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少林寺拳法部

2014.07.09

2014東京都大会 7月6日 東京武道館

課題残るも、手応えは充分

 悔しい結果となった関東学生大会から二ヶ月。早大少林寺拳法部は、熱い闘志と共に東京都大会に挑んだ。大学生男子の部で、山本裕也副将(社4=埼玉・川越東)・久保田準(人1=埼玉・川越東)組が4位、大学生男女の部では2組がそれぞれ3位、6位と入賞を果たす。また、男子団体の部でも迫真の演武を見せ、2位を獲得。本来の実力通りとは言い難い結果となったが、迫る秋の全日本学生大会(全日)にむけ、実りある大会となった。

1年生ながら堂々と演武を披露する久保田

 「本日、勝つためというより、全日に向けたスキルアップがテーマでした」と日野翔太主将(社4=埼玉・川越東)が語るように、様々な組み合わせを積極的に取り入れた今大会。学年、段を超えた組の活躍も光った。実績ある期待の1年生、久保田は高校の先輩である山本裕との演武を「精神的な面で、同じ高校の先輩として支えられた」と振り返る。同組は、大学生男子の部で息の合ったキレのある技を見せ、4位入賞となった。

 続く大学生男女の部でもワセダは魅せる。決勝に進んだ今井悠二(創理2=東京・芝)・伊藤早穂(文構3=千葉・柏)組が3位、田部井祐介(創理2=東京・早実)・白井美聡(法3=東京・早実)組が6位とそれぞれ華麗な演武で好成績を残す。団体戦でも、ワセダは一糸乱れぬ演武で観客の目を惹きつけ、2位入賞。あと一歩及ばずとなったものの、安定した演武をみせ、今大会を締めくくった。

息の合った演武で会場の視線を釘付けにしたワセダ

 結果だけ見れば満足のいくものではなかった。しかし、「個人個人の成長という意味で、すごく手応えを感じているところです」(日野)、「課題が見つかり、全日本に向けてよかったです」(久保田)と語るなど、上、下級生共に得た収穫は多く、個々のスキルアップも目立った。早くも、早大少林寺拳法部の視線の先は秋の全日優勝のみ。その高い目標に向け、日々成長を重ねる彼らから目が離せない。

(記事 寒竹咲月、写真 寒竹咲月、三井田雄一)

結果

▽大学生男子の部

第4位 山本裕也(社4=埼玉・川越東)・久保田準(人1=埼玉・川越東)

▽大学生男女の部

第3位 今井悠二(創理2=東京・芝)・伊藤早穂(文構3=千葉・柏)

第6位 田部井祐介(創理2=東京・早実)・白井美聡(法3=東京・早実)

▽団体の部

第2位 日野翔太(社4=埼玉・川越東)、山本裕、江原明徳(教3=神奈川・桐蔭学園)、今井、森久輝(法2=東京・城北)、田部井、久保田、堂脇周平(文構1=城北埼玉)

コメント

日野翔太主将(社4=埼玉・川越東)

――きょうの大会を振り返って

本日勝つためというよりも、全日本に向けたスキルアップというものをテーマにやっていまして、積極的に上級生と下級生が組んだり、段位が離れた者同士で組んだりして結果としてはそこまで振るわなかったんですけど、やっぱり個人個人の成長っていう意味ですごく手応えを感じている所です。

――関東学生後、考え方というのを変えていかないと、と語っていましたがそういった点も含めてきょうまでどのような練習をされてきましたか

やっぱり演武っていうものよりも、1人1人の技術力、基本の部分がすごい劣っているなと感じていましたので、そういう意味で相性とか弱点のことをしっかり考えて上で組み合わせたのでそういう点では今回の都大会はいい練習と言ってはいけないかもしれないですが、すごく全日に向けてはいい場だったかなと思っています。

――1年生も2名出場されましたが、下級生の動きはどのようにご覧になられましたか

けっこう僕たち4年、3年主導でやらせてもらって、戦術的にも練習でも無理を言った部分もあってすごく苦労をかけたと思うんですけど、それでも歯を食いしばってついた来てくれたので、それはすごく感謝しています。

――最大の目的として掲げる全日に向け夏はどのように取り組んでいきたいと考えていますか

夏は基本的に夏合宿をやりまして、そこでは基礎体力の向上と技術力といった細かい部分の向上を目指してやっていきたいと思っていますので、夏はオフになってしまうんですけど、9月以降にしっかり気持ちを改めてやっていきたいと思います。

――きょうの結果を踏まえて今後への目標、抱負を聞かせて下さい

結果は先ほども言ったんですけど、あまりよい結果とはいえませんが、本当に個人個人の成長っていう意味ではいい機会だったので、全日本では絶対優勝できると思っています。

久保田準(人1=埼玉・川越東)

――きょうの大会を振り返って

始まる前はすごい緊張していたんですけど、緊張がとれて純粋に楽しめました。

――きょうは高校の先輩でもある山本副将と組まれましたが、その点はいかがでしたか

練習の時から自分にはすごい収穫があって、それを本番に活かせた所、できなかった所共にありました。精神的な面では同じ高校の先輩として支えられた部分があって自分としては、精神的にもいい思い出になりました。

――先ほど言われた収穫とは具体的には

高校生の時に自分が気付いていなかったことや、大学の少林寺拳法の演武がこのようなものなのかっていうことが具体的に明確化されたので、課題も見つかり全日本に向けてすごいよかったです。

――試合前に主将や副将からは何か声をかけられましたか

魂を込めて頑張るように言われたので、僕も団体も組演の両方を通じて魂を込めて殺意で演武をやり切りました。

――大学入学から半年、拳士としての成長を感じられる点などありますか

1年生としてまだ雑用等もありますし、まだ先輩方に比べると劣っている部分も非常に多いのですが、大学の練習を通じて、自分の中で成長できている点も何点かあるので、そこをどんどん伸ばしつつ、苦手な点も改善して今年の全日本から1年生であるとか関係なしに活躍したいと思います。

――現時点での課題は

上の先輩と組むと受け身になって自分から積極性を出せていないので、自分から進んで先輩に聞いていけるように気持ちの面から変えていきたいと思います。

――山場の秋に向け、今後の目標や抱負を聞かせて下さい

目標はどんな大会であっても優勝したいので、もう優勝、優勝、優勝で頑張っていきたいと思います。