競走部

2012.02.13

第47回千葉国際クロスカントリー 2月12日 千葉・昭和の森公園

大迫が日本人トップの4位入賞

 実業団や外国人選手も多数出場する千葉国際クロスカントリー。起伏の激しいコースや障害物への対応力も求められるが、大迫傑(スポ2=長野・佐久長聖)が日本人トップの4位に入り、西城裕尭(スポ3=東京・早実)も16位と健闘。共に東京箱根間往復大学駅伝後の初レースで上々の滑り出しを見せた。

エ日本人トップの好走を見せた大迫

 前半から外国人3選手が飛ばし、大迫ら日本人選手が数人で追う展開となる。佐藤悠基(日清食品グループ)や設楽悠太(東洋大)ら力のある選手が交互に前をうかがうなか、レース後半に4位集団から抜け出したのは大迫だった。独走状態に入ってからは積極的に前を追いかけ差を縮める。3位と6秒差でゴールしあと一歩のところで表彰台は逃したものの、エースらしい走りを見せた。ロンドン五輪が開催されることし、「(1万メートルの標準記録も)無理な記録ではない」と意気込みを語る。春のトラックシーズンに向け期待が持てそうだ。

 先月の箱根では6区山下りをまかされるもブレーキとなってしまった西城。この日は得意のクロスカントリーコースでペースを崩すことなく走りきった。調子も上がってきており順位、内容ともに納得いく走りができた様子。再来週の福岡国際クロスカントリー大会に出場予定だが、「今回の結果がまぐれだったとは言われないようにしっかり走りたい」と笑顔を見せる。4月からは最終学年となる西城だが、このレースが飛躍の1年の足がかりとなるか。ますます存在感が増してきそうな1人だ。

西城は16位と健闘した

 先週行われた香川丸亀国際ハーフマラソンに続き、箱根に出場したメンバーが好走を見せた今大会。この先しばらくロードレースが続くが、このままいい流れを維持できるかがカギとなる。主力選手だけでなく新たな選手の台頭にも期待したい。

(記事 松岡文、写真 浜雄介、野宮瑞希)

★今春からの活躍を予期させる好走

来季入部予定の高田

 今春早大競走部に入部予定の3人がジュニア男子8キロの部に出場した。なかでも第61回全国高等学校駅伝競走大会7区区間賞を獲得した高田康暉(鹿児島実業)は6位入賞。中村信一郎(香川・高松工芸)も上位で走り切り、今春からの活躍を期待させる走りを見せた。新戦力が加わることで早大競走部が強さを増すことは間違いない。

結果

▽一般男子12キロ

大迫傑 35分44秒(4着)

西城裕尭 36分50秒(16着)

臼田稔宏 38分17秒(46着)

▽一般男子4キロ

工藤晧平 12分24秒(20着)

▽ジュニア男子8キロ

高田康暉 24分50秒(6着)

中村信一郎 25分09秒(12着)

藤岡孝彰(東京・早実) 25分48秒(61着)

コメント

大迫傑(スポ2=長野・佐久長聖)

――きょうのレースを振り返って

きょうは外国人選手に負けないことを意識して走りました。結果として最後は離されてしまったんですが、まぁよかったんじゃないかなと思います。

――4位集団から抜け出したのは

キロ表示がよく見えなくて何キロかは分からなかったんですが、残り2周を過ぎたぐらいで離しにいきました。

――ことしはロンドン五輪も控えていますが

4月ぐらいに渡辺監督(康幸、平8人卒=千葉・市船橋)と一緒に海外の試合に行くので、そこで標準記録は切れると思います。

――5000メートルでも記録は出していきますか

1万メートルを先に出して、それから5000メートルという感じですね。

――具体的なこれからの試合予定は分かっていますか

まだ分かってないですね。

――ご自身では標準記録を切る自信はありますか

無理な記録ではないと思っているので、この先は2、3月の走り込み次第だと思います。

――世界学生クロスカントリー選手権については

やはりことしはオリンピックイヤーなので、あまり頭には置いていませんが、もし出場できるのであれば出たいなと思います。

――いままでで千葉国際クロスカントリーの出場は

去年は出ませんでしたが、高校3年生の時にジュニアの部に出場しました。

――大迫選手にとってクロスカントリーとはどんなものですか

高校の時からクロスカントリー中心に練習してきて、大学に入ってその機会が減ってしまったので、良い練習の機会になります。自分の感覚を戻すための練習ですね。

――楽しいですか

きついですけど、日頃できない練習ができると思うと、楽しいというか充実した気分でできますね。

――高校の先輩である佐藤悠基さん(日清食品グループ)と走りましたね

あまりそういった経験がなかったので楽しんでできました。ただ、トラックじゃないと差はつかないのかなと思いました。

――これからのライバルになり得るのは

上位3人はもちろん、まだ出てきていない選手もたくさんいると思います。気は抜けないですね。

西城裕尭(スポ3=東京・早実)

――今日の試合を振り返って

やはり箱根で失敗したということもありましたししっかり走ろうと思ったんですけど、先週山本(修平、スポ1=愛知・時習館)と佐々木(寛文、スポ3=長野・佐久長聖)が(香川丸亀国際ハーフマラソンで)良い走りをしたということで、その流れに乗って僕もしっかり良い流れを作れるように走りました。

――16位という順位と、タイムについてはいかがですか

タイムは特にこだわりがなくて、順位に関していかに学生の中で前にいけるかなっていうことを目標にしていたので、最低限の目標は達成できたのかなと思います。

――きょうの調子はいかがでしたか

箱根があけてから徐々に疲れもうまくとれて調子も上がってきていたので、結構良かったですね。

――箱根のあとはどのような練習をされていましたか

1週間か2週間くらい休んでからは、主に最初は距離を踏んでそこから徐々にスピードに切り替えていくように注意をしていました。

――このコースについてはいかがでしたか

元々クロスカントリーが得意ということもあって、そんなに苦手意識はなく気持ち良く走れたと思います。

――今後のレース予定は

再来週に福岡国際クロスカントリーにでますね。今回の結果がまぐれだったとは言われないようにしっかり走りたいと思います。

――今後の目標は

平地で結果を残せていないので、春シーズンになったら5000メートルと1万メートルで13分台と28分台を出したいです。

臼田稔宏(基理1=長野・佐久長聖)

――きょうのレースはいかがでしたか

練習はできていたのですが、その力を発揮することができなかったレースでした。

――レースプランは

きょうは練習の一環として出場したので最初から強い選手と勝負したかったのですが、それがあまり出来ませんでした。レースプランとしては前についていくということでした。

――誰か意識している選手はいましたか

西城さん(裕尭、スポ3=東京・早実)です。西城さんとはずっと一緒に練習してきたので同じくらいで走りたかったです。

――次のレースの予定は

日本学生ハーフマラソン選手権に出ます。自己ベストが65分台なので、まずは64分台が目標ですかね。

――今シーズンのトラックの目標は

5000メートル13分台、1万メートル28分台です。

工藤皓平(スポ2=熊本工)

――きょうの試合振り返ってみて

全然だめでしたね。まだ体力的にも戻ってきていないので。

――今後の課題は

走りこみの時点でまだできてないので、まずは足と体をつくってそれからスピードをつけていきたいなと思います。

――今後の試合にむけての抱負は

春休み明けにトラックシーズンが始まるのでそこでは結果にこだわっていきたいと思います。

――具体的な目標は

関東学生対校選手権(関カレ)、日本学生対校選手権(全カレ)がメインになってくると思うのでそこでは上位に入りたいです。