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庭球部

2014.08.11

関東学生選手権 8月7日 埼玉・秩父ミューズパーク

それぞれの持ち味が光り、優勝へ王手

 関東学生選手権(夏関)は本戦5日目を迎えた。この日の男子シングルスには大城光(スポ4=埼玉・秀明英光)と今井慎太郎(スポ3=神奈川・湘南工大付)が出場。両者ともに決勝に駒を進めた。一方の男子ダブルスには、関東学生トーナメント(春関)優勝の岡村一成(スポ4=岡山操山)・梶修登(政経3=東京・早実)組ら3組が出場。しかしどのペアも勝ち上がることができず、早大勢は準々決勝で姿を消した。

サービスエースが決まりガッツポーズする大城

 第1シードの大城は近藤大基(慶大)と対戦。序盤はサーブミスに苦しんだ。ハードヒッターである相手のサーブやショットに押される展開に。その中でも何とか食らいつき、ファーストセットは7-5で先取。6-5で迎えた最終ゲームでは、サービスエースを決めガッツポーズをする姿も見られた。続くセカンドセットとファイナルセット、大城は積極的にコースを狙ったプレーを繰り出したが、思うように決め切ることができない。しかしここで自身の持ち味である粘りが光った。ラリーの中で主導権を握ると相手を翻弄(ほんろう)。セカンドセットこそ落としたものの、ファイナルセットをものにした。

 前回大会ベスト4の今井は、決勝進出をかけて準決勝に臨んだ。「今シーズンは思うように結果が出ていない」と話す今井であったが、ファーストセットから得意のフォアハンドで相手を圧倒する。キレのあるショットで相手に隙を与えない。ラリーの中でも、相手の逆サイドをつくプレーを連発した。「精神面でのコントロールもうまくいった」と語るように、徐々に調子を取り戻しつつある今井。リードを奪われることなく、ストレート勝ちを収めた。

2試合ともにストレートで勝利した今井

 あすに控える決勝は、昨年の全日本学生室内選手権の決勝と同じカード。連日の接戦を制している大城。この勢いのまま二連覇を達成することができるか。一方、前回大会のベスト4を上回り決勝の舞台へ進んだ今井。早大入学後はシングルスのタイトルが無く、「勝ちにこだわりながらも、自分のテニスをしたい」と意気込む。優勝まであと一つ。栄冠を手にするのはどちらか。

(記事 佐藤亜利紗、写真 松下優)

★男子ダブルスは準々決勝で敗退

岡村・梶修(左)組も苦戦を強いられた

 早大同士の決勝が決まった男子シングルスの一方で、男子ダブルスは全てのペアが準々決勝までに敗退した。この日試合があったのは、関東学生トーナメント(春関)の覇者・岡村一成(スポ4=岡山操山)・梶修登(政経3=東京・早実)組をはじめとする3組。しかしそのいずれのペアも、相手に傾きかけた流れを引き戻すことができなかった。春関ではベスト4を独占した早大だが、予断を許さない状況にある。

結果

▽男子シングルス

準々決勝
○今井慎太郎(6-4、6-4)西脇一樹(明大)
準決勝
○大城光(7-5、4-6、6-4)近藤大基(慶大)
○今井慎太郎(6-3、6-3)澁田大樹(明大)

▽男子ダブルス

準々決勝
●大城光・小堀良太(1-6、6-7(3))奥田圭都・弓立祐生(明大)
●岡村一成・梶修登(6-3、6-7(5)、8-10)豊野潤也・吉開健太(筑波大)
●西田昇吾・小倉孝介(4-6、3-6)高田航輝・上杉海斗(慶大)

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コメント

今井慎太郎(スポ3=神奈川・湘南工大付)

――今大会は全日本学生選手権(インカレ)前の最後の公式戦となります。どのような気持ちで迎えましたか

今シーズンはこれまで春関(関東学生トーナメント)、早慶戦(早慶対抗試合)と試合がありましたが、ケガをしていた影響もあり、思うように結果が出ませんでした。非常に悔しい思いでいっぱいで、この夏関(関東学生選手権)では緊張感や試合の戦い方をつかんでいけたらという思いで臨みました。夏関ももちろん重要な大会ですが、インカレを一番大事な大会として位置づけていますね。

――きょうの2試合を振り返ってみていかがですか

対戦相手の西脇(一樹、明大)は上杉(海斗、慶大)に勝っていたり、澁田(大樹、明大)も春関優勝の竹内(遥丞、法大)に勝っていたりと実力や勢いがありました。昨年はルーキーとして活躍していた彼らだったので、年下ではありますが、気合を入れて臨みました。

――ご自身の調子はいかがですか

ケガ明けというのもあり、ブランクを埋めようと練習をしてきました。技術面だけではなく精神面も鍛えたうえで試合に臨まなければいけない部分があります。今回は精神面でのコントロールがうまくできているのかなと思います。やらなければならないことはたくさんあります。コーチの方々からも僕の持ち味がまだ復活しきれていないというように指摘されているので。ただ、徐々に調子が上がってきている手応えは感じています。インカレに最高の状態で臨めるように、夏関が終わった後の1週間、ハードコートで練習を重ねていきたいと思います。何が悪いのかということも分かってきているので、猛特訓していきたいです。

――きょうの準決勝の試合の中でも相手に流れを渡しそうになった場面があったと思いますが、気持ちの切り替えは意識していましたか

そうですね。声を出すことは重要だとは思います。でもそれ以上に、一度冷静になって初心に帰ることを意識していました。その結果が勝ちにつながったのではないかと思っています。

――あすはいよいよ決勝戦です。意気込みの方をお願いします

相手の大城さん(光、スポ4=埼玉・秀明英光)とは大学に入ってから、何度も対戦しています。一番最近だとインカレインドア(全日本学生室内選手権)の決勝で、そのときは負けてしまいました。彼はクレーコートでの戦い方を僕以上に分かっていると思います。厳しい戦いになることは予想されますが、冷静にプレーしていけたらいいなと思います。結果よりも自分のテニスにこだわっていきたいです。