メニュー

ア式蹴球部

2014.06.16

第88回関東大学リーグ戦 6月15日 東京・味の素フィールド西が丘

王者・専大に及ばず、3位で前期を折り返す

 関東大学リーグ戦(リーグ戦)もいよいよ前期最終節を迎えた。今節は勝利すれば首位浮上の可能性もある重要な一戦だが、対する相手はリーグ戦3連覇を成し遂げている絶対的王者・専大。前半は互いに無得点で終えるが、後半開始早々の50分にPKを献上し1点を追う展開に。これ以上の失点は避けたいところだったが67分、右サイドからのクロスに合わせられ2点目を奪われてしまう。さらに79分にはクリアミスから得点を許してしまい0―3で完敗。専大の牙城を崩すことはできなかった。

 前半は互角の戦いを繰り広げる。専大は狭いスペースで細かいパスをつなぎながら堂々と中央からの突破を試みてくる。一方のワセダは中盤でボールを奪いカウンターを狙っていく。17分、MF近藤洋史主将(スポ4=名古屋グランパスU-18)のスルーパスに抜け出したMF堀田稜(商3=浦和レッズユース)がシュートを放つもここはGKに弾かれてしまう。41分には、今季リーグ戦で初めてボランチに入ったMF奥山政幸選手(スポ3=名古屋グランパスユースU―18)のDFの間を縫う縦パスをMF近藤貴司(教4=三菱養和SCユース)が受けDF新井純平(スポ2=浦和レッズユース)につなぐ。その新井からのクロスを好位置に構えたFW上形洋介(スポ4=東京・早実)がヘディングで合わせるが惜しくもGK正面。ゴールネットを揺らせないながらも勝利への可能性を十分に残し前半を0―0で折り返す。

ボランチ起用に応えた奥山

 だが後半は一転、主導権を完全に掌握され苦しい時間となった。50分、先制を許したくないワセダだったが堀田が「ボールに注意しすぎて冷静な判断ができなかった」とPKを与えてしまう。これを冷静に決められてしまい0―1。67分にはマイボールのスローインを奪われると右サイドを突破され2点目を許してしまう。ここでワセダは今季リーグ戦初出場となるMF田中太郎(商3=静岡・藤枝東)、ケガからの復帰を果たしたDF八角大智(社3=千葉・流通経大柏)を投入し左サイドの活性化を図る。だが現実はそう甘くはなかった。79分、GK松澤香輝副将(スポ4=千葉・流通経大柏)がクリアしたボールは相手選手の目の前に。イージーミスからがら空きになったゴールに試合を決める3点目を叩き込まれてしまった。試合はそのまま0―3で終了。ピッチには茫然(ぼうぜん)と立ち尽くすエンジイレブンの姿があった。

試合後厳しい表情を見せるイレブン

 「スコアに実力差が出た」(近藤洋)、「サッカーの本質的なところで専大に全部負けていた」(DF西山航平、スポ3=浦和レッズユース)。試合後に選手たちは力不足だったと口をそろえ、身をもってその差を実感した。リーグ戦前期を終え1位の専大との勝ち点差は5。まだまだ諦める数字ではないがこのままでは優勝という目標にはまたしても届かないだろう。勝つためには何が足りないのか。選手一人一人の成長、そしてチームとしての進化が問われている。まずは3日後から始まる天皇杯東京都予選でワセダらしさを発揮できるか。下を向いている暇はない。

(記事 伊藤なつ実、写真 芦川葉子、辛嶋寛文)

スターティングメンバ―

関東大学リーグ戦第11節
早大 0-0
0-3
専大
【得点者】(専)50仲川、67私市、79前澤 
早大メンバー
ポジション 背番号 名前 学部学年 前所属
GK 松澤香輝 スポ4 千葉・流通経大柏
DF 22 新井純平 スポ2 浦和レッズユース
DF 金澤拓真 スポ3 横浜F・マリノスユース
DF 田中進之介 スポ4 湘南ベルマーレユース
DF 13 西山航平 スポ3 浦和レッズユース
DF →73分 八角大智 社3 千葉・流通経大柏
DF 奥山政幸 スポ3 名古屋グランパスU-18
MF ◎6 近藤洋史 スポ4 名古屋グランパスU-18
MF 近藤貴司 教4 三菱養和SCユース
MF 14 堀田稜 商3 浦和レッズユース
MF →70分 田中太郎 商3 静岡・藤枝東
FW 宮本拓弥 スポ3 千葉・流通経大柏
FW 15 上形洋介 スポ4 東京・早実
◎はゲームキャプテン
監督は古賀聡(平4教卒=東京・早実)
関東大学リーグ戦1部リーグ順位表
順位 校名 勝点 試合数 得点 失点 得失差
専大 26 11 30 10 20
順大 24 11 18 10
早大 21 11 15
慶大 21 11 13
明大 18 11 16 11
国士舘大 18 11 16 14
駒大 16 11 16 22 -6
流通経大 11 11 11 17 -6
桐蔭横浜大 10 11 14 25 -11
10 東京国際大 11 10 16 -6
11 中大 11 12 17 -5
12 筑波大 11 20 -13
※第9節終了時点
※下位2校は関東大学リーグ戦2部リーグに自動降格
コメント

MF近藤洋史主将(スポ4=名古屋グランパスU-18)

――関東大学リーグ戦(リーグ戦)優勝に向け負けられない相手でもある専大との対戦でしたが、振り返って

スコアに実力差が出たと思います。前半0-0で終わってチャンスはあると思ってましたけど、後半3点を奪われて差を感じました。

――アミノバイタルカップを終えて一週間ほどありましたがそこでのトレーニングの内容は

もうリーグ戦に集中してましたし、この一戦に向けてモチベーションも高まってきたんですけど、結果的にこういうかたちになってしまって残念です。いつもいつも専大とやるとこういう結果になってしまって、弱さを痛感しています。

――弱さというのは具体的にはどういった部分でしょうか

自分としては0-1となった時にその状況を跳ね返せずに0-2、0-3となってしまった精神的な弱さ、そして実力的な弱さというのを感じました。こっから跳ね返してなんぼって思ってたんですけど、結局跳ね返せず失点してしまったのは全然駄目だったと思います。

――DF奥山政幸(スポ3=名古屋グランパスU-18)選手とボランチを組みましたが手応えはいかがでしたか

もちろんやりやすいのは分かってましたし、それは彼は素晴らしい選手なので一緒にやればやりやすいとは思ってました。きょうも実際に隣にいればやりやすかったです。ただそう言ってしまえばそれは彼の実力に頼ってるだけですし、誰と組んでも自分が最高のプレーをできないといけないです。

――前半は比較的チャンスはつくれていた印象ですが、攻撃の手応えは

質が伴ってないと思ってます。(ボールを)奪うってことはできてたと思うんですけど、そこからのゴールに向かう質と点を決める質、チームとしてゴールに向かう力を出せなかったと思います。シュートも打ててませんでしたし、相手の攻撃との質の差を感じました。

――近藤洋選手自身もシュートが決まらず頭を抱えるシーンがありました

後半右足で打ったやつとかは河津(DF河津良一)にブロックされたと思うんですけど、それは決めたかったです。ただしっかりシュートコースに入ってたので、相手の方が一枚上手でした。

――ミスから3失点してしまいましたが、やはり専大相手にミスは厳しいという印象を受けました

致命傷ですね。一つのミスが致命傷になります。2点目の場面でもスローインを奪われて相手に前向いて速さ出されてしまい、専大相手にああいう隙を与えてしまえば彼らはゴールを奪ってきますし、逆にこっちがボールを奪った時にそういう攻撃ができなかったのは差があるな、と感じました。

――攻撃面でリーグ戦を通じて、「個の力が不足している」と常に話してましたがきょうもその部分で差は感じましたか

はい。やっぱり一対一の場面で差は感じましたし、対人の場面で自分たちのところでしっかりと押さえてくると。北爪選手(健吾)や仲川選手(輝人)からそういった強さは感じましたし、相手にはそういう個の力がそろってると感じました。

――前期のリーグ戦が終了しましたが、チームとしての課題は

優勝を目指している中で全く実力が足りてないと思います。正直全然駄目だと思いますし、これじゃ優勝できないと感じます。個人個人がもっと大きく成長しないと、全然届かない目標だと痛感してます。

――近藤洋選手自身0ゴールに終わりましたが、シーズン前に思い描いていた自分と比べていかがでしょうか

なかなか前に出ていけなくて自分自身シュートを打つ場面が試合の中で少なく、ボランチが得点できないというのはチームにとってマイナスだと思いますし、ドリブルで持って行ってシュートで決め切るという力が足らないと思います。もっとそういうプレーができる選手にならないといけないです。

――前期を振り返ると得点力不足が随所に感じられましたがその点に関しては

練習しないと得点は入らないですし、正直連取量が全然足りてないと思います。きょねんの自分の経験からも、練習して練習してやっと試合の中で出せていくと思いますし、いまの状況から見ても練習でやらないとイメージもできないですし試合でも発揮できないと思います。

――3日後には天皇杯東京都予選が始まります、そこへの意気込みをお願いします

切り替えてやるしかないですし、自分たちが成長するチャンスを逃していては上にいくこともできないです。こういったかたちで、多くの方に支えられながらも結果が出てないという現状があるので、本当に一試合一試合を果敢にチャレンジして成長していきたいです。

GK松澤香輝副将(スポ4=千葉・流通経大柏)

――試合を終えたいまのお気持ちをお聞かせください

チームを救えなかった、ただその一言に尽きるのではないかと思うし、自分の責任だと思います。

――今戦は首位争いの中で大切な戦いだと思いますが、どのような意気込みで臨みましたか

専大に勝って首位に立つという気持ちで臨みましたし、相手のサッカーとか自分たちのサッカ―がどうこうというよりはただ、専大に勝つということだけを考えて試合に入りました。

――ミスからの失点が多かったと思うのですが、失点についてはいかがですか

3失点目はただの自分のクリアミスだったので、普通にクリアしていたら何もなかった失点でしたし、それ以外の失点については、いまは何も考えられないです。

――3失点目のクリアミスは何かしようとしたうえでのミスだったのですか

クリアを中に残したいと思ったので、外に流すというよりは中にボールを残すようなかたちでクリアしたのですが、それが結果的にしっかりと当らずに相手のところにボールがいってしまったので、外に出そうとしない判断は良かったかもしれないですが、そこをクリアしきれなかったので、イージーなミスだなと思います。

――ここ数試合と比べて、今試合のご自身のプレーの評価はいかがですか

他の試合に比べたら、明らかにプレー自体は良くなかったとは思わないですが、3失点目の失点があったので、トータルで見てもあまり良くなかったと思ってしまいますし、悔しくて何も整理ができないですが、きょうの試合は100点満点で言ったら0じゃないですかね。

――ライバルと言っていた専大の福島春樹選手との対戦となりましたが、特に意識しましたか

彼には何度も苦しめられて、昨年もベストイレブンを取られ、あいつだけには負けたくないという気持ちで臨んだのですが、相手は0失点、こっちは3失点したと考えたら、GKとしても完敗だったのかなと思います。

――いまの専大の印象、それからワセダとの差は何ですか

専大は昨年、一昨年と比べても守備がものすごく堅くなっているというか、ゴール前での粘り強さがついてきていると思いますし、攻撃力だけでなく守備の力もあると感じています。逆に、最後決め切る力、決定力の差というのが、専大とワセダの差だと思います。

――最後に次の天皇杯予選に向けての意気込みをお願いします

ぼくのきょうのプレーで、みんなの信用を失ったので、次で全部取り返すくらいの気持ちで、やらないといけないと思いますし、アミノ杯(アミノバイタルカップ)ときょうのリーグ戦(関東大学リーグ戦)といい多くの人の期待を裏切った結果になってしまったので、そこで少しでも取り返すことができるようにやっていきたいと思います。

FW上形洋介(スポ4=東京・早実)

――1位の専大との首位攻防戦でしたが、どのような気持ちで臨まれましたか

勝てれば首位という状況で、今までも専大に全然勝てていなかったので、一人一人のモチベーションはすごく高かったです。

――きょうの試合を振り返って

前半はある程度自分たちのかたちでサッカーをすることができたのですが、その中で得点することができなくて、後半も入りは自分たちのサッカーをすることができましたが、専大の個の力にワンチャンスで決められてしまって、そこから少しリズムに乗り切れなかったのかなと思います。

――試合を通してシュートまで持ち込める機会があまりなかったと思われますが、その点については

ある程度チャンスができた中でも、相手にブロックを固められてシュートまで打ち切れない部分があったので、前からの課題ではありますが、ゴール前、バイタルエリアでの精度をもっと高めていかないと得点に結びつかないと思うので、もう一度そこを見つめ直していく必要があるのかなと感じています。

――右サイドからのクロスが何度も来ていました

DF新井純平(スポ2=浦和レッズユース)とトレーニングの中から、お互い意識してクロスから合わせる練習をしていましたが、前半、純平から良いクロスが来たにも関わらず、自分が決め切れずに、得点を逃してしまいました。トレーニングの中からお互いの良いところを引き出しあって取り組んでいくしかないと思います。

――今後、天皇杯東京都予選や早慶サッカー定期戦がありますが、意気込みをお願いします

天皇杯予選が3日後にはあるので、ここ数年本大会に出ることすら果たせていないので、いま勝てていない状況が続いていますが、もうすぐ試合なので切り替えて、次に来る目の前の試合に全力で戦うだけです。

MF近藤貴司(教4=三菱養和SCユース)

――0-3の敗北で首位奪還は叶いませんでした。試合を終えて

内容を見たらそこまで悪くはなかったと思うんですけど、結局やっぱり勝てないのが実力だと思いますし、自分もチャンスがあった中でゴールを奪えないのが実力なので。練習の中でも自分たちの中で満足してしまった部分がきょう出てしまったのかなという風に思います。

――総理大臣杯の出場権を逃したアミノバイタルカップから短い期間の中で今節の専大戦に向けて修正してきた点はありますか

修正してきたというよりは、自分たちがやるべきことを再確認してもう一度それに強みを磨くということで、きょうの試合も前からプレッシャーを掛けて、自分たちのサッカーをやることに集中して挑もうとしていました。

――前半はボールをキープされる時間も多かった中で、前からのプレッシャーは掛かっていました

前線の2枚やボランチの2枚がハードワークしてくれて、ボールを取って自分や純平(DF新井純平、スポ2=浦和レッズユース)のところでチャンスをつくっていた中でゴールを奪えなかったので、自分のせいかなと思います。

――チャンスがあった中でゴールは奪えませんでしたが、相手にも決定機をつくらせなかった中で、0-0で前半を折り返したことについて

1点取れれば良かったんですけど、後半勝負というところで、もう一度前半のような内容よりさらに強みを出してやっていかなければ専大には勝てないということを再認識して臨んだんですけど、結局PKであったり自分たちのミスで失点してしまったので、一瞬の隙を突かれてしまったかなと思います。

――後半もボールを回される時間が続きました

専大はチャンスを決めて自分たちはチャンスを決め切れなかった差だと思いますし、仲川(輝人)や前澤(甲気)という選手が向こうにはいて、自分たちには決定的な仕事をできる選手がいなかった差かなと思います。

――ご自身のプレーに関して、後半個で打開していく場面なども見られました

チャンスや良い場面をつくれたというだけじゃ自分自身評価はされないですし、自分はゴールやアシストをして初めてチームに貢献できると感じているので、そういう意味ではまだまだ自分の実力はないなと感じました。

――相手の左SBとのマッチアップについて

やっていて楽しかったですし、小口大貴選手は1個下ですけど、全日本大学選抜にも選ばれていて実力のある選手なので、自分自身モチベーションも高かったです。その中で仕事をはさせませんでしたし、純平とのコンビネーションで何度か崩していったので、そういった意味では良かったのかなと思います。

――試合を終えてみて、課題は何でしょうか

やっぱりいままで通りの普通のトレーニングや、自分たちの概念で練習していては、結局専大相手になったときに勝てないですし、その中でも自分がもっと決定的な仕事をできれば勝てると思うので、自分がもっとうまくならなきゃなと思います。

――無得点となった今節ですが、決定力不足が改善されていない現状でしょうか

チャンスが決定的なシーンにつながっていないのは最後の精度が低いからこそだと思うので、もっと練習の中で集中してやっていくしかないのかなと思います。

――昨季後期の専大戦の際に「実力差はそこまで感じない」と仰っていました。今節でもそのように思われましたか

自分自身専大とやっていても別に差はないという風にずっと思っていて、ただ結局決める選手がいて、決められないのが自分たちなので、その差が本当に大きいのかなと思います。

――今節で関東大学リーグ戦前期を終えました。目標としていた首位で折り返すことはできませんでしたが、振り返って

チームとしては前期を1位で折り返すという目標を達成できなかったですし、自分自身ゴールやアシスト数は全然少ないので、改めてまだまだ自分たちは甘いなという風に感じました。

――数日後には天王杯東京都予選が始まります。意気込みをお願いします

自分たちは天王杯でJから一勝というのを目標に掲げていますし、予選を突破するのは簡単じゃないですけど一試合一試合全力で戦って、Jと戦ってどのくらいの実力なのか肌で感じたいと思っています。その権利を自分自身の手でつかみ取れるように頑張っていきたいと思います。

田中進之介(スポ4=湘南ベルマーレユース)

――専大戦に向けて意識したことや、対策したこと

まず、例年専大相手に勝てず、それが勝ち点3を積み上げられずに優勝を逃していた最大の理由だと思っていたので、きょうの試合は絶対に勝って首位になろうとチーム一丸となって取り組みました。その中でDFとして意識したことは、相手の10番(仲川輝人)だったり7番(北出雄星)、11番(前澤甲気)の選手に前を向かせてプレーしないということでした。そういった点では前半から早いアプローチをかけて、相手のやりたいことを少しずつ抑えられた思います。

――前半は攻めの姿勢でチャンスを多くつくれていましたが

チーム全員が前からボールを奪いに行こうとした結果、相手は攻撃できていなかったと思います。DFも良い守備ができていて、そこから前に攻撃することができていたと思います。

――一方、後半ではミスや走り出しの遅れが目立ちましたが

相手がワセダのアプローチスピードに慣れてきたことであったり、自分達の運動量が下がった時に相手のパスの精度に対応しきれなかったことに加え、自分達がミスして首を絞めていたと思います。

――2失点目の守備について

自分が1対1で負けたことが失点への最大のミスだったと思います。自分があそこで止めていたらなんてこともなかったと思います。自分自身そこには責任を感じていますし、あそこで止めなければ自分の存在意義は無いのかなと思っています。

――関東大学リーグ戦前期の集大成として、きょうの試合を一言で表すと

実力不足というのが正直なところです。

――天皇杯東京都予選に向けて一言

ワセダは残されたタイトルをひたすら真面目に取り組むことだけだと思うので、それに向けた日々努力をしていきたいです。

DF奥山政幸(スポ3=名古屋グランパスUー18)

――前期最終節で専大が相手でしたが振り返ってみていかがですか

専大に自分たちの代が勝ったことは一度もありません。そういった相手を倒して歴史を変えるチャンスだと思って臨んでいました。こういった強い相手に当たり前に勝てるようになろうと思っていました。しかし、その意気込みはあったのにも関わらず結果は伴いませんでした。前半高い位置でボール奪取に成功したのにも関わらず、点に結び付けられなかったところがいまの自分たちと専大との差だと思います。

――今回はボランチとしての出場でしたがいかがでしたか

全日本大学選抜でもボランチで使っていただいていて、自分としても不安はありませんでした。自分の持ち味を出せば問題はないなと感じていました。

――ボランチ起用ということでしたが監督の指示はありましたか

特に言われてはいません。ただ、CBとしての経験が長い中で自分が守備の中心というか、どこでボールを取るかといったところのスイッチになることで、後ろの選手が守りやすい環境、状況をうまくつくり出す。そういったところでFWにも自分から声を掛けて、自分自身で奪えば普段よりも一列上がっている分チャンスをつくれるので高い位置でのボール奪取が自分には求められていたと思います。

――その言葉通り、ボール奪取からの展開というシーンは数多くつくり出せたように感じますが自身のプレーを振り返っていかがでしたか

まあ高い位置で奪えたシーンは何度かありましたがそこからつなげてチャンスを作り出せるシーンはまだまだ作れませんでした。そして、自分が持ち上がってのシュートというシーンもありませんでした。単純にもっともっと前にかかる力をつけていかなければいけないと思います。自分にはボールを奪ってからゴールにつなげることが求められているので、ボールを奪って満足せずに、点につなげる力を養っていかなければならないと感じました。

――前半は専大と互角にできた印象でしたが後半はボールを支配されました

ハーフタイムの中で前半は相手は回しているだけ、後半は必ずギアを上げてくるという話をしていました。ただ、実際相手がギアを上げてきたときに自分たちのファーストディフェンスが明確にならずに、ちょっとずつのズレをつくってしまいました。そういったところで最後ゴールを決められるシーンをつくってしまったと感じています。一瞬の隙を積み重ねると失点につながるということを痛感しました。

――合計3失点ということでしたがチームの課題はどのようなところだと感じますか

自分たちは前に出る分、後ろへのリスクはあると思います。ただ、リスクを冒してもいかにDFラインを高く保てるかが前から奪う守備をする上では重要です。きょうの試合は割とできていたと思うのですがやはり専大のように(選手の)間で受けてくる意識の強いチームが相手だともっとファーストディフェンスを明確にすべきですし、守備面での個の力も高めていかなければいけないと思います。

――前期を折り返して3位という結果についてはいかがですか

誰一人満足していないと思います。非常に悔しいです。総理大臣杯にも行けず関東リーグ戦でも3位。しょせん自分たちの力はそんなもんです。もっと現実を自分たちに突き付けてもっと成長して後期は専大を倒したいと思いますし倒さなければいけないと思います。

――最後にこれから始まる天皇杯東京都予選に向けた意気込みをお願いします

そうですね自分たちは総理大臣杯にいけないので、夏に何があるかといったら天皇杯です。きょねんは(味の素フィールド)西が丘で非常に悔しい思いをしています。ことしのチーム目標としてJリーグチームに一勝というのを掲げさせてもらっているのでそれを目指したいです。初戦が重要になってくるので相手とか関係なく自分たちのサッカーを貫いて、あと2日間しかありませんがレベルアップしていきたいと思います。

DF金澤拓真(スポ3=横浜F・マリノスユース)

――いまの心境をお聞かせください

ことしもそうですし、ある意味ではずっと自分たちがトレーニングを積む上での基準として専大の名前は出ていました。専大の試合に勝つことを自分たちのモチベーションにしていた中で、このような結果に終わったことはショックというか、いままでの自分たちの取り組みが突きつけられたかたちになりました。本当に甘かったと痛感させられました。

――少し試合を振り返ることはできるでしょうか

押し込まれる中で粘り強く守れていた面もありましたが、ディフェンスする位置も低かったですし奪う位置も低かったので、なかなかゴール前での決定機が少なかったです。ゴールへ向かうエネルギーが少なかったのかなと思います。後半、相手がテンポを上げてきて、失点シーンも相手に速さを出された中での対応でした。自分たちの基準を超えたスピードで攻められたことで失点してしまったと思うので、自分たちの基準の低さや取り組み方が全てだったのかなと思っています。

――きょうの試合ではディフェンス面でのハードワークが目立った一方で、それを攻撃につなぎ切れていないように見えましたが

相手の攻撃に対して能動的にボールを奪いに行くことを今週の練習でずっとテーマに掲げており、ハードワークの面では前線の選手がボールにプレッシャーをかけてくれたおかげで、ボールを前向きに奪うことや中盤で奪い貴司くん(MF近藤貴司、教4=三菱養和SCユース)や純平(DF新井純平、スポ2=浦和レッズユース)のところで先手を取れた部分もありました。ですがやはりクロスに対する入りのエネルギーだったり、ひとつのボールに対してのゴールを取る意識がいつも以上に弱いと見ていて感じました。守備にエネルギーを使っていたからかもしれませんが、ベクトルの強さで言ったら弱いなと思いました。

――アミノバイタルカップが終わってから、きょうの試合に向けてどのような取り組みをしていたのでしょうか

自分たちの守備の基準を上げる意味でも、ファーストプレッシャーの距離やそれに対する10人のポジショニングや距離感については、アミノが終わってからずっと一つのテーマとして取り組んでいました。そこが見れた部分もありましたが、結局ゴールにつなげて初めて成果として言えるので、そこができていないということでまだまだ自分たちに大きな課題があると思います。

――失点から一気に流れを持っていかれたように思えますが、チーム内はどのような雰囲気だったのでしょうか

1失点目を喫した後、そこで気持ちが折れるというよりは盛り返そうという雰囲気はありましたし、その後もゴールへ迫ったり押し込む場面もあったりしたんですが、そこで点を奪いきれないことが全てだと思います。攻め込んでいる中で奪われてさらに失点しましたし、自分たちが決めるべきところで決め切れなかった、守るべきところで守れなかったことで、力の差が出たのかなと思います。

――今節で関東大学リーグ戦(リーグ戦)前期は終了となりましたが

チームとしても1位を目指している中で、このような順位になったのは個人個人の取り組みの結果だと思います。自分自身、リーグ戦はきょうの1試合しか出ていないですが、リーグ戦の勝敗に貢献できなかったことがこの結果につながっていると思います。これから出続けて勝利に貢献するために、自分がどう変わらなくてはいけないかを整理してあした以降やっていきたいと思います。

――ここ数試合ではスタメン出場もしており、自身のコンディションも上がっているのではないでしょうか

個人というよりも、やはりチームの結果が出ていないことが重くのしかかっています。自分が出た試合で2失点、3失点して負けているので、自分が出てチームにプラスになっているのだろうかと疑問に思うこともあります。自分が出て、逆に良くなるくらいのものがないと、代わって出た意味は無いと思うので、もっともっと勝利に直結できるようなプレーヤーになりたいです。

――来週には天皇杯東京都予選も控えています

下を向いている暇は無いので、自分たちが置かれている状況に向き合わなくてはいけないですし、天皇杯でJリーグのチームに勝つことを1つの目標にしているので、しっかり目の前の試合に切り替えてやっていきたいと思います。

MF田中太郎(商3=静岡・藤枝東)

――ケガをしていたことにより、関東大学リーグ戦(リーグ戦)初出場となった試合で、どういう意気込みで臨まれましたか

ケガをしていた間、チームに申し訳ないというか自分に不甲斐ないという気持ちが多かったので、また時間もあった分その分色々考えることもあって、そのエネルギーというのをきょうここできっちり出すつもりだったんですけど、結果に結び付かなくて残念です。

――途中出場ということでどのようなことを言われ、またどのような気持ちで試合に臨まれましたか

左で入ったのでカットインからのシュートを狙っていけという話で入って、やはり自分の強みというのは縦のドリブルとかそういう部分だと思うのでゴールに向かったプレーをしようと心掛けて入りました。

――今回の試合で攻撃面の手応えはいかがでしたか

自分が入ったときにはもう失点していて厳しい展開になっていたんで、いつも通りという訳にはいかなかったんですけど、前へボールを運ぶ分質も伴わないとやはり結果には結び付かないなっていうのを感じました。

――無得点という結果を受けてどのように考えますか

やっぱり負けてる状況で点は取らなければいけなかったし、取らなくてもアシストだったり得点に結びつけるプレイというものをしないと勝てないわけで、そういったところはもっともっと練習していかなければいけないと思います。

――今回前期のリーグ戦の最終戦ということでしたがどのような気持ちで臨まれましたか

自分たちが一番にならないと意味がないということでいつもやっているし、いろいろな人にも言われているのできょう専大と当たっていてチャンスだったんですけど、それを逃して残念です。

――最後に、今後の試合への課題や意気込みを教えてください

やっぱり1プレイヤーとして途中から出るというのは悔しいですし、最初から出たいという気持ちも大きいのでやっぱりスタートで出て、チームに直接的に貢献できるようこれから頑張っていきたいです。

DF西山航平(スポ3=浦和レッズユース)

――この結果についていまのお気持ちを教えてください

これが自分たちの実力だなというのは改めて認識できました。僕たちはいま3位ですけど、1位とはまだまだ差があって自分たちの本当の立ち位置を突き付けられた試合でした。

――具体的にどのような点に差を感じましたか

試合を勝ち切ることや点を取り切ること、点を守り切ること、そういったサッカーの本質的なところで専大に全部負けていたのではないかと思います。そこは自分たちが目指しているところなので負けていては関東リーグ(関東大学リーグ戦)優勝なんて言っていられないですし、トレーニングなどに気持ちを切り替えて優勝だけを目指してやっていきたいです。

――アミノバイタルカップ2014(アミノバイタル)での敗戦からチーム内で変化したことはありますか

アミノバイタル、総理大臣杯の優勝を目標に掲げていた中で、2つのタイトルを自分たちの手で逃してしまったという責任があって。本当にきょう勝てば前期の関東リーグ首位というのを狙えたと思いますし、それに気持ちを切り替えて自分たちが甘かった部分を排除してやってきたつもりだったんですけど、それがまだまだ甘かったんだと思います。

――専大の攻撃にはどのように対応していこうと思っていましたか

きょねんもおととしもずっと専大に勝っていなくて、きょうのミーティングでもあったんですけど、どう攻略するかではなくて相手は関係なく自分たちのサッカーをすれば勝てるというふうに臨みました。自分たちの個々の強みや個人個人の特徴を100%全力で出し切っていけば勝てたと思うんですけど、自分の強みを出し切るという部分で自分たちは出せなくて、専大は出す時に出せたというところが差なんだなと強く感じました。

――前半は無失点でしたが後半に3失点してしまった原因はどこにあると思いますか

あのようなサッカーをやっていては前半は守れたかもしれないですけどただ何となく守れただけであって、後半にチャンスをあれだけつくられていては決定機は出てくるもので。前半は無失点で後半は駄目だったというよりは、試合を通して自分たちがアグレッシブに守備ができなかったのが敗戦の原因だと思います。

――きょうはボランチにMF奥山政幸選手(スポ3=名古屋グランパスユースU―18)が入りましたが連携の面はいかがでしたか

ポジションは関係なく自分たちの個々の特徴を出し合ってそれを感じ取って、1人の特徴に対して周りが呼応しあってやっていくというサッカーなので、別に誰がどのポジションに入ってもそれほど連携とかは関係なかったです。政幸も高い技術をプレーで示してくれてやりやすかったです。

――後半途中で交代されましたが自分自身のプレーについてはどう評価されていますか

途中交代したことはやはり屈辱的ですし、1試合通して出たかったという思いはありますし、自分の強みや守備の特徴の部分でもっと大胆に挑戦していかないといけないと思います。自分は関東リーグに出ていつも物足りなさを感じて終わってしまっているので、自分の強みを出し切ったという試合が少なくて。それには自分に対しての甘さであったり、きょうももっとできたんじゃないかとかいう後悔が残ってしまっています。自分のプレーにはまだまだ不甲斐ない思いもありますし、もっとやっていかないといけないという気持ちを持って、切り替えて腹をくくってやっていかないと駄目だと思います。

――きょうはイエローカードをもらいましたが、そのプレーについてはいかがですか

自分の特徴であるアグレッシブに守備に行くという面で、たまたまイエローが出てしまいましたけど、あれぐらいもっとやっていいなと考えていましたし、もっと球際に行く姿勢とかを1試合通して最初から最後まで出し切れなかったことを後悔しています。イエローについては特に何も感じていないです。

――関東リーグの前期を終えましたが、具体的な課題は見つかりましたか

僕は3試合前から出させていただいているんですけど、悔しい思いをずっとしていた中で試合に出て、結果としてまだまだチームを勝利に導けていないというのが自分の課題です。きょねんの後期も出させていただいたんですけど、自分の力で勝利に導けていないという歯がゆさがあって、ことしは自分の力で勝利に導くというのを掲げて臨んでいる中で、やっぱりきょうみたいに専大に負けてしまって本当に同じことの繰り返しばかりしていると思います。なので後期は自分がチームを勝たせたり、もっと自分の強みである守備のアグレッシブさを出したり、課題である攻撃参加であったりもっと高めて関東リーグ優勝のためにやっていきたいと思います。

――天皇杯東京都予選が始まりますが目標と意気込みをお願いします

天皇杯での目標はJリーグのチームから1勝というのを掲げていています。今週の水曜日から天皇杯予選が始まって、またここで自分たちの強みや個々の強みを出す良いターニングポイントになるようにタイトルを取りに一試合一試合勝利を目指してやっていきたいです。

DF八角大智(社3=千葉・流通経大柏)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

勝たなきゃいけない試合だったので、負けたことにたいしてチームとしても自分としても責任は感じています。

――きょうはベンチスタートでしたが、ベンチから見ていてどのように感じましたか

前半は相手の良さを消そうとすることができていてある程度守ることができていたんですけど、やっぱり後半相手の決定力の差、自分たちにはない差というものを感じました。

――負けているところからの途中出場ということで、どのような気持ちでピッチに立たれましたか

やっぱ自分が出るからには流れを変えて得点につながる動きをしなくてはならないというメッセージがあったと思うので、それに応えられるように自分な りにやりましたが全然だめでした。

――きょうで関東大学リーグ戦前期が終わりましたが、後期に向けてどのような準備をしていきたいですか

前期はケガできょうが初めてのベンチ入りだったんですけど、(後期は)ケガもしないでチームが勝つために自分自身の力で勝負を決められるような選手になるため、しっかり鍛えてスタメンで勝利に導くプレーをしていきたいです。

MF堀田稜(商3=浦和レッズユース)

――本日は勝てば1位を狙える試合でしたが、どのようなお気持ちで試合に臨まれましたか

相手は首位ですが、相手の色を出させず自分たちの色を出すために、前線からプレスをかけてボールを奪ってゴールに向かおうということを全員で共有して臨みました。

――専大の印象は

一人一人の足元がうまいですし、ただうまいだけでなくゴールに迫る勢いも持っていました。その点で、関東大学サッカーリーグ戦(リーグ戦)首位のレベルだということを感じました。しかし、その中でも自分たちがうまくプレッシャーをかけられたシーンもあったため、自分たちの色を出せる相手だと思いました。

――前半は互角の戦いでしたが、ワセダらしさを発揮できた場所は

前線の選手や、僕たちサイドの選手が前へプレッシャーに行けて、後ろの選手が自分たちのプレッシャーに呼応して出どころを狙ってくれました。

――後半、相手にPKを与えたときを振り返って

相手が自分の裏に出たときは、プレスバックしてDFと挟み込もうという意識はありましたが、ボールに注意しすぎて冷静な判断ができませんでした。あそこで足を出す必要はありませんでしたね。あのようなシーンでこそ冷静さが必要だと感じました。

――PKを与えてしまった後はどのようなことを意識されてプレーしていましたか

とにかく自分が失点を取り戻そうという気持ちで、自分が仕掛けてゴールへという気持ちでした。しかし、それがなかなかチャンスやゴールにつながらなかったので、そこもまた自分の力不足に感じます。

――この試合で見えた専大との差は

決定力もそうですし、焦れずに自分たちのやるべきことを90分間通してやれたかというとそうでもなかったことも挙げられます。さらに、ゴールへ向かう迫力や、ある程度の高さまで運べてもシュートやゴールにつなげられないというのが現状です。ボールは奪えても、その後こそが課題だと感じます。

――これからご自身のプレーで改善していきたい点は

守備の能力ももちろん課題ですが、一方でボールを奪ったときに自分のドリブルやスピードでゴールに直結できる働きがまだできていないので、そのような部分が必要になってくると思います。

――本日はリーグ戦前期最終節でしたが、いままでの試合を振り返って

自分自身、チームの力になれているかと言ったらそうでもないですし、チームの勝利や重要な部分で仕事ができていないと思っているので、勝負強さというか、メンタル面から鍛え直して次につなげていきたいと思います。

――天皇杯東京都予選へ向けての意気込みをお願いします

自分の力不足というか、できゴールに直結するような働きができていなかったと思います。そのため、まずは姿勢からゴールへ向かって、チームを勝利に導けるような働きができるように強い気持ちを持ってやっていきたいと思います。

FW宮本拓弥(スポ3=千葉・流通経大柏)

――きょうの試合を振り返ってみていかがでしたか

前半は自分たちのやりたいことができ、0―0で折り返せたので良かったです。しかし、後半は相手の攻撃の良さが出て、自分たちは良い守備があまりできず、率直にやられたな、という感じです。

――首位の専大との試合でしたが何か特別な準備をしてきましたか

自分たちは総理大臣杯に出られなくなってしまい、関東リーグ(関東大学リーグ戦)のタイトル獲得しかないと思っています。専大に勝てば首位に立てるということで、準備をしてきましたが、それを結果につなげられなかったのは自分たちの弱さなのではないかと思います。

――無得点という結果をFWとしてどのように受け止めていますか

このような苦しいときに自分の力で点を決められるようにしたかったのですが、それができないのがいまの自分の実力だと思うので、トレーニングで補っていきたいと思います。

――前半は守備での貢献度が高かったように感じましたが、いかがでしょうか

相手は中盤でつなぐのがうまく、仲川選手(仲川輝人)や北出選手(北出雄星)のように前を向いたら効果的なパスを供給できる選手がたくさんいるので、下がって星野選手(星野有亮)や北出選手のところを潰すことを意識してプレーしていました。それがはまったので続けていけるようにがんばっていきたいと思います。

――後半ではパスへの反応が遅れるなど連携の面でミスが目立ちましたが、いかがでしょうか

ミスは自分たちが焦って起こっているものなので、いかに冷静に味方につなげられるかということが大事だと思います。技術的な問題もありますが、メンタルの弱さが要因だと思います。気持ちが備わってないと自分の実力というものは出せないと思うので、日ごろの積み重ねが大事だと思います。

――強引にシュートを打つシーンも見受けられましたが、それには焦りといった心理的な影響がありましたか

無得点では終われないと思い、強引にでも打とうという意識はありました。そのようなシュートが入ればよかったのですが、思ったところに飛ばなかったので、修正していきたいと思います。

――リーグ戦が一段階終わって、天皇杯東京都予選と早慶サッカー定期戦と試合がつづきますが、意気込みをお願いします

天皇杯出場が次の目標になります。対戦するFC東京U-18は高校生なので負けられません。その試合に勝って次につなげたいと思います。

DF新井純平(スポ2=浦和レッズユース)

――勝てば首位浮上の可能性もあった中で、結果的には差を痛感する試合になってしまったと思います。振り返っていかがですか

周りから見ていたら完敗だなというのは自分が振り返って思ったことですけれど、その反面、何回か自分がクロスを上げるシーンというのがあって、そこでもっと質の高い、決定付けることのできるクロスボールを上げていければもっと流れも変わっていたと思いますし結果も変わっていたのではないかなというのを思っていて。そこに関してはまだまだ自分の練習が足りないですし、自分の力不足というのを露呈した試合だったのではないかなというのはあります。

――クロスの質という話がありました。きょうの新井選手のクロスを見ていて少しアバウトなボールというのが多い印象を受けました。その部分はいかがですか

中を見て蹴るシーンというのが少なくて。相手の動きとかも全く分からない状況で。自分自身も狙いが無かったわけではないのですけれど、確かにアバウトというか「ここら辺に落としておけば入ってきてくれるだろう」というようなかたちで。絶対的なクロスというのを上げられなかったというのが反省というか課題でもありますし、きょうの印象なので。そこをもっと中の人を見て、相手の動きを見て、空いたスペースに速いボールを落としていくことができなければチームを勝利に導くことはできないと思いますし。そこがいまの自分の課題でもあると思うのでそこをもっと追及してやっていかないと。練習の中からでもそういったところをやっていかないとうまくもならないと思いますし、チームを勝たせることはまだ自分にはできないのではないかなと思います。

――前半は好機もあった中で、フィニッシュまでいくシーンというのがあまりなかった印象があります。前半の攻撃は振り返っていかがですか

確かにミドルシュートとかもあまり打てていなくて。シュートの本数自体も少なかったというのがやはり現状だと思いますし。そういったところでシュートを打たないと入らないと思いますし。ミドルでも遠目からでも打っていくことができれば相手も驚いて前に出てくることができないですし。シュートの意識というのはもっと高めていかないといけないと思いますし、シュートの本数というのは自分もやっていて感じたことだったので。自分も別にクロスだけでなくてシュートも打っていっていいと思いますし、もっとゴールを目指してというか。最終的にはやはりゴールを奪わないと意味がないと思うので。相手に脅威を与えるという意味でもシュートの本数というのはこだわってやっていかないといけないのではないかなと思います。

――新井選手自身のプレーでは、右サイドで一旦切り返して左足でクロスという場面も見られました。ああいったプレーをするというのは意識して臨んでいたのですか

相手が食いついてきたので、切り返して。意識はしていなかったのですが縦に切り込んだら食いついてきたので、そこは内側に外して。クロスは左足であまりいい質のものではなかったのですけれどファーサイドに走りこんでくる選手が見えたので、そこで折り返しだったりそのままシュートだったりをイメージして上げたクロスだったのですけれど。その面でもクロスのスピードだとか、まだまだゴールに直結するクロスが上げられなかったかなと思います。

――0―0で折り返しましたが前半を終えて感じたことなどはありましたか

前半やっていた中で決められるシーンというか、自分のクロスから上くん(FW上形洋介、スポ4=東京・早実)のヘディングでGKにキャッチされたシーンなどもありましたし、自分のサイドの印象ではいい感じというかクロスまで行けているシーンが多かったので。あとは最後のフィニッシュというか決めきるところができれば、後半で1点を取ってそこからいい流れがつくれたらというのが、前半が終わっての印象、ハーフタイムの中でのみんなと共有したところでした。

――後半開始前にはDF田中進之介(スポ4=湘南ベルマーレユース)選手と話し込む姿も見られましたがどういったことを確認していたのでしょう

相手の左SBの選手が結構ドリブルで仕掛けてきていて。前半、中にパスを出してワン・ツーするシーンがあったので。相手が仕掛けてきたところでのワン・ツーは自分が間に合わないことも多いので、裏のカバーなどをよろしく。ということや、後半途中から入ってきた足の速いサイドハーフの選手(FW佐藤遵樹)もいつ入ってくるかわからなかったので、あの選手はカットインが得意というのは自分も分かっていて。スピードのあるカットインからのシュートというのは分かっていたので。そういったところで共通認識を持った中でやっていこうというのを話していました。

――サイドでは相手の36番(MF私市一樹)の選手とのマッチアップになりました。突破されてスライディングでかろうじて凌ぐ場面などもありましたがサイドでの守備というのはいかがでしたか

自分が縦に切って、貴司くん(MF近藤貴司、教4=三菱養和SCユース)に中に入ってきてもらうという共通認識があってやっていた中で、確かにスライディングでぎりぎりになって防いだシーンとかも何度かあった中で、ゴールまで持っていかれなかったのは良かったですが、スライディングで防いでコーナーキックにしてしまう場面もあって。コーナーキックにされてしまってはピンチだと思いますしもっと前で取れるシーンというのはあったと思うので。そういったところでは距離感の部分を自分で意識した中で詰めるとか、前を向かせないというところをもっと注意してやっていけば、よりいい守備ができたのではないかなと思います。

――2失点目のシーンは新井選手のパスミスからクロスを上げられて失点するというかたちになってしまいましたが、あのシーンはどう感じていますか

FWの動きが見えていなくて、少し躊躇(ちゅうちょ)してしまって。あまり強いボールを蹴れなかったというか、曖昧なボールを蹴ってしまってカウンターというかたちになってしまったので。結果論ですけれど見えていなくても、何回かパスミスをしていた中でああいったシーンで裏に一度大きく蹴るというのも大事なのではないかなというのを感じましたし、クロスを上げられたシーンに関してはもっともっと身体を投げ出して、少しでも相手にプレッシャーを掛けるぐらいでないと失点してしまうというのは感じたところだったので。あれは自分の責任じゃないかなというのは感じています。本当に。

――後半はボールを回されて、専大にワセダのやりたいサッカーというのをやられてしまったかなという印象が強いのですが後半の印象はいかがですか

切り替えの面なども相手はかなり速かったです。自分たちがやりたいサッカー、自分たちが強みとしているのが堅守速攻の部分なのですけれどそれを相手にやられてしまったというのはまだまだ自分たちの強みが低いというのが現状だと思うので。そこはトレーニングでもっと意識して、全員でこの大学の中でも飛び抜けたぐらいでないと、タイトルや日本一というのは獲れないと思うので。そういったところをもっともっとやっていかないとまだまだ歯が立たないというか、勝つことはできないのかなと思います。

――厳しい結果となってしまいましたが来週にはまた天皇杯予選が待っています。前期も3位で折り返しということでまだまだ優勝も狙えると思います。まずは来週に向けて意気込みを聞かせてください

きょうの敗戦を受け入れるしかないと思いますし、やはりここで感じたこととか自分の課題というのを練習からやっていかないと意味がないと思うので。3位ということでしたけどまだまだ優勝は狙えると思いますし、天皇杯予選もやはり関東リーグ(関東大学リーグ戦)と何も変わらないと思うので。そこは常に上を目指してやっていきたいと思います。