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卓球部

2014.07.14

平成26年度関東学生選手権 7月12日 埼玉・所沢市民体育館

上村が強豪を破る快挙

  関東学生選手権2日目はシード選手が登場し、多くの早大勢が活躍した。中でも上村慶哉(スポ1=福岡・希望が丘)は昨年度全日本選手権2位の町飛鳥(明大)を破る快挙を成し遂げる。早大からは6名がランク入りを果たし、その中で上村の他に激戦を制した3名がベスト8進出。あしたの最終日に駒を進めた。

力強いフォアハンドで攻める上村

  素晴らしい大金星を挙げた。4回戦から登場した上村は順調に勝ち上がり、7回戦で町と対戦した。「僕がプレッシャーを感じることはなかった」(上村)。その言葉通り、実績では格上の相手に対し序盤から互角のラリー戦を展開し、ゲームカウント2-1とリードする。しかし、この後2ゲームを連取され迎えた第6ゲーム。3-7とリードを許すがここから食らいつき逆転に成功する。流れをつかんだ上村は最終ゲーム、力強い両ハンドドライブで町を圧倒。最後は9連続ポイントで勝利を収めた。男子では、上村に加えて大島祐哉(スポ3=京都・東山)も危なげなく勝ち進み、ベスト8に名を連ねた。

  女子も熱い戦いを繰り広げる。高橋結女(スポ3=新潟産大附)は6回戦では第3ゲームに驚異の10連続ポイントを奪うなどゲームカウント4―0で快勝。女子部ではただ一人ベスト8に残った。一方、敗退してしまった選手も大いに健闘した。小道野結(スポ3=神奈川・横浜隼人)、佐藤風薫(スポ2=岡山・就実)の2名もランク入り。6回戦では共に惜敗したが、「自信はついてきました」(小道野)と語るように、次につながる好試合であったことは間違いない。

得点を決めガッツポーズする高橋

  最終日まで残ったのは大島、上村、高橋の三人となった。あしたはついに決勝戦までが行われる。強豪を撃破した上村をはじめ、全員が優勝を狙える位置にあると言えるだろう。秋季関東学生リーグ戦を占う大会であるだけに、ますます目が離せない。

(記事 石川諒、写真 三井田雄一)

結果

▽男子シングルス

ベスト8進出 大島、上村

ベスト16 山本勝也(スポ3=石川・遊学館)

▽男子シングルス

ベスト8進出 高橋

ベスト16 小道野、佐藤風

※上位進出者のみ掲載

コメント

大島祐哉(スポ3=京都・東山)

――ダブルスベスト4という結果についてはいかがでしょうか

やっぱり優勝を狙っていたので少し悔しい気持ちはありますけど、まあ全日本と違って関東学生の試合なので、いろんなことを試しながらというのはありました。でもその中でも優勝しないといけないというのはあったんですけど、平野友樹・有延大夢組(明大)が強かったので、そんなにうまくいかないなと感じています。

――ランク決定までの試合はいかがでしたか

その辺の試合は結構良かったので、本当に優勝できる勢いはあったんですけど、相手の方が強かったですね。

――前半の試合で良かったところは何ですか

やっぱり台上のプレーというのをずっとダブルスをやる上で意識してやってきているので、それが良かったというのはあります。

――平野・有延組との準決勝では1ゲーム目をジュースで落としてしまいました

10―6でリードしていたので、そこからジュースで取られたというのは、敗因の大きなところではありますね。

――そこから悪い流れになってしまったということですたか

そうですね。相手が思い切って入ってきて、こっちが守りのかたちになってしまって。そこで少し相手に勢いを与えてしまったかなというのは感じますね。

――2ゲーム目は12―10で取り返し、その後の第3、4ゲームはいかがでしたか

3ゲーム目は9点で負けたと思うんですけど、その時に最後、有延君のスーパーボールが入ってしまって。それは仕方ないところもあります。でも次のセットで0―4になってしまって、そこの出足が全てかなというふうに思います。

――インカレの専大戦で敗れてしまった時には、試合数が多く集中力が欠けてしまったとおっしゃっていました。今大会も試合数が非常に多いですが、そういった面についてはいかがでしたか

団体戦と違って個人戦なので、余裕は少しあります。だから集中力が欠けていたというのはきのうはなかったですね。

――きょうのシングルスについて伺いたいのですが、序盤の試合では1ゲーム落とすなど競る場面もありましたが

きょう調子は別に悪くはなかったです。きょねん優勝しているチャンピオンとして挑む試合なので、緊張感だったりプレッシャーというのはすごく感じていました。その中でやらなきゃいけないというのはきのうの夜から思っていたので、競りはしていますけど勝てているということは、やっぱり僕の方が力が上という自信が自分の中でありました。

――ベスト8決定戦では4―0で勝利されました

藤木さん(祥二、中大)とは結構試合をしていてやりにくい相手ではないので、ラリーになって取れたら勝てるかなというところはありました。思ったより僕の方が先に攻めれたかなというのが良かったところです。

――あしたの準々決勝に向けて意気込みをお願いします

やっぱり2連覇ということはなかなかできないことだと思いますし、その権利を持っているのは僕だけだと思うので、それを実現できるようにしたいです。あしたからが本当に関東学生選手権シングルスの勝負だと思っているので、一戦一戦、一球たりとも気を抜かずにやることで優勝のチャンスはあると思っています。決勝で丹羽君(孝希、明大)と戦って、勝てるイメージをあしたまでに作れるかどうかだと思います。相手の方が強いというのは分かっていますけど、そこでどうやって勝つかということが難しいですけど、やっていかないとこの先はないと思うので、頑張りたいと思います。

小道野結(スポ3=神奈川・横浜隼人)

――ダブルス優勝おめでとうございます。お気持ちはいかがですか

久しぶりの優勝だったので、うれしいです。

――優勝して、高橋選手とはどのような話をしましたか

とりあえず、一戦一戦簡単な試合がなくて、全部が接戦だったので。終わって二人共、よく我慢したねと言っていた気がします。

――ダブルスでの目標は設定していましたか

初戦から他の強いところもセットオールで負けていたりしたので、こういう雰囲気で最初から全然競ったり負けたりすることもあるから、とりあえず一戦ずつ二人で声をかけて大事に試合していこうと話して、試合に入りました。

――印象に残っている試合は何ですか

1回戦もセットオールで厳しかったんですけど、それよりもやっぱり準決勝で同士討ちで先輩たちとやったことです。本当に1、2のジュースもずっと1点負けという感じでずっと苦しかったんですけど、そこで二人で諦めないで我慢、我慢とずっとやっていました。それで勝てたのが大きかったし、大変な試合だったなと思います。

――手の内を知られている相手だとどういったところが大変でしたか

お互い知っているというのもあったんですけど、練習で試合やるのと本戦でやるのはやっぱり全然違って。向こうの方が全然落ち着いていて、向かってくる感じだったので、こっちが逆に打たされて慌ててしまった感じでした。そこが一番大変だったと思います。

――決勝はストレートで勝利されましたが、その要因は何だったのでしょうか

二人共これ勝ったら優勝だ、というのは全然言わなくて。じゃあ楽しんで入ろうと言って伸び伸びできたのでそれが良かったかなと思います。

――きょうはシングルスでしたが、いかがでしたか

ダブルスが優勝という形で終わって、シングルスがすごく怖かったんですけど。でも自分の持っている力も出せたし、負けてしまったんですけど、できることはできたかなと思います。

――最後の試合はすごく競った試合でしたが、振り返っていかがでしたか

前までは競れるかなという心配だったんです。いまは競って勝てるかなという心配になっているので、そこまでレベルアップできているなというのもあります。でもやっぱり相手の方が一枚上手なのでもうちょっと頑張らないとなと思います。

――試合をして自信が付いた部分はありますか

そうですね、ちょっとずつ自信は付いています。いまの試合もちょっとこうやったら勝てるというところまで見えてきたので、自信は付いてきましたね。

――これからどのようにしていくべきか、見つかった課題は何ですか

やっぱりバック対バックの勝負はもう負けていないと思うので、あとはフォアハンドですね。もうちょっと一本でも多く、フォア対フォアの勝負で互角に戦えるぐらいになったらもう一歩上にいけるんじゃないかなと思います。

――次のリーグ戦に向けて意気込みをお願いします

みんなすごくいま良い状態ですし、良い方向に向かっているので。最近リーグ戦でも4位とか5位なので、何を改善したらいいかまだ分からないですけど、改善して、絶対優勝できるように、もうちょっと高まっていけたらなと思います。

高橋結女(スポ3=新潟産大附)

――ダブルス優勝おめでとうございます。お気持ちはいかがですか

ありがとうございます。外シードの人たちが結構負けていたので、自分たちも緊張して危ない試合が多かったんですけど、それをものにできて良かったです。二人共勝ちを意識するのではなくて、一球一球に一生懸命食らい付いていくという気持ちでやっていて、それで勝ち取ることのできた優勝なのでびっくりしています。

――具体的に目標は決めていましたか

優勝という目標は二人共絶対心の中にあったと思うんですけど、それを持ってると硬くなってしまったりするので、二人で楽しく試合しようと言っていました。

――新しいペアですが、息はいかがですか

1回1年生の時の新人戦で組んで優勝していて、1回離れてまたくっ付いて。リーグ戦以外で2回目の大会に出て、優勝することができたのですごくうれしかったです。

――試合が終わるごとに、どういったことを話し合われましたか

結構試合中も話しているんですけど、メンタルの面ですね。片方が調子悪くて、片方が調子いいという場面が多くて。(ボールが)入っている方が、大丈夫大丈夫と言ったり声かけをしっかりして、二人で気持ちを盛り上げていくように話をしていました。大事な競った場面では、戦術的な面の話もしていたんですけど、大体はメンタル面の励まし合いでしたね。

――ランク決定までの前半の試合で印象に残っているものはありますか

初戦ですね。1回戦目が二人共まだ体が動いていなくて。相手も向かってきていたので、それがすごく苦しい試合でした。それを諦めずに食らい付いていって、だんだん試合を重ねるにつれてリズムが合わせていけたと思います。

――準決勝は森美紗樹(スポ4=岡山・就実)選手、小室奈緒(スポ4=栃木・真岡女)選手との同士討ちでした。振り返っていかがですか

練習でも結構試合したりしていて癖とかも分かっている中でやっているので、やっぱり他の選手とやるよりも返ってくるし、嫌なところを突かれました。我慢の試合というか、我慢して入れた方が勝てると気持ちを持って食らい付いていました。

――勝った時はどんな気持ちになりましたか

ほっとした気持ちでした。やったというよりもほっとした気持ちが強かったです。

――決勝は見事ストレート勝ちでした

結構サーブレシーブが効いたので、その後のラリーでも主導権を握れたという感じです。

――本日はシングルスベスト8まで決まりましたが、1日振り返っていかがでしたか

自分はスーパーシードなので、きょうの初戦は、下から何回も試合してる人が上がってきていました。0―2から始まってしまったので苦しかったんですけど、我慢して入れていって結果勝つことができたので良かったと思います。

――ベスト8決定戦では見事ストレートで勝利しました。相手の印象はいかがでしたか

前回2回連続で負けている相手なんです。やっぱり研究されていて、好きなことやらせてもらえないということが多くて。それで、ちょっと戦術を変えたら相手が狂ってくれて、ミスが増えていったので、それを利用して自分も上から攻めていけることができたと思います。

――具体的にどういうふうに変えたんですか

サーブとレシーブを変えて、ラリーに持っていくようにしたんですけど、そうしたら勝つことができました。

――あした準々決勝に向けて意気込みをお願いします

相手は中国人の強い選手なので、思い切って勝ちたいと思います。

上村慶哉(スポ1=福岡・希望ヶ丘)

――ダブルスベスト4という結果についてはいかがでしょうか

満足はしてないですけど、内容が悪かったわけじゃなく相手も調子が良くて結構いいボールが来てたんでそれで負けた部分もあるんですけど、強いて言うなら僕がもう少し攻めていれば勝ってたと思います。

――きょうの試合を振り返っていかがでしたか

ベスト16決定戦の選手はインカレのとき勝ってて嫌な相手じゃなかったんですけど、最初から気を引き締めてやって全体的に足も動いていてラリー戦でも負けなかったので良かったと思います。

――相手選手に対してどのような対策をしましたか

対策というよりはまずは自分から攻めてラリーにして、自分の得意な展開で勝負するという形を最後まで続けることができていい流れで勝てたと思います。

――最終ゲームはどのようなことを心掛けてプレーしましたか

僕がプレッシャーを感じることはないので、自分から攻めていこうという気持ちでいました。

――相手選手の印象はいかがでしたか

全日本選手権2位で確実に相手のほうが格上なので、緊張も何もなく自分のやりたいようにやれました。

――見つかった課題はありますか

バックハンドのミスが目立つので、そこをしっかり入れて自分の得意なフォアハンドにつなげるところが課題だと思います。

――あすへの意気込みをお願いします

あした1回勝ったら大島さんと当たるんで、勝ち上がって大島さんに勝ちたいと思います。

佐藤風薫(スポ2=岡山・就実)

――きょうの試合を振り返っていかがでしたか

目標が平野さん(容子、東京富士大)に勝ってランクに入ることだったので、とりあえず目標達成はできたかなと思っています。

――昨年実績を出したことで研究されたこともあり、カットなどを変えているということですがそういった点での手ごたえは

結構カットの変化を付けられるようになってきたので、前よりも攻撃ができるようになってきたかなと思います。

――きょう1番手応えをつかんだ試合はどの試合だったのでしょうか

平野さんとのランク決定の試合でした。平野さんの方が結構上の選手で勝ったこともあまりなかったので、その分自分の思い切ったプレーができて勝つことができたと思います。

――最後の試合はフルセットまでいく白熱の試合となりましたが、最後の試合はいかがでしたか

最後の試合はどちらかというと勝ち試合で、相手に押されて負けたと思っていて自分の長所を生かすことができなかったかなと思います。

――試合中には監督の方からいろいろと指示も出ていたようですが、どのような指示が出ていたのですか

覚えてないです。

――次の実戦である秋のリーグ戦に向けて意気込みをお願いします

春リーグでは負けてばっかりで、あんまりチームに貢献できていなかったので秋ではそれを取り戻したいと思います。