競走部

2012.02.19

第46回青梅マラソン 2月19日 東京・青梅市

立川ハーフに向け、冬季練習の成果確認

 日本学生ハーフマラソン選手権(立川ハーフ)の前哨戦となる今大会。早大からは8人の選手が出場し、山田侑矢(スポ1=三重・伊勢)が学内トップの13位でゴールした。あくまでも練習の一環として出場したレースのため選手たちは既に次戦を見据えているが、それぞれに課題が見つかったようだ。

冬季練習の成果を出した山田侑

 30キロという長い距離にも「しっかり対応できた」と語ったのは山田侑。中盤まで余裕を持って走れたことが、終盤のペースアップにつながったという。1時間39分27秒というタイムについてはやや不満が残ったものの、順位に関しては本人も納得。冬季練習できちんと脚づくりに取り組んだことが功を奏した。

 山田侑に続く14位でゴールしたのは田中鴻佑(法2=京都・洛南)。「後半の10キロで完全に足が止まってしまった」と苦い表情を浮かべたが、直前まで短い距離の練習を積んでいたことを考えればまずまずの結果と言ってよいだろう。年明けからAチームで練習を積む田中は「20キロの距離であればある程度スピードも付いてきている」と確かな手応えを感じてきている。

部内2位でゴールした田中

 トラックシーズンに向けまだまだ課題は山積みだが、30キロを完走したことで選手たちは冬季練習の成果を確認することができたはずだ。次なるレースは立川ハーフ。学内のみならず他大との争いにも目を向け、さらなるステップアップを目指す。

(記事 菅原理紗子、写真 手塚悠、浜雄介)

結果

▽30キロの部

山田侑矢 1時間39分27秒(13位)

田中鴻佑 1時間39分48秒(14位)

田澤範樹(スポ3=福島・磐城) 1時間40分05秒(17位)

内田皓大(教3=東京・早実) 1時間40分05秒(18位)

高橋広夢(スポ1=東京・東大付属) 1時間41分54秒(27位)

當山貴大(政経1=沖縄・コザ) 1時間42分48秒(35位)

山田明幸(人1=福島・白河) 1時間46分31秒(54位)

高瀬和人(人3=愛知・成章) 1時間53分25秒(114位)

コメント

山田侑矢(スポ1=三重・伊勢)

――きょうのレースを振り返って

中盤まですごく余裕を持って行けたので、後半しっかりと上げていくことができて良かったです。順位については納得できるものでした。タイムについては、設定よりかは早いペースで行けたのですが、もう少し行けたかなと思っています。

――ご自身で思い描いていたレース展開は

20キロすぎに少しきつい上り坂があるので、そこまで余裕を持って行って、その上り坂をすぎたあたりから勝負をかけていこうと思っていました。

――監督からの指示は

20キロまではペース守っていって、そこから余裕を持って上げられるようにという指示だったので、守れたとは思います。

――きょうのレースの収穫は

距離にしっかり対応できたことと、全般的に余裕をもって走れたことですね。

――冬の走り込みの内容はいかかでしたか

冬季練習はケガなく練習できていたのでよかったかなと思います。

――冬季練習は何を目標に取り組まれたのですか

距離にあまり自信がなかったので、東京箱根間往復大学駅伝(箱根)などの駅伝を走る上での脚づくりをしっかりしたいなと思って取り組んでいました。

――その成果が出たと思いますか

はい。

――今回のレースの位置づけとしては

冬練習の成果を見るという意味もありましたが、練習の一環で走りました。

――今後の予定は

3月の頭に立川ハーフを走ります。ちょうど誕生日がかぶっているので、しっかり走ってきょうのレースを次につなげていければいいなと思います。

――その後のトラックレースへの意気込みはいかがですか

トラックでも、春先からしっかり自己ベストを更新していけたらいいなと思います。トラック最初の公式戦は、おそらく5月にある日体大記録会になるはずです。

――今年度の目標は

2年生になることしが、正直勝負の年になると思っているので、箱根などのメンバー争いに絡めるくらいまで力がつけられればいいなと思います。

田中鴻佑(法2=京都・洛南)

――きょうのレースを振り返って

そうですね。今回のこの30キロは個人的には狙ったレースというわけではなくて、2週間後の立川ハーフに向けての練習として出た試合なのでタイムの目標があったわけではなかったのですが、内容的に後半の10キロで完全に足が止まってしまったのであまり良いレースではなかったです。

――レースプランは

だいたい5キロ16分で押していって、後半余力があれば上げていこうという考えでした。20キロまではゆとりを持って予定通り行けていたのですが、そこからが課題でしたね。

――20キロまでは順調だった

そうですね。若干遅かったことは遅かったのですが、集団に着いていくというかたちで行ったので後半10キロ上げられたらと思っていました。なのでそこまでは順調だったと思います。

――他のワセダの選手は意識したか

特には意識しませんでしたね。でも昨年の同じ大会で市川さん(宗一朗、スポ3=愛知・岡崎)が(1時間)35分台を出して順位としても良かったので、できれば10番以内、(1時間)36分切るくらいで行ければと思っていました。なので周りがどうというわけではなかったですね。

――一番の収穫は

30キロを走るにあたってあまり練習を積めていたわけではなかったので、まあこんなものかなと思います。年明けから上のチームで練習させてもらっていて、20キロの距離であればある程度スピードも付いてきているので走れるのではないかなと思っていました。

――では今はAチームで練習を

そうですね。Aチームも若干出る試合が異なっているので、練習のスケジュールが変わったりしたのですが、青梅マラソン直前まではAチームで練習させてもらっていました。

――いまはどのような練習を

2週間前までは千葉国際クロスカントリーに出る選手たちと一緒に練習させてもらっていたので、短い距離を練習していたのですが、ここ1週間はBチームの方で一緒に練習させてもらっていました。直前だったので30キロに合わせるのは難しかったですね。

――このレースで見つかった課題は

個人的には立川ハーフを65分前後で走りたいというのがあるのですが、少なくともきょうの結果ではまだまだ程遠いと思うので、残り2週間で何か出来るってわけではないですが、とにかくいまの状態を少しでも良くしてレースに臨めたらと思っています。トラックシーズンでも結果を出したいと思っているので、いまは距離を踏みつつスピードを求めて行きたいなと思います。

――来シーズンの目標は

いまはまだAチームに定着出来るかどうかというギリギリのところで大事な時期なので、まず確実に上の選手と戦える力をつけたいです。トラックシーズンでしっかり5000メートル14分1桁、1万メートル29分20秒切りというのを目標にして箱根でしっかりと戦える力をつけられるように頑張りたいと思います。

田澤範樹(スポ3=福島・磐城)

――きょうのレースを振り返って

タイムは1時間38分台くらいに乗せたかったです。初めてのコースということと、風が強かったということもあったのですが、前半ペースが上がり切らなかったですね。後半はうまい感じにいけたんですけど、前半少し抑えすぎたのが敗因だったかなと思います。全体的に30キロ走って完走もできましたし、練習の一環としては良い内容だったと思います。

――きょうの大会の位置付けは

再来週に立川ハーフがあるのでそれに向けて長い距離走っておこうという位置付けです。もちろんタイムも順位も意識していましたが、いままでの自分からすると、練習の一環という意味では良い走りができたと思います。

――立川ハーフで一番気をつけていきたいことは

学生ハーフ自体出るのが初めてなので、前半から攻めていって後にためるとかせず、挑戦するつもりで最後まで粘れるようにしたいと思います。

――ラストシーズンですが、いま特にどんな練習をしていますか

いままで3000メートル障害とかも出て、スピード練習とかもしていたんですが、ことしは最後なので箱根を目指して長い距離、ハーフを走れるような体づくりをしていきたいと思います。きょうみたいな距離でもしっかり走れるような体づくり、練習をしっかりして、最後の箱根悔いの残らないように、そして箱根を目指せるようにしたいです。

内田皓大(教3=東京・早実)

――きょうのレースを振り返って

設定タイムが1時間40分だったんですけど、コンマ何秒で切れなかったということは気持ち的にも練習的にもまだまだ足りなかったのかなというのが率直な感想です。

――苦しかった場面は

前半から後半まで予定のペースで入ったんですけど、ちょっと向かい風に煽られてしまって、まだ1人で飛び出す力もなかったので、全体的にも力不足を実感したレースでした。

――今大会の位置づけは

冬季の初めてのレースであくまでも練習の一環で、2週間後に立川ハーフがあるので、そこに向けてどこまでしっかり自分の中で練習の成果を出せるかという意味で走ったので、最低ラインのところは一応クリアできたのかなと思っています。

――立川ハーフに向けて

最上級生になるので、きょうのように後輩たちに簡単に負けることのないように、ワセダだけではなくて、東洋さんだったり、駒沢さんだったり他大を意識できるような走りをしてトラックシーズンにつなげていけたらなと思います。

――ラストシーズンになりましたが

チーム一丸となって、関東学生対校選手権(関カレ)、日本学生対校選手権(全カレ)、大学三大駅伝制覇を目指しているのでそれに自分が少しでも貢献できるような存在になれるように今後も日々努力を続けていけたらと思っています。