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水泳部

2014.07.09

第86回早慶対抗戦 7月6日 東京辰巳国際水泳場

4年生の活躍光る

TEAM 1P 2P 3P 4P
早大 19
慶大 11
▽得点者
戸張6、深川4、武田3、深田2、池水、小川、木村、岩井

 伝統ある一戦、第86回早慶対抗水上競技大会が開催された。早大は積極的な攻撃を展開し、19-11で慶大を圧倒。今大会の連勝を22に伸ばし、通算成績を46勝40敗とした。

 先制したのは早大。序盤から攻め、池水勇太(スポ1=鹿児島南)が得点。慶大にロングシュートを決められるも、戸張真寿主将(スポ4=埼玉・秀明英光)がペナルティシュートを決めて再びリードを奪う。しかし、慶大も負けていない。早大は退水(※)のピンチを防ぎきれず失点すると、相手GKの好セーブに阻まれなかなか得点できず。深川幹徳(スポ2=福岡工)のゴールで勝ち越すも直後にポストプレーから失点し、3-3で第1ピリオドを終えた。

 続く第2ピリオド、まずは池水からのパスを中にいた深田隼輔(スポ3=鳥取中央育英)が受けてシュート。こぼれ球を押し込まれて失点するも、この日大活躍の戸張が2得点を挙げ早大に流れを引き寄せる。その後も深田とのワンツーパスで抜け出した深川、相手の退水のチャンスを生かした深田がネットを揺らし、慶大を引き離した。8-4で試合は後半へ。

途中出場から得点を挙げた木村

 第3ピリオド、先に決めたのは慶大。だが、主導権は渡さなかった。2点を稼ぎ流れに乗ると、戸張が強烈なミドルシュート。さらに、右サイドに切り込んだ深川に合わせた木村洋平(スポ4=兵庫・御影)がゴールを捉えた。2点を追加した後、立て続けに2点を奪われるが、終了間際にカウンターから武田望(スポ4=富山北部)がシュートを決め最終ピリオドを迎える。

 7点差をつけて最終ピリオドに入ると、良い流れを守りたい早大はGK高島丈司(社2=東京・明大中野)や武田の好守でディフェンス面でも見せる。攻撃では岩井雄太郎(文構2=東京・城北)のシュートを皮切りに2点を追加。最後は速攻で右サイドへ駆け上がった小川航(教4=東京・城北)がゴールを決め、試合を締めくくった。結果として、戸張、武田、木村、小川と4年生全員がゴールを決め、チームの勝利に大きく貢献する形となった。

小川は貪欲に相手ゴールを狙った

 今季を振り返り、戸張、武田が課題として挙げたのがディフェンスの強化。これから課題を修正し、全日本学生選手権(インカレ)までにチームとして、また個人としてどれだけ完成度を高められるか。木村は「今年学生リーグで日体大とも引き分けだったので、優勝もまったく見えないというわけではない」と語る。見据えるは優勝――。インカレでの活躍が期待される。

※重大なファウルを犯した選手は、20秒間ディフェンスに参加できない。

(記事 大塚千尋、写真 石田潤子、黒田菜々子)

コメント

戸張真寿主将(スポ4=埼玉・秀明英光)

――試合全体を振り返っていかがですか

普通に試合を評価してしまえば、100点満点で20点ぐらいの試合かなと思います。前半から失点が続いてしまったし、自分たちのミスも多かったので、試合としての評価は低いと思います。

――戸張選手自身は、フェイントやミドルシュートなどの多彩な攻撃でこの試合両チーム最多となる6得点を挙げましたが、その点についてはいかがですか

みんながボールを回してくれましたし、相手のディフェンス的にも自分が空く場面が多かったので、決めなきゃいけない場面で決められたというのは良かったと思います。

――チームを引っ張るキャプテンとして、試合前や試合中にチーム全体に対しての指示はありましたか

きょうに関しては、全員出るし、全員が得点をするというのが目標の試合でもあったので、のびのびとやってほしいということを試合前に考えてました。

――この試合には4年生全員が出場し、全員がゴールを挙げましたが、どう感じられましたか

感情的な話になればすごくうれしかったですし、4年生の同期4人が一緒に試合に出る機会なんて本当に少なかったので、そういう面では100点の試合だったのかなと思います。

――秋のインカレ(日本学生選手権)に向けて期間が開きますが、チームとして強化していきたい点についてお聞かせください

やはりディフェンスですね。点を取られすぎてしまう試合は必ず勝てないので、失点をできるだけ抑えて、全員で守ってから攻めるようにもっとディフェンスの意識を高めて、サブのメンバーも試合に出られるようなチームに変えていかなければいけないのかなと思います。

武田望(スポ4=富山北部)

――きょうの試合を振り返って

4年生全員が点を取れたので良かったのですが、やっぱり失点が多かったかなと思います。でも、最後の早慶戦で勝てたので良かったです。

――最後の早慶戦となりましたがいかがですか

まだ最後という実感が湧かないのですが、少し寂しいなと思います。

――4年生全員がゴールを決めた試合となりましたがいかがですか

最初から4年生全員が点を取ることを狙っていたので、小川(航、教4=東京・城北)君が最後にいっぱいシュートチャンスがあって一番最後に決めてくれたので良かったです。

――きょうの試合を通してご自身のプレーの出来はいかがですか

ディフェンスからカウンターにいくことで他の人にシュートチャンスを作ることができたのが良かったと思います。

――これからの夏で個人的に強化したい点は

ディフェンスですかね。きょうだけではなく、学生リーグで日本体育大学にディフェンスの面でやられていたことが分かったので、そこをインカレ(日本学生選手権)に向けて強化していきたいです。

――インカレに向けて一言お願いします

今年こそは優勝します。

小川航(教4=東京・城北)

――きょうの試合を振り返ってみていかがですか

伝統のある試合ではありましたが、みんながお祭り的な気持ちを持って臨んだので、すごく楽しんで試合ができました。

――最後の早慶戦ということで何か特別な気持ちはありましたか

4年生全員が得点を決めるという雰囲気が毎年チームにあって、それを達成できたので、非常に満足しています。

――ゴールをなかなか決められませんでしたが、最後に決めることができました。そのときの気持ちは

何よりもまず、ほっとしました。恥ずかしい話で、シュートを外してばかりいましたが、最後に格好がついてほっとしています。

――ゴールの瞬間、ベンチを含めたチーム全員が喜んでいました。それには気付いていましたか

はい。僕のチーム内での立ち位置というのもあるのでしょうけど、ムードメーカー的な立場であるので、そういった中で僕が得点を決めて、みんなが盛り上がってくれたのはとても良かったと思います。

――これから少し期間が空きますが、今後強化してきたい部分を教えてください

目標はインカレ(日本学生選手権)で優勝することなので、それに向けて一人ひとりが基礎からもう一度作り直していくことが大事だと思います。それだけではなくて、チームとしての力を上げるためにも合宿を通して、お互いの考えやプレーを一つにまとめあげられたらいいと思います。

木村洋平(スポ4=兵庫・御影)

――最後の早慶戦でしたがどういう思いで臨みましたか

やはり最後なので、僕自身緊張した面もありましたが、いままで一緒にやってきた仲間やチームメイトとできる試合も残り少ないので、早慶戦だからということではなくて、全体的に見て残り少ない試合を一個一個充実させて終わらせていこうという思いできょうは臨みました。

――試合を振り返ってみていかがでしたか

試合内容としてはあまり良くなかったと思いますが、久しぶりにチーム全員で戦って勝てたと思います。

――第3ピリオドで1点決めましたがその時はどのような気持ちでしたか

なんとか点をとりたいと思っていたんですけど、ああいう形で点を取れてチームには感謝しています。

――得点を決めた際に、アシストをした深川選手(幹徳、スポ2=福岡工)がガッツポーズをしておりましたが、気付いていましたか

入ったかどうかも分からなかったので、それどころじゃなかったです。でもありがたい話です。(笑)

――では、最後のインカレ(日本学生選手権)に向けての意気込みをお願いします

インカレは今年関東学生リーグ戦で日体大とも引き分けだったので、優勝もまったく見えないというわけではないので、チーム一丸となって優勝に向けた練習をしていきたいと思います。