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バレーボール部

2014.06.17

第78回早慶定期戦 6月15日 神奈川・慶大日吉記念館

選手全員の力で慶大に快勝!

 春季関東大学2部リーグ戦が終わってから2週間。あと一歩のところで1部昇格を逃した悔しさを胸に、選手たちは練習を積み重ねてきた。そして迎えた第78回早慶定期戦。試合は終始ワセダのペースで進み、セットカウント3-0(25―12、25-12、25-15)でストレート勝ちを収めた。見事に実力の差を見せつけ、これで28年連続の優勝。次戦の東日本大学選手権(東日本インカレ)に向けて弾みをつけた。

 第1セットは立ち上がりから好調で、唐木沙彩(スポ3=千葉・柏井)や平山璃菜(スポ2=東京・文京学院大女)がサイドからスパイクを決める。だがところどころにサーブミスが見られ、失点を許す場面があった。「試合の流れを切ってしまうミスがすごく目立っていた」(黒木麻衣主将、スポ4=大阪国際滝井)。得点を重ねるものの、いまひとつ流れを作りきれずにいた。気持ちを切り替え、続く第2セットでは安定したプレーを見せる。関根早由合(スポ3=神奈川・橘)がセンターから強烈なスパイクで躍動。唐木の鋭いサーブも相手を崩し、チームを勢いづける。中盤もそのままペースを保ち、セットを連取した。

今季初となるライトのポジションでも活躍した平山

 しかし慶大も黙ってはいない。第3セット序盤は、勝利への気持ちがこもった互いのスパイクで競り合いになった。そんな展開を「詰めの甘さが出てしまった」と平山は振り返った。だがそれでも慌てることはなく、「守らずに攻めていこう」という黒木の呼びかけのもとで、ワセダは攻めの姿勢を貫く。一気に8連続得点を挙げて相手を突き放した。チーム全体の意識が、試合のペースを作るカギとなったと言える。その後も集中力を切らさずに点を重ね、25-15の大差で試合を締めくくった。また、控え選手も全員出場するなど、全員の力で勝ち取った試合でもあった。

黒木に代わり、セッターを途中から務めた芹澤友希(スポ1=茨城・土浦日大)

 「自分たちが劣勢に立った時に、いかに相手にのみ込まれず、自分たちがやってきたことを信じてやれるか」(加納茉未、社2=北海道・札幌大谷)。勝利という結果ではあったが、新たに課題も見つかる試合だった。東日本インカレでは、1部のチームとの対戦もある。この厳しい大会を勝ち抜いていくためには、より一層気を引き締め、ひとつひとつのプレーを大切にしなければならない。限られた期間ではあるが、今回得た課題に対してどれだけ対策をし、自分たちのものにできるかが勝敗を分ける。さらに結束力を高め、センターコートを目指して強豪校にも果敢に挑んでいきたい。

(記事 山本葉奈、写真 中澤佑輔)

セットカウント
早大 25-12
25-12
25-15

慶大
スタメン
レフト 唐木沙彩(スポ3=千葉・柏井)
  レフト 及川香菜(スポ2=宮城・古川学園)
  センター 関根早由合(スポ3=神奈川・橘)
  センター 佐藤夢菜(文2=埼玉・狭山ヶ丘)
    ライト 平山璃菜(スポ2=東京・文京学院大女)
  セッター 黒木麻衣(スポ4=大阪国際滝井)
  リベロ 中川美香(スポ4=神奈川・大和南)
コメント

黒木麻衣主将(スポ4=大阪国際滝井)

――大学最後となる4回目の早慶戦でしたが、振り返っていかがでしたか

多くの人に応援されて、自分のやりたいバレーボールをやらせてもらえることをみんな幸せだと感じていたのか、序盤は固かったですけれど、良い顔でバレーができていたので、きょうは楽しみながらできてよかったんじゃないかなと思います。

――第1セットはサーブミスが目立ちましたが

春季リーグ戦が終わってからきょうが初めての観客のいる試合だったのですが、試合の流れを切ってしまうミスがすごく目立っていたので、東日本大学選手権(東日本インカレ)に向けてそこを一人一人直していかなくてはならないと思いました。

――第3セット序盤も追いつかれたりする展開がありましたが

そうですね。慶大はもう思いっきりやってくるだけだし、こちらが守ってしまったらゲーム展開良くないよね?という話をチームの中でしていたので、一人一人が追われているように感じるのではなく、守らずに攻めていこうということで、攻めていけました。

――途中交代も頻繁にされていましたが、ベンチから見る自分たちのプレーというのはいかがでしたか

すごく一人一人が話すようになって、チームのムードとかもすごくよくなってきたと思うんですけれど、まだまだ粗いプレーが多かったりとか、トス一本にしてもちょっとセッターを動かしてしまうとか、本当に小さいことですが、そういったことができないチームは最後勝っていけないと思います。今回は外から見せてもらうこともあったので、そういったところをもっと詰めていきたいです。

――東日本インカレの初戦は1部のチームが相手ですが、意気込みなどをお願いします

余計なことは全然考えていなくて、ただ『勝ちたい』という気持ちと、1部のチームと試合できることにみんなすごく喜びを感じているので、自分たちが持っているものを全部出して、いい試合をしたい、勝ちに行きたいなと思います。

加納茉未(社2=北海道・札幌大谷)

――きょうの大会を振り返っていかがでしたか

リーグ戦が終わってから初めての公式戦だったのですが、最初ちょっと元気がなかったのですが、セット数をこなすにつれて盛り上がってきたので、よかったかなと思います。

――怪我明けのプレーでしたが、調子はいかがでしたか

自分が思っていたプレーが全然出来ませんでした。でも、東日本インカレまでまだ少し時間があるので、しっかり自分に自信がつくまで練習をしていきたいです。

――伝統の早慶戦でしたが、どのような意気込みで臨まれましたか

年に一回しかないし、ワセダに入学しなければ経験できない試合なので、自分たちの収穫になるような試合にしていこうと臨みました。

――具体的にどのような収穫が得られましたか

自分たちが劣勢に立った時に、いかに相手にのみ込まれず、自分たちがやってきたことを信じてやれるかということが自分たちの課題だと思って、東日本インカレまでに全員で団結して練習していきたいです。

――東日本インカレでの目標を聞かせてください

センターコートに立つことです。

平山璃菜(スポ2=東京・文京学院大女)

――大勝となりましたが、きょうの試合を振り返っていかがでしたか

追いつかれ同点に並ぶ場面もあったのですが、自分たちのバレーっていうものが結構できて、でもすごい慶大も粘りのあるチームで、自分たちの攻撃が通用しないところもあったんですけど、東日本インカレに向けてすごくいい形ができたと思います。

――普段と違うポジションでの先発出場でしたが、いかがでしたか

もともと私はライトの選手で、最近センターに動いていて、もとに戻ったという形だったので、久しぶりのライトで少し緊張したのですが、コンビもあってよかったと思います。

――第3セット追いつかれる場面もありましたが、そこを振り返っていかがでしたか

自分たちの詰めの甘さというのは3セット目に出てしまったと思うので、やはり勝ちきれる相手だし、そこは、しっかり自分たちがリードして勝てる試合だったと思います。

――今週末から行われる東日本インカレに向けて、改めて意気込みをお願いします

自分たちは東日本インカレでセンターコートを目指しているので、そのセンターコートに向けてしっかり『つながり』を意識して全員で頑張っていきたいと思います。

藤田香澄(国教2=茨城・茗溪学園)

――きょうの試合を振り返っていかがでしたか

今回初めての公式戦ですごく緊張したのですが、とても楽しめました。

――ピンチサーバーで入られていましたが、その時の意気込みを聞かせてください

みんながいるから大丈夫だと思って臨みました。

――大学からバレーボールを始めたそうですが、ここまでを振り返っていかがですか

知らないことばかりで、最初は新しい環境にすごく戸惑ったのですが、バレーはチームスポーツなので、みんなで支え合っていて、いまはすごく楽しいです。

――東日本インカレでの目標を聞かせてください

センターコートに立つことなので、それに向けてみんなで一丸となって、『つながり』を持って、しっかりやっていきたいと思います。

芹澤友希(スポ1=茨城・土浦日大)

――きょうの試合を振り返っていかがでしたか

途中から出たんですけどその時にチームの雰囲気とかもしっかり作ってくれていて、とてもやりやすく楽しくできました。

――どのようなことを心掛けてプレーされましたか

普段の練習の積み重ねを出すことを意識してやりました。

――第3セットが序盤競ったりしましたが、新たに課題が見つかったりしましたか

最初の出だしが競ってしまったのは勢いが足りなかったのと、ミスが起きてしまったからだど思うのでそこが課題です。

――東日本インカレに向けての意気込みをお願いします

全員でセンターコートに立つという目標があるので、その目標に向けてがんばります。