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水泳部

2014.07.02

関東学生リーグ戦 6月29日 神奈川・日体大健志台プール

リーグ最終戦を白星で飾る

TEAM 1P 2P 3P 4P
早大 10
新潟産業大
▽得点者
田中4、斉藤2、固城2、小路、齋藤

 関東学生リーグ戦(リーグ戦)もついに最終戦を迎え、早大は新潟産大とあいまみえた。3週間前の対戦では勝利を収めた相手に対し、序盤に2点の先制を許すなど追いかける展開に。しかし、第4ピリオドに連続得点を奪い10-7の逆転勝ち。リーグ戦を2勝4敗の3位で終えた。

 試合開始からなかなか枠を捉えられなかった早大はポストプレーから先手を取られ、その後もカウンターからの失点。2点を先取される苦しい立ち上がりとなった。それでも斉藤美奈都(スポ4=茨城・聖徳大取手聖徳女)のループシュートでまず1点を返すと、固城侑美主将(スポ4=東京・藤村女)も相手のディフェンスを押し切って2-2。一時同点とする。しかし、第1ピリオド残り40秒から立て続けに失点。「自分たちのペースが作れなかった」(固城)と、序盤は我慢の時間が続く。

この試合4得点と躍動した田中

 ここで早大はプールを大きく使ったパスワークで揺さぶりをかける。当日のアクシデントで第2ピリオドからの出場となった長島佳世(人4=茨城・聖徳大取手聖徳女)の好セーブなどで失点を最小限に抑える中、横へのパスによるサイドチェンジで効果的に得点を重ねていく。4-5と1点差に詰め寄ると、相手を引きつけた固城からのパスで左へ展開。空いたスペースから小路安希(スポ2=埼玉・秀明英光)がこれを確実に決め5-5。同点に持ち込み前半を折り返した。

 後半に入ると早大の持ち味である『速い攻撃』が徐々に機能し始める。カウンターから田中寧葉(スポ3=埼玉・秀明英光)が左サイドを上がりそのままゴールまで独演する場面や、齋藤有寿(スポ1=山形工)がワンバウンドのシュートを決めるなど攻撃も多様性を披露。同点にされ迎えた第4ピリオドはさらに攻撃型布陣で臨み、ゴールへ向かう姿勢もより一層の強まりを見せた。田中のロングシュートでリードを奪うと、相手の退水(※)からのチャンスなどを生かし3連続得点。一方のディフェンスも相手の得意なかたちをしっかりと読み切り、このピリオドを無失点に封じた。攻守がかみ合い、10-7。リーグ戦を白星で締めくくった。

アクシデントにも動じずゴールを死守した長島

 昨年からの成長を見せたことしのリーグ戦。「きょねんまでは勝てなかった相手でも競ることができるところまでレベルが上がってきている」と斉藤は手応えを口にした。一方で、課題として挙げられたのが「泳力」(木下智貴監督、平24スポ卒=埼玉・伊奈学園)。泳ぎ込みから体力を養い、試合でのプレーに「汎用性」(木下監督)を高めることが今後の目標だ。また練習に加えて、今後も続く実戦を通してチームとしての完成度を高めていけるか。収穫多きリーグ戦を今後の戦いへとつなげていきたい。

※重大なファウルを犯した選手は、20秒間ディフェンスに参加できない。

(記事 荒巻美奈、写真 河野美樹、谷田部友香)

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コメント

木下智貴監督(平24年スポ卒=埼玉・伊奈学園)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

相手のペースで試合をしてしまったなと。

――リーグ戦3位という結果について

やはりきょねんより一つでも順位を上げたかったのですが、残念ですね。

――このリーグ戦でつかんだ手応えは

選手が多くいる中でどういうタイミングで交代が必要になるか、戦術を変えるかなどが少しずつ見え始めたのでそういうところは良かったと思います。あとは個々の課題も出てきていると思うので、そういうところも浮き彫りになったと思います。

――逆にチームとして見えた課題はありますか

色々あるのですが、ディフェンスの面で言うとプレスを掛けることができない時間帯があります。プレスをするのはボールを止めるためなんですけど、さらにプレスしてボールを奪ってカウンターという、守りながら攻めるというところがもう少しできればいいと思います。

――チームとして大きかった試合はありますか

日体大戦ですね。力負けした戦いだったので、まだまだ練習が足りないとみんな自覚した試合だったと思います。

――インカレに向けて強化していきたい部分は

泳力です。体力面の強化をして、体力が上がれば上のところに汎用性があると思うので、そこをやっていきたいです。

固城侑美主将(スポ4=東京・藤村女)

――きょうの試合を振り返って

先週コールド勝ちしたいと言っていたのですが、相手のペースに入り込まれて、自分たちのペースを最後までつくれなかったというのがこういう競った試合になってしまった要因ではないかなと思っています。

――相手とは今大会二度目の戦いでしたが、チームとして何か意識されたことはありましたか

前回も相手のペースに飲み込まれてしまって、自分たちのペースが作れなかったという反省点があったので、きょうはそれを突破して自分たちのペースで最初からやっていこうと言っていたのですが、惜しくもできなかったことが反省点ですし、改善しなければいけない点かなと思っています。

――ご自身のプレーについては

少し迷ってしまったところもあって、あとはボールキープのミスやパスミスなどもあったので、個人としても反省する点は沢山あります。

――関東リーグ戦はきょうで最後ですが、全体的に振り返って

私は3戦しか出ていないのですが、チーム全体として3位、きょねんと変わらない順位ということはまだまだ自分たちに足りない部分がありますし、その上位の日体大、東女体大にはまだ差があるということが分かったので、インカレ本番に向けて自分たちができることをしっかりして、必ずインカレでは1位になれるようにしていきたいなと思います。

――きのうから東日本リーグ戦も始まりましたが

東日本リーグ戦は1勝1分けということで、まずまずの成績だったとは思いますが、やはり秀明英光高、高校生にはきっちりと勝って2勝という形で終わらせたかったなという気持ちです。

――最後に今後の試合に向けて

来週にまた東日本リーグ戦の続きがあるのでそこで気を抜かずにしっかりと戦って、良い成績を残せるように、きょねんよりも上位、欲を言えば1、2番に入れるようにしっかりと頑張っていきたいなと思います。

斉藤美奈都(スポ4=茨城・聖徳大取手聖徳女)

――きょうは接戦となりましたが、振り返っていかがでしたか

相手のペースに合わせてしまって、自分たちのプレーが全然できていなくて接戦になってしまったかなと思います。

――同点で迎えた第4ピリオド前にはチームでどのような話をしましたか

自分たちのプレーができていなかったということを感じていたので、パスミスやシュートミスが多くあったのでひとつひとつのプレーを確実にしていこうと話していました。

――最初のゴールと最後のゴールの2ゴールを決められていましたが、ご自身の出来に関してはいかがですか

< p>自分的には60点ぐらいでまだまだ中盤で泳げないところやシュートミスがあったので、最初から最後までしっかりとミスなくひとつひとつやっていけるようにこれから仕上げていきたいと思います。

――最後の関東学生リーグ戦となりましたが、リーグ戦全体を振り返っていかがでしたか

前半は代表メンバーがいないということもあってフルメンバーでできなかったのですが、きょうや東女体大戦や日体大戦はみんなでやって、結果はあまりいいとは言えないのですが、最後のリーグ戦だったので思い出に残るような試合ができて良かったと思います。

――3位という順位については

きょねんと変わらない順位なので、学生リーグはもう終わってしまったので、次はインカレ(日本学生選手権)できょねんよりもさらに良い優勝という成績を収めるために頑張っていきたいと思います。

――関東学生リーグ戦の中で印象に残った試合はありますか

日体大戦は両方とも競って、競り負けてしまったのですが、きょねんまでは勝てなかった相手で競ることができるところまでレベルが上がってきているなと思っているので、そういうところでは印象に残っているのは日体大戦かなと思います。

――東日本リーグ戦に向けての意気込みをお願いします

きのう引き分けと藤村戦に勝つことができたので、次の試合もしっかり勝って1位通過で日本選手権に行きたいと思います。

長島佳世(人4=茨城・聖徳大取手聖徳女)
――きょうの試合を振り返っていかがですか
きょうはまあまあの出来だと思います。私がアップ不足もあって止めないといけないシュートもいっぱいあったんですけど、でもカバーしてくれたり中も下がってケアしてくれたのですごく守りやすかったです。
――第1ピリオドで相手エースに点を取られましたが、第2ピリオド以降はそこを抑えられていたのではないでしょうか
下がりのディフェンスも上手く機能していましたし、万里奈(徳用、社1=埼玉・秀明英光)とか侑美(固城主将、スポ4=東京・藤村女)がマークして頑張ってくれていたので、大量失点にはつながらなかったと思います。
――ことしの関東学生リーグ戦を振り返っていかがでしたか
すごく悔しい試合もありましたけど、インカレ(日本学生選手権)につながる良い材料もあって、それを糧にインカレ優勝を目標に頑張っていきたいです。
――きょねんはリーグ戦最終戦で敗れましたが、ことしは良いかたちで締められました
やることはしっかりできたので良かったですね。
――今後に向けて、一言お願いします
私もまだ絶対に止めなきゃいけないところが甘かったり、もうちょっとのところも多いので、そこをいまから改善して、インカレでは最高のパフォーマンスができるように頑張ります。

田中寧葉(スポ3=埼玉・秀明英光)

――リーグ最終戦を勝利で飾りました。感想はいかがですか

結果的には3点差で勝てましたが、内容としてはあまりよくありませんでした。

――具体的な反省点は

前日の東日本リーグではワセダらしい早めの攻撃で点を取りにいっていたのですが、きょうはスローペースな相手チームに合わせてしまって、ワセダの速い攻撃をすることができませんでした。ディフェンス面もハードプレスを目指していたのですが、きょうはあまりできず失点がかさんでしまったかなという印象です。

――それが前半相手にリードを許すことにつながったということでしょうか

そうですね。立ち上がりが悪くなってしまいましたね。

――きょうは試合開始を正ゴールキーパーで迎えられないアクシデントもありましたが

やっぱり正キーパーの人がいないと大丈夫かなという不安要素になって、最初の立ち上がりの悪さにもつながってしまったと思います。

――それでも2Pの間に同点。試合を振り出しに戻すことができたのは大きかったのでは

前半終わってちょうど同点で、そこから後半点差を離したいと思ったのですが、3P目も同点だったので。そこの気持ちの切り替えができていなかったのかなと思います。

――4Pに3点を奪い試合を決めましたが、機能した点は

向こうが疲れてきたというのもあるかもしれませんが、やっと4P目でカウンターや速い攻撃が決まり始めました。それが1P目からできないと。まだまだだなと思います。

――ご自身としても勝負どころでの得点も多かったですね

あんまり覚えていないんですけど(笑)、それでチームの流れが変えられたのだったら、良いところできめられたということにはなりますね。でも他の人の得点も全部良かったです(笑)!

――ロングシュートも決まりました

あれは完全に捨てられて、うつしかなかったので入って良かったです。

――関東学生リーグ戦全体を振り返ってー

きょねんと比べると新潟産大に勝てて、日体大、東女大戦での点差が縮まってきているかなと思います。勝てない相手ではないということを実感できて、今後のインカレなどに向けていまから練習を始めたいです。

――日体大や東女大との差はどんなところにあるでしょうか

やはり泳ぎこみがないと大事なときに泳げなくて相手のチャンスにしてしまいます。それで失点につながってしまうので泳ぎ勝ちできるスタミナを次の試合までに付けていこうと思います。

――並行して行われている東日本リーグ戦ではどんなことを得たいですか

会場のプールが小さいのでカウンターが出しにくいというのもあります。でもそこでワセダらしいカウンター攻撃で、ちょっと速い攻めでやっていけたらと思っています。あとは東日本リーグ戦だけでなくたとえどんなに小さい練習試合でも負け癖がつかないように勝っていって、勝ち癖をつけていって大事な試合のときに初めから良いスタートができるようにしたいです。立ち上がりが悪いと引きずってしまうので、一発目から全力を出せるような練習をしていきたいです。