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水泳部

2014.06.28

関東学生リーグ戦 6月28日 神奈川・日体大健志台プール

まさかの敗戦、最終日を前に優勝消える

TEAM 1P 2P 3P 4P
早大 10
日大 12
▽得点者
瀧川3、深田3、深川2、武田、戸張

 関東学生リーグ戦(リーグ戦)も残り2試合、上位リーグ2戦目の相手は1次リーグで破った日大。勝利してあすの日体大戦を優勝決定戦としたいところだったが、ワセダ得意の速攻は鳴りを潜め、まさかの敗戦となった。この結果を受け、ワセダのリーグ戦優勝の可能性はついえた。

 先制したのはワセダ。退水(※)の好機を深川幹徳(スポ2=福岡工)がものにした。しかし、日大がオーバータイム間際に放ったループシュート、ゾーンディフェンスでフリーにした外からのミドルシュートがゴールを捉える。ワセダがあえて撃たせたシュートを立て続けに決められ、流れを悪くした。決定機を逃すなど拙攻が続くと、第1ピリオド中盤には深田隼輔(スポ3=鳥取中央育英)が2退水、やむなくいったん退く。最悪の立ち上がりとなり、2-4で第1ピリオドを終えた。

右サイドからチームを引っ張った武田

 第2ピリオド、戸張真寿主将(スポ4=埼玉・秀明英光)と武田望(スポ4=富山北部)がそれぞれカットインから退水を誘発しチャンスメイク、確実に決めて2点を奪うも、失点が止まらない。ワセダのカウンター攻撃失敗から逆に日大のカウンターを許すなど3点を喫する。4-7と点差を広げられ、試合は後半に。

 「慌てる時間ではないのでディフェンスをしっかりしていこう」(武田)と話して入った第3ピリオド、深田、深川がセンターフォワードの位置から核となり4点を重ねる。このピリオドを4-3で制し、8-10として望みを最終ピリオドにつなげた。

 第4ピリオド、瀧川峻也(スポ3=京都・鳥羽)がミドルシュートを決め1点差に詰め寄ると、戸張がポストプレーからたたき込む。主将のゴールでついに同点とし、ワセダは一気に逆転したいところであったが、互いの意地がぶつかり合いスコアが動かない。残り時間が減り緊張感が高まる中、日大がカウンターを掛ける。ワセダも懸命に自陣に戻るが、及ばず痛恨の失点。勝ち越し点を許した。武田はこの場面を「点を入れられていれば勝てたと思います。そこの流れを自分たちに持ってくるところが弱かった」と振り返る。それほど試合を決定づけた1点だった。ワセダは少ない残り時間で反撃を狙ったが、逆に失点。10-12、悔しい敗戦だった。

瀧川は勝負どころでミドルシュートを決めた

 ワセダの10得点中、カウンターから奪ったのはわずかに1点。ディフェンスから速攻につなげる得意のかたちに持ち込めず、崩れたリズムを最後まで取り戻せなかった。きょうの結果により、リーグ戦はワセダの2位、日体大の優勝が確定。あすの日体大戦を前に優勝は消えたが、武田は「(日体大は)また当たる相手なのであした勝って次の試合に向けて勢いをつけたい」と語る。王者に一矢報いて、既に手にしている『リーグ戦2位』の価値を高められるか。およそ1か月に及んだリーグ戦の集大成、悔しいままでは終われない。

※重大なファウルを犯した選手は、20秒間ディフェンスに参加できない。

(記事 森健悟、写真 荒巻美奈)

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コメント

中嶋孝行監督(平13教卒=福岡工)
――きょうの敗因は何だと思いますか
挙げるとシュートミス、ディフェンスミスとたくさんあるので、何かこれ、というのは難しいんですけど、それが見つかれば苦労はしないという感じです。色んなものが、悪いところが出てきたというところですね。
――序盤のシュートミスなどで流れを失ったあと、取り戻せませんでした
うちのスタイルは堅守速攻で、そこができないと。外でも点は取れますけど、一番点が取りやすいのはカウンターだと思うので。流れを失ったときの打開策って僕はなくてもいいと思っていて、点数は10点取れているわけで、ディフェンスですよね。そこが大きかったです。
――序盤で深田隼輔(スポ3=鳥取中央育英)が2つ退水を重ねて一時下げざるを得なかったのも痛かったのではないでしょうか
それは大きいですけど、今回の試合だけでそうなるとは限らないので、インカレ(日本学生選手権)でそうなることもあるわけですし。それは深田だけじゃなくて、キャプテンがそうなるかもしれないし、キーパーが試合に出られないことになるかもしれないし、それはチームで勝てるかどうかということですよね。
――2点差で迎えた第4ピリオド、選手にどのような言葉をかけましたか
2点差なので、チームの戦術的なところは時間と点数を見ながらやっていこうという意識だったので、2点差のまま時間が流れればプレスとファウルなりで時間を止めていくという意識はありました。同点にしたところでカウンターでバウンドシュート決められて。たぶん深田が抜かれてきたと思うんですけど、彼も2つ(退水を)もらっていて慎重になっていたところがあったかもしれないし、周りがカバーしてあげればよかったですけど…。追いついたまでは良かったのかな…。仮定の話になっちゃうのでどうかはわからないですけど。きょうの試合だけで言えば悪かったですけど、今後こういう展開がないとも限らないので、負けて考え直す良いきっかけになればいいのかなと思いますけどね。
――1試合残っていますが、2位が確定しました。4年連続ですが、ことしの2位をどのように評価しますか
きょう勝っていれば優勝の可能性はあったので、そういうことを考えるとやっぱりもったいないなというのはあります。
――あすは日体大との試合です。順位は決していますが、どのように臨みますか
勝ちにいきますよ。インカレ前に日体大とやるのは最後だと思いますし、良い機会ですし。これから日体大と練習試合ができるかどうかもわからないので。がっつり試合して、分析してデータが取れればと僕は思っています。全部出していきます。

武田望(スポ4=富山北部)

――試合を終えての感想は

一度勝っている相手なので負けてはいけないなと思いました。

――日大相手に流れをつかめませんでした。敗因は何でしょうか

前半に流れを持っていかれてしまったこともまずそうなのですが、後半4ピリオド目で10ー10に追いついたときに結構長い間点が入らない時間が続いてしまって。そこで点を入れられていれば勝てたと思います。そこの流れを自分たちに持ってくるところが弱かったですね。

――その場面ではどのようにすべきだったのでしょうか

きつい場面でもみんなでここの1点という勢いでいくべきでした。

――2P終了時、4ー7。ハーフタイムに向けて話し合われたことはありましたか

慌てる時間ではないのでディフェンスをしっかりしていこうということは言っていました。

――そこからディフェンスは改善できた部分もあったでしょうか

そうですね。そこから失点は減っているので作戦はうまくいったと思います。

――ご自身のプレーについて

目立ったプレーはなかったという点は悪いところなんですけど、ミスが少なかったのは良かったです。ただ4年生なのでもうすこしみんなを引っ張るプレーができたらよかったなと思います。

――4年生として下の学年とのつなぎとして意識しているところは

下からの雰囲気や意見をくみ取ってキャプテンに伝えるということは考えています。下は伸び伸びとやってもらえればいいかなと思います。

――最高学年としての3年生までのときと意識は違いますか

はい。上がいなくなって頼れる人がいないとなると、やるしかないと思うようになりましたね。

――これでリーグ戦2位が確定しました

2位でも、また当たる相手なのであした勝って次の試合に向けて勢いをつけたいです。

――あすの日体大戦の目標は

とりあえずきょう負けたので、勝ちます。

――先ほどのミーティングではどんなお話をされていたのですか

こういうときもあるので、ここでどうするかというのが課題だという話がありました。

――その課題についてのご自身のアプローチは

4年生なので、声を出していける学年だと思います。もっと下を支えられるようにしたいですね。