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弓道部

2014.06.24

第44回全関東学生選手権 6月22日 日本武道館

入賞ならずも収穫のある大会に

 2日目を迎えた全関東学生選手権(全関)。この日は団体戦決勝トーナメント2回戦からスタートした。男子は1回戦同様、2回戦も高的中で突破し3回戦へ。上向き調子のまま勝ちをつかみに行きたいところであったが、強豪校を前に無念の敗北。3回戦で姿を消すこととなった。一方女子は2回戦、3回戦と順調に勝ち進み準決勝へ進出。立ち上がりは好調であったものの途中から崩れが目立ち始め、決勝へ進むことはできなかった。その後入賞への望みは3位決定戦に託されたが、惜しくも1本差で敗れるという結果で大会を終えた。また、団体戦の後に行われた個人戦では、ワセダから男女合わせて6人が出場。入賞を期待されるも、その期待に応えることはできなかった。

団体戦、個人戦と活躍した高間

 3回戦はレベルの高い戦いとなった。1回戦快勝そして明大との2回戦にも勝利と、この勢いを維持したい男子が挑んだのは桜美林大との一戦。3人が初矢を抜いてしまうという不穏な立ち上がりとなったものの、二の矢では5人がしっかりと的中させ持ち直しに成功。その後6人全員的中という場面が2度も見られるなど、ペースを崩さず24射20中という成績で戦いを終える。しかし、好調子を保っていたのはワセダだけではなかった。最初からテンポをつかみ、高的中をたたき出していた桜美林大。結果20―21とあと一歩及ばず、強豪校の厚いカベを壊すことはできなかった。

準決勝まで順調に駒を進めた女子団体

 シード権を獲得していた女子は、この日の2回戦が決勝トーナメント初戦だった。硬くなることなく着実に的中を重ね、難なく2回戦を突破。続く3回戦でも11―6と差をつけて玉川大を下した。そして迎えた準決勝。3人は法大相手にこれまでと同じく順調に行射を続けていた。ところが中盤にペースを崩してしまい、8中と的中を落とす結果に。8―9で準決勝を終え、優勝への道は途絶えることとなってしまった。戦いはあと一戦、3位決定戦を残すのみ。「ワセダらしく練習通り仲のいい雰囲気を出していくこと」(安宅麻貴、スポ4=徳島・池田)を意識して試合に挑む。相手は昨季2回戦で対戦し敗北を喫した筑波大。互角の戦いを繰り広げ同中の場面も見られる白熱した戦いであったが、8―9とまたも筑波大に行く手を阻まれ表彰台を逃してしまった。

 男女共に入賞することはできなかった今大会。しかし、安宅が「自分たちがこれだけの実力があるというのはわかったので、自信を持って大舞台でも実力が発揮できるような練習をこれからやっていくべき」と語るように、今後の練習での課題を見つけることができた収穫のある大会でもあった。「とりあえず選抜(全国大学選抜大会)をしっかりやりたい」という永山豪朋主将(文構4=東京・早実)の言葉通り、1週間後の次戦へ向けてその課題を克服しながら調子を整えていく。最大の目標「日本一」達成のため、弓道部は日々進化し続ける。

(記事 松崎はるか、写真 副島美沙子)

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結果

▽男子団体 高間光司(スポ4=奈良・橿原)、中村浩太郎(創理2=東京・芝浦工大高)、大久保侑(スポ3=岩手・福岡)、橋本和久(先理4=東京・早実)、河本悠輔(商4=広島・修道)、永山豪朋

2回戦

○早大18―16明大

3回戦

●早大20―21桜美林大

▽女子団体 光明英夏(法2=東京・桜修館)、鈴木麻里(文3=東京・早実)、安宅麻貴

2回戦

○早大9―6横国大

3回戦

○早大11―6玉川大

準決勝

●早大8―9法大

3位決定戦

●早大8―9筑波大

▽男子個人

清水雄貴(人2=東京・早稲田)

○×

梅原丈博(社4=神奈川・川和)

○×

高間光司

○○×

▽女子個人

森川未和子(スポ1=岐阜総合学園)

○○○ ×

吉田友理子(スポ3=石川・小松)

○×

鈴木麻里

○○○ ×

コメント

永山豪朋主将(文構4=東京・早実)

――きょうの試合のできはいかがでしたか

練習よりあまり的中がでていなかったなと思います。でも3回戦の最後の一手をみんなが詰めたということで、そういった粘り強さも感じました。

――2日間ずっと調子がいい印象でしたが、ご自身はどのように感じていましたか

練習でもある程度あたっていて、きのうきょうと普段やって来たことができて的中がでたんだと思います。

――チームの中でよく活躍していたな思う方はいらっしゃいましたか

中村浩太郎(創理2=東京・芝浦工大校)ですかね。中村はあまり練習できていなかったにもかかわらず結構高的中がでていたので、そこはさすがだなと思いました。

――この全関を終えて、新たに立てた目標などがありましたらお願いします

とりあえず来週の選抜(全国大学選抜大会)をしっかりやりたいなということと、そのあとすぐにインカレ(全日本学生選手権)も始まるのでインカレで優勝して王座につなげていきたいと思います。

安宅麻貴(スポ4=徳島・池田)

――きょうの試合を振り返って感想をお願いします

練習であまりうまくいっていなかったり、練習試合でもあまり良い結果が出ていなかったので、今回ここまで来られたというのはやはりワセダの試合に強いという大きな力が出たのではないかと思います。

――準決勝まで順調に勝ち進んでいましたが、調子はいかがでしたか

きのうの方が自分の中ではすごく良かったのですが、他のメンバーはうまくきょうに合わせてこられたのではないかと思っているので、2日連続という長く続く試合の調整の仕方というのがもうひとつ成長できるところだと思います。

――3位決定戦の前に3人でどのようなお話をされましたか

きょねんから一番心がけているのが、ワセダらしく練習通り仲の良い雰囲気を出していくということだったので、そういう話をしました。

――あと1本及ばない結果となりましたが、どのようなお気持ちでしたか

やはり4本持って入ると、1本引くごとにいろいろな気持ちがあるのですが、その中で自分がやるべきことをしっかりやるという気持ちの波もそうですし、技術面でも安定した実力が出すことが大切だと感じました。

――今回の試合で見つかった課題はありますか

やはり1本差というのが弓道の面白い部分でもあり、これからどの試合でも突き詰めていかなければいけない部分だなというのは感じました。

――きょうの試合を受けて、どのような部分を今後につなげていきたいですか

ずっと目標にしている日本一へのステップだと思うので、ここで結果としては出ていないのですが、自分たちがこれだけの実力があるというのはわかったので、自信を持って大舞台でも実力が発揮できるような練習をこれからやっていくべきだと思いました。

――今後の目標をお願いします

目指しているところは日本一ですが、きょねんも王座で途中で敗れてしまいました。なのでもう一度日本一を目指して、全員で一丸となって戦いたいと思います。