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準硬式野球部

2014.08.15

第66回全日本大学選手権 2回戦 8月14日 岡山・倉敷市営球場

昨年の雪辱果たせずに悲願ならず

TEAM
甲南大
早大

 1回戦で釧公大を下した早大は2回戦で昨年の全日本大学選手権(全日本)で敗戦した相手、甲南大と激突した。投手陣は先発の河合亮太(スポ4=茨城・茗溪学園)が5回に満塁本塁打を打たれるなど6失点。打線はその直後の5回、四球や安打で3点を取るなど粘り強さを見せる場面もあったが、再三の好機を生かしきることができず、4-6で敗戦。昨年の準優勝校にあと一歩及ばなかった。

 きのうに続き先発した河合は、1回はリズムよく三者凡退で抑えるも2回に3安打を浴び1点の先制を許す。さらに5回、突如制球を乱し四死球を重ねて2死満塁のピンチを招くと、4番打者に甘く入った球をとらえられ打球はスタンドへ。早大の絶対的エースが試合中盤に痛恨の満塁本塁打を浴びた。その後も連打を許し2死一、二塁とされたところで早大は河合から沼座翔平(スポ3=広島なぎさ)にスイッチ。沼座は続く打者を空振り三振に打ち取り追加点は与えなかった。6回からマウンドに上がった向江洋光(人3=大分上野丘)の6回に1点を失うもその後はテンポ良い投球で得点を許さず、打線の援護を待った。

満塁本塁打を浴び、ぼうぜんとする河合

 打線は甲南大に1点先制された直後の2回、相手の失策につけこみ無死満塁の好機をつくるが、野村裕之(人3=高知・土佐)、堂園武史(人4=大分上野丘)が連続三振。続く松本憲太郎(スポ3=福岡・筑紫丘)が押し出しの四球を選ぶも、後続が打ち取られて同点止まり。その後も相手の死球や失策が重なり走者を出すが、自軍の拙攻や相手の好守に阻まれなかなか得点できない。唯一打線がつながったのは5回。1死一、二塁から代打高橋凌介(人1=秋田・横手)の中犠飛、途中出場の松井克成(スポ4=東京・早実)の左前安打などで3点を取り、追い上げを見せた。また、最終回の9回に一死二、三塁と一打同点の好機をつくるも、最後は高橋が見逃し三振。あと1本が遠かった。きょねん準決勝で屈した相手にまたも敗れ、悲願の全日本制覇の夢はついえた。

最終回、2死二、三塁の好機で三振に倒れた高橋

 試合後、南貴文主将(スポ4=兵庫・加古川西)は「悔しいですね」と一言。早大の全日本は2回戦で幕を閉じた。だがこれで今シーズンが終わったわけではない。試合後に選手たちが口にした「最高のチームを」、後輩への「土産」という言葉。8月末からの東京六大学秋季リーグ戦を戦い抜き、そして来年後輩たちがこの舞台で最高の結果を出せるように――「最高のチーム」をつくるための戦いが、また始まる。

(記事 大河内香澄、写真 進藤翔太、小川朝煕)

コメント

南貴文(スポ4=兵庫・加古川西)

――きょうの試合を振り返ってみて

まあ、悔しいですね。

――先制を許してしまい、試合の主導権を握ることができませんでした

打たれて先制されたので。そこは仕方がないかな、と思います

――好機であと1本が出ませんでした

そこは、弱さが出たというか。ずっとみんなに言ってきたことができなかったのかな、と思います。

――8月末に秋季リーグ戦が始まります

とにかく、この秋でチーム状態をさらに上げて最高のチームを残して引退することが後輩への一番の置き土産だと思うので、さらにレベルアップできるように頑張ります。

松井克成(スポ4=東京・早稲田実)

――まずは5回裏、2点差まで追い付いた後で、さらに立て続けて左前適時打を放った打席はどのような心境で臨みましたか

4年生で最後の大会だったので、もう結果はどうなってもいいという思いが正直あって、思いきった結果があのような打球を打てたということにつながったんだと思います。

――今日の試合では相手の失策や四球といったミスにつけこめずに得点が伸び悩み、残塁の多さが目立ちました

ここ1番での場面や、ランナーが得点圏内にいる場面でそれを得点に結び付けることができずに残塁が多くなってしまうこと、それがこのチームの弱さだと思います。もっと勝負強いバッティングができれば、勝つこともできたのではないかと思います。

――最後に、秋のリーグ戦に向けて一言お願いします。

全日本大会が終わってしまって、最後は優勝というかたちで後輩に後を託すことができればいいなと思います。あとは頑張るのみですね。

櫻井雄祐(人3=神奈川・桐蔭学園)

――きょうの試合を学生コーチとして振り返ってどう思われますか

そうですね、チームの状態はすごく良かったです。きょねんも甲南に負けているということで、全員が絶対甲南を倒そうというモチベーションでやっていたので。内容としても、取り組む姿勢に対しても。

――好機を生かせなかった場面が何度もあったと思うのですが、その辺りで感じたことはありますか

そうですね、スクイズであったり、ノーアウト一塁でも打ってみたり、セオリー通りじゃない野球というものを心がけてやっていたので、そこは攻めた結果しょうがないかな、とは思います。

――今後どのようなチームを作りたいか、課題などがあれば教えてください

技術的なものというよりも、むしろラスト4年生で残り3カ月くらいで後輩にとにかく置き土産を残したいなと思っています。最高のチームを、まだまだ全然最高のチームではないと思うので、秋のリーグ戦が終わると同時に最高のチームをつくって4年生以下に最高の土産として残していきたいなと思います。