メニュー

準硬式野球部

2014.08.14

第66回全日本大学選手権 1回戦 8月13日 岡山・倉敷市営球場

盤石の継投で逃げ切るも内容に課題あり

TEAM
釧公大
早大 ×

 ことしもこの夏がやってきた―。第66回全日本大学選手権(全日本)が岡山県倉敷市で開幕。悲願の全日本大学選手権制覇を狙う早大はきょう、釧公大と対戦した。打線は1回に相手のミスにつけ込み2点を先制、5回にもさらに2点を追加する。一方の守りでは、エース河合亮太(スポ4=茨城・茗溪学園)から始まり4人の継投でリードを守りきり4-1でその大事な一歩を踏み出した。

 早大打線は1回、足を絡めた攻撃で相手を揺さぶり1死満塁の好機を作り出し、5番平田祥太郎(基理3=大分上野丘)の三塁ゴロの間に三塁走者が先制の本塁を踏む。続く高橋凌介(人1=秋田・横手)の打球も相手の失策を誘い2点目。しかし、「初回の時点でいけるんじゃないかと思ってしまった油断もありました」と南貴文主将(スポ4=兵庫・加古川西)が語るように、その後は好機こそ演出するもあと一本が出ず重苦しい雰囲気が球場全体を包み込む。5回に南の適時打と松下和樹(先理3=静岡・掛川西)のスクイズで追加点を挙げるも、最後までその悪い空気を拭いきることはできなかった。

5回に適時打を放つ南

 先発した河合は初回こそ2死二塁のピンチを迎えるも、2回には3者連続三振を奪うなど素晴らしい投球を見せる。「得点が取れれば4人全員投げさせて次以降の試合に備えて慣れさせると決めていました」との畑中秀之監督(平元教卒=和歌山・耐久)の言葉通り、その後は沼座翔平(スポ3=広島なぎさ)、大河原朋哉(スポ3=大阪・三国丘)、向江洋光(人3=大分上野丘)といった継投でリードを守り切った。

2番手として登板し、無失点に抑えた沼座

 初戦ということもあってか、固さが出てしまい思うようなゲームができなかった早大。しかし次戦は前回大会で敗れた相手、甲南大だ。「先輩たちの思いも背負っているので」(松下)。きょねん涙をのんだ先輩たちのためにも、30年ぶりの全日本制覇を目指す自分たちのためにも―。悲願の優勝に向けて歩みだした早大ナインの活躍に期待したい。

(記事 進藤翔太、写真 山形真代、小川朝熙)

コメント

畑中秀之監督(平元教卒=和歌山・耐久)

――初戦を見事勝利で飾りましたが、きょうの試合を振り返ってみていかがでしょうか

そうですね、初回に向こうのエラーが点が入って、ある程度は楽に戦えたかなと。ただ、追加点がなかなか取れなかったのがやっぱり課題ですよね。

――攻撃を見ていても向こうの先発投手のタイミングを合わせるのに苦しんで見えました

変則のピッチャーだったのでちょっと詰まったりしていましたね。まあ工夫がなかったのかなとは思います。

――先発の河合亮太投手(スポ4=茨城・茗渓学園)を含めて4人の継投で逃げ切りましたが、意図があれば聞かせてください

初戦ですし、先取点を取ってもうちょっと楽に行くのかなと思ったので、きのうの段階から得点が取れれば4人全員投げさせて次以降の試合に備えて慣れさせると決めていました。

――代打を多く起用していたのも慣れされるためにということですか

はい、同じです。

――きょうまでのチームの状態はいかがでしたか

そうですね、まあ良くもなく悪くもなくで全日本学生選手権の初戦ということで選手たちも固くなっていましたね。実力以上のことはできないので、明日からは伸び伸びとやらせます。

――あしたからも厳しい試合が続きますが

最後まで一戦一戦勝つだけですし、特に甲南大には痛い目を見てますから何としても勝って次の試合に進みたいと思います。

南貴文主将(スポ4=兵庫・加古川西)

――きょうの試合を振り返ってみていかがでしょうか

正直情けない試合でした。

――どういったところが情けないと感じましたか

得点の仕方も点を取ったと言うより、もらった、取らせていただいたという感じでしたね。それに加えて気が抜けたプレーが多かったかな、と。相手に合わせて、すごく隙のあるプレーが目立ちましたね。

――きょうの試合までのチームの調子はいかがでしたか

すごい良かったと思います。練習試合でも全勝ではなかったですが色々な課題を克服できたと思ってます。守備もすごい安定してきたと思います。

――そのようなチーム状態で満足のいく試合ができなかったことには、どういった原因があると思いますか

コンディションどうこうというより気持ちの持ち方ですかね。過度の緊張もあったと思いますし、初回の時点でいけるんじゃないかと思ってしまった油断もありました。

――明日の試合へはどういう気持ちで臨みたいですか

今日の夜 、明日の朝でいかに集中力を高められるか、気持ちの油断や慢心を消せるかが重要だと思います。明日は一球一球に全力を注ぎたいと思います。

松下和樹(先理3=静岡・掛川西)

――きょうの試合を振り返ってみていかがでしょうか

いままで良い流れで練習試合をこなしてたんですけど、初戦ということもあって、自分たちの野球ができなかったかな、と思います。

――どのような気持ちで、きょうの初戦に臨みましたか

とりあえず、一戦一戦を勝たなきゃ優勝することはできないんで、どんな相手だろうと自分たちの野球をしようとチームで話し合って臨みました。

――きょうの対戦相手である釧路公立大学の印象はいかがでしたか

難しい質問ですけど(笑)相手ピッチャーが打ちにくかったんで、それでみんな序盤は詰まってしまって。結局対策をたてられないまま、相手のミスで点を取ってたんで。相手のピッチャーを攻略したかったな、って思ってます。

――捕手としてきょう登板した早大の4人の投手の印象はいかがでしたか

絶好調とは決して言えないですけど、これから強豪と戦っていく中で絶対4人を使っていかなくてはいけないんで、馴れさせようって思ってたんですけど。まだまだ4人は自分たちの力を出していないと思うのでこれからに期待したいです。

――明日への意気込みをお願いします

きょねんは甲南大学に負けているんで。先輩たちの思いも背負っているんで、とりあえず甲南大学を倒したいと思います。

松本憲太郎(スポ3=福岡・筑紫丘)

――今日の試合を振り返っていかがでしょうか

初戦ということで全体的堅かったかな、と思います。そのなかで、個人的にはいつも通りできたので、それは良かったかなと思います。

――打撃の調子はどうでしたか

あんまり良くなかったんですけど、試合になったら変わってくるなと、手応えとしてあったので、打てて良かったなという感じです。

――初戦に向けての気持ちはどなようなものでしたか

初戦は正直思っているようにはいかないかなと思っていたので、相手もそんなに強くなかったですけど、難しい試合になるなということは最初からわかっていたことなので、自分たちが出来ることをしっかり一つ一つやっていこうと、明るく元気に当たり前の事を当たり前にという感じで初戦に臨みました。

――明日以降にむけての意気込みをお願いします

そうですね、明日は本当に強い相手がくるので、今日以上にしっかり頑張って、みんなでベンチ外もメンバーも一体となって勝ちにいけたらなと思います。

野村裕之(人2=高知・土佐)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

序盤からなかなか点が取れずに接戦になってしまって。やっぱもっと攻め込むべきだったなと思います。

――守備ではいいプレーがありましたが、振り返ってどう思われますか

僕は打てる選手ではないので守備でももっと貢献できるように、守備は大事なんで守備頑張っていきたいです

――逆にバッティングの課題は

バッティングはやっぱりまだまだ打球が弱くてバットが振れてないので、しっかりと振っていって、あすはもっといい打球打てるように頑張ります。

――明日への意気込みをお願いします

甲南大学は去年負けたので優勝できるように頑張ります。

河合亮太(スポ4=茨城・茗渓学園)

――きょうの大会を振り返って一言お願いします

勝ててよかった、の一言だと思います。みんな緊張していたのかあまり打てなかったですね。自分は自分なりに上手く投げられたので良かったかなと思います。

――2回の守りの場面では三者三振のプレーも見られましたが調子はいかがでしたか

そうですね、中の上くらいでした。絶好調だと逆に打たれてしまうこともあるので、これぐらいの調子で明日も投げられたらいいなと思います。

――相手側のチームがきょうあまり振ってきませんでしたがどのような試合運びにしようと思っていましたか

早い段階できょう降板することは決まっていたので、明日につなげられるようなピッチングでゼロ点に抑えられたらいいなという感じでした。

――続く2回戦、3回戦は強敵とぶつかることになりますが、きょうを踏まえて直していきたいというところは見つかりましたか

調子自体は悪くないので、あとは細かいコントロールを修正できればいいなと思っています。

――明日の甲南大学との戦いに向けて抱負をお願いします。

明日はきょねん準々決勝で負けた相手なので、雪辱を果たすためにどんな試合運びであれ、点差、展開であっても勝ちたいと思います。

――4年生ということで最後の夏になりますが

みんな4年でここまでやってきてベンチに入れない、試合に出ることができないという中で自分はチームのエースとして試合に出させてもらっているので他の出ることのできなかった4年生の分までプレーで頑張りたいと思います。