競走部

2012.02.05

第66回香川丸亀国際ハーフマラソン 2月5日 香川県立丸亀競技場付設マラソンコース

今季初レースで主力が好走

 東京箱根間往復大学駅伝(箱根)から約1カ月、新チーム始動後初レースとなる2人が上々の走りを見せた。3週間ほど前から足を痛めていたという山本修平(スポ1=愛知・時習館)は、目標を下方修正するもしっかりと1時間2分台の記録を残した。今回初めてハーフマラソンに挑んだ佐々木寛文(スポ3=長野・佐久長聖)も設定通り1時間2分台でゴール。それぞれに課題は見つかったものの、手応えをつかんだレースとなったようだ。

好走した新駅伝主将の佐々木

 山本は冷静だった。前方を走る選手が飛び出しても、「調子を崩していたことを考えて難しいと判断した」と前につかずあくまで自身のペースを貫いた。当初は1時間1分台を目標としていただけに悔しさは残るが、コンディションが良好ではないなか1時間2分28秒とまずまずの結果。窪田(駒大)など他大選手の快走にも「このまま負けているわけにはいかない」とライバル心を見せ、次なるレースでの雪辱を誓った。

 佐々木も今大会に向けて満足のいく練習が積めていたわけではなかった。スタートラインに立ち実際に走るまで、自身の状態が把握し切れていなかったのだ。それでも「最低でも記録をしっかり出して帰るということがここに来ている意味でもある」と、早くも新駅伝主将としての責任感が垣間見えた今回のレース。残り5キロのスタミナ不足こそ課題として残ったが、15キロまでは日本人の上位集団についていく走りで、初めてのハーフマラソンは及第点の出来となった。

 ついに幕を開けた冬季のロードシーズン。箱根で味わった悔しさを糧に、春からのトラックレースに向け好発進を切ったと言っていいだろう。新駅伝主将の佐々木を中心に、選手たちは昨季のリベンジに燃えている。駅伝でもトラックレースでも結果を残すのがワセダの伝統。新たなスタートを切った選手たちの今後の活躍に期待したい。

(記事 菅原理紗子、カメラ 浜雄介)

結果

▽ハーフマラソンの部(男子)

山本 修平 1時間2分28秒(32位) 自己新記録

佐々木寛文 1時間2分36秒(37位) 自己新記録

コメント

佐々木寛文(スポ3=長野・佐久長聖)

――初めてのハーフマラソンを終えて

この大会に向けての練習があまり思うようなかたちでできていなかったので、それを踏まえれば、きょうも15キロまでは日本人の上位集団にもついていけましたし、そこからの後半5キロが少し課題として残りましたけど、初ハーフであるなかでしっかり1時間2分台という記録を残せたことはすごく良かったと思います。でも周りを見れば駒大や東洋大の選手に負けてしまっているので、そこは素直に喜べないという感じです。

――思うような練習ができなかったということですが、ここまでどのような調整を

都道府県対抗駅伝から2週間しかなかったので、1週間調整と考えると、雪の影響なんかもあって土日の練習を途中で止めたりと予定通りに練習ができなかったです。水曜日の調整の練習でどうにか少しは調子が上向いてる状態ではあったので、スタートラインに立って走ってみないと自分がいまどういう状態なのかわからないまま大会を迎えました。

――駅伝主将に就任されてから初めてのレースでした

やはりチームの代表として大会に出場させていただいているので、最低でも記録をしっかり出して帰るということがここに来ている意味でもあると感じています。そういった意味ではしっかりタイムも出せましたし、チームのハーフマラソンの平均タイムも上げることができたので、最低ラインのことはできたんじゃないかと思います。

――目標タイムとしては1時間2分台を目安にしていたのですか

そうですね。渡辺監督(康幸、平8人卒=千葉・市船橋)からも1時間2分台を目安に走ってこいとは言われていたので、その目安となる2分台でしっかり走れたことは良かったと思います。

――どのようなレースプランをお持ちでしたか

渡辺監督からは前半突っ込みすぎないようにという指示がありました。スタートして流れのままに先頭集団のほうについていったんですけど、あまり苦しくもなかったので、流れのなかで15キロまでは良い感じでいけたのかなと思います。

――きょう見つかった課題は

やはり後半のスタミナが不足しているということがありますし、当然昨年1年間のトータル的な練習を見てもまだまだ不足している部分があるので、ことしの箱根をきっかけにこの大会も含めて今後につなげていければいいかなと思います。

――きょうのレースの位置付けは

冬季のロードレースというのは脚づくりの一貫でもあって、トラックレースに向けて足元を固めるという意味で今回も出ましたので、そういった意味でもしっかり走れたことはプラスにはなっていると思います。

――次に出場される試合は決まっていますか

一応福岡国際クロスカントリーに出る予定です。

――今後に向けて抱負をお願いします

このあと合宿もあるんですけど、そこでうまく疲労を抜きながらしっかり練習を積んで、福岡国際クロスカントリーでまた何かきっかけを得てトラックシーズンに臨めればいいかなと思っています。

山本修平(スポ1=愛知・時習館)

――きょうのレースは

3週間くらい前から少し足を痛めていて、1週間半ほど練習できない状況でした。きょうは監督からおさえていけと言われましたし、自分のペース、イーブンペースで走りました。

――途中、飛び出した選手についていかなかったのはプラン通りだったと

はい、本来であれば1時間1分台が目標だったのを、調子を崩していたことを考えて難しいと判断したので(前に)いきたいと思ったところもあったんですけど、我慢して自分のペースでいきました。1時間2分30秒くらいで走れたのでぼちぼちよかったです。

――満足かどうかでいうといかがですか

他大の選手に(前を)いかれているので満足ではないです。でも手応えはつかめたかなと思います。

――他の大学の選手はやはり気になりますか

そうですね、このまま負けているわけにもいかないので。今回はしょうがないですが、次からはしっかり追い抜きたいです。

――次のレースは

もう2月、3月は試合に出ません。合宿で頑張ります。あえて試合に出ずに、合宿に専念するという方向で監督と決めたので、4月、5月の記録会でタイムを狙いにいきます。(トラック)シーズンに入ったら(5000メートルで)13分40秒台、(1万メートルで)28分20秒前後をしっかり出せるようにしたいと思います。