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日本拳法部

2014.06.26

矢野杯争奪第27回東日本学生個人選手権 6月22日 神奈川・川崎市民体育館

3部全てで入賞 全国への確かな手応え

 個人戦としては今季初の公式戦。3部に分かれトーナメント制で行なわれた今大会にはワセダからは男女合わせて17名がエントリーし、2分間3本制の熱い勝負を繰り広げた。級の部では高橋世駿(社2=社2=東京・早稲田)が、段の部では石田勝希主将(スポ4=大阪・初芝立命館)がそれぞれ準優勝。女子の部では新井咲里(国教4=埼玉・不動岡)が優勝し、続く全・総合選手権への確かな手応えを得た。

 高橋は4回戦までで2度の延長戦を制し、準決勝に登場。立ちはだかったのは同じワセダのチームメイト、眞鍋周(教2=大阪・大手前)だった。「(眞鍋は)練習でもやりづらいと思っていた」(高橋)と語った通り、勝敗の行方は互いに譲らず延長戦へと持ち越し。1分間の延長戦で高橋は積極的に攻め込む姿勢を見せる。組みに徹し、決め手にはならなかったものの判定で勝利。決勝戦の出場権を手にする。迎えた決勝戦では日大の選手に組み敷かれ敗れるも2位という結果を残した。段の部では石田が着々と白星をあげる。準決勝戦では対戦相手がよろめくほどの強烈な面蹴りを決め、会場内に力強さを見せつけた。決勝戦の相手は石田の弟である石田圭吾(明大)。素早い攻防が続いた兄弟対決を締めくくったのは弟の繰り出した胴蹴りだった。

胴蹴りを決める石田(左)

 5名で行なわれた女子の部では新井が周囲を圧倒する。「優勝しないと駄目だなと思っていた」と語った新井は初戦開始15秒で相手を組み伏し抑え面突き一本。2本目も面突きを決め、順当に決勝戦へと駒を進める。決勝戦でもその技のキレは変わらず相手を押さえ込み勝負あり。自身も納得の勝利だった。

 選手の多くは今季初の個人戦となった今大会。勝ちあがったその先にチームメイトが立ちはだかることも珍しくない。お互い切磋琢磨し試合が終わるたびに次の大会での目標を定める拳士達の伸びしろは計り知れない。

(記事 田中智 写真 藤川友実子)

優勝した新井(左)準優勝した石田(中央)と高橋(右)

結果

▽級の部

2位 

高橋世駿(社2=東京・早稲田)

4位

眞鍋周(教2=大阪・大手前)

3回戦敗退 

森和将(社2=千葉・東邦大東邦)

2回戦敗退

高橋智之(政経2=神奈川・浅野)

1回戦敗退

中楯寛人(社2=神奈川・逗子開成)

▽段の部

2位

石田勝希(スポ4=大阪・初芝立命館)

3回戦敗退

松田道明(基理4=東京・早実)

中山拓也(基理4=智弁和歌山)

2回戦敗退

早川文明(教4=千葉・市川)

小枝信介(社3=埼玉・西部文理)

1回戦敗退

下島海(創理4=東京・巣鴨)

足立剛毅(文構4=東京・明治学院)

橋本周平(社2=大阪・清風)

三橋啓吾(スポ3=千葉・成田)

田中健博(商3=東京・国分寺)

欠場

川向 勇志(国教3=広島・AICJ)

▽女子の部

優勝

新井咲里(国教4=埼玉・不動岡)

コメント

石田勝希主将(スポ4=大阪・初芝立命館)

――きょうの大会を振り返って、感触や調子はいかがでしたか

悪くはなかったと思います。

――決勝戦の石田圭吾選手(明大)との戦いは兄弟対決となりましたがどのような気持ちでのぞみましたか

普段通りの気持ちで臨みました。いつもと同じですね。

――2位という結果でしたが敗因は

そうですね、弟と比べてまだまだ努力が足りなかったのかなという思いはあります。

――今季初の公式戦の個人戦でしたがどのような思いで臨まれましたか

自分の拳法ができるように、1つ1つ勝っていこうというのは意識しました。

――決勝戦まで相手に一本をとられることがありませんでしたがなにか特別意識したことはありましたか

特にはなかったです。

――9月の大阪の全・総合選手権までにやっておきたいことはありますかそうですね。やはり打撃に磨きをかけて体格の大きな相手にも勝てるようにやって生きたいなと思います

――最後に意気込みをお願いします

自衛隊などいろいろな社会人の方たちもいるので、自分の納得のいくような試合にできたらなと思います。頑張ります。

高橋世駿(社2=東京・早稲田)

――きょうの大会を振り返って、いまのお気持ちは

そんなに調子は良くなかったのですが2位という結果は素直にうれしいです。

――今回意識した技などはありますか

初戦はしっかり技が取れたのですが2回戦以降は思い切りが足りずうまくいかなかったです。回し蹴りが得意なのでそれで取れるような選手になれたらいいなと思います。

――きょうは部員の同学年の眞鍋周選手(教2=大阪・大手前)と準決勝で戦いましたが、試合にはどのような気持ちで臨みましたか

そうですね、僕がケガの影響もあって昇段級が2回遅れていてその間に眞鍋君の方がスタートは遅かったのですがぐんぐんと取っていたので追いつかれてきたという思いがありました。負けられないと思い、頑張りました。

――実際に戦ってみていかがでしたか

練習中もやりづらいなと思っていたのですが、徹底して組みに行きました。

――決勝戦前の気持ちは

相手の選手が中大のスポーツ推薦の選手というのは聞いていたので思い切り行こうと思ったのですがあまり納得のいく結果ではなかったです。

――最後に今季の目標をお願いします。

まず、僕はいま白帯なので黒帯を取ることです。チームの中でレギュラーになって東日本選手権(東日本大学選手権)や新人戦(東日本大学新人戦)、府立(全日本学生選手権)でも優勝に貢献できるような選手になりたいです。/p>

新井咲里(国教4=埼玉・不動岡)

――優勝したお気持ちは

優勝しないと駄目だなと思っていたので、安心しています。

――きょうのご自身の試合はどのように評価していますか

やることは最初から決めていて、初戦はパンチメインで、あとは蹴りも少し入れてやろうと思っていました。2試合目(決勝)は相手が小さかったので、組みでいこうと思っていて、思っていた通りにできたので良かったなと思います。

――技は思い通りに出せたということですね

そうですね。でも蹴りを練習していたので出したいなと思っていたんですけど、試合で出せなかったので、もうちょっと帰ってから練習しようと思います。

――きょうの大会にはどのような気持ちで臨みましたか

優勝しないとやばいと思っていました(笑)。

――次の目標は

突き蹴りを試合の中で出せるようにすることと、組み技がまだ力技なので、もっと技術を高めて、部には同期にも後輩にも組み技がうまい人はいるのでもっと教わって技術的な組みを高めていこうかなと思っています。