央育英)がケガしているので出ていたんですけど、インカレ(日本学生選手権)でも、スタメンの人が泳退したりすると僕が出なければいけないので、責任感を持ってやっていきたいです。

――今大会は2位という結果でしたが、チームとしてこの順位はどう思いますか

全部の試合、すごい競った試合だったので、とりあえず出場権を得ることが出来て良かったです。最低限ブルボンの次の2位ということで、順位的にはシード権も取れたので良かったかなと思います。

――岩井選手が集中的に取り組んでいる強化点などはありますか

主にセンターバックをやっているんですけれど、体が細いのでウエイトトレーニングに重点を置いてやっています。

――インカレに向けての意気込みをお願いします

本当に、決勝の日体大戦が勝負になってくると思うのでチーム一丸となって追い込んでいきたいと思います。