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庭球部

2014.08.12

関東学生選手権 8月8日 埼玉・秩父ミューズパーク

今井がシングルスで初のタイトルを獲得!

 男子シングルス決勝は大城光(スポ4=埼玉・秀明英光)と今井慎太郎(スポ3=神奈川・湘南工大付)のワセダ対決。両者の意地がぶつかりあったこの一戦は、2連覇を狙う大城を今井がストレートで下す結果に。シングルスで初のタイトルを獲得した。

持ち味のフォアハンドを放つ今井

 第1セットの序盤は一進一退の攻防が続いた。大城、今井ともに互いのバックハンドを攻め、ハイレベルなストロークを打ち合う。第4ゲームまでは両者ともにサービスゲームを確実にキープしていった。この試合での大きな分岐点となったのは第5ゲーム。40-30と大城がゲームポイントを握るも、「最初から最後まで冷静になれた」と今井が巻き返しに成功した。ここで一気に試合の流れをつかんだ今井。第6ゲーム以降は強烈なファーストサーブが決まり出し、第8ゲームでは3連続でサービスエースをたたきこむ。4ゲームを連取し、第1セットを勝ち取った。

 第2セットになっても今井の勢いは止まらない。「食らいついて挽回しようと思っていた」と大城は厳しいコースを攻めたが、勝負どころでミスが目立った。一方、今井は自身が得意とするサーブで波に乗り、力強いフォアハンドで大城の反撃を封じる。前回大会覇者に1ゲームも与えず、終始第2セットを支配。セットカウント2-0で初優勝を遂げた。

連覇には届かなかった大城

 試合後、今井はこう振り返った。「春関(関東学生トーナメント)から調子が上がらず苦しい思いをしたが、自分の状態が良かったことがきょうの優勝につながった。」自身の状態の良さを優勝という最高のかたちで表し、今大会を終えた今井。スランプを抜け出し次に見据えるのは、全国の頂だ。

(記事 井口裕太、写真 高柳龍太郎)

結果

▽男子シングルス

決勝
○今井慎太郎(6-2、6-0)大城光

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コメント

大城光(スポ4=埼玉・秀明英光)

――準々決勝、準決勝ではフルセットの末勝利を収めましたが、この2試合を振り返って

その2戦はセカンドセットでこちらが先にブレークしていて、リードする展開の中で相手に挽回されてファイナルセットにもつれ込んだかたちとなりました。どちらの試合も勝つことができたので結果としては良かったのですが、締めるべきところで締め切れなかったのが残念です。夏はシーズンを通して暑さとの戦いになりますし、トーナメントを勝ち上がることを考えると今後の課題になる部分だと思います。

――きょうの決勝戦を振り返って

ファーストセットのブレークできそうなポイントで決め切ることができなくて、その直後に逆に相手にブレークされてしまいました。気持ちの面で相手の方が勝っていて、自分は食らいついて挽回しようと思っていたのですが、ファーストセット、セカンドセットともに決めなければならないところでミスをしてしまって。結局最後まで流れを引き戻すことができませんでした。

――ダブルスはベスト8でした

2回戦は早慶戦(早慶対抗試合)でも対戦した選手と戦って、しっかり勝つことができたので良かったです。3回戦の明大ペアとの試合は良い雰囲気をつくれず、厳しい戦いになりました。シングルスと同様に、課題の残る結果になったと思います。

――暑い中での連戦でしたが、体力的にはいかがでしたか

疲労はたまっていますが、ボロボロになっているわけではありません。連戦を戦い抜く体力はついているのではないかと思います。ただ、今後もこの体力をキープし続けなければならないですし、ベストな状態で後半戦に臨めるよう前半戦をこなすということも課題として残っています。

――最後に、全日本学生選手権(インカレ)への意気込みをお願いします

個人戦としては最後の大会になるので、優勝だけを目指します。勝利にこだわって、貪欲に戦っていきたいと思います。

今井慎太郎(スポ3=神奈川・湘南工大付)

――優勝おめでとうございます。シングルスでの初タイトルの感想は

うれしい気持ちです。日ごろからトーナメントを戦っていくうえでタイトルを狙うというのはもちろんあります。ですがそれは隅に置いて、自分のプレーをどれだけ100パーセントに近付けるように試合を行えるかというのを目標にやっています。それができるようになるために、自分には何が必要なのかというのを考えて取り組んでいます。春関(関東学生トーナメント)、早慶戦と調子が良くなくて、ケガもありました。調子が上がらずにひどい状態になっていて、春関からいままでの3カ月間苦しい思いもしました。なかなか自分の調子が上がらずに複雑な気持ちでいましたが、こうして優勝につなげられたのは自分の努力が良い方向に進んでくれているからだと思います。きょうは良い状態で臨めました。優勝したというよりも、自分の状態が良かったからこの結果がついてきたのではないかという気持ちでいます。

――きょうの試合への意気込みとして、泥くさく戦うということを挙げていました。その点については

クレーコートで、また相手は大城さん(光、スポ4=埼玉・秀明英光)で。でもしぶとくやってくる相手に対して、自分もしぶとさでは負けてはいけません。自分の良いところを生かして、攻めのテニスを忘れずにテニスができました。

――きょうの試合の勝因は

最初はキープキープの中でブレークチャンスがありながらも取れなくて、逆にこちらのサービスゲームで30-40となった場面もありました。しかし、やっぱり落ち着いてプレーができて最初から最後まで冷静になれたというのは1つの勝因だったと思います。また、クレーコートで球足が遅くて、さらにイレギュラーがある中、対応がうまくできたと思います。あとは自分のテニスをしっかり出せたというのが勝因だと思います。

――第1セットの後半からサーブの調子が上がりました

きょうの紹介でもあったように、サービスは1つの武器として持っています。サービスの確率によって自分のプレーの良さにつなげることもできます。サービスの確率を上げられたというのは大きな勝因の1つになったと思います。

――第2セットは終始試合を支配していました

第1セットの流れからそのままサービスゲームの中でファーストサーブの確率が上がって、最後まで戦えました。ファーストサーブがしっかり入って、自分のパターンで(ポイントを)取れるというのは気持ち的にも楽ですし、乗っていけるプレーにつなげられました。逆にリターンでは思い切ってやっていこうと思えました。それが2セット目をとれた要因だと思います。

――インカレへの意気込みをお願いします

正直クレーコートよりもハードコートのほうが得意としています。今回優勝できたというのは自信にして、インカレに向けて自分の気持ちを切り替えています。インカレで優勝できるようにこの1週間でさらに自分の調子を上げて、挑んでいこうと思います。